ネタバレ・感想あり悪友【コミックシーモア限定版】のレビュー

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どうか幸せでありますように。
2024年7月27日
病院が開くまでの待ち時間に読み始めたのですが、涙を堪えられず一旦閉じました。重く辛く苦しい日々の中での一筋の光。とても良い作品をありがとうございました。
キャンプ先生のXに飛んで‼今すぐ💨
ネタバレ
2024年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ もし、本作を読み終わっていらしたならばレビュータイトルとおり
村上キャンプ先生のXで確認して欲しい⤴

16ページの短編、と言う名の続編がぁぁぁ😄
ありがたい😄♦
舞い戻って来て本編読んでます。

こちら表紙が少し怖くて手が伸びなかったけれど、安心して読めるブロマンス寄りのBLだった。
⚠大人から子供に対する暴力表現あるので苦手な方はご自衛ください…😌
お初DKモノ良かった〜(涙)
2024年5月7日
キャンプさん買いです。
キャンプさん初の高校生BLとても良かったです〜!!

前後の席になった高1クラスメイト、
大人びたイケメン転入生柴崎と純朴な吉見の話。 

二人の背景の対比がとても切なくて、電話ボックスとミサンガをキーアイテムにして、多くを語らなくても二人の心情が沁みてくるエピの数々に引き込まれました。

大きく見える小柄な吉見君と、儚げで小さく見える長身の柴崎君。吉見君と出会わなければ、柴崎君は取り返しのつかないことをしていたかもしれないと思える友情譚に涙が出ました。
無理矢理オトナになるしかなかった柴崎君がこれから吉見君と一緒に年相応のじゃれ合いが出来るといいな。
明るく希望ある続編を是非読んでみたいです(^人^)
すべてが絶妙な塩梅。素晴らしい作品です
2024年4月9日
物語の後半は涙でずっと画面が滲んだまま読み続け、、
キャンプ先生初の高校生BLだそうです
明るく素直で仲間想いな吉見のクラスに大人っぽくどこか影のある伊織が転校してきて、、クラスメイトとの恋、部活、それぞれの家庭事情、と高校生の青春が織りなす物語はタイトル、キャラクターたちの心情、終わりかた、すべてが絶妙で素晴らしいです
痛エモさ演出の電話ボックスの哀愁が、もう、自分の年代的にも、わかりみがすぎるのーーーー
やるせなさに、寄せては返す波のようにせつない気持ちが押し寄せ続けつつも
キャンプ先生の作風が良い意味でライトに読ませてくれます。沁みるわぁ~ほんと大好きです。
ちなみにエロはNothing!
今作もお気に入りに入ったまま放置でしたが、フォロー様レビューに背中を押され購入し、結果読んで良かったぁぁぁとなった作品ですいつもありがとうございます
涙が
2024年4月8日
*込み上げてきました、本編ラストページ。
作家買いでレビューはもちろん作品紹介(あらすじ)すら全く見ずに購読したので、こんなに重く切なくそれでいて胸に迫りくる内容だとはつゆ知らず…しかし良かったです。
ものすごく良かった。
この後ようやく少しずつ素直になれそうな伊織と、少しずつ大人になっていくであろうよっしーの、続きの物語がむちゃくちゃ読みたいです。
2人の未来に幸あれ!!
※そしてあとがきなんですよ、キャンプ先生…もう!もうー!!笑っちゃったじゃないですかぁ〜っ!ギャハハ
ᵕ ᵕ̩̩
ネタバレ
2024年4月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。
辛くて苦しくて痛くて切ない。
でも最後はまた会えて良かったね伊織。

