ネタバレ・感想あり先生、その恋 死んでます。のレビュー

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作家同士らしい言葉遊びが楽しめる
2025年5月30日
学生時代に大きな文学賞を獲った作家が、祖父が所有しているアパートの立ち退き交渉のため訪れた田舎町で出会った童顔の作家と恋に落ちるお話。
タイトル、ストーリーの展開、海と律太のやりとりなど、あらゆるところでの言葉遊びがとても上手いと思いました。ギャップがあって掴みどころのない海の性格も、1秒も進まない海の作品も、時が止まったような海の幼さも、全てを律太が言語化して説明してくれているので、読者が迷子になることはありません。その上で、二人の下ネタ交じりの会話もツッコミもテンポが良く、そのノリで言いたいことをズケズケとぶつけ合える素直な関係性が良かったと思います。
特に言葉選びの中で感心したのは、律太がえちを「究極のプライバシーを見せ合った仲」と表現したのがとても印象的でした。えちの気恥ずかしさとか、特別感がぴったり当てはまる言葉だなと思います。子供っぽさと作家らしい聡明さの二つが同時に楽しめる面白い作品です。
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すごく好き!
ネタバレ
2025年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵も好みだったけどお話もすごく良かったです。初恋の人が亡くなってて重くなりそうなのに、話のテンポが良くて読みやすかったです。りったくんの素直でまっすぐな気持ちが海くんの止まってた時間を動かしたのかな。こんな素敵な作品を読み放題で読めたことに感謝です!他の方のレビューを見て続編があるのを知りました。そちらも読んでみます!
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とんでもなく良かった…
2025年2月2日
寝る前に読み放題で何気なく読んでみたら…途中から涙が止まらなくなっちゃって寝る前なのに困った。
金持ちボンボンのちょっと嫌な性格のスランプ小説家が、亡き恩師を10年も慕い続けて前に進めない童顔小説家を救済するストーリーだけど、ほぼ二人だけのストーリーのセリフ一つ一つと二人の掛け合いがとにかくいいのと、後半から終わりにかけてのモノローグが身に沁みて涙が溢れた。
これは、人生をある程度過ごした人間にしか泣けない物なのかもしれないが…

続きの話が他の作品に載っているようなので、そちらは読み放題になかったので購入して読んでみようと思っている。2人のその後が読みたかったので楽しみ。
なし
2024年11月30日
会話のテンポが、おもしろすぎてツボです
育ちがよくて素直で正統派イケメン作家律太
フアフアして掴み所がなくて可愛くて魅力的な孤高の作家海
同業者として恋人として
楽しく闘っていってくださいね
大好きな作家さんです
出会えて、幸せです
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すごくいい!
ネタバレ
2024年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 重くなく、すごく読みやすいのに、死に向き合って前向きに進むすごくいいお話でした!りったくんもボンボンで世話焼きで優しいとかほんと最高。ただタイトルはちょっとよくない。リアルに初恋の人が亡くなってる海くんに向けての言葉としては、その恋死んでますはキツイなー。タイトル別の方がいいと思います。
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ほんと大好き…
2024年6月7日
志々藤先生のセリフの言い回しが好きです
小説と漫画がいい感じで混ざっているような言い回し
先生の漫画の中でもこの2人が特に作家なこともあり、言い回しが説明くさい!それが好き。

