ネタバレ・感想あり病める時も、健やかなる時も、【コミックシーモア限定特典付き】のレビュー

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切っても切れぬ良縁。
ネタバレ
2024年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ Mの経典の野良先生の作品と、フォロアー様からのレビューで手に取りました。
カフェを営む大崎には、世界を飛び回るカメラマンの恋人、三原がいます。三原は撮影に出ると、何処にいるかも分からない自由人。下手すると生きているかも定かでない男。そんな男を長年、飽きもせずに待つ大崎。端から見たなら、なんでそこまで?と思うけれど、そりゃあ愛しているからでしょ。
片や三原も、一見自由なようでいても、実は、散歩する犬のリード同様、上手く緩められたり引っ張られたりと、必ず絶対に帰ってきます。それはまるで、犬の帰巣本能のよう。互いを認め合い、必要として、親友であり、夫夫であり、家族であり、肉親であり、これはもう二人にしか分からない絆。怪我をした三原の為に大切なバイクを売り。三原も又、大崎の為に売ってしまったバイクに近いバイクを買ってあげる。こうして二人は、二人の愛情だけを信じていたいけれど、結局、確実な二人の未来を守るのは社会的手続きなんですよね。それがあるかないかで、現実、同性カプが苦しんだことか。怪我した三原は、先の将来に相手を守る方法を思案。最近は徐々にでも裁判で良い結果が出ています。あとは国会だけ。良いニュースを待ちたいものです。
常に脳裏をよぎるのはタイトル
ネタバレ
2024年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 祖父の残した喫茶店を継いだ泰生と国内外と駆け回るカメラマンの遼輔。付き合いは長く、言葉は飾らなくとも行動が相手の大事さを物語る。それぞれが人生を背負い自分を相手を幸せにと生きる二人の未来が、とある出来事から根底にある問題を露わにする。共に生きる覚悟と現実的な難しさ。未来への重荷が一遍に押し寄せる負担と恐怖。そして必ず訪れる死の別れ。相手のために何ができるかと問いながら、相手を思いやり生きていくことしかできない事実。ずっと一緒には無理だと知っているからこそ、分つ時まで少しでも。二人の出した答えと贈り合う愛情が素敵でした。これが最後かもと日常を過ごす怖さは個人的に分かりすぎて、挑む二人の姿は慰めであり祈りでもありました。終盤に持ってきた愛の行為も素晴らしかった!覚悟で誓いで大切な方法。良い作品に出会えました。
愛するということの本気度
2024年11月13日
10年。不安定な恋人関係の二人。いつも奔放な遼輔の帰りを待つ泰央。二人の関係が固まっていく様子が描かれて行きます。
最初の出だしは、奔放でだらしのない遼輔とそれを許して流されているような泰央の関係に共感できませんでした。読み進めていくうち、後半とくに泰央の愛の覚悟に打ちのめされました。私はなんてちっちゃな中で愛をはかっていたんだと。
いろんな人に読んで欲しい。
素敵な作品です
ネタバレ
2024年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 正反対な二人が不安定な恋人からずっと一緒に生きていくパートナーになっていくお話。
本当に対極な二人。遼輔は自由人で将来のことを真面目に考えることから逃げてる。そして泰央は自分のしたいことをしているようだけど、はじめから地に足がついててずっと遼輔の帰る場所になろうとしてたんだな。
同性同士の二人が夫夫のようなものになるとはどういうことか、その過程の課題や困難さがリアルでした。お互いを尊重して一緒に生きていこうとする二人が素敵だし、心情がとても丁寧に描かれています。
よき
2024年7月3日
正直絵柄は好みではなかったのだけれど、そんな事などあっさり凌いでゆく内容。

