ネタバレ・感想あり遥か遠き家のレビュー

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映画を見ているような
ネタバレ
2022年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 素晴らしい作品でした。紙でも集めてしまいました。作者様のとても美しい絵で、2人の少年の人生を美しく描いてくれています。切ない本を読みたい時はこちらの作品をいつも読み返しています。
心臓が痛い…😓
ネタバレ
2021年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 娘が「はるかとおきいえ、って知ってる?『BANANA FISH』好きな人にオススメらしいよ」と言ってきたので、「ハルカとオキイエ」ね、と検索したら…なんと!娘よ、漢字で書いてこい!!というなんとも恥ずかしい経緯でこの作品を知りました(汗)
皆さん仰る通りホント映画のようです。隅々まで丁寧に描かれていて、とてもなんというか色気のある美しい絵です。
心に傷を持ち、形は違えどずっと葛藤しながら生きてきた2人が出会い、依存ではなくお互いを必要とし、お互いの中に居場所を見つけ、やっとこれから…!というところまで来て、やはり思うようにはいかない…。もう、し、心臓が痛いです。展開は読めるのです。だからこそ終わらせたくなくて、ゆっくり、息を吐きながら、ひとコマ、言葉を、ひとつずつ読み進めていったのに、噛み締めた分、余計にドン!ドン!と心臓を内から叩かれる感じです…。旅の終わりを感じさせる展開に、あかん!とページを進めたくない気持ちにもなりました。でも、アランとヘイデンはずっと欲しかった帰る家を見つけたのです。願わくば、ジョーンズ警部がアランの描いたヘイデンを見てくれますように…!
舞台は’90アメリカ
2021年12月18日
背景も人物もとても丁寧で綺麗な絵、素晴らしいです。たまにこんな映画のような切ない話も読みたくなるので良かった。アメリカならではのシリアスな内容で多少既視感はあるもののそれはそれでいいと思う。
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泣ける!
ネタバレ
2021年12月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後もしあのまま生きていたら、2人は離れ離れになって幸せにはなれなかったのかもしれないと思いました。死ぬことは悲しいけどお互い隣で最後を迎えられたことは良かったんじゃないかと思います。
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最高の作品
ネタバレ
2021年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が本当に美しいので、ストーリー含め映画を見てるような感覚。泣ける。美しい2人にキュンキュン。悲しいけど、誰にも邪魔されず今は2人がずっと安らかで幸せならハッピーエンドだったと思います。大好きな作品。
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早く読んでください!
2021年12月8日
ずっとお気に入りには追加していたのですが、読んでなくて…失敗しました。もっと早く読んでおくべきでした。
もう少しで終わっちゃう💦と心配してページ数を確認した時にまだ半分以上残っていた時は安心感とそれまでの1ページ1ページの内容の濃さにびっくりしました。言葉にするには難しい感情。読んでください😩
これは心に残る作品です
ネタバレ
2021年11月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作者様。フォローしてる方のレビューで知りました。もう出会えて感謝、感謝です。ありがとうございます!!

もう〜クライマックスは涙が止まらなかった。
これまでの2人を振り返り…『あ〜〜神様…。』
神に背を向けたら罪なのですか。人を殺めたら命を犠牲にしなければいけないのですか。彼らは、ただただ安心出来る場所が欲しかっただけなのに。それだけなのに…(泣)物語は違えど、人生ってそう、上手くいくことばかりじゃない。この物語の結末がリアルで、それがとても悔しくて悔しくていたたまれないのですが、納得してる自分がいます。育った環境は違えど、片方は親に支配され、片方は孤独に生きてきた2人。求めている場所まで旅に出ます。2人で過ごしたあの時間がまさに精一杯の幸せな時間で2人の居場所そのものでした。
好み分かれる作品かもしれませんが、一巻でこの壮大なストーリー、圧倒されます。是非読んでみて欲しいです。
やり場のない悲しさ
ネタバレ
2021年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「空が青いから白をえらんだのです」という詩集を思い出しました。少年刑務所に服役する受刑者達の詩で、母親の愛情や温もりを求める作品が多く見られました。この「遥か遠き家」の作中でも、お母さんに優しく頭を撫でてもらいたい・抱きしめたれたいだけなのに…という、ただお母さんに愛されたかった淋しさが彼らの罪を産んでしまったと思いました。寂しさは時に、生きる道を閉ざしてしまう。これはBL枠の物語ですが、現実問題からそんなに遠い話では無いと思います。親の愛を受けて育つ、人の温かさに守られる、そんな家庭で溢れたら、来世に急がず今生きている道を切り開いて生きていけたかもしれない。
ふたりの帰る家…
2021年11月15日
ふたりが本当の自分でいられて、全てから解放されてお互いを見ることができた瞬間はほんとに一瞬で、その儚さ、切なさに胸が詰まりました。ふたりのふたりだけの帰る家は遥か遠いところにあった…美しいエンドでした。他の方も書かれてますが、テルマ&ルイーズのオマージュですね、メッセージ性の強い作品です。
ずっと好き
2021年11月7日
pixivから追ってる、なんならTwitterの某アイドル垢からも追ってるくらい絵が好みだし、話も好き
メリバが私の性癖にぶっ刺さるし、受けも攻めも幸せになってるだろうな今頃、BANANAFISHみたいな感じが好きな人は絶対好きな作品
悲しすぎる😩💦
ネタバレ
2021年10月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんな悲しい結末しか2人にはなかったのか?!そう思わせるストーリー。でもどう考えてもその時の周りの対応は変わらない。自分の息子のように思ってくれた娼婦の女性、追い詰められたときの父親の対応、底を尽きてしまった製剤、その病気の彼を勘違いして打ってしまった警官、、、きっと止まらない出血で彼は助からないだろう。そんなもうどうしようもないところまできてしまった。2人の幸せを考えたら悲しいけどこの目指していた美しい海での心中、、これが一番だったのか、、。
関わった警官や両親に考えてもらいたい!!
フィクションなのに悲しすぎてやりきれない!!
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テルマ&ルイーズが好きな方は是非!!
2021年10月12日
テルマ&ルイーズが大好きなのですが、きっと作者様も好きなんだろうなと思いました…素晴らしかったです!!
映画の様な作品
ネタバレ
2021年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 画力も相まって、1本の映画を観賞した様な気分になりました。