ほんと大好きです
続編がワンナイトエバーアゲインに収録されたときほんとに嬉し泣きしました
いつかまたこの2人を見たい!切望します
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死人が恋敵
ネタバレ
2024年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 亡くなった師を10年間も想い、物語を完結させることができないでいる甲斐さん。りったくんに出会って「生きている人」との恋を知り、手放せなくなって、やっと10年間縛られていたものから解放された感じですかね。二人の心情が丁寧にテンポよく描かれていてとても良かったです。
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作家同士の出逢いと新たな一歩
ネタバレ
2024年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大作在学中にデビュー小説で大賞を獲った才神律太は、実家が裕福なこともあり気楽な生活をしています。ただ2作目の執筆が思うようにいかず、祖父から海の近くの古いアパートから立ち退かない住人の説得を申しつけられます。弁護士まで立てて居座る住人に戦々恐々として行ってみた律太は中学生らしき少年と出逢います。一目で律太を見分けた彼こそがアパートの問題住人の時任海、人気ラノベ作家の甲斐トキトでした。見た目と違って律太の3つ年上の27歳である海は物書きらしい鋭い目と明晰な言語感覚、そして見た目通り10代半ばのままの精神年齢というアンバランスさで成り立っていました。タイプだったこともあり早速海と関係を持つようになった律太は、施設で育った海に書くことを教えて夭折した作家の先生の存在を知るのでした。憧れのまま死んでしまった先生のそばから離れられない海を、その想いごと律太が引き摺り出します。作家同士らしい丁々発止のやり取りが痛快です。単行本『ワンナイト エバーアゲイン』に同タイトルの続編か掲載されていて、海辺の町を離れた二人のその後が描かれています。
恋敵が死人は総じて切ない
2024年3月20日
とにかくそ~いうことには疎くなる海さんがずっと可愛かったです。りったくんは意外と硬派でズンズンと向かってくる。あゝお似合い。
サラッとした後味だけど、しっかりと二人の心情も描かれていて登場人物も少ないのにずっと面白かったです。
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久々に心にキタ
2024年1月30日
話はテンポ良く 関係も進み方が早いが
人物達の魅力が溢れていて
攻めの素直な言葉が心に刺さりました
読み放題だったから出会えた作品だと思う
出会えて良かった
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軽快・軽妙で味わい深い
2024年1月25日
ストーリー自体は決して軽いわけではないが、セリフ回しがテンポ良く軽妙です。だが、その内容は奥深いものがある。起承転結に応じて、主人公2人の心情のゆらぎも分かりやすく描かれていると思います。恋愛関係の始まりがやや唐突な感は否めないが、タイトルにある「死んでいる恋」を乗り越えていく過程(書けなかった小説が書けるようになる過程でもある)は、あたたかく見ることができる。
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良かった
ネタバレ
2024年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過去の恋に囚われて時が止まったように海の見える古いアパートで暮らすカイとアパートの立ち退き交渉に来た律太。小説家同士の二人のお話。会話が軽快でストーリーもテンポいい。小説家の恋は小説で決着付けるのね。軽薄な印象の題名だけど、ちょっと切なくてでも読後感のいい作品でした。星4.5。「ワンナイト エバーアゲイン」に続編が収録されています。シリーズとして紐付けされていないから続編気づいてなかった。
続編へ2
2024年1月15日
レビュータイトル続編へを見てこれから続編へ行っています。レビュー助かりました、ありがとうございます。
小説家カプの掛け合いが、面白くって最高です。
おもしろかった!
2024年1月12日
2人ともかわいかったー!
海くん、童顔で普段は鋭いのに無自覚で照れてるのかわいい。
もっと、読みたいなと思わせてくれるお話でした。
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最高です
2024年1月11日
久しぶりに読後感最高でレビュー書きたくなる作品でした。読み放題やめようか迷うけどこんな素敵な作品に会うとやっぱり価値がある!と思ってしまう。笑
登場人物の2人が魅力的で、大好きになり何度も読みたくなります。
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素敵です♡
ネタバレ
2024年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一言で言うと凄く良い!!
小説家同士の恋っていうと、作家さんの力量次第では安っぽくて残念になりがちですが、全くそんな事はなく、詩的要素を感じさせてくれる素晴らしい作品でした。作中に出てくる小説の「海と空のちょうどの処」は、題名だけでも凄く素敵なのに、そこに大切な思い出が眠っている場所って要素も加わり、本当に胸がギュッとなりました。
作中の小説まで読みたいと思わせてくれる、素晴らしいBL作品です。
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タイトルは物騒だけど
ネタバレ
2024年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 律太が苦労知らずの金持ちボンボンだけかと思いきや、意外と料理もできて情がある攻めで良かったです。海の過去は忘れられるものでは無いけど、今の自分を愛してこれからも同業者ならではの切磋琢磨できる二人ていて欲しいです。初作者さまでしたが良作でした。
良かったです
ネタバレ
2023年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人生なめてる感じの才神と、才神を振りまわす海。海の過去は結構重いのに、二人のやり取りがとっても軽快。だけど海の引きずっている過去は本当は深刻で、才神が海の背中を押したのは本当に良かったです。
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2人のやり取り下ネタ込が好き
2023年10月23日
貴族なりっくんは、強運ですわ。👍
海くんの超絶童顔で27歳でロストバージンが、最高😍📠流されて、致した後にPCに向かう海くんの下半身が色っぽくて、相変わらず♂の良い尻と太ももの付け根から漂う色香が刺さりました💗あの一コマにお金払った価値を噛み締めました。👍
小説家カプの物語いいな。