ぜひ、読んで頂きたい。
恐妻風攻め×ダメ亭主風受け
2024年4月3日
端からみたら、仲良し腐れ縁の凸凹友達…な、そこの街角にいそうな、二人。同性だからこそ、それぞれに未来に怯えちゃうんだよね。「結婚」という法的な縛りがないからこそ。LGBTとか、そんなんではなく、こんなご時世だからこそ、ドラマ化して欲しいです。
泣きました
2024年3月21日
BL漫画で初めて泣きました。2人の関係性がとても良かったです。お互い自分の仕事や立場がありながらも、信頼関係がすごくあって、理解し合ってるところが素敵でした。読みホから入りましたが購入して良かったです。
丁寧に描かれている
ネタバレ
2024年1月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 野良おばけさんのこちらのシリーズ本当に大好きで同人誌も買いました。丁寧に描かれた作品だなと思っています。pixivの投稿でたおがりょうすけの首に噛み跡をつける話があるのですがめちゃくちゃ萌えるのでぜひ読んてきてください
結婚というシステムは
2024年1月11日
とにかく対外的にわかりやすく家族になれるシステムであり、同性同士だとそのハードルはやはりまだ高いんだろうなあと考えさせられる話だった。縁起でもないけど自分が死んだあとの葬式すら1番近くでお別れしてもらえないかもしれないというのはかなりキツイだろうなあ…。パートナーシップ制度がどの自治体でも可能な世の中になるといいなと願う。
愛がいっぱい!
ネタバレ
2023年12月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです!何て言えばいいんだろう。とにかく!そこに愛があるからこそ心に刺さるんです!作者のあとがきに“ごくふつうの2人にとっての、1つの答えを見付ける小さなお話にしたかった”とありました。ひとつのきっかけからお互い話をしぶつかりながら探し見つけた、彼ららしい幸せと生き方。それぞれが相手を想う気持ちがとても優しく温かくそして泣けました。味のある絵も喜怒哀楽の表現が分かりやすくストーリーと合っていて好きです。マイノリティへの偏見や差別がまだまだある中でとても前向きで素晴らしい作品です!
2人が見つける在り方
ネタバレ
2023年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ カフェオーナーとカメラマン。受け継いだ喫茶店をカフェにして堅実に営むナオ。世界を飛び回り写真を取り続けるリョウスケ。高校を卒業して10年。一緒に住み、リョウスケの帰る場所。ずっと続くと思っていた日常に、未来を考えずにいられないことが起こる。
口が悪く怒ってはかりのナオは、実は深く深くリョウスケを愛している。ナオは、応えることを考える。一緒にいるために。きっと、2人のような人たちは、この世のどこかにたくさんいるのだろう。それぞれの幸せの在り方が実現することを願ってやまない。とても素敵な作品でした。
セリフのひとつひとつがグッとくる
ネタバレ
2023年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何かあった時、知らせが来ない。知らないところで亡くなるかもしれない。そんな不安をずっとかかえながらたまに帰ってくるのを待ってる健気さ。儚い見た目とかではなく仕事しっかりしてる男性。2人とも。リアルなセリフにぎゅっと胸を掴まれ、幸せが少しでも長く続き、共に老人になる未来が来ますようにと願わずにはいられない。最後の2人の結婚式であろう正装シーン嬉しく思いました。
胸に刺さる、
ネタバレ
2023年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 200p、全表題作+描き下ろし+あとがき+購入特典ペーパー1p×2。『&-「病める時も、健やかなる時も、」web &同人誌再録』を読んで此方を再読。いろんなシーンが胸に刺さりまくりだ。家族へのカミングアウトもどれだけの怖さがあるだろう。何度も逡巡する姿に胸が押し潰される。世界を飛び回るカメラマンという職業だけあって待つ側の辛さも手に取るように伝わってくる。ただ無事に帰って来て欲しいのだ。
病院で遼輔が目覚めた時の泰央の喜び。家族を前にサッと身を引き、退院時には万象繰り合わせて迎えに来る。あ〜、家族とはどんな会話をしたんだろう。男前の泰央のストーリー内では推測するだけの彼のその時の行動やセリフが見たい。病める時も健やかなる時もただ一緒に生きて行く事にこんなに思い悩まなければならない。遼輔の目覚めでそれまで泰央の中にも少なからずあった拘りが吹っ切れたのだろう。ただ、一緒に生きて行く、一番近い所で。長い想いを素直に解放する。遼輔の怖さもめちゃくちゃ伝わってくる。ケガ後のカミングアウトからこれからの生活の先行きの不安。自分は何にも価値がなくなったんじゃないか、と。泰央の解放された告白がめちゃ効いてくる。色々なシーンが本当にとても良い。再読して改めて感じた。良かったー
愛に溢れた作品。
ネタバレ
2023年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 伏線回収が素晴らしい。特に、俺たちは言葉にするのが必要だと泰央が言った後、2人が感情を露わにしながらもお互いの気持ちを口にして通じ合うシーンが出てきて、ああ、これが泰央が言ってたことだな...と思いジーンとしました。死亡保険の話が出てきた時泰央は怒りましたが、遼輔はそれを受け止めた後、本当の意図である「家族になりたい」ということを伝える。遼輔が朝、泰央を起こさずに仕事に行くことだって、泰央に迷惑をかけないようにと考えた結果だったと思うんです。こうした相手を思いやっているのにすれ違ってしまうような(というか遼輔が鈍感すぎるだけだとも思いますが)、行動だけでは伝わらない部分を、声を荒げながらもきちんと言葉にして伝え合い、通じあう...素敵すぎて、寝転がりながら泰央と一緒に泣きそうになりました。素敵...
あと、遼輔が泰央への愛に自覚的になってからの遼輔の男前度がやばい。急に立場が逆転というか、それまでどちらかというと受け身みたいな感じでいた遼輔が、泣きじゃくる泰央の顔を包み込んで愛を伝え、泰央の誕生日にバイクを買って遊びに誘い、一足先に指輪を買い、と、気がきく男前ムーブを急に見せつけてきたので、な、なんやお前それイケメンかよ!!!!!と悶絶してしまいました。話の終わり方も、冒頭と重ねながら、バイクを買い、ツーリングに誘うという途中の泰央のセリフも回収するというすごく綺麗なまとめ方で素晴らしかったです。
最後のイラストでも、お姫様抱っこをする側なのが、体力のある受けの遼輔であるところが個人的にツボです。男前受け...いや泰央くんも男前なんだけど...
pixivで上がっていた作品と同人誌が大好きで、こちらの商業作品も読ませていただきましたが、やっぱり最高でした。作者様がまだ個人で続きを描いてくださるそうなので、供給に心底感謝しながら追っていきたいと思います。ありがとうございます.....
リアルな生活がそこにある
2023年9月3日
読み放題にて同題名の作品を読んでから、こちらを購入しました。リアルな題材。怪我、入院、死亡、お金、仕事、家族。ヘテロ同士のカップルであれば当然のことも、LGBTQカップルには認められないことが少なからずある。こちらの本編のほうがよりそういった問題に切り込んでいます。BLというジャンルであるけれど、性的マイノリティに関しての問題提起という観点でも興味深いと思う。
じわじわと惹き込まれる作品、最高です。
2023年8月17日
絵のクセが凄いな…ストーリーは…うーん?と最初は思って読み進めてみたら、ごめんなさい、私が間違ってました。どんどん2人の距離感、関係性、作品の雰囲気に惹き込まれ、読み進めれば進めるほど2人が好きになり、「お願い、どうかくっついてくれ…」と願う自分が居ました。最後は自然と涙が💦もう、胸がいっぱい。甘々とかイチャイチャとかあんまりない2人だけど、凄くお互いを大事に想ってるのが伝わりました。何回も読み返す作品、また増えちゃいました。読み放題で読んだ作者様のpixivの作品も凄く良いので、そちらも合わせて読むのお勧めです。
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結婚!
ネタバレ
2023年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ あー、なんですか?この気持ち。結婚か。なんか結婚ってめっちゃ尊い事なのでは??私の認識が間違ってたわ。あー、あー。好き。何度も繰り返し読んではゾンビのごとくあー、あー、うーってうなっちゃう。きゅー。
愛しか無い
2023年8月13日
読み放題でこの作品の番外編を読んで、本編が気になって購入。もー凄く良かった(涙)絵自体はあまり好みじゃ無かったけれど、読み進める毎にしっくりハマるというか。ファンタジーなBLじゃない、読み応えのある愛に溢れた作品でした。
2人の、末永い幸せを願ってやまない
2023年6月21日
BLというより、今の世の中に、実際にいるであろう同性カップルが直面している葛藤や不安の現実味が凄すぎて本当に心臓が掴まれる想いで読みました。絵のくせがあると言う方もいるでしょうが、本当に2人はこの絵だからこそ、素敵さが伝わってきます。えろもちゃんとありますが、何度もうるうるしながら読み直してしまうほど良いシーンです。
恋から愛のお話
ネタバレ
2023年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく好きな作家さん。デビュー作から世界観とキャラクターの独特さが好きでいつも新作チェックしています。同性の2人が出会い、友情から恋に、それから愛に発展しながらも個人の2人が末長く一緒に生きていくために葛藤している姿がとても感動的でした。
愛です
2023年6月16日
レビューをみてほとんどの人がとにかく読んでみて損はないと書いてあったので30%オフだったので買ってみました。結論から言うととにかく愛の深さがもう凄いです、相手をここまで思えるなんて本当色々考えさせられました。ここまで愛してるのに家族になれないもどかしさとか、本当読んで損はないです。
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一緒に生きていきたいだけなのに
2023年5月16日
祖父の店舗兼自宅を引き継いでカフェを一人で切り盛りしている泰央と世界中を飛び回っているカメラマンの遼輔。高校からの付き合いで、言いたいことを言い、やりたいようにやって一緒に暮らしている二人。