この結果を生み出したのは、彼らの周りの大人達なのに、彼らが罪人にされてしまう現実が辛い。
彼らにとては、ハッピーエンドはあの世界しかないだろうし、やっと二人が共に居られる場所を得た最果てなのだと……

しかし、すごい画力!
お話も素晴らしい!
もっともっと他の作品も見てみたいです。
お互いが帰る場所
ネタバレ
2021年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんて素敵なお話なのでしょうか。もうずっと泣いていました。最後に行きたかった海に行けて、そこで警察に見つかり2人で海に身を投げる。悲しいはずなのにすごい綺麗に思えてしまった。この世界で生きるには、2人にとって辛いことだったでしょうね。この終わり方とても好きです。来世でもお互いがお互い帰る場所となって、2人が幸せになることを願うばかりです。
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号泣
2021年9月19日
BL漫画でこんなに泣いたのは初めて。って位 泣いた… ストーリー、絵、共にとても素敵な作品でした。
是非読んでもらいたいです。
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読後しばらく麻痺します
ネタバレ
2021年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLを読んでいてたまに読後麻痺してしまうインパクトのある作品に出逢います。この作品も主人公二人が背負うもの、取り巻く人の行いが入り組んで、結末まで一気に読み進めてしまいましたが、しばらく感情がとっ散らかってボーっとしてしまいました。ずっと二人でいるために取った方法だったかも知れませんがやるせない。最後の一瞬、光輝く風景が胸に残ります。時間に余裕のある時に読むのをお勧めします。
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2人の永遠の幸せを願ってる
ネタバレ
2021年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ アランもエイデンも常に赦し、救いを探してた。
漫画の話だと綺麗にまとまりすぎる時もあるけど、
アランと父親の電話の所は本当に苦しかった。
赦してって言葉が出ることが苦しかった。
2人の帰る場所は常に2人の横にあるからね。
2人が今までよりも幸せになれますように
悲しい…
ネタバレ
2021年9月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ セリフの言い回しにセンスがあって非現実的な世界観を作り上げてる…。作者様すごい…。後半はずっと涙流しながら読んでた(;;)読み始めから結末はなんとなく予想出来たけど悲しい…。心揺さぶられるすごい作品だった…。
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素晴らしい
2021年8月19日
たまたま本作の表紙を目にして即購入。あらすじもレビューも読まずに読んだのですが、これは名作!!絵が美しくストーリーも深い、作品の全てで読者をグイグイ引っ張って行くのが素晴らしい。飽きることなく読了。
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兎に角読んで
ネタバレ
2021年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結末は
あれで良かったのだと思う
悲しいけど
ハッピーで終わるわけないよね
あれだけの事をしたのだから
でも
違う結末だったら

思ってしまうほど
この2人には
幸せになって欲しかったな…
まるでロード映画を見てるような作品
2021年8月17日
私は元々映画が大好きで、 この漫画を読みながら、 “真夜中のカーヴォイ” “マイプライベートアイダホ” “レインマン” などの作品を思い出しました。本当に読み応えのある作品です。そして先生の絵、天才的に綺麗です。
ぐっときた
2021年8月16日
時代背景と描かれた絵が凄くあっていて内容にぐっと引き込まれました。読んでいくうちにもしかしてラストは!って思いましたが、最後の数ページで熱いものが込み上げきました。二人にとって居場所である家が見つかりハッピーエンドなんですね!
胸が痛い
2021年8月12日
読み応えある作品。二人の闇を描かれ互いに求め合う多くは語られていないけど重みが伝わりました。絵が綺麗なのでとても見やすかったです。あっという間に読みすめてしまいました。
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レビューを見ずに1度読んでほしい
ネタバレ
2021年7月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 泣きたい気分のときに読んでみてください。泣きます。ただ自分は結末を知ってから読んでしまったので少し心構えが出来ましたが、結末は知りたくなかったな。。それでも大号泣
アランのただ一つのうつくしい場所、涙腺崩壊しました。読了後、喪失感が半端なくて今も辛いですが、2人にとっての、望んだ世界ならばいいのかなとも。。2人が出会えてよかった。
切なすぎる
2021年6月25日
めちゃくちゃ泣けました( ; ; )
でも2人にとってハッピーエンドなのかな?って思います。
えー、切ないな
これは結構引きずっちゃうかもしれない…。
とにかく絵が綺麗だった!最高でした!ありがとうございます(^^)
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美しくて苦しい
ネタバレ
2021年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 二人の救われない過去の積み重ねが悲しかったです。誰か救いのてをさしのべてくれる大人がいたら、でもそしたら二人はこんなに惹かれ合うこともなかったのかな。絵がとても綺麗で、そこがまた一層悲しさと暗さを引き立てています。最後は、こうなるしかないのかなと思いつつ、二人で生きて二人らしくいられる場所を見つけてほしかったなと思いました。心がズーンと重くなって涙が出ます。
重厚なストーリー
ネタバレ
2021年6月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 映画のような、これを読んで色々と考えさせられるお話でした。
BL描写もありますが、物語のテーマは赦しです。
宗教観が一般的な日本人とは違っていてそこも興味深かったです。
狂信的なカトリックの両親に過保護に育てられ、人生を窮屈に感じていたアランと不遇な家庭環境で育ったヘイデン。
お互いに、無いものを持っていて羨ましい反面、あり過ぎると地獄なんだなと悟ります。
2人での逃避行中、お金を稼ぐのにも簡単に体を売っていて、その選択肢を安易に選択できるヘイデンが辛かったです。
物語の後半、お互いがお互いしかいない、という共依存のような精神状態になり、さらに同じ罪を抱えてどうしようもなくなって追い詰められた2人。
助けを求めた手を取ってあげられなかった父親にはもう失望しかありませんが、助けられたかもしれない2人が罪を重ねて、なんの赦しを求めていたのか…考えるだけでも辛くて涙が止まりません。
死ぬことで2人は救われたのか?
2人とも、安らかに…。
駆け抜けた2人の物語
2021年6月6日
一緒にいた時間は実に短い。
でも、それまでの人生の何倍も濃い時間を過ごした2人の話でした。
映画化されそー。
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ハッピーエンドとは何か。
2021年6月6日
噂に聞いていたので結末は予想出来ましたが、これがバッドエンドだとは思えません。ただ、次の人生では2人がもっと自由に生きれることを願うだけです。BLに幸せだけを求める人にはおすすめ出来ませんが、読んでて辛くなるだけではなく、確かにあった幸せの時間も感じることができます。
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苦しくて切なくて言葉にならない
2021年6月1日
正直もう一巻くらい引きずってもよかったです。絵が綺麗で、特にアランは儚い美しさがあります。