この先は2人でまたふざけ合って幸せに愛を育んでいけますようにと願わずにいられない。

キャンプ先生〜
チンがなくて罪悪感…と仰るなら続編を何卒〜

幸せでラブい2人を見たい…。
沁みた…
ネタバレ
2024年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作者様です。なんか良かったです。悪くみせようとしないで割と素直に好きを感じました。そんな彼が親や家庭に恵まれず辛かったです。恵まれてはいなかったけれど母親との関係は良く、父親が亡くならなかったのが彼を救うことになりました。探しちゃダメだろうが、この先を示しました。これから幸せになれるといいなと願わずにはいられない終わり。多分幸せになった。
さすがです。
ネタバレ
2024年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 伊織、吉見が見つけてくれて良かったね。よく頑張ったね。これから幸せになってね。
キャンプ先生、素敵な作品をありがとうございました。この作品に出会えて良かったです。
やられた、すごく良いです
ネタバレ
2024年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙とタイトルからもっと怖い内容を想像していたけれど、全然違いました。(いや、ひどい人間が出てくるけれど…)
吉見は太陽のようにピュア、伊織も最初の方こそひねくれていたけれど、育った環境からは考えられないほど良い子です。
再会時、二人はいくつだったのだろう。吉見の髪型が少し大人っぽくなっているので、それなりの時間が経過していそう。伊織の家出した姉と連絡がとれていないように、人を探すのは簡単ではない。吉見が相当の労力を費やしたことが想像されます。
伊織のタトゥーのミサンガとの対比だと考えると、再会したとき吉見がしているミサンガは鹿島さんとお揃いだったものではなく「伊織に会えますように」という願掛けをしたものなのでしょう。
シロツメクサの花冠の花言葉は「私を忘れないで」だそうです。吉見が入れ返したのは、忘れていないよというアンサーでもあるのかしら。
つらい思いをたくさんした伊織の未来が明るいものでありますように。
ーーーーーシーモア島で教えてもらったのですが、先生のX(2024/5/18)に番外編の情報があります。私の想像と違ったけれど、良かったです。ずっと「悪友」というタイトルに違和感があったのですが、タイトルの理由が分かるような内容でした。
ミサンガと白詰草の花冠の象徴する想い
2024年3月25日
村上キャンプ先生の手腕ですね…チンないのに泣きましたよ。柴崎と吉見、なんですかこの尊い2人。最後のバッサリ切る感じ。敢えて、プラトニックで終わりを迎えさせてる。このあと、2人がどうなるのかは読者の想像に委ねる。この読者への信頼感、最近お見かけしない切り上げ。あぁ〜どうなるの〜と思いつつ満足してしまう。でも吉見は良くも悪くも善性強くて、生半可な覚悟では柴崎を探していないと思うので、柴崎の想いを聞き届ける覚悟で探し出したのだと思います。ファーストキスの柴崎、殴られた柴崎、泣いていた柴崎、自分の前ではずっと笑っていた柴崎…白詰草の花冠は2人の約束の象徴のようで、永遠に切れないミサンガを作って1人祈った柴崎に対し、吉見は永遠に切れない訳ではなく、切れたとしても己で何度でも繋ぎ合わせられる花冠を送った。それが最後の2人に明るい未来があることを想起させます。きっと吉見なら柴崎とずっと繋ぎ合わせられる人生を送れる筈ですから。青春映画かよ〜
よかった!余韻がすごい!
ネタバレ
2024年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ キャンプ先生の作品の幅広さに感服です!
余韻がすごい。ここで終わるのもいい!けど2人のこれからもみたい。ぜひ続きをお願いします。
あと伊織よかったね、探してもらえて会えて!
またキャンプ先生の作品のファンになりました!
め ちゃ く ちゃ い い
2024年3月24日
2人の幸せを願わずにはいられない、、、!なんなん、、!はあっ、、、!すばらしいです、拍手!続編ほしいけど、ここで終わるのがいいんですよね、はい、、、
キャンプ先生に泣かされる日が来るなんて
2024年3月24日
私が人生で初めて買ったBLの紙本「BANBA BURGER」でもホロリ感はありましたが、今作では鼻の奥がツーンと…
表紙からはダークなお話かと思っていたのですが、良い意味で裏切られました。
伊織君のツラい境遇とかはありますが、吉見君のピュアッピュアな心や誰もが感じたことがあるであろう後悔とかなんかもうエモいです。村山キャンプ先生、その後の2人のお話しお待ちしております。
どうか続編を、、!!!
ネタバレ
2024年3月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 男子高校生の言葉にできない葛藤や複雑な心境を、上手に表情や間で描かれています。何度も読み返す、忘れられない作品になりました。
余韻がすごい
2024年3月23日
ずっと気になっててセールだったため読みました。携帯電話がまだ普及していない時代背景の高校生2人のお話。読後の余韻がすごかった。エロ無しで、ストーリー重視の方にはおすすめです。この終わり方でもすごく良かったけど、その後の2人の話も見てみたかったというジレンマです。
悪友という最高の友
ネタバレ
2024年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ いろんな事件がテレビで流れてくる今、軽い気持ちで読めるお話ではなくて相当つらかった。このお話の象徴のような夜の電話ボックス。淋しくて孤独で、でも暗闇にほんのり灯る明かりは唯一心の支えにしている吉見という希望の光のよう。切れることのないミサンガのタトゥー、会いたいのに会えませんようにと願う柴崎の心の悲鳴が聞こえてきそうで痛かった。彼の傷だらけの顔もとてもショッキングでした。最後に二人の笑顔のみで終わってしまうのは、このお話に甘いシーンは必要でなくて、それ以上に大切な、誰より深い絆が二人の間に芽生えるまでがとても丁寧に描かれていると思います。どうぞ最後は〜オ○ン○ンを描かないと罪悪感を感じるという先生のあとがきで癒されてください。先生のBL作家魂を感じます…。
幸せになって欲しい
ネタバレ
2024年2月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幸せになって欲しい
 いおり君 
つらい事ばかりだったけど
 好きな人、守りたい人、自分より幸せになって欲しい人が現れたんだね
 良かった〜
 幸せになってね














