遼輔の誕生日にケーキを作って待っていた泰央をすっぽかしてしまっても、「おかえり」と言って「久しぶり」と応え、遺恨を残さず暮らしていける心地好さが伝わってくる。

でも、同性と生きていくことの困難が降りかかり、人は一人で生きているわけではないという事実に真っ向からぶち当たる。


作者さんの絵柄は癖があって馴染むのに少し時間がかかるけれど、すっきりと美麗な絵柄でない分、泰央や遼輔に血が通い、物語がとてもリアルに感じられる。

ただ、好きな人と愛する人と一緒に生きていきたいだけなのに、同性同士であるだけでできないこと、やれないことがあまりにも多く、異性同士だっただけで許されるなんて不条理だとつくづく感じてしまう。

作者さんのpix○に二人の高校時代や泰央が祖父の店を継ぐ話などが載っていて、そちらも含めて前後編で読んでみたかったなと正直思う。ケーキで始まりケーキで終わるのも面白い。
泣ける。
2023年3月15日
愛が!深い深い愛情が伝わる、素敵なお話でした。男性同士に限らず、正式に法的に家族になることの意味や力について考えます。気持ちと、形は必ずしも同じではないけど、支え合っているなら、意味があるなって思います。
わかりみがエグい
2023年2月26日
付き合いが長くなればなるほど、あ〜分かるわーとか色々共感出来たお話でした。
言葉が足りなくなったり、扱いがぞんざいになるとことかもー少し笑えて切なくなりました。
読み終えた後、明日少し優しくなろうと思える物語。
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初作家さん
2023年1月30日
初作家さんでした。最初は絵に特徴があり気になりましたが、だんだんとストーリーに引き込まれていきました。写真家と喫茶店の店主という2人が、お互いの生き方を尊重しながらも、未来を見つめていくストーリーが良かったです。
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男同士のリアル
2023年1月13日
決してファンタジーではなく、リアルな部分が描かれていると思いました。同じように悩んでいる人も世の中にたくさんいて、すべてのひとに優しい世界になって欲しいと願わずにはいられませんでした。素敵なお話でした。
愛の深さとLGBTQの現実
2023年1月2日
saleになっていたので何の気なしにポチりましたが、予想以上に濃いお話でした。
全体的に仏頂面というか不機嫌顔というか、笑顔の少ない泰央ですが、その愛の深さにじんときます。
ふらふらしてヘタレな遼輔が、自分や家族、そして泰央と向き合う時にぶつかる状況に、今なお解決しないLGBTQの課題を改めて考えさせられます。
所謂ファンタジーなBLではない、リアルなマイノリティたちの物語として、レビュー数が少ないのが不思議なぐらいとても面白いです。
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「愛」だけでは済まない男同士のリアル
ネタバレ
2023年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 個性的な作画に抵抗を感じる方もいるようですが、それを置いても一読の価値ある作品と思います。男同士が結婚に限りなく近い関係を持ちたいと願うとき、何を考え、どういう行動をとるか、がリアルに描かれています。主人公cpは、普通の男女の結婚だったら問題にすらならない事柄に悩まされ、互いに相手を思いやりながらも今ひとつ歩調の合わない相手とのズレにぶつかり合います。サスペンスでもないのに「緊急連絡先」とか「死亡保険金受取人」などと言う超リアルな言葉が飛び交います。これがとても切ない。人として、大切な相手と死ぬまで無事に添い遂げたいと素朴に望むだけなのに、男同士だというだけで、家族を含む世間も、法も、社会制度も概ね冷たく、そのこと自体が彼らの争う原因になってしまう悪循環がとても切ないです。それだけに、何とか2人が同じ着地点に落ち着いた後に交わされる愛の場面では、エロさというより優しい安堵感を覚えました。台詞のひとつひとつも何気に深く、読後は映画のような印象の残る作品です。
本当のパートナーへ
2023年1月1日
絵は癖があるけれど、心に沁みるBL。
カフェのオーナー泰央と世界を飛び歩くカメラマン遼輔。付き合いは長いけれど、将来の約束をしたわけでもない。待ちぼうけで一人で過ごす時間の多い泰央の寂しさが気の毒で、好き勝手にやっている遼輔になんだかなと思っていた。

一つの事故をきっかけに、2人が真剣にパートナーとの未来を考えて変化していく様がリアルで痛いくらい。泰央の覚悟と愛の深さよ。それでも、泰央は自由な遼輔が好きなんだから、もうしょうがないよな。