きっと2人が最後にみた景色はあり得ないほど美しかったんだろうなって思います…
アランもヘイデンも最高の表情でした。いつまでも2人だけの家で幸せでいてください、、、、
彼らが出逢えたこと
ネタバレ
2021年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紙版が発売日当日に重版が決まったという記事を見て、電子発売と同時に購入しました。
1990年代のアメリカ。信仰や罪、赦しといったテーマを背景に狂信的なカトリック信者の両親を持つアランと
壮絶な子供時代を過ごしたヘイデンとが、自分たちの居場所を求めて旅に出ます。
読み進めていけばいくほど、やり切れない思いで胸が痛み、周りの大人たちに憤りを感じます。
旅費を稼ぐ方法1つ見ても、こういった行為が彼らの生活のすぐ隣で当たり前のように行われていた光景だったのだろうと思うと、また辛い。
もしもあの時・・と考えるときりがないけれど、それでも彼らは出逢えた。
僅かな時間ながら愛し愛され、与え与えられ、心が満ち幸せを感じることができた。
もし神様に、出会う前からもう一度やり直させてあげるよ、と言われたとして
同じ結末を迎えると分かっていても彼らに出逢わないという選択肢はないだろうなと思います。
苦しい過去も犯した罪も全て二人で分け合って手を取り一緒に帰っていく。
それが幸せなのか不幸なのかは、彼らのものであって、
逃れられない無慈悲な現実の中で必死で足掻いた、彼らのその精一杯の生を、哀れむ事はしたくないと思いました。
きっと彼らにとってはハッピーエンド。私にはそう思えたお話でした。
願わくば、彼らの家路が温かく優しいものでありますように。
大大大好きです
ネタバレ
2021年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前評判から好みだとは分かっていましたが、期待を軽々と遥かに超えてきました。美しい絵に胸に刺さるストーリー。どんどん追い詰められていく2人…個人的に最高でした。質の良い映画を一本観た後のような読了感です。素晴らしすぎる!
このクオリティで八田先生は初コミックスなんて、本当に驚きです。天才じゃないか!一気に八田先生のファンになり、過去の短編や同人も読むと、本作のようなメリバ作品が得意なようです。こういった作品を書ける先生は貴重なので、熱烈に応援したいと思います!でも、先生の描くハピエンも見てみたいな。とにかく、これからが楽しみすぎる先生です!
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映画を見ているよう
2021年5月17日
きれいな絵と、生きていることの悲しみや家族の呪縛、そして最後の結末。読み終わった後に、何かが残っています。言葉でうまく言えないけれど。
映画のような作品でした
ネタバレ
2021年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ Twitterで作家さんを知り、単行本化を楽しみにしていました。
絵が美麗で書き込みも細かく世界観が鮮やかでうっとりしてしまいます。
話の内容は斬新という訳ではなく一昔前は某作品に影響を受けいくつか見受けられたものですが、元々この系統が好きなことと丁寧に作り込まれているためとても読み応えがありました。
2人にとってはこの結末しかなかったのだと思います。
どうか幸せでありますように。
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私好みの作品でした
ネタバレ
2021年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最高でした。ずっとこういう作品が読みたかったので出会えて良かった。絵がとても綺麗で繊細で、景色もすごく美しく描かれておりまるで映画を見ているような気持ちでした。内容は二人とも辛いスペックを持っているのに、振りかかってくる悲痛な出来事がとても苦しく悲しく美しかったです。またモノローグの詩的な雰囲気もめちゃくちゃ刺さりました。終わり方については苦手な方もいると思いますが、私はめちゃくちゃ好きでした。むしろ最高のラストだったな…と思います。逃避行って素晴らしいなと痛感しました。しんどくて苦しい作品が好きな方には絶対おすすめです。期待を裏切りません。最高でした。ありがとうございました。
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辛過ぎる…でも2人は救われたのか…
2021年5月5日
世界のどこかでもしかしたら実在している(していた)かも知れない。と、思わせる2人のお話。絵がとにかく綺麗で映画でも観ているようでした。余りにも過酷な人生を歩んだ2人、救いが無いようで2人の心はお互いを救っていたのだろう。そう思いたい。ただ、アランの父親が今後安穏と人生を終えていくのだけは許せない。エゴの塊でしょ。母の方は多分、自分の罪に気は付いているので、相応の懺悔の念に苛まれるであろうが、あの父親だけは自分を被害者のように正当化して生きていこうとする姿がハッキリ目に浮かぶ。絶望を味わって、自分のしてきたことを悔いて欲しい。でも、世の中理不尽なことは沢山。。そうはならないのかもね…悔しいなぁ
涙無しでは読めない....
2021年5月5日
話題になっていたので絵も綺麗だし、と、軽い気持ちで読んだのが間違いでした。ここのところ毎日読んでいるんですが、何回読んでも泣いてしまいます。(私が感情移入しすぎるのもあるのですが)
話もよく練られていて、ストーリー重視の人にはもってこいだと思います。泣けます。スゴクツライ……
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悲しいふたり…
2021年5月4日
あまりにもひどい毒親だし、悲しい過去を背負った2人が、2人だけで行く先が、やっぱり…ってエンドですごく悲しく辛くなります。絵がすごく綺麗ですごく読んでて感情が入ります。願わくば救いをって思いながら読んだけど、やっぱり…でしたね。なんでここまで何もかもに救われなかったのかな。つらくて再読できません。せめて描き下ろしに来世の2人があったら読者としては救われたって勝手なことを思います。
結末が分かる。だから悲しい。
ネタバレ
2021年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結末はご想像の通りです。
そこに至る過程と2人の心情が綴られた作品。
逃避行の途上、2人の笑顔がひたすら悲しい。
救いのない話だと理解して読んでいますので、落ち込んではないですね。
絵が綺麗で展開も申し分ないです。
読んで良かったと思ってますが、二度と読まないだろうと思います。
周りの大人だけでなく、神でさえも2人を救ってはくれなかった。
言いようのない虚しさが残る作品です。
これは
ネタバレ
2021年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 迂闊なレビューは書けない…作品ですね。ロードムービー。2人の周りには身勝手な大人しかいなかった。唯一理解を示してくれそうな警官の思いは届かず結末を迎えてしまった。過去や現在の何にも捕らわれず、2人で笑い合える時間がもっと長く続いて欲しかった。
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夜、静かな時に読んで欲しい。
2021年5月4日
2人の少年の逃避行物語です。絵は繊細でとても綺麗です。
2人の2人の過去を知るほど、涙が止まりませんでした。
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泣きました
ネタバレ
2021年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 発売前から気になっていて、ずーっと楽しみにしていた作品でした。

