互いの関係が明らかになった時点で、回想から彼がストーカーとなった経緯がわかる。生活がままならなくなるほど主人公が過労状態であったのは、“自傷的なほどお人好し”な性格ゆえに他人の仕事まで請け負ってオーバーワークだからだと理解していたけれど、自分より優秀な後輩が気にかけて手助けしてくれるようになったり、主人公以外の社員でそこまで疲労困憊である人物がいない(ブラック企業ではない?)とすると、私生活でも生活環境が整えられていく過程でストーカーの存在に気付かない、またのちに他人の手によって家事が行われていることを自覚しても、その正体に気付かないほど鈍感なことはこの主人公はただの無能になってしまうなーと思うところなのであった。細かいところを考えるとあまり良くないけれど、絵は綺麗でコマの流れも見やすく、セリフも読みやすかったので、⭐️よっつの楽しい漫画でした。