遼輔なりの覚悟もまた、切ないくらいに重い。分かるんだけどさ…泰央にしたら、お金の問題じゃないと言いたくなる気持ちも分かる。だけど、それしか残せないんだよね。

設定はそんなに目新しくはないけれど、2人の男が腰を据えて向き合う姿勢を丹念に描いているところが見事。
濃すぎる一冊!
2022年11月4日
《200P・白抜き・表題作のみ》一冊にどれだけ詰め込むの?ってくらい濃厚な作品。もともと深い絆で結ばれている2人が、共に生きていく事とはどういうことかを真剣に考えながら未来を模索していく。正直この絵柄は好みが分かれるとは思う。けど読み始めるとストーリーの勢いと絵がピッタリ合っていて刺さる刺さる。もう読んでいて苦しい。ストレートな愛情表現ってかっこいいな。
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ピッタリの題名
2022年9月25日
読み終わって「ああ〜買ってよかった」と思える作品です。大人の2人が将来のことを、お互いのことを考え想うとても良いお話です。絵は独特ですが読んでいると、このストーリーにとても合っているように思います。激しい恋愛もゴタゴタもありませんが、心があたたかくジーンとなりますよ。是非、読んでみては…
じわーっと来るお話
2022年8月16日
絵もエチも癖があるので人によっては好き嫌いはあるだろうけど、なんというか…2人が生きているって感じがした。
声高に主張する内容ではないけれど でも本当になぜ普通に結婚できないのだろうと思う そういう世の中でも懸命に工夫しながら生きようとしている2人にそんな苦労させてごめんね
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ふたりで生きていく
ネタバレ
2022年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 喫茶店経営の攻め×カメラマンの受け。高校時代からの10年来のお付き合いのアラサー二人が、年を重ねて、これからの人生を考えて。堅実な攻めとふらふらしてる受け。攻めの愛のほうが大きいのかな?と思ったけど、受けの愛も大きかったー。
同居カップルがパートナーになるまで
ネタバレ
2022年8月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が個性的なので、好き嫌いはあるかと思いますが私は大好き。甘々ではないリアル同性カップルが、互いの存在の大きさを実感して正式にパートナーになるまでのお話です。
愛があふれていて泣けちゃいます。その後のふたりの生活ものぞき見したいものです。何度も読み返しています。
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泣ける
2022年7月24日
初のレビュー
もう良い!
愛が尊いし、泣ける。
多くは語らない二人だけど、一緒にいることを選んで伝えるところ最高!!!
絶対に読んでほしい♪
愛が深いっっっ‼
2022年7月12日
同性の2人の生きにくさが素直に描かれていると思います。読んでいて嫌な気持ちにはならず、思い合おうとしている2人を応援できるお話でした。後半は涙対策にタオルをご用意くださいね。
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最高でした!
2022年5月26日
pixivでも見た好きなお話だったのでこっちでも購入しました!泰央くんも遼輔くんもやっぱり素敵な2人だなと思いました!素敵なお話でした!
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関係性が最強です。
2022年5月7日
2人がドライに見えてもお互い愛し合ってる関係性が素敵すぎです。依存してなさそうで、しっかり根本は絡み合ってる感が感動します。
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いいなぁ
2022年3月24日
正直苦手な絵なのですが、いかんせん話しがいい。
同性婚がないからこそ、お互い先のことを真剣に考えて、思いやる。
いいお話でした。
同性婚が認められる未来を願って。
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ジーン…心に沁みました
2022年3月23日
沁みました。とても沁みました。ホントにその一言に尽きます。BLを超えたリアルな同性パートナーとの生活。不確かな将来への不安と思いやりと愛情のお話です。この絵がこのストーリーにとても合っていると思いました。2人の日々が幸せに続きますように。
たまりません
2022年1月30日
感動する。
自立した2人を見てると私もちゃんとしよって気持ちになりました。
2人の関係が素敵で、絵も綺麗で、キュンとします♡
愛に溢れてる😢
2022年1月17日
何度読んでも泣いてしまいます。一度でも愛した人がいるなら、誰しも考えたことがあるような、リアリティと愛に溢れる作品でした。
二人に幸あれ☆
2021年12月5日
長く同棲をしているカップルが共に生きていくという事を考え、二人なりの結論を出していくストーリーに涙が…。
分かってるつもりでも言葉にする事の大事さも考えさせられる素敵な作品でした☆
長い付き合いのカップルの話
ネタバレ
2021年11月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 喫茶店オーナー×写真家
高校生の頃か付き合っていて、現在は同棲中なカップル。
お互いにいい年の大人になって、どっちかに何かあった時とか将来の話とかちょっとした会話が現実味を帯びて重さを伴うようになってくる時期。こういう既に出来上がって長い付き合いのカップルの話が大好き。恋愛がもっと生活とか人生に密接してくる感じ。何となくこのままでいいのかな?と思っていたタイミングで受けが大怪我を負う。付き合い始めた頃からそのままの関係で続いてきたけれど、ライフステージに合わせて二人の関係性も進めなきゃいけないと実感していく過程が良かった。相手はいつまで一緒にいる気があるのかなと二人一緒の未来を想像できずにいた二人が、できるだけ長く一緒にいたいと腹を括ってそのためにできることを始めていくのが良い。
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良いマンガ
2021年11月21日
絵がちょっとゴツめだから見た目の可愛いとかカッコ良さはないけど、とにかく愛が溢れてる。人を愛するってこういうことだよなって感じて泣けます。
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いい話だ💦
2021年11月21日
心の機微を繊細に描く傑作。ふたりの大人の男が自分と相手の生と死について悩む過程を理解するには、読み手も大人になる必要があるかも。
涙が出ました…!
ネタバレ
2021年11月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人が育んできた関係と、たどり着いた2人の答えに涙が出ました。なんだろう、言葉のひとつひとつが重く、その裏には、一言では決して言えない沢山の感情があって、でも1歩踏み出すのは怖くて…そんな2人が出した答えはとてもステキで、羨ましくも思いました。これからも個人でこの2人を描いてくれるとのこと、とても楽しみです。
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お互いが、お互いを想う気持ち。
2021年11月14日
フォローしてる方の熱いレビューを見て「いつか読みたい」と思っていました(^^
それ位、真剣に向き合って読みたい作品かなと思います。
長年連れ添ってはいるものの、泰央は喫茶店経営、遼輔は世界を飛びまわるカメラマンと、常に離ればなれ。そんな2人の・・寄り添うお話しでした。
「永遠」は無いと解ってはいるけれど、日常の慌ただしさで後回しに考えていたりすることってありますよね。そんな色々を、立ち止まって考えてみたくなる作品です。
好きなことに夢中になってる遼輔が好きで、夢中になったら他が見えなくなって、そんな遼輔を「しょうがない奴」と思いつつも縛り付けようとはしない泰央の深い愛。
いや、逆にそんな遼輔だから好き・・なのでしょうね。でも「これが最後かも知れない」と送り出す気持ちも辛いなぁ・・・けれど、だからこそ、会える一瞬一瞬を大事に、大切に過ごそうと思うのかも知れないですけれどね(^^お互いがお互いを大切に想う気持ちが痛い程伝わってくる作品で、散りばめられた色々なエピソードがちょっと切なくなります。
例え何が起きようとも、2人の愛は変わらない。歳を取ってシワシワになったとしても。まさに、死がふたりを分かつまで・・・・そんな感じでした。
正直、エチで泣けたのこの作品だけです。それ位「愛」と「生」を感じるエチでした。本当のセッ〇スてこういう行為の事言うんだろうな・・そう思いましたね。
またステキな作品、作家さんに出会えました(^^有難うございます✨
長い関係に変化が、、、、
2021年11月12日
高校時代からの関係に変化があったのは遼輔のケガだったのかもしれないね。泰央が言ってたようにまず家族に連絡があったのかな?でも目が覚めた時には泰央がいた。ケガして仕事しなくなり色々考えた時パートナーだけでなく家族になりたいと思ったんだね。死を考えた時誰が一番大切かわかったんだね。
恋人から家族に
2021年11月12日
まるっと表題作。高校時代からの友達で元々距離感が近く恋人になり。カフェオーナーとカメラマン。一緒に暮らしてるはずなのに 世界を駆け回るカメラマンは 帰ってきたり来なかったり。お互い自立しているので あま〜い同棲生活ではなくとも お互い理解しているつもりで 言葉にできなかった気持ち。この先もこのままいられると思っていたけど。現実 恋人と家族では大きな違いがあり。なお話し。家族に受け入れられる られないというよりは 自分の気持ちをしっかり持って 2人でこの先もずっといられるように。というのがとてもリアルでよかったです。独特な絵なので好みは分かれるかもですが とてもいいお話しなので読んで欲しいです。pixivに2人の馴れ初めなお話しもあるので そちらを読んでからだと尚一層いいです
素晴らしすぎる作品。
2021年11月9日
こんなにも素晴らしい漫画を読めたこと出逢えたことに本当に感謝します。
こんなに心にくる漫画は無いと思います。
最初は独特さのある絵に慣れるのかと思いましたが、このストーリーに対しこの絵だからこそ伝わる愛があるんだと思いました。
これは1度でいいから絶対に皆さんに読んでいただきたい漫画です。
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確固たる自分の存在とは
2021年11月6日
心が震えるクオリティの高い良作です。
深く感動するためにはpixivでの過去話は必須ですね。(巻末にて作者さまも案内されています)
フォロー様のおかげで初読→pixiv→再読で、理解が深まりました。本当にありがたいです。