映画のようなストーリー展開だし、絵が凄く綺麗です。

読みながら、これどう終わるの…?って思ってたのですが嫌な予感的中でした。。。
ズーンとくるラストで。
ある意味、ハピエンかもしれません。
でも私の好きなハピエンではなかったので凄くズーンときて、しばらくこの後に他の作品が読めなかったです。

泣きました…

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美しい、、、
2021年5月2日
情景がとても美しく描かれていて、読み終わった後の余韻が凄いです、、、、
購入してよかったです。
やるせない気持ち...
ネタバレ
2021年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく絵が綺麗で、まるで一本の映画を見終わった気分になりました。メリバはあまり得意ではなく、読むのもためらいましたが案の定、なんとも言えない気持ちになりました。宗教とかあまりよくわからないのですが、見てて辛かったです。2人がやってしまった事は許されない事かもしれないけど、せっかく帰る場所、愛しい人に出会えたのに、もう少し未来ある方向に行けなかったのかな...と考えてしまいます。それにしても親がなんとも...ダメな人達ですね。
綺麗
ネタバレ
2021年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みで、絵が綺麗で良いなぁと思って購入!
新鮮な感じの内容だと思って読んでたけど、だんだんと内容が濃くなってきて最後はどうなるんだろうって思ってたら…
結末がしんどかった!涙が止まらなくて…
でも読んで良かった!
ストーリーは好きだけど、しんどい。
2021年4月29日
『BANANAFISH』を好きなひとにはハマる、
とツイッターであがっているのを見かけて、読みたいと同時にしんどそうだなーと。
クリスチャンが一つのテーマになっていますが…一冊によくまとまっている。
『BF』のときも思ったけど、作品はフィクションでもこういう世界がどこかにあるんだろうなと気づかせてくれる。(多少メンタルやられるけど)
ハッピーエンドかバッドエンドかは、読み手によるかもしれません。
読みました
2021年4月27日
泣きました。大円団が好きな方はおすすめしません。絵柄が大変美しいので海外の映画を鑑賞しているような雰囲気の作品です。デビュー作とは思えない内容の深い1冊だと思います。
映画のよう
2021年4月26日
BLですが、少し前の時代のアメリカの青春映画のようでした。青春といっても、大人に振り回された暗い過去を持つヘイデンと大人に虐げられ抑圧されているアランの決して明るくも楽しくもない物語ですが。モノローグが入れ替わるので、主語に気をつけないとどちらの心かわかりづらい時があるのですが、とても良かったです。悲しくて美しい物語。2人が思い出す2人の時間のツーショットがとても幸せそうなのが救いでした。
とても良い
2021年4月26日
画力、ストーリーどちらもとても良かったです、、また読み直します、、
美しく悲しいお話
2021年4月26日
pixivで読んでてなかなか更新されなくて、久しぶりに更新されたりすると飛びつくくらい好きでした。
単行本版をシーモアさんで見つけてまたまた飛びつきました。
映画でも読み取るようなシチュエーションと素晴らしい絵。絵画のような美しさ。
ハピエン大好きな私なのでこのストーリー展開からきっと悲しいラストだろうなと想像はついていて、読むのを一瞬悩みましたがやはり読んでよかったです。
二人が生まれ変わって幸せになったお話とかあり得ないかもだけど描いて欲しい😩💦
遥か遠かった…
2021年4月26日
こちらは画力・ストーリーともに素晴らしい。
そう文句なく素晴らしいのだけど、
可哀想だろ哀れだろ泣いていいよと、
ちょっと狙い過ぎじゃないかという点で、
私の中で評価が二極化しています。
でもデビュー作品でこのクオリティーは、
やっぱり素晴らしいので星5つです。
この作品を気に入った方は、
『ラムスプリンガの情景』もお勧めします。
儚くて美しく
ネタバレ
2021年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 籠の中の鳥のように過保護に育てられたアランとネグレクトで育ったヘイデン 形は違えど2人はどちらも親に支配され苦しんで育ってきた。そんな2人が出会い惹かれ合うのに時間はかからなかった。結末はとても悲しいけど2人にとってそれが1番だったかも…ひとりじゃ もう、生きていけない…だったら共に死を選ぶ…やっと楽になれた…あの しがらみから解放された……向こうの世界ではふたりで ずっと 誰にも邪魔されることなく 「遥か遠き家」にいるはず…まるで、映画を観てるような とても まとまっていてハラハラする場面もあり良かったです😄バットエンドは好きじゃない むしろ 嫌いだけど…この作品のバットエンドは私的にとても良かったです🙂デビュー作でこのクオリティはスゴすぎる‼今後 推していきたいです😊
涙しかない…
ネタバレ
2021年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 予想はつくラストで心してかかりましたが…やはり号泣!!狂信的なカトリックの家に産まれたアランと、親を殺したヘイデンの逃亡の旅…産まれながらの病気を抱えて生まれてきて、7歳の時神父に襲われたアラン…それすら神に見放された穢らわしい子と罵る父親…そんな生活の中に現れたヘイデンとの逃避行はアランの人生で唯一の生だったと思います。周りの大人達に救われなかった悲劇の2人。絵もとても美しくまた涙をそそります!!少しでも幸せを感じる事ができた事が唯一の救い!!ラストは2人とも幸せだったと思います!
深い…
2021年4月24日
予想してたより重めです。展開はなんとなく想像してだけど、読み終わった時のなんとも言えない感じ…
BLとしてではなく、作品として評価します。
わかってはいたけど…
2021年4月22日
WEB連載で途中まで見て、待ちに待っていました。
なんとなく最後は予想ついていましたが、やっぱりつらい…でも、絵とストーリーが美しく、最高でした。
光と空気と
2021年4月22日
初めての作家さん。

