純粋すぎる直球男子とアウトローなやる気なし男子のちょっとエッチな関係、なぁんて漫画ではよくある設定で、ストーリー的には一冊でまるっとキレイに完結していて、最後は駆け足気味でもあり、ほとんどドギマギすることはないんですが、恋の始まりというか、心が動いていく経緯と、純粋すぎるがゆえに言葉にして伝えないと伝わらないから言う言葉のチョイスに、あー!そうなの!そうなの!恋ってそうなの!って思うとこがいくつかあって、それがすごく素直で良かったから⭐︎5です!
例えば、、デートの後、帰りたくない…なんてのはありすぎるほどあるんですが、「楽しくて寂しくなっちゃった?」って言葉にするんです!楽しかったなぁ〜、離れがたいなぁ〜、もう少し一緒にいたいなぁ〜って恋をした人なら誰しも思ったことあると思うんですが、そうだ!なんだか知んないけど寂しく感じてたんだ!と気付かされた。
そんな恋する気持ち、優しいから居心地いいと恋の違い、とか、ゆっくり恋について咀嚼できる作品でした。