2人の歴史の途中で、「結婚」がどんな意味を持つのか?
まんま読み手に跳ね返ってくるテーマだと思います。
同性・異性・既婚・未婚問わず、愛する人を想う全ての人が一度は熟考するでしょう。
さまざまな形でさまざまな事情がある中で、たったひとつのカップルのお話。

双方ともにやり甲斐のある仕事を持ち生活的には独自で完結している。
双方ともに頑なに譲れないモノがあり、己れの思うままの生き方を通している。
だからこその「愛している」がより純粋で、なのにやり切れなく、先を思うと苦しくてどうしようもない。
もし途中で失ってしまったら……?
積み重ねた10年が、胸を掻きむしる切なさでいっぱいになりました。
お互いを必要とし、お互いを思い合う尊さ。
ああ、字面にしたらなんて陳腐なんだろう!
「とうとい」は文字とか絵とかから浮き出て胸にストンと落ちた時にしか存在を感じとることができないんですね。
実は読んでもう数日が経っています。
その数日間、このお話を思い出す度に泣きたくなってしまいます。

大切な誰かのために生きている自分が在る。
こんなに確かな自分の確認方法は無いかもしれません。
続く人生で終わりが来るその時まで、そういう自分であり続けたいものです。
単行本と過去話共に読んでほしい
2021年11月4日
初読み作者さんの新刊。試し読みで絵が少し苦手だったのですが、フォローしてる方々が気になるレビューをたくさん上げていらしていたので最後まで読みました。普通のBLとは全く違う、人生を共に生きるということは何かについて正面から向き合った作品です。読んで本当に良かった。ありがとうございます。読んでいるうちに絵は気にならなくなる、というか少し武骨な線が常にぶつかり合ってゴツゴツした関係のこのふたりにはとても似合っていると思います。(流麗美麗な線で描かれたふたりは、なんだか違う気がする〜)
購入の決断は私なんかのレビューより他の方々のレビューを読んでもらいたいです。あと、レビューで教えてもらいましたが、作者さんのpixiv(Twitterからすぐ飛べます)でかなり長い過去話が何本も描かれてますので、こちらも必読です。実は作品内である出来事が起こるまでにふたりが積み重ねていた絆があまりわからなかったので、単行本初めて読んだときには、途中で遼輔の身勝手さにコノヤロ泰央に辛い思いばかりさせやがってとか思わないでもなかったけど、単行本読了後にpixivで積み重ねてきたふたりの過去を読んだら、気持ち落ち着いて、単行本再読して泰央の献身にも納得できました。できれば2巻にしてほしかったなー。高校生からの出会いから同居までが1巻で、同居後の今作品が2巻。タイトルは結婚式の有名な誓句ですが、式を挙げてもあげなくても性別を超えて真に誓句のような関係を築いて人生を最期まで共に歩んでいくと決めて実践しているふたりを、自分を振り返ってみてもとても羨ましく思います。
幸せの形。
ネタバレ
2021年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロー様の「どうか手に取ってほしい」の言葉に感謝したい気持ちで一杯です。自分の事よりも、愛する人をこんなにも思いやる物語に、涙が溢れて止まりません。素晴らしい作品に出会えた喜びに、胸が熱くなりました。人と人との出会いに『一期一会』があるのなら、作品との出会いも『一期一会』と呼ぶのかもしれません。本当にありがとうございました。

カメラマンの仕事で、あちこち飛び回っている遼輔。彼の帰りを、何度も不安を抱えながら待つ泰央。泰央の言葉が胸をついた。危険と隣り合わせの遼輔に、もしいざという考えたくもない最悪の事態が起きたなら、家族という言葉に阻まれてしまう現実。緊急時に、家族が壁となる。連絡さえもない。待つ身である泰央には、不安が付きまとっていたに違いないと思います。と、同時に泰央に見えた色々な『覚悟』。遼輔の仕事に対する情熱と、遼輔の生き方を丸ごと全部受け止めて、支え抜く覚悟。それ以前に、親にカミングアウトした事も、責任と覚悟の表れであって、泰央の並々ならぬ決意に胸を打たれました。なんという強さ。なんという深い愛。遼輔の不自由な身体は、決して足枷でも迷惑でもなくて、遼輔の人生に関われない事の方が泰央の不幸せなんだと思うから、側にいて幸せな気持ちを存分に分かち合って欲しいですね。
そんな泰央に愛されている遼輔の想いもまた心に刺さります。愛をもって,精一杯愛に応えたい。もう途中から泣けてしまって…
自分の出来得る限りの事を考え抜いた遼輔。家族という形が、お金だとか保険だとかそういうメリットという事だけではなくて、何が起ころうとも長く共に過ごせる為なんですよね。共に生きて行くためにする結婚ですが、形にこだわらない人々もいます。幸せの形は様々です。それぞれの抱える背景によって、選ぶ道も変わって行くと思います。心が幸せであれば、形なんて気にならない。遼輔が、泰央が選んだ道の先に(未来に)何があるかわからないけど、きっと二人で手を取り合いながら乗り越えて行くのでしょうね。
ふぅ……思い切り泣けて、泣けて…久しぶりに感動の涙を流せる作品でした。
これは、多くの人に読んで頂きたいです。読んで良かったと思える事、間違いないですよ。ほんとに素敵な作品でした。素ーーーっ晴らしい!
恋人達が家族になるとき。
2021年10月31日
喫茶店を営む泰央とカメラマンとして飛び回る遼輔。出会いから10年を経るも2人の関係はアップデートされないまま。そんな2人に自分達の将来を考える転機が訪れます。