 











                           
100冊に相当
2024年2月12日
とにかく上質なBL本を読みたいとあれこれ探して未購読であった本書を発見、100冊に相当する満足感でした。幸あれ!
これとても好きです
2024年2月11日
決して楽しい話ではないけど、もっと辛い暗い方向へ行きそうなところを凄くうまく納めていて、辛さも悲しさも悔しさも感じるんだけど読後に嫌な気持ちが残らない。吉見くんに出会えなかったら柴崎くんは違う方向にいってしまったかもしれない。途中で先の不穏さに挫けそうになっても読後は吉見くんに「出会ってくれてありがとう、柴崎くんの心を守ってくれてありがとう」と言いたくなるので是非最後まで読んでほしいです。
あらためてキャンプ先生の描かれる笑顔が好きだなぁと思いました。二人のその後見てみたいです。
これは純愛の物語だ
2024年2月11日
うっ(´;ω;`)ウッ…表紙に騙されました。良い意味で。やられたーえちなしのBLですが満足度お高いです。ストーリー重視の方はぜひ!
希望
ネタバレ
2024年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作家さんの作品はザ・ハッピーエンドといより、希望の先が少し見える終わり方が多く、その見せ方が抜群なんです!ベストじゃないかもしれない、選んだ2人の道。2人にとっての普通の幸せな日々がありましように。途中途中出てくる電話ボックスの会話が切ない。伊織にとっての明日に続ける小さな希望の賭けだったんだろうなぁ
泣いた
ネタバレ
2024年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても良かった。季節外れの転校生柴崎はイケメンだけど飄々としていてちょっと悪そうでクラスに馴染めていない。吉見はそんな柴崎にからかわれたりして初めは怒っていたけどほっとけなくて世話を焼いちゃう。吉見の人の良さにほっこりする。思春期なので家族に対してぶっきらぼうだけどちゃんとありがとうは言うし、思いやりがある。そういう温かい家族とは真逆の環境にいる柴崎との対比が辛くて切なかった。柴崎がいつも電話ボックスから吉見の家に電話をかけてくるシーンがとても印象的。学校で吉見に会えるのを励みに家庭環境に耐えている姿に泣いちゃう。吉見を庇って怪我をした時に恩着せがましく一生かまえよと約束を取り付けたくせに、結局自分とは違う素敵なところで生きていく吉見が見たくて身を引いちゃう柴崎に更に泣く。
衝撃受けました
2024年1月27日
レビュー読まずに真っ白な気持ちで読みましたが、そうして良かったです。
読み終わってから他の方のレビューを読みました。皆さんが書いておられる通りです。余韻から抜け出せない。2人の未来が明るい事を願わずにはおれません。
余韻がすごい
ネタバレ
2024年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 心の深いところに届く作品でした。表紙の不穏さ、悪友というタイトル、夜の電話ボックス、それらが醸し出す暗い雰囲気と、大人びて冷めた鎧の中に子どもっぽさを持つ伊織の危ういバランスに、前半は特に緊張しながら拝読しました。普通の名前を持ち普通の家庭で育ち普通の青春が似合う吉見は、伊織にとってどれだけ眩しく温かな光だったろう。与えて貰える喜びは大きく、救いと希望全てのような存在だったのではないか。そんな吉見に素敵なものを託す伊織の姿は、切なく、小さな子どものような純粋さが痛々しい。吉見が救いになればなるほど、自分だけの吉見ではないこと、友達のはずなのに違う感情が芽生えていること、それらを静かに葛藤する伊織の寂しさが際立っていく。伊織は悪ぶりながらも優しい、環境が違えば「普通」の中にいるはずだった子です。だからこそ、5話から6話冒頭にかけてはかなり抉られました。一転して憑き物が落ちたような伊織の表情と、悲しい諦めの覚悟。そしてそこからの、このラスト、この表情。余計なものが何ひとつありません。読み返すとまた、表情や言葉の意味に気付き考え込んでしまいます。どこから読んでもです。とにかく余韻がすごい作品です。