執筆とインスピレーション、愛すること、交わること、キスして抱き合って、同じベッドで目覚める朝
うっとりしました。りっくんの脳内思考好き💕
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読んで良かった!
2023年9月29日
性格クズで〜にハマらなかった少数派なので、どうかと思いながら読んだけど、会話のテンポや言葉選びが良くて、とても好きなお話だった。敬遠せず読んでみて本当に良かった。あと、タイトルが秀逸。
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なるほどそうきたか
2023年9月18日
ずっと購入を迷っていたんですが、またまたセール+クーポンで購入しました。性格クズが好きで作者買いですが、やっぱり素敵だった。おもーいくらーい難しい話とか読まないんですけど、ストーリーのない話も嫌で、いい具合のBLをいつも読んでるのですが、からり先生の話、感情の置き方、本当にリアルなんです。美化して理想的に描かれる漫画の世界にリアルな感情、考え方をぶち込んでくる。でも現実は上手くいかない事も多い、そんな現実に生きてる中で癒しや娯楽として読んでいる漫画に夢も希望もなければ読むことが逆にストレスになるので理想的な話を作り上げるのが当然だと思います。からり先生はその具合が素晴らしい。私自身、この作品に出会ったのが今だったことに本当に意味を感じました。大好きな一冊になりました🖤
続編を
2023年9月16日
新刊の続編を読んだら久しぶりに読みたくなったので読み返してみました!続編だけでも、ちゃんとお話しが成立してますが本編読むと尚更2人の関係性が分かるので新刊の続編読んだ方は、こちらもオススメです。
フフッと笑える
2023年9月13日
場面がたくさんあるのが先生の作品の好きなところの一つです。登場人物のやり取りが面白い、ユーモアがすごい(拍手)。そして何より今作はりった君が底なしに優しく甘い。海くんは幸せものだなぁ〜☆二人をもっともっと見ていたい気持ちになりました。
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楽しすぎて涙
2023年8月24日
作家買いです。この作家さんが、私のツボにハマり、手放せません!読んでて、色んな感情が出てきて、何回読んでも楽しいです。ちなみに私は何年かたたなければ、同じ本が読めません。ほとんど内容覚えてて、覚えてるうちは、ページ飛ばしてしまうからです!でもこの作家さんのは、覚えてるけど読んでしまうくらいに、楽しいです!
どこがマイナスかというと
2023年8月11日
ストーリーも会話も良いんです。
でも、なんかイマイチはまれないのは なんでなんだろう・・・と読み返してわかったのは、年上童顔の受けが、終始 攻めを「君(きみ)」呼ばわりしていることだった。
ほんと、そこだけが気になって気になって・・・マイナスになっちゃいました。
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感動!ぜひ!
2023年7月15日
こんなもの恋ではない!が面白く印象に残ったので作者さん買いです。驚くほど良かった!
笑えるところあり、泣けるとこあり、切なさあり、余韻あり、あと終わり方とても良かったです。
言葉使いも上手く読み応えあります。テンポも良くバランスもいいです。
後半から結末の締め方が上手いです。感動しました。
こんなもの恋ではないの時も、テイストは違いますが兄弟ものをきちんとスッキリ解決した結末にすごいな!アッパレと思ったのでこちらを購入しました。
悲しいお話ではないのでぜひ読んでください。ハッピーエンドです。
面白さと深みのある言葉と兼ね備えてる一冊
2023年7月15日
作家同士なので、発する言葉がすごく面白い!色々備え持った律太の天涯孤独でも強く生きてきた海への想いは最後までブレない。そして、『死別した想い人』と『生きていく』の心の折り合いというか前を見る方法を教えてくれる、すごく深い言葉が素敵でした。
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物書き同士の恋
ネタバレ
2023年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 海と律太の物書き同士のラブストーリー。
海の想い人である先生、律太にとっての恋敵は死んでいて…亡くなって10年、生い立ちや生活環境のせいで、先生との思い出しかいらない。ってなってると思うとせつない…
アパート壊すの想像して勝手に泣きました(笑)
新しい一歩を踏み出した2人、続編見たいです。
アパートの数日間は難なく過ごせてましたが、お坊ちゃんと世間知らずくん、楽しくなりそ〜
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さらっと深い
2023年3月27日
作者さん買いです。さっくりしたテンポにすっきり絵柄で進むのに、過去のとか、決断とか、トータルで深みがあって面白いです。
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良かった
ネタバレ
2023年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小説家と小説家。凄く良かった。好きだった小説家の先生が亡くなって、思い出をずっと書き続けているので、小説がなかなか完成しないで10年経ってるのかぁ。死んだ人には敵わないなぁ。でも、生きているからこそ背中を押してあげることができて、先に進む事が出来る。2人にとっては、良い出会いだったなぁ。
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名作!
ネタバレ
2023年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いだけど、買って読んで良かった、これは名作だ。からり先生の作品は言葉が素晴らしくて、哲学があって、そこが魅力的で好きなんだけど、今作は素晴らしい名言というか、心に深く刺さる言葉がいっぱいあった。キャラ設定も、構成も、エンディングも素晴らしい。大好きな作品になった。読後、優しい、前向きな気持ちになれる。
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やばーい!めっちゃ好きー!!!
2022年10月14日
からり先生大好きです!
なんか、先生の作品は癒されるんですよね。
さらっとおしゃれに進むのに、えろもちょい物足りないくらいの、むしろそれくらいがイイ。
どえろいのも好きだけど、精神状態関係なくいつでも読みたくなる。
ひょうひょうと進むストーリー。いつでも読みたくなる。
こちらも他の作品も攻めの一途さが私の大好きポイントです。
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忘れない。だからこそ得られたもの。
2022年9月26日
表紙からは想像できない、アンニュイで独特な雰囲気の作品です。
展開も良いけど、引き込むような会話が上手い。