BLを1,500冊以上も読んでいると
決まり切った展開が多くて飽きてきたりするのですが、
初単行本の作家さんで、たまにはっとする作品に出会います。

詩的で光と空気を感じる映画のような作品。
宗教が日常にあるアメリカで、
それぞれが抱える家庭環境の闇を背景に、
2人の必然的な絆の強まりが感動をより強めます。
人生ドラマです。

総282ページ。
立ち直れない
ネタバレ
2021年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 辛い現状や過去のしがらみに囚われながら、自由を求めヘイデンとアランは外の世界へ飛び出しました。

二人にとって一緒に過ごした時間は本当に幸せでした。
でもそれもたった一時だけ。。。
周りの大人達に追い詰められていく二人。
不運が不運を呼び、不運が重なっていき二人は追い詰められていきます。

読んでいてもうこれは挽回のしようがないと、読んでいた自分も悟った感じで、結末が分からないにも関わらず涙が出てきました。

読後はただただ辛くて、涙が止まらなくて、まだ立ち直れてません。
宗教と信仰、理想と現実。
2021年4月20日
書店の宣伝ページを見て綺麗な絵だなと気になり電子販売を待って購入。全275P、全6.5話、店頭ポップが読めます。
街から街へ転々と移動しながら暮らすヘイデン。ある日の夜、休店日のヘイデンの勤める店の前に座り込むアランに声をかけて2人は知り合う。アランは体が弱く出血すると血が止まりにくい体質持ちで信仰心の強い両親に育てられ息苦しさを感じていることをヘイデンに話す。そこから2人は親しくなり2人で街を出て旅をすることになるのだが。。
1990年が舞台のお話で当時の映画を見ているようなお話です。ヘイデンもアランも親からの愛に飢えて育ち、救いを求めて生きているところに同じような境遇の相手を見つけてしまうというのがおまかな内容です。
旅の道中はさまざまな問題が生じてどんどん追い詰められる2人を見るのが辛いけど絵が綺麗なので悲壮感はそれほど感じなかったな。メリバですが綺麗な終わり方だと思います。
エッチはしますがお話は精神のつながりに重点が置かれているので描かれている回数もページ数も少なめ。エロは期待してはいけない作品かも。
分かってはいたけれど…
2021年4月18日
Web連載を読んでて、ラストは本でということで待ってました。きっとこうだろうとは思っていたけれど、やっぱり辛い。
映画を見てるような気持ちになる本です。
完成度の高い作品
ネタバレ
2021年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ キャラ★★★★★ストーリー★★★★★エロ★★★
絵が綺麗で描写力のある作家さんです。
救いが次々と指の隙間からこぼれ落ちていくので、読んでる途中でハッピーエンドではないんだろうなと思いました。彼らを追い詰めた周りの大人たちには誰も罰を与えない。なんともやるせない気持ちになりました。完成度の高い作品ですが、辛いので読み返しはしないだろうなと思います。
いいね
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最高
ネタバレ
2021年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結末は悲しかったのですが、来世でまた出会って二人で自由に暮らしていけることを考えれば、ハッピーエンドかなと思いました。映画を見た気分で余韻が抜けません。本当に面白かったです。作者さんに感謝です。
レビューせずにいられませんでした
ネタバレ
2021年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLを読み始めて、初めてレビューします。
私が読み始めたキッカケは日々のやるせなさを埋めたい、無意識にそんな気持ちが潜んでいたと思います。
なので、読後自分が落ちそうな作品はなるべく避ける傾向にありました。
そして、自分の感動やらを言葉に変換するのにかなり時間を要するタイプなので、レビューも日々のあれこれに振り回され出来ずにいました。
しかし今回は、フォローさんのレビューから、これは読まないとダメな気がする…と感じ、迷った挙げ句購入しました。そして読後レビューせずにいられませんでした。
読んでいる最中、涙が止まりませんでした。
その感情を理解するより先に、涙がポロポロ流れていました。
そして、最後は悲しい結末だったとは思うのですが、切なさと共に温かい感情が溢れて…。
自分の存在をどこか許せず、過去に囚われ、人生をやり直したいと思っていても、今ある日常を捨ててまで何処へも行けない。
だけど、許されたい、自分をそのまま受け入れて愛されたい、そして愛したい。つきつめて人生って、そんな誰かを探す旅ではないでしょうか…
私は彼らが互いにそれを相手に見出し、抱えた苦しみを昇華し、誰にも邪魔されない二人の場所に帰って行く姿は幸せに満ちた様に見えました。
本当に読んで良かった、読んだらまた泣くと思います。
読むキッカケを頂いたフォローさん!本当に本当にありがとうございます。
これをキッカケに私も拙いながら、心の言葉を形にして行こうと思えた作品でした。
ああ!これは
ネタバレ
2021年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ものすごくネタバレになっちゃうので嫌な人は読まないで下さい。これはテルマ&ルイーズですね。冒頭からその予感はありましたが。俺たちに明日はないとも言えます。それ系の映画ファンには堪らないです。絵も驚くほど素晴らしい!これはもう漫画じゃなくて芸術作品かな。
美しい海と
ネタバレ
2021年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 重い内容だからこそ、少し駆け足気味なように感じてしまった。それでも280pの大ボリューム。
絵は文句のつけようのない、ストーリーの雰囲気にマッチしてとても綺麗で丁寧で素晴らしかったです。
この一冊で2人を語ってしまうのはもったいなすぎる。物語終盤から展開とオチがなんとなく察してしまえるからこそ、欲を言えばもっともっとゆっくり、もっと長く深く彼らのことを見ていたかった。
重いのになんだかあっさり読めてしまってちょっともの足りなくも思ってしまった。これは私の我儘ですが。よく言えば引き込まれて一気に読んでしまう。
とはいうものの、一冊にしっかりまとめられていてます。作者さんの今後にも期待です!
気持ちに余裕ができたところでもう一度読んできます。
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絵が綺麗でストーリーに合っている
ネタバレ
2021年4月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 信仰とは。救いとは……。ラストは悲劇そのものですが、これ以外になかっただろう、と納得させられました。
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泣きすぎました★カウントできず
2021年4月15日
pixivで少し読んでいたのですが、まとめ読み。

