ネタバレ・感想ありうそつきあくまのレビュー

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リアルな嫉妬心がしんどい
2025年6月29日
フォロー様のレビューにて購入させて頂きました!実際レビューに上がってなかったら、個性的な作画なので手に取らなかったかも…登場人物の心情(特に宇郷さんの)がすごくリアルで、良い意味でしんどい作品かと。いつも素晴らしい作品紹介ありがとうございます!
辛いし悲しいけど愛しい
2025年6月29日
言葉にならない感情とか、関係とか、そういう事ってあると思うんですけど、ああ、本当の本当は簡単なのになんでって、でもそういうものなのかもしれない。って思わせてくれる作品です。映画のよう。
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その後のふたりの消息が知りたくなる。
2025年6月28日
先生、よく描けたな~って…しんどくなかったですか?
いや、ホントたまらないほど丸出しで。
ひねた思考も剥き出しの愛情も表裏一体で、嫉妬も羨望も尊敬も全てが一つの人の心の中で泥団子のようにピカピカドロドロ…。

作画がね、癖が強めの作家さんで読んでいない方も多いのかな~と思うのですが。
先生の作品本当にどれもこれもフィクションだけど嘘がないっていうのかな。
すんごく素敵なんですよ。
良いの。

そして本作久々号泣。
誤解されちゃ困るんですが、お涙ちょうだい的なんじゃないんですよ?
しかたね~の。
ぎりぎりなの。
クリエーターは自分のもの削ってゼロから作り出す職業と言いますが。
恋愛もその点では何ら変わらないでしょ。
しかも気づかないうちにコントロールできないうちに走り出していて。
どこにどういう風に執着してるのか、自分のことが一番わからないものが出来上がっていく。
でも二本しかない足で立って歩かなきゃならないからね。
ぼんやりながらもね。