作家ってこんな感じなのかなと思わせる癖のあるキャラ。過去に囚われて進めない時任が、律太と出会い影響され、自分だけでは出せなかった答えを導き出します。

自分の忘れられないことを話せる間柄って、とても貴重ですね。かなり羨ましいな。

真正面から話し合った優しい律太くん、素晴らしい。
忘れられない人がいる方へおすすめします。

ストーリー○
画力◎
キャラ◎
エロ○隠れて見えませぬ。
この先生、エロの流れは急に起こるんだよね。
作者さんの別作品からたどってきました
2022年8月25日
作家さんの「性格クズで~ 」が好きで、そこからたどって本作品に。ちょっと切ない部分もありますが、良かったです。
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2人ともかわいい!
2022年8月21日
ストーリーは、海にとって少しシリアスな部分もあったのですが、だいたい2人のわちゃわちゃが見られて楽しかったです!
初め、律太くんは高飛車ないけ好かないお坊ちゃまかなって思ったけど、ピュアで優しくて洞察力がある、なんだかんだスパダリで海くんが好きになるのも分かります!
これからもラブラブな2人で幸せに過ごして欲しいです!
小説家2人のお話
ネタバレ
2022年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 童顔年上の海くんが可愛すぎです。
攻めの律太くんが素直で、ストレートに気持ちを伝える場面は読んでてキュンキュンしました。
興味深すぎる物書きたちのセリフの深さ
2022年7月31日
「性格クズで〜」シリーズが、おもしろかったので、こちらも読了。この作品は、絵柄からのイメージと、cpの関係が深まる中で、交わされる会話の奥深さやキャラの背景のギャップが、すごく魅きこまれました。ぱっと見、軽く読める印象なのですが、読み出すと、何とも奥深さがあり、さらっと終わらないんです。読むうちに、グッと掴まれちゃいます!景色の描写にも、そこはかとない行間の余韻が…自分も、海辺に行った気分になりました!作者様の他の作品も、読み進めたいと思います!
ワクワク⤴
2022年7月29日
性格クズの作品からからり先生の作品大好きです⤴シンプルなのに内容がしっかりと予想外な展開になっていて最後まで安定して楽しく読める作品です😄人物一人一人本当に丁寧に描かれていていつの間にかその世界観に引き込まれてちゃってます😄
面白かった
ネタバレ
2022年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 海くん、童顔なだけじゃなく性格も幼くて年上に見えず可愛かったー😄りったくんが翻弄されてる様が良かったです。微笑ましい2人でした
お坊っちゃま作家の本気の恋
ネタバレ
2022年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 軽い絵のタッチや、作品の空気感がとても好きです。お坊っちゃま作家と、無邪気そうで悲恋を抱える年上作家の恋。不自由なく育ってきた律太の持つ鷹揚さが、真逆とも言える環境で育ってきた海を救い、支えていく。お話は軽妙でテンポよいので重く感じないですが、ある意味、救済BLなのかも。色々アンバランスな海には、“器が大きい”とか自分で言えちゃう律太の組み合わせがバッチリだと思いました。理不尽な事も抱えながら、大切な人と生きていく、気持ちの良いラストでした。巻末の買い物デートの2人も可愛いかったです。
小説家同士。
ネタバレ
2022年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 167p、全表題作、描き下ろし。再読。大学在学中に文学賞受賞歴があり、実家も裕福で金銭的にも恵まれた生活をしているが次作が中々出せない律太。実家所有の投資用アパートの最後の1人の立ち退きの説得の為に訪れたところで、その立ち退き拒否している天涯孤独な小説家である海と出会う。
一筋縄ではいかない相手ではあるがひょんな所では童顔な姿同様幼さと純朴な様子を見せる、面白いキャラ。孤独な海が心を開いた存在の空白と共に10年間同じ場所で前に進めなかった背中を押し、手を引っ張り、後ろから眺めて、少し先で待つことにした感じの律太だったと思う。とても、良い流れと終着点で読後感も良かった。描き下ろしもとても良かった。以前読んだ時よりもずっと2人のキャラやストーリーが響いた。再読して良かった。
「生きている人間相手」の恋
2022年7月19日
亡くなった人が忘れられずに時が止まったように暮らしていた作家と受賞後の作品が書けないチャラそうな作家の恋。初読みの先生で試し読みで続きが気になって購入。買って良かった。言葉の紡ぎ方が凄く上手くて、刺さる言葉がさらっと出て来る。忘れられない思いを封印させるのではなくてその思いも愛する人の一部として受け止めていくところが凄く良かった。志々藤先生の他の作品も読みます。
ん〜
2022年7月17日
切ないんだけど面白いです!ストーリー重視の方にもオススメできます!りったくんの性格いいわなんだかスカッとする笑
おもしろい
2022年7月16日
作者買いでしたが、予想以上におもしろかったです。キャラと設定が絶妙に良く、掛け合いも楽しかったです。続編読みたい
思ってたより切ない
ネタバレ
2022年7月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み初めは律太(攻)のいきなり過ぎる迫り具合に下衆野郎かな?と思ったんだけど、イイ子でしたね笑。出会って初日で展開早いな〜と思ったら、その後の2人の関係や海がその土地に留まっている理由が切なくて、いい意味で裏切られた感じです。物書き同士、日常のハプニングもネタにしようとする反骨精神に笑ってしまいました。ずっと「先生」に対して自分が抱いていた想いがなんなのか、時間が止まったように1人小説を書きながら過ごす人生はどんなものだったんだろう。律太に出会ったことで喜びと楽しみが増えて「先生」が海に伝えたかった事が最後に解けた。綺麗にまとまってる印象です。
サラッとしてるのに、面白かった!
2022年7月10日
新人直木賞作家×中堅ラノベ作家。作家のBLも何冊か読んだ事あるけど、ダントツ面白かった!サラッと読めちゃうのに、会話とか、感情とか、好きな感じ。変にファンタジーしてない所が好きなのかも。お互い相手を素直に認めているところもいい。この作者さまの本、他にも読みたいなー。
きゅんきゅん
2022年6月27日
とても面白くてサクサク読み終えました。特に攻めが良かったです。チャラそうだけど真っ直ぐな愛情表現、きゅんきゅんしました!
良かった〜
2022年6月10日
作家さんファンです!
1冊なのに内容が深く描かれて何度も読み返したくなる作品でした。お決まりではありますがハピエンで良かったです!
泣けた
2022年5月10日
恋はしたいがお前じゃないがすごく好きだったので作家さん買いです。
悲しい話とか、感動超大作!という雰囲気ではないはずなのにところどころホロリときてしまって。。

