まず何より組長のお祖母様が、めちゃめちゃカッコイイ!!!それで購入を決めたようなもんでしたので笑。そんな方の孫なんですから若頭の義治がイイ男以外の何者でもないですよね。まあ、ハチャメチャなところがありますがね笑。
オメガバものですが、特有の悲愴感とかはなく、オメガでも義治がめちゃめちゃ強い。喧嘩も勿論のところ精神的にも強く、芯の部分も強い。まあそんな義治に幼い頃から一緒にいる真が惚れない訳がないワケで。でも真は好きだからこそ義治の幸せを願って考えて葛藤して悩んで…というもう若一筋!一途!って感じが何ともね漢でした。けれど様々な葛藤を乗り越えて腹を括るまで、少々ジレジレします笑。
因みに舞台が裏社会のあちらの世界なのは分かっていたのですが、お試し読みではコメディ色がもっとあるのかと思っていたのですが、思ってたよりはそうでもなく、でも暗い訳でもなく明るくてもやはりダーク感が随所に漂っている感じです。
時々ピリっとする事柄も発生しますね。
個人的には、表紙が綺麗でそういう雰囲気の絵柄なのかな?と期待して読んだところ、あらら??むしろ逆に勢いのあるハードタイプの絵柄で、ストーリーにも勢いがあるので、結果としては合っていたな?とは思いましたが、でも美麗な感じバージョンでもちょっと読んでみたかったです。個人的にそこが少し引っ掛かったのと読む前に期待し過ぎてしまったようです。
絵柄が大丈夫なのと裏社会大丈夫な方向きです。