すごく丁寧に作成された作品で、満たされました。
二人の美しい青年たちはそれぞれ家庭に枷があり、苦しみ続けているんです。
出会うべくして出会ったような二人で優しく美しく時間が過ぎるんですね。
お互いの枷を丸ごと抱きしめるみたいに。
でも、人間の運命が不運なのか幸運なのか。
罪?償い?赦し?誰が???!!
泣くっ💦

これは映画ですか?
映画館では泣きすぎるので絶対見られませんが。

号泣必至なので、気力と体力が満タンの時にお読みください。

あぁ、ワタシは一週間後にまた読みますww
凄い!初コミックス?!
2021年4月15日
BL情報サイトでインタビュー記事を読んで、定価でも読みたくて即購入。
心に枷を負う2人の旅路、凄い作品でした。ネタバレ無しで集中して読まれる事をオススメします。
私の中で 今年No.1deep作品です。
ただ君の隣へ。
2021年4月15日
初読み作者さんで初単行本。また凄いものを読んでしまいました。。フォローしてる方にオススメしてもらい、またレビューもいくつか上がっていたので興味を持ち、レビューは薄目で見てあらすじネタバレなしで読んだら、やられました。涙しばらく止まりませんでした。レビュアーさん仰る通りこのような作品に出会えるからBL読みはやめられませんね。
ぜひ試し読みしてみてください。映画のようなプロローグ、美しい海に差し込む光と舞い上がる白いスケッチ紙、すぐに彼らが生きていた世界へ持っていかれます。そして少しでも興味をもったら、ぜひ彼らが二人だけの家に帰るまで辿った旅路を一緒に追ってあげてください。罪と赦しもないところ、ただ君の隣へ。
表紙の英語文は聖書から。
ルカの福音書2-19 しかしマリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。(天使が訪れメシアの誕生を告げたことを羊飼いからマリアが聞いた箇所)
哀歌1-21 聞いてください、わたしの呻きを。慰めてくれる者はありません。敵は皆、わたしの受けた災いを耳にしてあなたの仕打ちを喜んでいます。彼らにも定めの日を来らせわたしのような目に遭わせてください。(バビロンの捕囚時代、エルサレムの破壊を嘆く箇所)
二人にとっての幸せ
2021年4月14日
孤独な二人が支え合える相手に出逢えて良かった。
悲しい結末ですが、二人にとっては幸せなのかもしれません。
きれいしんどい
ネタバレ
2021年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃ泣いた。
二人はただ相手のそばに居たいだけなのに、運命は残酷すぎるわ。二人ともいい子なのに。この旅はもっともっと続けたらいい...アランとヘイテンはきっと二人だけの家に着いてきた。二人で居れば、どこでも家ですね。
こんな切ない恋と旅はしんどいです。
絵はすごく丁寧できれいです。
映画を観ているようだった
2021年4月14日
とあるアメリカの田舎町。境遇が似てるような似てない2人が出会い、旅に出るお話し…終始お互いのわだかまりが交互に出てくる感じで話が進んでいく…
読了感が半端ないです。気になる方はぜひ読んでください❗
すべてを手放した先
2021年4月13日
pixivで途中まで読んでいて、絶対平日に読んじゃいけないって思っていたんですけど、フォローさんのレビューを見て、読まずにはいられなくなってしまいました。プロローグで、光の中に立ち上がった彼の表情を見て、それだけで不意に涙が出そうになりました。私には、作者さんの言い回しが難しいのですが(まるで外国語の本を難解に訳しているような印象です)、それでも、胸に迫ってくるものがあります。それぞれに、簡単には決別のできない過去を持ちながら、「大丈夫、2人ならその罪の意識さえ捨てていける」と思わせてくれるのに、そう思うたびに立ちはだかるさらなる罪悪に、胸をかきむしられる様な思いになります。信仰と救わない神。呪いのように強固に居座るそれらを手放すことができるのは、互いに「君の隣」だと知った2人が、すべてを手放して、2人だけの家に帰るお話。やっぱり、平日に読んじゃダメなやつだった。涙止まらん。
これは遥か遠き家への帰り道
2021年4月13日
逃避行に対する負の感情が一貫して漂う二人旅。だからこそ裏表紙で二人だけの家への帰り道というフレーズが救いになる。そうか、二人は二人だけの家への帰り道を行ってるんだね。良かった。子供たちはあまりに清廉としていてそれ故に彼らは苦しみそうして救済されるのだと思う。それとは対象的に大人達はあまりに醜悪だった。終盤にかけて主人公たちの言っていることは抽象的で遠く理解が難しくなっていった。一方大人達の言葉は俗物的で攻撃的でとても分かりやすかった。その対比に主人公たちは彼らの家へと帰れるのだろうと、思ったわけです。信心、親子、同性愛、赦し。様々な要素を美しい登場人物達が紡ぐ。うーん!これだからBL漁りは止められないぜっ!(と軽く言ってみましたが、何度読んでも消化が難しく読めば読むほど泣いてしまうことを申し添えます。)
掌。
2021年4月11日
モノクロの短編映画を見ているようでした。
私にはミスチルの掌の歌詞が思い浮かぶ。今なら藤井風さんの青春病がしっくり来るかもしれない。