この作者さんのところどころ笑わせてくれながら、キャラも個性もあるところとても魅力的です。
他の作品も読んでみたい。力のある作者さんだなと思った。
CPとしては王道だけど
2021年10月31日
スパダリ予備軍のハイスペ年下攻めと、初恋を拗らせた引きこもり年上受け。CPとしては王道だし、ストーリーも2人で完結するあっさりめだけど、読後は爽やかでなんか読み返したくなる作品です。
りったくんの真っ直ぐな気性と、お子ちゃまだけどウブすぎない海さんの柔らかさがいいのかな。
その後の2人のラブラブ同棲模様も見てみたいですね♪
すごく良い!!
2021年9月25日
すごく良かった。すごく好みだった。はー。なるほど、そのタイトル。最後にわかった。良い話しだったなぁ。
海の町での2人
2021年9月17日
お互い小説家の2人。2人の会話が好きでした。絵も綺麗。ひょうひょうとしている受けと、攻めの素直さが良かった。攻めが溺愛します。
作家さん買い
2021年7月31日
好きな作家さんの一人です。会話のリズムがよくて引き込まれます。攻めが、恋人としては本当に有能で(あえてスパダリとは書かない)とても優しいお話で時々笑えます。この時々の言葉のワードセンスがガツガツしたギャグじゃなくて好きです。
評価が良かったので
ネタバレ
2021年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 評価が良かったので購入して読んでみました!
攻めが受けに惹かれていくところ、受けが攻めの素直さにどんどん絆されていくところが最高でした!
この2人のその後も読んでみたいです。
作家買い
ネタバレ
2021年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ ですが、こちらもとてもよかった。コミカルでサラッと楽しく読めるのに、切なくて心にグッくるところもあって。2人らしく前に進める結末でよかった。これからも志々藤先生の作品見つけたら買います。
さいご
2021年4月29日
海辺のまちで物書きをしてる海のあっけらかんとしてるのにちぐはぐで足りない感じがするのが、10年以上時が止まったままだからというところが切ない。のだけど、自分の環境に甘んじてるのに嫌味のないボンボン直川賞作家の彼氏力で一歩踏み出す。舞台とキャラと物書きの仕事、絵の雰囲気の合ったお話でした。描き下ろしはきゅんとしました!きっと、りったくんが人生を懸けて証明してくれます。
良作です
ネタバレ
2021年3月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ どちらも物書きだから会話がいいです。
掛け合いも面白いし、センスが冴えてます。
キャラもたってるし、しんみりするエピ、ハピエン。
金持ちボンボンが、君といられるならどこでもいい、風呂がバランス釜でも。。。
笑った!一人暮らしの時、私のアパートそうだったよwwww
作者さん買い。
2021年2月6日
何だか海の匂いを感じる作品で、好きで時々再読しています。レビュー数は、多くないけど気持ちよく読めます。
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やっぱり面白い!!
ネタバレ
2021年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「性格クズでなにが悪い」が大好きで、こちらも購入。やっぱり面白い!!会話やモノローグにセンスを感じます。重くなりがちな設定なのに、『恋敵が死人というのは、勝ち目がないときまっている』と分かった上で、海くんを『愛しているんだ、そばにいてくれ』と言えるりったくん素敵です。
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絵が可愛い
2021年2月1日
題名が絶妙だと思いました。
亡くなった人を思い続けてるお話は重たいのかなと思ったけど、前向きで底抜けに明るいボンボンのおかげで、楽しく仕上がってます。
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話が好きです
2021年1月9日
志々藤からり先生の作品が初めて読んでます、純愛少女漫画の感じです。
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読みやすい
2020年11月25日
過去に囚われた童顔作家と良いトコのボンボンな直川賞作家のお話。
シリアスになりそうな内容ですが、明るくテンポ良く描かれているので、すんなり読めます。
境遇も性格も全く違う二人ですが、違うからこそなのかな?収まるところに収まった感じがしました。
喜びに満ちた未来へ😊
ネタバレ
2020年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は軽い始まりだった律太と海。
作家同士の言葉尻を取り合ったテンポの良いやり取りが笑えます😊

