腰乃先生、二つ目の作品です。ほんわかとも甘々とも違う、ドラマティックともエロティックとも違う。でも、越乃先生の漫画の独特の世界観もがすきです。私の中で近いグループで言えば、よしながふみ先生のような日常の生活の中にBLが溶け込んでいるように感じます。それだけでなく、今回は牧野先生のウダウダ(たぶんうつ状態ですよね、これ)からの脱却プロセスがあり、清宮さんとの気持ちのすれ違いからの牧野先生ど根性再生があり、次に清宮さんのぐるぐるループ思考からの恋に生きる再出発があり、3巻それぞれ見どころがありました。その要所要所で福くんのサイコパスエスプリが効いていたり、守屋&吉武の守護霊参戦があったりで、見どころ満載でした。