生き急ぐ二人の儚くも自由を夢見た切ない悲恋。
想像を絶する良さ
2021年4月10日
たまたまSNSで見かけて絵柄が好みだったため購入しましたが、もうとにかく大号泣です。
ストーリーも雰囲気も、何もかもがとても美しく、こういう商業をずっと待っていた!と思いました。特に瞳やまつ毛があまりにも綺麗に描かれていて、目が離せませんでした。
こんなにも涙を流した商業ははじめてです。気になっている方は是非購入することをお勧めします。
落ち込む…。
ネタバレ
2021年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久々に読み終わったあと辛いなぁ…。と落ち込む作品に出会いました。。エロシーンはほぼ無いに等しく描写があってもあっさりしています。ストーリー重視の作品でした。もう本当に終始辛い展開で、こんな汚い世界に彼等の居場所は無く。二人だけの場所に還っていけたのかな?そうだったらいいなぁ。と無理やりプラスに気持ちを持っていきました。絵もストーリーもとても繊細かつ綺麗で映画を見ているようでした。次の作品も楽しみにしております。
何度でも
2021年4月9日
ある日の出来事に心を縛りつけられたふたりの孤独な青年たちのはなしです。
罪とは?赦しとは?誰に乞いて、誰が許すのか。
たったひとりの居場所に、ふたりはやっと出会えたのだと思うとホッとするし、切なくも思う。
愛されたい。それはきっと誰もが抱える思いで、それを受け取る相手も、受け取っても欲しいとおもう相手も、受け取りたかった相手も、受け取ってくれなかった相手も、皆それぞれが抱える思いが交差する様がまるで映画のようでした。
彼らの取り巻く環境にいる大人の、たった一人でも彼らに寄り添えたら。
美しい青年の儚くも美しい青春の物語でした。
皮肉にも祈りに裏切られ続けた彼らに、それでも私は祈るでしょう。彼らに、幸あらんことを。
悲しくて
ネタバレ
2021年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ものすごく考えてしまいました。
親も人間で、子供も一人の人。
親になっても、間違いがあるし、信じすぎる思いを子供に押し付ける。どんな親でも一緒に育てば、どんな親でさえ、懺悔がある。
子供には、親が全て。悲しいことに、前を向いて歩いているようでまた、同じことを繰り返したり最後の方は、ハラハラしながら読み、父親の言葉に絶望しました。
読み終わっても、頭の中で何度も整理しようとしましたが、整理できてません。
それくらいしっかりとしたテーマです!
BLというくくりにしておくのはもったいない。
大切
2021年4月9日
本当に大切なことを教えてくれた気がしました。
色んな感情が入り交じっている作品で、読みながら苦しくなったけれど、読み終わったあとにはきっと、自分の人生には大切な人がいるということを教えてくれる気がします。
本当に素敵な作品をありがとうございます。
電子も紙も買わせていただきました。
儚いけれど永遠
ネタバレ
2021年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 90年代、アメリカ。厳格で狂信的なキリスト教信者の両親に育てられた、先天的に持病があり、囲まれて育った受け。閉店した店の前にいる受けに声を掛け知り合い。攻めも生い立ちにより罪と悲しみを持ち。
受けもまた哀しみを背負い、救いをお互いに見つけ逃避行、2人にとっては生きる道。
これから先も一緒に時を重ね天寿を全う、という意味ではハッピーエンドではありません。でも自分が救い救われた最愛の帰る場所、家を見つけた2人。
「必ず君を見つけ出して僕が君の帰る場所になるよ」私もそう信じます。
綺麗
2021年4月9日
色んな方がおすすめされてたので発売を楽しみにしてました。1ページ1ページが凄く綺麗で気づいたら読み終わってました。とても胸が苦しくなったシーンあったけど、とてもいい作品だったと思います。
バナナフィッシュ好きには、おすすめ
ネタバレ
2021年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好みわかれると思います!
ストーリー性があり私はとても好きです!
バナナフィッシュっぽい感じです
胸が熱くなりました。
映画だ!そしていい。
ネタバレ
2024年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ あぁ。スティーブンキングの映画くらい神だ!信仰だ!救いだ、赦しだ。とうるさい(怖い)作品でした。私には信仰する神も仏もいないので感情移入はできませんでしたが、アランの父親は映画に出てくるソレでした。恐ろしい。
彼らは本当に人殺しなのか?もはや手を下さなかっただけで周りが殺したでは?読後ちょっと考えさせられる。
なんだか胸くそな映画を見た後みたいに、、これは残る作品だなーと思いました。
空気もずっと重たいし、280p超えで読むのに覚悟はいると思うけど、めちゃくちゃいい作品。
神に見放されたとしか言いようのない2人が安らぐ場所を求めて旅するのだけど、「あーきっとこうなるんだろうな、、」がハマっていく作品。