お互い好きで好きでね。
でもこの「好き」の中に様々なものが混じっているのがね。
説明的なセリフはないのに伝わってくるんだな~。
先生の作品は。

あとがきで、余利くんが先生に問いただすイラストがすごくいい。
ああ~こうやって先生は作品の彼らと対話しながら描いていくんだなぁって。

最高だよ本作。
人物描写を大事に思う方には是非ともおススメ作品です。
陰キャ同士のウジウジBLだからこそ刺さる
ネタバレ
2025年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物語が面白いのは皆さんのレビュー評価で充分分かってましたが、それでも心底びっくりしたのは、風呂にも入ってないような疲労困憊の無精髭のおっさんに庇護欲を掻き立てられ、あまつさえきゅんとしてしまったことにあります(宇郷、お前の事だよ。)そして辛く長い時間を経てやっとたどり着いたラストシーンの引際と余韻の妙。無駄なものは一切描かない雁須磨子流の美学を感じました。とんでもなく良いBLです。
作家買い
ネタバレ
2025年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雁須磨子先生の作品は地味ながらじわじわ効いてくる力が強いです。今回は漫画家同士の先輩後輩の話。憧れの先輩漫画家のアシスタントになれた受けはその気持ちのまま彼の恋人になるも自身が漫画家デビューして軌道に乗ってくるとそれに対して嫉妬したくないからと攻めに振られてしまうのにその後はなにかの機会で会えば体の関係に「これって???」
攻めはひねくれ拗らせの毒舌キャラ、対して受けは光の人。ベッタリではないけどいい距離を持って攻めにさりげなく尽くすことが出来る人です。
これだけで終わらせないのが雁須磨子先生で、下巻では受けの欲がドロッと出てきて人間味を感じました。
人物造形がすごい、ドラマに納得感しかない
2025年3月2日
すごく引き込まれました。雁須磨子先生は、文章を完全にしないで、断片をつないでいくような言葉の使い方が、リアリズムというか独特で面白いな、というところが、これまで印象的に思っていました。今回の作品では、人物の説得力に圧倒されました。もっと言うと、男と男の、しかも同じ職業のふたり、プライドのかかった競い合いが水面下でずっと進行していて、でも、かたや性愛も含む親密な関係性で、どうしても上下関係、支配被支配の関係から降りることを求めてくる力が働いている。その緊張感あるドラマがたまりませんでした。宇郷という男、彼は傍若無人で、それでいて怖がりで、すぐホモソーシャルな世界の中での支配に逃げる。言ってみれば、サブカルマッチョ野郎です。現実では、ここに女性嫌悪が入ってくるのが常だと思います。そういう、ある意味きわめて男らしい男が、同じ男との関係性を通じて変わっていく。それがエロティックでもあり、感動的でもありました。読む前には分からなかった、でもなぜか「ああ、私はこれが読みたかったんだ」という、自分のなかにこれまでもあった欲望を形として発見するような感覚がありました。BLで自分が読みたいものは、これなんだなと納得しました。
最初から最後まで両片思い…最高!!
ネタバレ
2025年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最高だった。
まさに人間ドラマ。お互いに相手の気持ちが分からない(いやほんとに読者にも分からない…ww)でも好き好き好きと、好きが強くていつも泣いてる受けくんが愛おしくなります。
攻めくんもなかなか好きなのに…、逃げ出すし…。
そりゃ…こじれにこじれるな。
『本当は最初から最後までずっと両思い』なのに、何回別れるのやら…(^_^;)
しかしそこに人間ドラマがあって、最高におもしろかったです!( ^_^)人(^_^ )
恋愛モノの創作物として最高傑作
2024年12月4日
BLマンガとしてくて括られるのがもったいないくらいの名作。人間の好きだけど憎い気持ちとか、大事に思っているけど欲求に流されてしまうというような相反する気持ちの葛藤が上手に表現されていて驚いた。自分の創作を生業としている漫画家の精神の波が大衆にも分かりやすい様に現実的に描かれている。性別に対する固定概念があるので、どちらかが女性であったらこのストーリーは成り立たないのだと思う。恋人だけでも、仕事だけでも生きていけない大人の恋愛の話。BLや漫画を読まない人にもぜひ読んでほしい作品。
不器用な拗らせメガネ
2024年12月1日
メガネ買い。漫画家同士、仲間であってライバルでもある関係。歪ながらも上下関係あるうちは2人とも素直になれない拗れてる感じイイわー、と読んでたけど、だんだん歪みが大きくなって噛み合わなくなっていく。才能の差とか嫉妬とかプライドとか、目を背けて見ないふりしたい部分を抉るのでしんどいけど、引き込まれました。
独特の雰囲気で、面白かったです。
2024年11月4日
余利の宇郷が大好きで、健気な様子が切なかったです。宇郷ももっと素直になったら良いのに、なれないのが宇郷なんだろうな~。再会した時の場面が、とてもシュールでした。ハッピーエンドっていうことで良いんですよね?もっと素直に甘々になる二人が見たかったです。
上巻まで
2024年9月29日
無料で上巻まで読みました。宇郷さんが余利くんを振り回している部分が強調されて多分両片思いだと思うけどすれ違いが切ない。続きが気になります。
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楽しめました。
2024年5月18日
まず、表紙が素敵。確かにアンニュイですね。
私はショボくれおじさんの宇郷さんのが好きだな、感情に素直で。色々あって角が取れたのでしょうかね。
余利くんは、面白い。
才能があっても、それぞれ違う所に自信が無い二人。
面白かったです。
スルメみたいに味が出ます
2024年1月27日
パッとしない中堅漫画家の宇郷と飛ぶ鳥を落とす勢いの新人漫画家の余利。元々師弟関係?漫画家といちファン?の関係だった2人、仕事を通しての世間の評価や、才能とプライドと恋と嫉妬と羨望と…様々な感情が混じり合って、酒に溺れたりストーカーしてみたり、でもやっぱりお互い惹かれ合っていて…ていう、難儀な2人のお話です。
