「放浪犬と迷い猫」全6話
美大の同級生で親友だった天才画家・加瀬と、美術雑誌編集者・吉見のお話。初読み作家さんです。絵がとっても綺麗!隅々までじっくり楽しめました。片想いしていた加瀬が留学してから、ずっと想いを引き摺っていた吉見と、7年ぶりに日本に帰国した加瀬との再会もの。とってもジレジレジリジリさせられました。吉見視点、加瀬視点で展開する現在と過去の話に引き込まれ、ピュアすぎる二人のすれ違いがもどかしくて切なかった。描写は見えない感じで。チラリと白抜きあり。ただ本命以外とのほうがエロ度高めで激しかった。甘々な二人のお話がもう1話くらい欲しかったかも。しかしながら読みごたえがあって、満足度高い作品でした。他の作品もチェックせねば。
「電子限定番外編」6ページ
南室視点のお話。がんばれ南室!