あと、私的にはハピエン。最後頭の中でドライバーズハイが流れてて「来世でまた逢おう!yah!」って鳴ってた。2人だけのエデンで永遠に、、

で、絵がめちゃくちゃ綺麗でとにかくずっと見てられる。ただ感情?表現がポエム?のようでちょっと難しい?直接的な表現ではないし、さらに神だなんだと表現されてるのでもう3回くらいに読まないと真の深さには辿り着けないかも、、綺麗な絵つきの小説みたいでした。
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長い旅を終えた後のような
2024年5月24日
申し訳ないけどかなり昔に読んでから読み返せていない。本を開く手が重い、あまりにも沢山のことを感じさせてくれるから。
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二人にとっては帰り道での出来事
ネタバレ
2024年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 八田先生の作品は「やくざの推しごと」(コメディ作品)が初読みです。BL作品でもお名前を発見したので何も考えずに購入したのですが、購入後にあらすじを確認して絶対バッドエンドやん...と思って長らく読むのを保留してました。結果バッドではないけどメリバでした。90年代、00年代あたりの悲恋同性愛映画を観たような少しやるせない気持ちに...。でも二人が出会えたからこその幸せが確かにそこにはあったと感じます。あと、画力の高さでストーリーの重厚感が増してると思います。読みごたえある作品ですが気軽には読み返せない作品でもあります。心が元気な時に是非。
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ああああ
2023年8月13日
深夜ノリで見ないのうがよかった笑笑えやばい鳥肌ですああああぁあああたあああああぁあああああ心中かあ。
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幸せになって欲しい
2023年6月5日
SNSなどで泣けるとオススメにあったので購入しましたが、泣くまでは行かなかったです。
ただただ、別の世界では2人には幸せになって欲しいと思いました!
無題
ネタバレ
2023年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずーっと気になっていて、でもレビューを見ると読むタイミングが大事そうだったのでやっとじっくり読むことができました。最後2人が幸せそうだったからそれでいいのかな。
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ロードムービー
2023年2月14日
昔、「テルマ&ルイーズ」という映画がありましたね。はずみで人を殺してしまった主婦二人の逃避行。自由な時間を満喫した末の出来事で、自由には責任がつきしたがい、時間は有限。冷静になれば、最悪な幕引きは逃れられたかもしれない。でも、ふたりには、全てか無か、二つに一つ。
主人公たち二人の少年も同じような境遇に陥りました。特殊な成育環境がまるで原罪のようでした。彼らの旅は破滅に向かって進むようなものでしたが、お互いの存在は祝福に似ていたかもしれません。天国があるとするなら、二人がそこで再会しますように。
美しい物語
ネタバレ
2023年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 泣きたくなるくらいに美しい物語です~!
二人の少年たちが本当に美しい☆
街並みも自然の景色も美しい☆
並べられた言葉も詩的で美しい☆
どうかどうか彼らに救いがありますようにと、祈るような気持ちで読んでいたので、ラストシーンだけは納得いかないです。これはこれで救いなのかもしれないですけれど、ご都合主義でもいいから、二人で生きていく未来を描いてほしかったな。
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つらい…
ネタバレ
2022年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 素晴らしいメリバ作品だと聞いて購入しました。他の方のレビューにもある通り、映画のような作品です。
外国もの(?)のBL初めて読み、やはり舞台が異国というとこや宗教の話がでてきて物語に入り込むまでに若干時間がかかったんですが、最後までには世界感に完全に浸ることができました。メインの2人の育ってきた環境はそれぞれ全く違うけどどちらにしてもツライ環境。ラストの終わり方も切なさでいっぱいなんだけど、個人的には、これから2人で幸せに生きていこうとしていた矢先、事件が起こって追われる身になった場面に心抉られました。ようやくつかんだ幸せから地獄に叩き落すストーリーって本当つらいですよね…。アランが必死に助けを求めた電話に対する父親の返しもね…つらい。メリバ作品いける派なんだけど、今まで苦しい環境で過ごしてきたキャラは幸せになってほしいって思うタイプだということを今回この作品を読んで痛感しました。
こんな作品を待ってた
2022年9月15日
家を探し旅をする2人のすれ違いや心模様が繊細で、ページを捲るたびにどんどん引き込まれました。
次回作も楽しみです!
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美しい
2022年6月2日
その言葉がピッタリはまる主人公二人。
海外ドラマを見てる様なストーリーでした。
嫌でも育ちが人生を左右する現実を見た気がします。
刹那に生きるとはこういう事なんだろうな。

次回作はどんなの描かれるんでしょうか?!
凄く気になるし期待大大の作者様です。
上質なドラマ
ネタバレ
2022年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでる途中からああ、これはもう悲しいラストが待っているのだろうと覚悟していました。ふたりにとって魂が赦されて解放されるのってそういうことなんだろうなって。
でもできるのならば違うラストも見たかった。しばらくは読み返すことができないかな。心臓が重くて。
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まぢか
2022年4月7日
表紙と星の数につられて購入。まさかこんな終わりとは…泣けた。ある意味幸せな結末なんだろうけど苦手な物語だったので複雑。
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えーん
ネタバレ
2022年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悲しい結末でしたが2人がずっと一緒にいれればいいなと思いました。絵がとても綺麗でした!他の作品もあれば読みたいです。
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なんというか、
ネタバレ
2022年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ きっと来るであろう2人の救いを ひたすら求めながら読み進めましたが、結果、抉られるようなキツさを消してくれることはなかった。。 絵柄は美しくてとても好き。ストーリー重視も大好きなのですが、覚悟せず読んだためか、私にはしんどかった。切ない。そしてとにかく、アランの親が後悔と懺悔でとことん苦しんで苦しんで苦しみ悶える姿を見たかった。
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好き
2022年1月1日
映画みたいなストーリーで読み応えありました。話しの内容も絵も 全てがきれいでした。ある意味 深く結ばれた2人なので それはそれで幸せだったのかもしれません。また読み返します。
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すごい
2021年12月19日
絵がすごい。圧倒されました。内容は。。読んで下さい。心が張り裂ける作品です。映画を1本見た感じの満足感。
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絵がきれい
ネタバレ
2021年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても絵が美しい。物語は、うーん。泣ける内容なんだけど、昔の映画の良いところの寄せ集めっぽい。なにかしら既視感がある場面が多い。でもでも、美少年美青年の悲劇は眼福だし内容もしっかりしているから、私は好き。ラストは彼らなりのハピエンですし。
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作家名: 八田てき
ジャンル: BLマンガ
出版社: プランタン出版
雑誌: Canna