2人でいっぱいいっぱい考えましたね。そして互いに想いを打ち明けるシーンに思わず涙がホロリ。揺るぎない2人の未来に乾杯したいくらいとても素敵な作品でした。
素敵な作品
2021年10月30日
なんで結婚ってするんだろう。なんで一緒にいるんだろう。そういう根本的なところをしっかりと考えて共にいることを決めた二人のお話。大きな愛に包まれた素敵な作品です
10年来の恋人同士のその先
ネタバレ
2021年10月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 喫茶店のオーナー・泰央×世界を飛び回るカメラマン・遼輔。出会って10年、同棲しながらも家を空けることが多い遼輔を泰央が待つ生活を続けている二人。どこかふわふわした遼輔を悪態をつきながら待っている泰央、なんだかんだ幸せだけど保証も約束もない、同性同士というどうしても不安定な関係。遼輔が事故に遭ったことから、見ないフリをしてきた問題にそれぞれが向き合って、気持ちだけではない繋がりについて考え始める。ジーンときた…よかった。怪我をした遼輔のために泰央がしたことのひとつひとつに泣けた。それに気付いて応えた遼輔のサプライズも素敵。まだまだマイノリティに優しい世界とは言えない中で、ずっと一緒にいるために決断して行動した二人にエールを送りたい。絵が苦手かなーと思ったけど違和感なく読めました。
好き嫌いせずに読むべし
2021年10月29日
先にレビューを書いてくださっていた皆様に感謝申し上げます。
めっちゃいい。絶対読むべし。
なんだろう、すごく愛のあるお話でした。
同性がずっと一緒にいる事を意識した時にどんな心境になるのか。妄想楽しませてもらいました。
泣いたー号泣しちゃったー。
お互いの関係性を第三者に話す時に
「多分ずっといる」って表現してたのが最高でした。
課金しまくって色々読みまくってますが
号泣できる作品は意外と少ないのでありがたい作品。
すごくストレス発散できました。
定期的に読み返したい作品!
良かった!
2021年10月28日
正直絵はあんまり好みじゃないですが、あらすじが面白そうなので読みました。
結果、絵の事全く気にならなくなるほどすごく良かったです。
思ってたのと受け攻めが逆でしたが、良い関係だなぁと思いました。
喜びの時も、悲しみの時も…
2021年10月27日
BLはファンタジー。
でも、その中にチクチクとガラスの破片のように現実が混ざっているからこんなにも揺さぶられる作品に出会えるんではないかしら。
pixivで彼らの過去話も読めます。お風呂の膝の傷もつながりますし、泰央の愛情の深さもひときわ感じられます。
作者様のあとがきにもあるように「結婚」を真剣に考えてみた作品のようです。
遼輔と泰央。高校の時から10年を超える二人が二人なりの形を選んで行くお話。
遼輔はそこにちゃんと愛情があるのに留まるのも正面を向くことにも臆病になってしまう質。そして、それが泰央を深く傷つけてしまうの。でも泰央は腹が据わっいるというのか愛情が深い。もう母ではないのか?(笑)
それぞれの考え方、仕事、人間関係があって自立しているけれど、一緒に暮らすことを選ぶという事。もっと踏み込めば、一緒にご飯を食べる意味、二人分のマグカップを洗う意味。それだけで本当はいいのでしょ?触れていなくてもお互いを感じるところにおいているだけで幸せで不安になる。喜びで悲しみだと思う。
結婚という契約を持ち得なくてもそういう誰かや何かに出会えたなら外野を挟んだりして蔑ろにしてはいけないし臆病にならず手を離してはならないのだと。
同性異性の差はなくパートナーとそれぞれのパートナーにあった未来があっていいわけですから。
なんだか上手くまとまらないけれども、そんなことを考えさせられる作品でした。
本作品だけでも十分沁みる作品ですが、チャンスがあればpixivもお勧めします。
素晴らしい作品ありがとうございます。
はあ、最高でした。全人類読んでください
2021年10月27日
深い愛の話です。相手を想い合うとはこういうことかあ…と読み終わったあと満足のため息が溢れました。
歳を重ねてきた2人の独立した男性が一歩お互い踏み出し合って、固く結ばれる、といった内容。
pixivで何度も読み返していた大好きな2人なだけに、この話は読めて本当に良かった。野良おばけ先生、本当にありがとうございました。できればpixivに上がっている内容も商業で纏めて出してもらって、本として完璧に揃えたい欲がめちゃあります!
この単行本を読んでうがー!ってなった人は今すぐpixivに駆け込んで2人の馴れ初めとリョウスケのダメ男ぶりを存分に味わってきてください!それを踏まえるともう、ほんとに泣けますヽ(;▽;)ノ
もっとたくさんの人に読んでほしい。ありがとうございました…
めちゃ泣けた、、
2021年10月27日
pixivから追っているファンです。泰央の愛が重いのは重々承知だったけど、ふわふわと飛んでいきそうな遼輔が落ち着く場所を決めたのが感慨深くて、ふたりの愛が深すぎてえんえん泣きました。ぜひpixivの方も合わせて読んでほしいです、単体でもすばらしい何度も読み返したい作品ですが、深みが更に増します
また、素敵な作品に出会いました
ネタバレ
2021年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ある1組のカップルのとてもとても素敵な愛と決心の物語。感動しました。
泰央も遼輔も、パートナー同士であると同時にお互いの生き方や価値観を最優先に尊重し合っているところが、本当に素敵だなあと思いました。心から愛し合っているという事には変わりないのだけれど、相手を必要以上に束縛したり過度に干渉する事はない。それってとても理想的だけど、そんな関係性を築くのってすごく難しい事だよなあと、自分の中でも改めて思うものがありました。でもだからこそ、彼らの様にぶつかり合って、色んな言葉を交わし合って、その都度彼らなりのやり方を見出す努力をするんですよね。恋って、愛の力って本当に素晴らしいですね。底知れない。泰央と遼輔に学ぶものが沢山ありました。
野良おばけ先生(素敵な作家名ですね!)のあとがきを読み、そうなんだと、先生がこの作品に込められた思いもしみじみ感じました。「結婚」する選択技を与えてほしいと願うカップルも大勢いれば、泰央と遼輔の様に、法や制度に拘らず自分達のやり方で愛を表現する事を選ぶカップルもいる。別の考え方を持つ方々もまた然り。個人の力だけではすぐには変えられないシステムがあれば、コントロールできない家族や周りの人間の考えもある。それでも、平等の為に改善する余地があるなら、どんなに小さな事でも僕はその努力を絶対に怠りたくないです。それぞれのカップルの考えや気持ちの方向性がどんなものであれ、それぞれの望む愛の形を自由に平等に表現できる世界が増えていったらいいなあと、僕は切実に思います。
沢山考えさせてくれる素敵な作品に出会えてとても嬉しいです。
どうか手に取ってほしい
2021年10月26日
きっと救われる気持ちになるから。
世の中にオススメの漫画はいっぱいあって、でもそれらは自分が好きなだけなこともあって、オススメではあるけどたくさんの人に読んでほしいっていう気持ちとは別でした。単純な面白さとか作品が評価されてほしいって気持ち以外で、たくさんの人に読んでほしいってなるのは初めてくらいかも。
BLなので、現行日本では結婚できない者同士のお付き合いのお話。ですが、男とか女とかそういうことじゃなくて、結婚というものに向き合う全ての人にも救いになる気がする。
結婚したくとも法律という自分らではどうしようもない外的要因のせいで出来ない方々もおられるのは知っております。ですので、自分ごときが色々言えることもないのですが、法律の問題じゃなくて結婚できない問題が自分の人生には居座っております。外的要因とも言い難くしかしながら自分の力で解決も困難です。
だから、作中の人物の言葉に救われました。お金とか、権利とか、税金とか、諸々メリットとかそういうことじゃなくて、良かったんだって。
作者様の力強い絵柄で、作中の人物が恋人に啖呵を切るシーン。ありがとうありがとうって思いました。
さて自分は自分の人生においてハッピーエンドというものを信じておりません。いつもいつもその時が楽しくなることだけを見ております。仕方ないことなのです。それは分かってて諦念は友達ですが、だから、本当に嬉しかったんです。作中の啖呵がとても嬉しい。言いたいことだし言われたいことそのものでした。
自分と同じように救われる方もいるんじゃないかな。そういう方々がこの作品を手に取れることを願っております。
愛を誓ったその先は
ネタバレ
2021年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても素敵な作品です。単話から買ってましたが、描き下ろし見たくて〜。何回読んでも涙が溢れてきます。長年付き合ってる恋人同士が、パートナー(家族)へ変わっていく物語。ありがちな話かと思いきや、そうじゃないんです!!!結婚について考える。あと結婚て2人だけの問題じゃないしね…。形にこだわらない人も沢山いるし、それは悪い事じゃない。この2人もそうだったし。今の関係から未来の事を考え、新しい愛の形を作っていく。それもまた素敵な事だと思います。りょうすけの変化がいいですね。今まで以上にたおを大切にしてる。初めは自由奔放で好きじゃなかったけど、最後はめっちゃ……惚れてまうやろ〜!まぁたおが惚れた男ですからね(^ ^)
何しろ、たおが本当に最高にいい男。是非読んで欲しいです!おススメです!!
2人で生きる未来
ネタバレ
2021年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校生の頃から10年以上付き合ってきた2人が、これからの人生を考えるお話。
気ままに世界中を飛び回るカメラマン遼輔は、行ったらいつ帰ってくるかわからない、糸の切れた凧を思わせる自由人。クールなカフェオーナーの泰央はそんな遼輔を縛ることなく関係を続けてきたが、そんな2人に訪れる人生の過渡期。切れはしないけど先の見えなかった関係を、改めて見つめ直し考えていきます。
これから誰とどう生きるのか。そこを考える中で相手への想いが鮮明になっていき、絶対なくせない大切なものは何かがくっきりしてくるところがすごく良かったです。
たった1人のかけがえのない人。2人の会話や行動からそう思っていることをまざまざと感じて、こうしてバラバラだったものが一つになり、新しい人生を始めていくんだなぁと胸が熱くなりました。まさに「病める時も、健やかなる時も」。言葉とか形にするって大事だね。
人生を一緒に生きるということに真摯に向き合い、描かれた作品です。2人の関係が本当に本当に素敵でした。作者さんにはこの作品を描いてくださってありがとうございますと言いたいです。
2021年のイチオシ
ネタバレ
2021年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 連載時より大好きな作品で、コミックス発売を楽しみにしておりました。電子版先行だったので、発売日午前0時にポチりました。関係性を言葉にするのは難しいかもしれない…が、それがどうした!!涙無しには読めません。最高すぎます(*^▽^*)
単話版が今なら1話無料で読める
ネタバレ
2021年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単話版1話で鷲掴みにされました。
コミックスにまとまっているのを確認して即購入。初読み作家様ですが、読み直した1話目からもう涙が止まらない。
高校の頃から付き合っている喫茶店オーナーの泰央とカメラマンで自由人の遼輔。
撮影であちこちを飛び回る恋人blって時々ありますけど、この作品はそんな恋人を『待つ』側、『待たせる』側の心情、心の機微をとても細やかに描いた良作です。
えちシーンは一度だけ。でも彼らが生涯忘れられない優しい○EXです。
カメラマンの遼輔が怪我を負って入院して初めて、泰央の深い愛を知り、ずっとずっと2人一緒に生きていくにはどうしたら良いのか考えます。
男性同士でも男女の恋愛と何ら変わらないってbl読んでると思いがちですが、やっぱり現実は全然違う。
家族にどう伝えるか、保険は、パートナーシップ制度が無い地域でもできることは?