読み進めるうちに、作家であり洞察力が鋭いにも関わらず、子供じみた精神年齢の持ち主の海のギャップとその訳が見えてきて読ませてくれます。

過去に留まり続けた海が、律太との出会いで、思い出の主である先生の残した言葉通り、愛を求め、愛されて生きていく喜びを知る。

前に進む覚悟を決めた海と、ライバルの存在を感じながらも海を愛する覚悟を決めた律太。可愛らしく不思議君な海に翻弄され、世話をやきつ、やかれつしながらも、楽しく、喜びに満ちた二人の未来が見えるようなENDで、とっても良かった😊

続編が完結しているようなので、そちらが、まとまるのが楽しみです😊
絵が好み😄
2020年10月14日
死んだ人を思い続けてるって設定重めかなと思いましたが、そんな重くもなく、だからといって軽めにサクサクでもなく、ストーリーが綺麗にまとまっている感じで読みやすかったです☘
受けは童顔で可愛いし、攻めの顔も性格もタイプだったので買ってよかったと思える作品でした👑🙂
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良い
2020年7月31日
素晴らしい作品。読んで良かったです。考え方やセリフがとても好きで、心にすとんと入りました。また読み返そうと思います。
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だんだんりったくんが好きになる
ネタバレ
2020年7月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ふわっとしてきれいな絵と内容が合ってる。浮世離れしていて大人なんだか子供なんだかわからない海さんとおそらく生まれた時からずっと恵まれたカースト上位なのに適応能力が高くて役にも立つ王子様りったくん。最後にりったくんがさらっと言った愛の告白のシーンはふたりらしくてとってもよかった。
いいね
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海辺で出会った、、、
ネタバレ
2020年7月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校生?ではなく、27歳の作家。
可愛らしい顔で大屋さんの孫(作家)を虜にしたが、当の本人が全くなびかず。亡くなった師匠を想い続けた10年は、だてじゃない。このまま片想いで終わるのか?と思いましたが、ハッピーエンドでよかった。この作者さまは絵もキレイでストーリーも読みやすい。あっという間に読み終わってしまう不思議。
面白い!
2020年6月28日
レビュー評価が高いので気になっていたのですが、セールで値引きされたので思い切って購入しました。もっと早く読んでいればよかったと思うくらいに面白かったです。レビューの高さにも納得です。
時が止まったまま
2020年6月14日
話の内容が想像してたより重かった。でも、暗い話にならなかったのは絵の雰囲気とセリフの言い回しが良かったからかな?時が止まったままの海の時間が動き出して良かったです。りったは本当に海の事が大事になっていったんだなと、これからの二人がもっとみたいので続編が出たら嬉しいなと願います。
タイトルが分かりづらい
ネタバレ
2020年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ のもあって、期待してなかったのですが、読み始めたら止まらない面白さでした。作家同士のお話だけにセリフが凝ってる。2人とも魅力的なキャラ。いいコンビです。末永く幸せになってほしい。
かわいいかった
ネタバレ
2020年5月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ キャラがかわいいくて好きになってしまったので
ハッピーエンドでよかったです
超大作を読んだみたい
2020年4月6日
BLの世界観って奥が深い。
絶対的に認めてもらえる存在ではないし、理解され難い。
でも誰しも愛し愛されて生きていたいと願う。
誰かの唯一無二の存在でありたい。
「理不尽な死…せめて」の台詞。
めちゃ良い!ラストでした。
初めてこの作家さんの本を読みましたが、スゴくハマります!
よかった
2020年3月14日
ストーリー自体はシリアスなのに、絵もセリフもキャラもさらりとしていて軽やか。だけど、最終的にふたりの相手をとても大事に思う気持ちに心が沁みました。最後の海くんのモノローグがとても好きです。あ、エロは少なめです。
セリフがよかった
2020年3月12日
淡々と進んでいくけど、セリフに味があってやっぱりこの作者すきです!何回か読み返して堪能したいです。絵も綺麗でした
おもしろかった!
2020年3月8日
題名の意味が途中でわかります。作者さんの作品2つ目ですが、登場人物の考え方とか独特で好きです。
😄
2020年3月6日
先生可愛かったです。慣れてそうで慣れてない?のがたまらん😄続きあれば読みたいですね。
続きが読みたい!
2020年3月5日
素直な攻めとこじらせた受け。攻めのまっすぐな言葉にきゅんきゅんしちゃいます。続きが読みたくなるお話でした。エロはそこそこ。
好き!
ネタバレ
2020年1月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。志々藤さんの作品は私の中でハマるものとハマらないものが凄く極端で、読む前は毎回ドキドキなんですが、今回はドンピシャに好みでした!二人の対局した性格と、その掛け合いが面白かった!なのに、とても切ない〜!!主人公が坊っちゃんなのに、性格が真っ直ぐで歪んでないところも凄く良い!スパダリ好きです!!最後のその後のお話、あんな寝起きで不意打ちに「愛してる」はキュン死ですね!!
映画みたい
2020年1月9日
すごく面白かった‼作家さん同士のお話なので出てくる言葉の上手さや、ストーリーの展開に引き込まれていきました❗海さんの今は亡き想い人や、風変わりな海さんに振り回されながらも惹かれていく律太くんの心の変化など面白い要素がいっぱい😊生きた恋をできるようになって良かった😊ページ数は少ないけど中身の濃ゆいお話でした😉
いつもよりシンプルに。
2020年1月8日
「こんなものは~」を購入して以来すっかりファンになってしまった作者さんです。他にも「性格クズで~」「鼓動よりつよく~」もちょっと前に購入し、楽しく読ませていただきました。