あれからどうしたかな。いまどうしてるかな
ネタバレ
2024年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローしてる方々絶賛なので読んでみました。
あーこういうお話描かれてしまうと、私はどうしていいのかわからなくて困ってしまう。最終ページ以降のふたりのこれからのために何かしてあげたいんだけど、彼らは紙の中で二次元の存在だから何もしてあげられない。
まっすぐで善良な吉見のことを始めは少し疎んでいたけど、吉見の表裏のない純粋な心に触れて、厳しい家庭環境に置かれてた伊織も吉見の側なら明るく年相応に笑えるようになってた。吉見の幸せを願っていた伊織。だから叶うはずのない、叶ってはいけない願いを刻みつけてた。
そして、まだ彼女とお揃いのミサンガをしてる吉見は伊織のこと探してはダメだってわかってるはずなのに探し出してしまう、叶わないはずの願いが叶ってしまった伊織のラストの表情とこの余韻、、
しかも少し昔の、高校生で携帯がまだ手に届かなくてわざわざ電話ボックスで電話をかけに行ってた頃、、そうなのよね、固定電話しかないから時間合わせて電話の前で電話かかってくるの待っていたり。この年代のひとには刺さりまくるはず。
あの時代に高校生だったふたりは今ならけっこうな年齢になってるよね。あれから、どうしたかな。今、どうしてるかな。もしかしたら一緒にいないかもしれない、それでも再会できて、幸せだったよね、一生かまうっていう約束は守られてるといいなって祈ってしまう。
あのシーンで描き終えてしまう作者さんの手腕と覚悟が素晴らしいです。読めて良かった。これからも何度も読んで私の中に残ると思う。ふたりの物語を私に分けてくれてありがとう。ぜひ、みなさんも分けてもらってください。
電話ボックス
ネタバレ
2024年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今では見かけることが珍しくなってしまった電話ボックスがとても印象的でした。夜の公園にポツンと佇む灯りがついた電話ボックスがいつも伊織に対して真っ直ぐで温かい吉見と繋がるツールであるのがなおさら心に残りました。伊織にとって吉見は知り合ってからは心の支えであっただろう事、闇に堕ちる事なく過ごせた事等、本当に他者との出会いは人生を大きく左右すると思います。最後は伊織のより明るい未来を示唆する良い終わり方だと思いました。
暗闇に佇む電話ボックス
2024年1月8日
フゥーッ、あーあ、コレは泣きますな。。。
胸の奥がなんかギリギリしてしまいました。
決して無理やり泣かそうとする話しではなく、淡々と進むストーリーがまた良いです。
伊織くんも酷い家庭環境で大人びてはいるけど、ギリギリのところで吉見くんに出会えて良かったなぁ。
大好きなエロはゼロでしたが、エモイです。(村上キャンプ先生のXに番外編があります。これがもう…タマランです……)
気になる作者さんの作品で
2024年1月4日
気になる作者さんの作品で、前回はあまりハマらなかったのですが、この作品は今までで1番好きかも知れません。表紙の雰囲気が気になったので、今回は初めてレビューもあらすじも読まずに購入して読みました。最後はしばらく涙が止まりませんでした。個人的には、エ〇チばかりしている作品よりも、こういうストーリーメインの作品が好きです。