2人が共に暮らす、パートナーになるってどういうことなんだろう?家族になるお金関係以外のメリットって?
2人が互いに縛り合うことなく関係を築いていくには?

つい自分の若い頃を振り返ってしまいました。
なにも考えてなかったな。何もかも『世間一般』に沿って当たり前のように当たり前に甘えて生きてきてしまった。

それに比べて彼らはどうか?制度なんかにこだわるよりも、共に生きるという選択に真剣に向き合うんですよ。もうね、その愛の深さに胸がえぐられるようでした。

自分の母に一生遼輔と生きていくと告げた泰央。自分も家族に泰央のことを話すと言いながら、家族に否定されるのが怖くて出来なかった遼輔。
その直後大怪我をした遼輔を、大切なものを売ってまで自分の家に引き取るために奔走した泰央。
タイトルの『病める時も、健やかなる時も』を地でいく2人が、結婚して30年経っても自分には決して得られないものを掴んでいるようで眩しいです。
ずっと読みたかった作品です
ネタバレ
2021年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 当たり前の様に続くと思っていた人生を、ちょっと立ち止まって考えると本当に何が大切か見えてくるんだなぁと。
読んでいて響く言葉が沢山あって、胸が締め付けられました。泣いてしまうシーンも何度もありました。
電子先行なのでまずは電子で読みましたが、紙でも購入しようと思います。これから先何回だって読みたいし、絶対に読み返すと思います。
こういう好きもある
ネタバレ
2024年11月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 喫茶店のオーナー泰央とカメラマンの遼輔。
国内外に飛んで行ってしまい大切な日に帰って来ない事もある遼輔。

