高校生で出会った西と伊東の、2人の死ぬまでの人生を描いた話。常倉さんはね、「咬みつきたい」でもうベタ惚れしまして作者買いです!「咬みつきたい」めっっっちゃ面白くて、期待度MAXで本作読んだら、全然毛色が違って拍子抜けしたけど面白かったヨ。サクサク話が進むので一気に読めちゃう。前から、BLって若い頃の話ばっかりだけど年取ったらどうなるのかな、そういう話読みたいなと思ってて、そしたら本作に出会えたというね。本作を読んですぐ羅川まりもさんの「ニューヨーク ニューヨーク」を思い出して、2人が死ぬまでの話といったらこれだよなー、終わり方もよく似てるなーと思いました。こういう、死ぬまでの話、もっと読めたらいいな。BLはフィクションだし現実的だとつまらなくなるかもしれんし、若い頃の絵面で読みたいのが正直な気持ちだけど、でも違う切り口の話を読むことでまた他の作品も輝いて見えるような気がします。BLだけじゃなく、芸術って、切り取られてるから輝いてるのかなあ。ダイアモンドみたいに、カットしてこそ輝きを放つのかしら。