作者さん買いです
ネタバレ
2024年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 黒いところがある雰囲気の転校生と、まっさらピュアピュアの男子のお話。この手のお話だと大抵ピュアな子がどす黒い子のサディスティックな振る舞いに飲みこまれていくようなストーリーが多いと思いますが、こちらのお話はそれが良い塩梅に止められてて、暗い部分のある話ではあるけれど二人のピュアな部分が守られていたので最後まで嫌な感情を持つことなく読み進められました。さすが村上キャンプ先生だと思います。最後の終わり方も物足りないようでいて、未来の明るさが込められている感じがしてよかったです。
息を止めて読むタイプの漫画
2023年12月30日
眠くて仕方ない時に読んでもあまりの息苦しさに
目がギンギンに覚めてしまうレベルの漫画だと思います。
あー・・・・、このタイプの子に、そういう態度はダメだよ!
どうすんのこれ。あー・・・・。
とヒヤヒヤヒヤヒヤしながら読みました。
何度か「ちょっと待って、ちょっと、前のページの彼、どうなってた?」と呟きながら前のページに戻りましたが、私はそのような漫画はとても良い漫画であると考えています。
それが漫画の結構最初の方から展開されたので、これは相当に素晴らしい漫画です。
漫画の内容が良すぎて頭痛がする。多分、泣くのを我慢しているからだと思いますが耳の奥でぐわんぐわん音がする。
やっば。まじ良い。
やっぱり天才なんだ村上キャンプ先生。
荒んだ心を包み込む「普通」のぬくもり
ネタバレ
2023年12月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人懐こい吉見のクラスにやってきた、季節外れの転校生・伊織。どこか陰があって大人びている伊織を最初は警戒していたけど次第に仲良くなり、しかし伊織は吉見には知られたくない闇を抱えている。読み始めたら止まらなかった。すでにギリギリだった伊織の心に入り込んできた吉見の笑顔が、なにげない言葉のひとつひとつが、伊織にとってどれほどかけがえのないものだったか…。吉見といる時だけは年相応に笑う伊織の「普通」があまりにも痛々しく、読んでるこちらも苦しかった。BL的な展開や触れ合いは本当にわずかだけど、それ以上の読み応えでした。ラストで泣けてしまった。この先二人がどうなるかは分からないけど、どうなっても幸せでいて欲しいと心から思います。読めてよかった。
これは良い悪友。
ネタバレ
2023年12月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ あっさりした絵に可笑しみがあるのに、物語は深層に達するようなお話で素晴らしかった。キャンプ先生はコトを誇張してことさらドラマチックに描いたりはしない。ただ淡々と粛々と続く毎日が丁寧に描かれてるだけ。そこが良いのです。伊織の父の素性や顔をあえて出さない手法も効いてます。ラストの印象的な花冠のシーンですが、出逢って間もない頃の伊織の何気ないイタズラを、のちに吉見が愛しく思い返しているのかと思うとエモい。非常にエモい。
今年一、二を争うほど揺さぶられた作品
ネタバレ
2023年12月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 村上先生の作品かつ、表紙のインパクト。
新刊購入後、腰を据えて読む時を待ち、読み返し、涙、読み返し、震え、読み返し……。
夜の電話ボックスの静寂が主人公伊織そのものの様にたたずんでいるような錯覚。
ぽつんと。
その線の向こうに知らず知らず手を伸ばしてしまう温もりがあり、気づいたときには孤独の沼にとぷんと落ちてしまう。
その表情たるや…。

