オメガバは『運命の番』こそ美徳とされて 攻めにパートナーがいたら 番を阻む者として設定上悪役になってしまう。でも、彼も真剣にαの攻めを大好きなのに、『運命の番』というだけで別れないといけない。。そんな理不尽な点をついた作品です。
旭の前でパートナーの誠臣が《運命の番!》と叫び旭の手を振りほどいて番の彼に抱きつくシーンは何回見ても心臓をえぐられるように辛い。そのトラウマからαとは避けていたのに煌臣と知り合い、彼の人となりを理解した上で告白しようとした矢先に、さなゆきセンセひどい仕打ち!でも煌臣の死んでも離さないと言わんばかりの行動に、ジーン。。。
誠臣と煌臣を一卵性双生児にした設定はこの伏線だったのですか!読みおわって鳥肌立つくらいに感動しました。
これから先も『運命の番』という運命に振り回されるけど、旭の【誰が悪いのでもない】という言葉がきれいにまとめて、彼らなら大丈夫と思ってしまう。そして蜜月編希望はもちろんです。