繊細なDKくんたちを描いた作者さん新刊の「コントラスト」がやっぱりすごく良かった。フォローしてる方のこの作品のレビューがあがって、そういえばもったいなくて読んでなかったなーと気づきページをめくり引き込まれて一気読みです。綺麗な線の絵でエチエロに頼ることのない良質なBLを描く先生ですね。単行本の表紙もほんと素晴らしい。
海辺にある民宿の息子中学生、湊と長期滞在客の15歳年上の長期滞在客、直樹。湊の妹や友達の章良とともに過ごしキラキラしていたあの夏、曰くありげな直樹が海辺の街を訪れていた理由を語る過去、湊の約束の年、そしてその後、と時空を超えて映画のように印象的なシーンを繋ぎ、繊細な心情を丁寧に描いて2巻をかけてゆっくりと物語が進んでいきます。
「コントラスト」がお好きな方はこちらもぜひ。