この度も先生の構成力の素晴らしさを感じます。
BLはファンタジーと言いますがこの作品に非現実的なことは起こらず、淡々とまでではありませんが二人のやり取りや小さな心の動きがちょっとした間や目の動きによって読み手に語り掛けてきます。
エンドの結び方までも、さすがとしか思えません。

エッチなことは何も起きませんが、心に焼き付けたい作品が読みたい方に。

**171ページ**
読み返す度にラストで涙がでてしまう
2023年12月26日
フォローしている方のレビューを読み
即購入しました。
購入してこのお話が読めて本当に良かった…

5話6話は涙がポロポロでてしまいます。
ラストが素晴らしいですね
2人の表情の違いと最後の台詞。

購入してから3度じっくり読み返し
その度にラストで涙が出てしまう。

初めて読んだときが夜中でポロポロ泣いてしまったので
久しぶりに朝目が腫れていてビックリしました。
泣く為のストーリーと言う訳じゃないのに
なんでこんなに心に響くんだろう…


村上キャンプ先生は数冊だけ読んだことがあり
好きなのですが今回はセールになってから
購入すればいいかなーなんて思っていたので
即購入する決断が出来たレビューをありがとうございました。
いい話
2023年12月25日
初めて読む作家さんですが、とても読みやすかったです。レビューも良かったので読んでみましたが、ドラマや映画のような感じで進む感じが、凄い心に刺さります。是非読んで欲しい話です。エロ要素は何もありません(笑)ピュアな話が好きな方にオススメです。
切ない
2023年12月24日
酒乱の父を持つイケメン転校生柴崎と明るい純粋少年吉見のブロマンスストーリー。柴崎の切ない気持ちが上手く描かれており、共感し最後の電話ボックスの場面では泣いてしまいました。。電話ボックスの使い方もよくて、入ってる柴崎の後ろ姿に何とも言えない気持ちにさせられました。完結と明示されてないけど、完結なのかな?でも短編でもいいので、幸せになった二人の続編読みたくなる作品でした。
時代背景が
ネタバレ
2023年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時代背景がまさに自分とドンピシャで、だからなのか余計に刺さりました。あまり内容は言わないようにしたいけど、ちょっとだけ。途中苦しくなるけど希望もある。どうかこれまで辛い思いしていた伊織が幸せになりますようにと願わずにいられませんでした。
DK 痛いけど重くない
2023年12月23日
高校生の吉見と、転入生伊織の話。村上キャンプさんは大好きで作者買いです。新作嬉しい!読み始めたら伊織の家庭環境が酷くて、重いのかー…と覚悟して読んでたら、痛くて仕方ないけど重くはない、素晴らしい青春ドラマでした。それは吉見の明るさと素直さのおかげで、辛くて仕方ない傷も吹っ飛んじゃう感じ!そんな陽のパワーを持ってる吉見、いいヤツ、大好き、めっちゃいいヤツ、大大大好き!もう、話にグイグイ引き込まれるんだけど、ラスト、163Pからの吉見と伊織の表情が秀逸すぎ。息が止まった。エチはない、BLぽくない青春ドラマだけど、こんなにも2人の強い想いに心を打たれる。キャンプさんのお話は心ごと持ってかれちゃうなあ、また他の作品も読み返したくなってきた。
ラストの素晴らしさ
ネタバレ
2023年12月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラストに涙が出ました。2人のこれからが想像できる素晴らしいラストでした。伊織の子供みたいな泣き顔がたまらなかったです。恵まれない家庭環境で、きっと我慢ばかりを強いられた毎日だったと思います。伊織にとって、吉見の存在がどれほどの救いだったのか。それなのに吉見から離れなければならなかったことが、どれだけの痛みだったのか。想像するだけで胸が痛くなります。ほぼエロ要素はなく、BLというか友情の延長のようにも感じられますが、お互いに特別な相手なのはよく伝わり、その関係性がとても良かったです。
胸が締めつけられる
2023年12月22日
途中から涙が止まりませんでした。こういうじわじわと気持ちが変化していく話大好きです。二人の今後がまだまだ見てみたいので、いつか続きが読めるといいなと思いました。
やっぱり好きだよ
2024年5月5日
村上キャンプ先生やっぱり好き
能天気なキャラとちょっと陰のあるキャラの組み合わせが最高によかったです。
友情かな
2024年3月30日
BLというより、熱い友情かなと思う。純粋に人を好きになれるって良いよね。これからの2人も見てみたいと思いました。どう変化していくのかな。まだライクの様な気がしています。
明るい未来を感じる展開に救われる
ネタバレ
2024年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み進めるほどに重い内容でした。不幸な自分の環境を感じさせない伊織の飄々とした雰囲気が痛々しかった。エンディングは希望が持てる展開になっていることに救われました。
題名から
2024年4月11日
想像したお話しと全然違ってました。表紙にも騙された気がします。初読みの作家さんでした。DKの2人が青く瑞々しい限りです。密かに友人に想いを寄せ、影からも彼を応援し助けるDK君、切ないですね。
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作家名: 村上キャンプ
ジャンル: BLマンガ
出版社: weavin