「俺多分遼輔とずっといると思う」と告げる泰央。
「息子が二人かあ。悪くないかもね」返す母。
なんかすごいいいなって思った。
泰央は仕事中に大怪我をしてしまう。駆けつけた家族に遼輔が抱きついているのを見られ本当の事を話す。
退院の日迎えに来たのは遼輔、家に帰ると手すりがついてたり、ソファが窓際にあったり過ごしやすい様に変わってた。趣味のバイクを売って車で迎えに来てた・・。
普段は淡々とした2人だけど、決して冷たくなくお互いを想いあってる。素敵なパートナー。
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良かった~
ネタバレ
2023年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ はじめて読む作者さんです。試し読みで絵が苦手だな~と思いましたが、内容にひかれるものがあり読んでみました。同性故の問題を絡めた二人のお話で面白かったというか、考えさせられました。真意を先に伝えずに死亡保険の話をはじめた受けには腹が立ちましたが、それをきっかけに攻めが受けへの想いを吐露できたいいきっかけだったかもしれないと。冒頭の受けとラストの受けの変わり様も注目です。攻めの強い想いが報われて良かった!
良かったソレ
ネタバレ
2023年11月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日本で同性婚が認められるのはいつの事になるのか。
誰もが当たり前に同性CPを認める時はいつ来るのか。
家族にしか権利が無い事もある。
しかし、ソレは本人の意に沿わない事もある。
この話を読んで、世の中(同性婚以外にも)色々と難しい事が有るなぁ…と考えさせられました。
戸籍上だけの家族になんて、自分を含めその他諸々渡したくない。
結婚なんてしなくても、(自治体単位ではなく国として、届け出れば)パートナーを認めて権利も持てる様になれば良いのに…そう思える相手が居れば。。。
結婚相手でもパートナーでも、何処まで………。。。
最後は、法的手段で他人に頼むのも有りなんだろう。
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タオの愛!
ネタバレ
2023年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初、レビューとかもあまり読まずに一回読んで、そしたらとてもタオの深い愛情があって、こんなに愛してくれたら幸せだろうなと感じました。この話は2人がもう長年連れ添ってる感じから始まってるので、馴れ初めが気になって、他の方のレビューみたら過去編があるとのことで、覗いてみました。でも私は過去編読まなかった方がいいかもと思ってしまって。なぜなら、より受けの自由人さが際立ってて、いろいろわかりながらも言葉にしないで待ってたタオが辛くて。最終的には2人はとても素敵な関係性で、タオ良かったねってなりますが、受けの自由さというか、フラフラしてた感じがモヤったので☆一つマイナスで。でも、最後はちゃんとして良かった!
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長年のカップル
2023年1月30日
pixivでみていました。pixivのお話をさらにブラッシュアップしたような感じで、LGBTQのお話しならではの難しいポイントを現実に近い形で描いているような気がします、
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いいタイトル!
2023年1月25日
これは、、読むタイミングによって評価が変わる作品のような気がします。テンポ良く進む話ではなく、少し読みづらさを感じました。後半部分はとても感動しました。また時間をおいて読み返したら違う感想かもしれません。個性的な絵柄はどちらかというと好みでした。
染みた。。
2023年1月24日
めっちゃ良いお話!考えさせられる。絵が個性的でちょっと苦手だったけど、ストーリーが良すぎて段々気にならなくなった。題名の通りのお話。
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面白かった!
ネタバレ
2023年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凄く面白かったわけではないけど……付き合いが長いとこんな感じになるよね(ーωー)
いて当たり前、どこへ行くとも言わなくても空気でわかる。だけどいなくなったら…とお互いの有り難みがわかるお話でした。2人が幸せそうでなによりです!
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初作者さん
2022年12月30日
高レビューに惹かれて購入しました。じわじわと心に響くお話で、高評価に納得です。マイナス点は、絵ですかね。。
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良かったです
ネタバレ
2022年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ なかなか深いお話でした。パートナーシップ以外でもそういった選択があるのを知りました。お互いのために生きるという最後でしたが、始終ケイスケの方が先に事故で死ぬような言い方が多くて、わかるんだけど、なんかモヤモヤしてしまった。クセのある絵が最後まで気になりましたがお話は良かったと思います。
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二人の人生
ネタバレ
2021年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 分冊から気になっててまだパラパラ読みで申し訳ないんですけど…、人生ですよね、人生。ぶっきらぼうだけど、少し何かを捨ててでも相手のためにできることをする泰央。遼輔の調子が悪い時の不安感・自信の喪失もリアル。私はお世話されたいタイプなのでそこまでにはならないと思うけど、プライドを保ちたい男性なら特にそういうことがあるのかも。
最近はBLがフィクション・背徳・刹那的なものから、現実・人生・支え合いへとシフトしてきて嬉しい。みんな未来を見据えてそれぞれの人生を生きてほしい。好きなタイプの絵柄ではないけど、読んでよかったと思える作品。
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作画、やっぱり大事。
2021年11月4日
ストーリーは素晴らしく良い。でもやはり・・・。読み切れば慣れるかなと思いきや全然慣れず仕舞いで。カイジはずっと怒ってる表情だし、半目は何考えてるかわからないし。もったいないな〜〜と思いました。
良作!読んで良かった!
ネタバレ
2021年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ あっさり読めるし、女々しくない二人なので、深刻になり過ぎないのが良いです。
でも、しっかりと、パートナーとしての考えるべきことと言うか、ぶち当たる壁というか……。その辺りが上手に描かれていたと思います。
甘々な雰囲気ではないけれど、ラブラブな二人がさわやかです。
キレイゴトでは済まない、人としての生活。老いるし怪我するし死ぬし、お金は必要だし……。その辺りを考える姿が、セクシャル関係なく、自分の中に染み込んで来て、自分も色々考えないといけないなと思ったり……。
とても良い作風だと思います。ただ、「もう終わっちゃうの?」と感じるあっさり缶と言いましょうか……。もうちょっと二人を見ていたかったなという物足りなさから、星を一つ減らしています。続編出てくれたら嬉しいなぁ~という気持ちを込めて!
うーん
ネタバレ
2024年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ うーん、ゲイカップルが家族になるってどういうことでしょうね。
どうしても公的な枠組みに拘るなら養子縁組すれば家族になれると思うんです。
母子家庭で一人息子の攻めの籍に受けが入れば一番いい。
終始受けが頼りないというか、攻めが気の毒というか、惚れた弱みだからしょうがないのかなあ。
リアル路線の作品だけにちょっとすっきりしなくて☆3ごめんなさい。
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なんだかもったいない
2022年4月8日
初めての作家様だったので何の先入観も持たずに読み始めました。最初は奔放な攻めに振り回される健気な受けなのかと思ったら違いましたよ。奔放な受けを懐の深いツンデレ攻めが大きな愛で包んでるって話だった。
そして同性の同居人がパートナーになるまでという現実的なお話ではあるけど、攻めが病める時は受けは大丈夫?って気持ちが残ってしまいもやもや。だけどレビューをみて2人の過去編があると知りpixivで読ませてもらったところ、この過去及び日常を読むことによって印象が変わります!2人の関係性がよりわかるし、どんどん愛着が湧いてきます。全部含めてこその作品だと思いました。
く、苦しい…
ネタバレ
2022年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュー高かったので読みました。ハピエンなんですが、私には切なすぎて苦しかった。。今だにこれが現実なんだろうなと思います。親との関係や、パートナー制度、大事な人に何かあっても自分には知らされない。まだまだ理解されない事の方が多いという事実を突きつけられて辛くなりました。最後まで置いていかれる攻めのオーナーが切なくてダメだったわ。。
言葉と振る舞いと
2021年11月13日
パートナーから貰えたらどんなに心が満たされるだろうか、と思えるような言葉や、思いを表す振る舞いが詰まっている。とはいえ、特別な言葉じゃなくて、本当にシンプル。あぁこれさえあれば生きていくのに支えになる、というもので。絵柄が荒っぽいというか私好みの繊細さがない為、最高に好きと推せるタイプではないにしても、読んで損はなかった。
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