テンポが良くて独特な軽快さがある志々藤さんですが、今作ではいつもより控え目な感じです。
直近の作品を色々読んできた私には少し物足りなかったのですが、繰り返し読んで楽しめる内容やキャラの可愛さも含めて星5をつけさせていただきました。まるっと表題作なのも満足度が高いです。

ギャグもシリアスもセンスが良くて、なんと言っても個人的には電子特典が最高に楽しいです。本編で、気になったけどさらっと流してしまった部分を題材に描かれている事が多く、それが本当に面白くて大好きです。

(本編は)細かいやり取りが多い内容なので、そう言うのが好きな方だったら楽しめると思います。
エロシーンは少な目ですのでご注意を。
素敵でした‼
2020年1月6日
金持ちの直川賞作家律太と童顔の作家海のストーリー。やり取りや心情が良くて読みごたえあるし、海君の過去、進まない著書の原因、律太君のキャラが良いです‼その後の2人も見たいなあ😄❤
10年間1秒も進まなかった心
2020年1月5日
表紙の雰囲気と違って良い意味で裏切られました。作家さん同士ということで表現や心理描写が文学的で素敵な作品でした。暴君風だけど包容力のある年下攻めと何でも見抜いてるようで幼い受け、この2人のキャラクターも良いです。
好きなシーンは中盤、夜の海で律太が告白する〜翌日ケンカをするところ。お互い過去の人の存在を感じて胸がキュッとなる(海さんにとっては初めてりったを好きと自覚する?)ここにキュンキュンと律太の恵まれて育った故の優しい性格が現れていて好きです。そんな律太だから僻みなどなく真っ直ぐと海の10年間1秒も進まなかった心を押し進めてくれた、違和感なく結ばれるべき同士の2人だと思いました。
好きな作品
2020年1月5日
全体的にあっさりしてる感じがありますが(エロも含め)、でもところどころでキュンとするところもあるし、受のすべてを受け入れようとする攻にもキュンとします!
大好きです!
2020年1月4日
かなり個人的な嗜好入ってます。絵がどストライク。話の深さがちょうど良い(深すぎず、浅すぎず)。エッチな場面も程々。(激しいのは苦手) 絵がキレイなだけで中身が無い、みたいな不安もあったので、なおさら良く感じたのかもしれませんが、続編あったら読みたいです。
あーいいな。。
2019年11月18日
作中の、究極のプライバシーを見せあった仲っていう言い回しが最高でした。ほんとにそうだなって。良作なので是非読んでほしい。
そのさき
2019年10月14日
今までの作者の作品とは少し違うような感じがしました。どこがと言われたらわかりませんが。下手したら重くなりがちなテーマが軽くなりすぎず、キラキラとした水面が見えるような作品でした。良かったです。
よい
2019年8月31日
楽しく読めました。海が育った環境は決して恵まれていたわけではないはずなのに、飄々としていてなんだか愛着が持てました。主人公のお陰で一歩踏み出せて良かったです。
おもしろい
2019年8月17日
初読み作家さんで絵が可愛いなと思って購入しました。買って良かったです‼︎また読み直したくなるくらい面白かったです。
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私小説
ネタバレ
2019年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭でりったの事を“世の中ナメてる俺様くん”なのかと思っていたら意外や意外。バンソーコーガモノガタル♪

作家では中堅でも、精神年齢は10代半ばで止まっている海。
りったと生活するうちに止まっていた時間が動き出す…。

死ネタを扱っている割に二人のやり取りが重くさせない◎
コミカルでほのぼのとしたお話でした。見方によってはあまあまかも~♪

そして成る程!りったの次回作が読めます(笑)
さいこうです!
2019年8月1日
大好きな志々藤からり先生の新作ということで即購入いたしました!今回の作品もとってもよかったです!攻はいい男だし受はある意味純粋で可愛かったです!おススメです。
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作家同士の恋愛ならではの掛け合いが良い
2019年7月31日
初読み作家さんでしたが立ち読みで気になったので試しに購入。軽い感じのラブコメかと思いきや、作家同士の恋愛だからこそのテンポ良い掛け合いや、受けの海さんの執筆作品と彼自身の人生とのリンクなどが上手く絡まってとても良かった。海さんが10年かけても前に進めなかったところを、攻めの律太くんが優しく後押ししてくれてようやく一歩踏み出せます。律太くんは海さんの過去ごと受け止めてくれて、一見ただの金持ちなボンクラ風なのに実は包容力があって一途に尽くす感じが好感が持てました。同棲開始後の続編が出たら購入すると思います。
恋は死んで何になる? 作家×作家の野心作
2019年7月28日
からり先生らしい軽妙な筆致で描かれるラブコメが大好きなんですが、今作は天涯孤独な受が唯一得た師匠への愛情になんでも持ってる攻が頑張って関わってゆく読み応えのある話になっています。

