獣人オメガバース、ペンデュラム、レムラント、プチミニョンと読んできて、双子が大きくなっての話かぁと迷いながらも、やっぱり読んじゃいました。まだ、1巻までですがワクワクです。ヒューゴの話は置いといて。シャイアが、ルアードやジュダとまた違ったタイプの名門貴族で、そして人間?くさくて魅力的です。さすが貴族の跡取りでプライドも高いし、家族思いだからこそ、自分の宿命や社会的使命も背負う覚悟があるからこそのしがらみ。そして、テオへの恋心があるからこその苦しみ。相手のベリルも、思い出の人を忘れたくないという悲しみがあって。この二人がどんなふうに気持ちを通わせていくのか、楽しみです。獣人だからこその仕草、尻尾に気持ちが表れるとか、キスの時に長い舌でベロンてされるとか、首筋の毛のモフモフとか、獣人ならではでクスッとします。