読みながらそもそも海ちゃんの師匠への気持ちは恋なのかな? と疑問が生まれますが、境遇から他人に寄せる強い気持ちを「恋」としかできないのかなー10代だしな…て勝手に湿っぽくなるなかボンボン気質丸出しの攻才神くんが素直にお、かわいいなと手を出してそのまっさら加減におののきせっせと世話を焼くところにまた勝手に救われます。
どちらもくどいかたくなさがなくて素直最強だよ! てなります。

作家という設定を活かした2人の掘り下げかたや前へと進んでゆくくだりのエピソードの重ねかたも効いていて、おたがいのそれまでとこれからを愛してゆく大人同士のラブストーリーに仕上がっていると思います。


盛り上がってシエルの新連載も読みましたがこっちがまた大好きな出会い系ネタで倒れそうになった! ほんとすきからりちゃん!
死んだ恋とエンドマークのその先
ネタバレ
2019年7月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 処女作でいきなり大きな文学賞を受賞したボンボン作家・律太×童顔のラノベ作家・海。律太の家の持ち物件である古いアパートに長年暮らす、立ち退きに応じない住人を説得するために海辺の町を訪れた律太は、それが憧れのラノベ作家だと知る。好奇心を優先してアパートに逗留することにした律太と海のつかの間の同居生活。過去の淡い初恋から時を止めたような海が、ズケズケ物を言うかと思ったら純情だったりと確かに魅力的。下世話な会話がおかしすぎる。自分のことはままならなくても相手のことはよく見える観察眼が、いかにも作家同士という感じで面白かったです。それぞれの作品との関連性も面白くて、設定に無理がなく入り込んで読めました。恋敵ありきで進む二人の恋がとっても素敵。読んだことはないけど、ソラウミの終わらせ方はあれでいいんだろうな。これから作家としてもどんどん成長していくだろう二人を応援したい!
表題作のみ!意識高い系作家×ベテラン作家
ネタバレ
2019年7月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作+描き下ろし+電子限定描き下ろしマンガ収録。若き直○賞受賞作家×童顔ベテラン作家。

「先生、その恋 死んでます。」全5話
学生時代に大きな文学賞を受賞したが、家が裕福で2作目ができなくても困らない律太と、律太の祖父が持つアパートに住み、立ち退きに応じない童顔だけどベテラン作家・海のお話。律太と海の掛け合いが楽しくて、ライトなラブコメの雰囲気なのに、じんわりあたたかくなるテイスト。優しくて良いお話だったなぁ。コミカルと切なさがバランス良く、テンポ良し気分良し。律太の「究極のプライベートを見せ合った仲」ってセリフが気に入ったので記しとこ。描写はチラリトーンに白線修正だけど、それほど見えないので気にならないかと。からり先生のコミカルな作風が好みなので★5。しっとりいい雰囲気でも笑えちゃうあたりが好きだな。

「ホーム スイート ホーム」描き下ろし6ページ
律太の部屋にて。海視点。

「電子限定描き下ろしマンガ」1ページ
4ヶ月ぶりの再会。
箱庭から
2024年5月12日
自分で作り上げた箱庭にいるラノベ作家を、暇を持て余した次作を書けない作家が救い上げにくる作品。
生きること、に対するアンサーのようなセリフやモノローグが、印象に残りました。
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良かった
2024年1月18日
タイトルからしてどんなお話なのかと思ったけれど、読んでみて納得。27歳でウブすぎない?とは思ったけれど、物書き同士のお話は面白かった。
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おもしろかった!
2024年1月15日
読み放題で読みました!!2人ともすごくかわいく愛くるしかった(^^)りったくんも一途でよい!!海くんも年上なのにウブピュアでよかったです( Ӧ )/
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作家✖️作家
2024年1月10日
りったくんの元彼に無自覚に激しく嫉妬するかいくんがかわいかったー☘初めてだったのも読者的には、私的には?好印象なんだよな😄
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良かった
ネタバレ
2024年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不自由無く遊び暮らすお坊ちゃまが、死んだ師匠との思い出と共に閉ざされた時空に閉じ籠って居る天涯孤独な童顔を、現世の自分の元へ引き寄せる。ストーリーが面白くて良かったです。終わりも丁度良い所で終わっていてスッキリ。でも面白かったので続きが有れば読みたいです。
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思ったより深かった
ネタバレ
2024年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 変わった題名と読み始めましたが、恋敵が亡くなってるからなんですね。裕福で強運にも恵まれた攻×薄幸だった受。育った施設隣にあったホスピスに入っていた小説家との時間だけが受のよすがでした。彼への想いを小説に反映させ10年以上思慕の念に囚われている受を少々強引に解き放つ攻。けどハイスペで甲斐性ある攻ですので
、受にはこれから未来へ目を向け攻と幸せになって欲しいと思います。続編が「ワンナイトエバーアゲイン」に収録されていますので気になる方はそちらもどうぞ。
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作家名: 志々藤からり
ジャンル: BLマンガ
出版社: 海王社
雑誌: GUSH COMICS