軽いお話ではありませんが、会話のテンポが良くサラッと読めます。サラリとしているのに、スルメのように読めば読む程味わい深く心に染みてきて、何度も読み返してしまう。とても好きです〜余利がカワイイ。
どちらも似ていないようで似ている2人
2024年1月25日
余利と宇郷…、上巻読んだときは宇郷さん身勝手だなぁと思いましたが、何というか、恋愛主軸なんだけど仕事でのプライドとか葛藤が滅茶苦茶に恋愛に影響する2人だなと。影響の出方は全く正反対ですが(笑)余利くんはプライベートでどんなことがあっても結局はプラスに転じられるタイプで、宇郷さんはマイナスになるタイプというか。宇郷さんの上巻での身勝手も、ガチガチに守りに入っていたのだと思うと納得します。そういえば、上巻で振り回されてても余利くん仕事は成功させていたもんな…、4年いなくても仕事大成功していたもんな…でも引っ越ししてない辺り…宇郷さんのこと完全に吹っ切れてなかったんだろうな。会う度にセックロスだった理由も「セッの時は余利に好かれてる自信が持てたから」という…宇郷さん本当はベタ惚れだったんだね。余利くん視点で大体進むから分からなかったけど、宇郷さん視点だときっと余利くんに振り回されてる気持ちだったんだろうね…しかし4年はなげーよ(笑)
うそつきあくまとは
ネタバレ
2023年12月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ うそつきあくまとは、狂おしいほどの恋のことなのかなと思いました。宇郷も余利も、お互いへの気持ちが苦し過ぎて本当の気持ちが全然言葉にできなくて、とんでもないほど気持ちがかけちがってしまう。2人があまりにも愛おしくて、最後に宇郷が正直になった場面では胸がいっぱいになってしまいました…。
後日談で宇郷が「前ほど好きじゃなくなったから」と衝撃的な発言をしていましたが、確かにうそつきあくまに囚われたあの頃の恋は、若くて未熟で不器用な、あの頃だけの激しい苦しい熱情で、平穏に生きるにはそこを良くも悪くも通り過ぎないといけなかったのかなと思いました。意味深だけど、更にこの素敵な作品の魅力が増すセリフでした…。
漫画家CPのジリジリ焦げ付くような愛
ネタバレ
2023年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画家の甘利計一は先輩漫画家の宇郷悟のファンです。そこからアシスタントとなり、好きだとか付き合うとか甘い空気をすっ飛ばしていつの間にかそういう関係になったのですが、甘利が売れっ子になった途端に宇郷は離れていってしまいます。日々〆切に追われながら、心の痛手をなんとかやり過ごした甘利の前に数年後、何食わぬ顔をした宇郷が現れて当たり前のように誘ってくるのでした。宇郷という男が物凄く面倒臭いです。嫉妬深くて臆病で、ひねくれたキツいものの言い方をしてくるのですが、ファンから始まった甘利はどんなに振り回されても宇郷のことを捨てきれません。強がる宇郷が隠し続ける弱い部分も全て受け止めようともがく甘利の様子が漫画家の慌しい日常と共に描かれます。創作を仕事とする厳しさと、その創作を仕事とする二人が恋をする難しさの一方、同業者ならではのわかりみやリスペクトの深さが伝わってきます。天邪鬼な宇郷がぼろぼろになって最後に見せる本音にほろっとしました。甘利くん良かったね。
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漫画家の恋…切ない大人子供の恋愛
2023年11月10日
衝動買い!でも最高でした!大人の恋かと思いきや…ずるずるダラダラ…キュンキュン…漫画家さんのリアルな生活も感じられて、面白かったです!
後半…下巻になるにつれてどんどんハマってしまい…はぁ…完結してくれて良かったです!スピンオフの続編あると嬉しいです!
大人は難しいよ!
2023年8月12日
本棚整理中に久々に読み返したら、時間も忘れて読み倒していました。あー、染み渡る!是非大人の皆様には読んでいただきたいです。
もし、とっても若くて恋愛に夢を見ている頃にこの作品を読んでも、今のようにジワジワと染み渡るものがあったかはわかりません。
削ぎ落としたセリフの中に見える揺らぎや不安定さが、読み手を掴みます。一緒に恋に落ちて、不安になって、飛び上がって喜んで、分からなくなって泣いて、優しさに触れて安らいで、私達は主人公の2人と一緒に時間を過ごしていきます。
漫画家という特殊な職業ならではの苦労などもありますが、日々の中で覚えのある感情が描かれているので、この作品の中で我々も一緒に生きている感覚になりました。
いつもは中々つけない星5つで称賛させていただきたいです。
予想の数倍面白かった
2023年7月21日
こういう、惚れた腫れた以外の感情や状況を描く恋愛漫画大好きです。
実際の恋愛ってお互いを純粋に想う気持ちだけで二人の関係が進んでいくわけじゃないですもんね。
相手を支配したいという気持ちがお互いにあって、相手を尊重して大事にしたい気持ちよりもそれが勝ってしまうこともある。
常に相手のことだけを思って時には自分を犠牲にして相手のために何かをするようなおとぎ話的恋愛漫画よりも、こういうリアルなものが読みたい。

宇郷さんが個人的にかなり好みでした。こういうわがままな感じの人いいな。顔も好き。
服のセンス変だけど、なんかそれも変わった漫画描いてる漫画家なら確かにこういう服とか着るのかなと納得。
余利くんも好感が持てる。
美しいラストシーン
ネタバレ
2023年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めの宇郷と受けの余利は漫画同士。先にデビューしてた宇郷は、余利にとって憧れの存在。アシスタントをしているときに宇郷に手を出されて、はっきりしない関係のままズルズルと…

最初から立場に差があって、どうしても余利の立場が弱い。惚れた弱みで振り回される。
宇郷はぴちぴちの若造で自分に心酔してる余利に心地よさを感じていたのに、漫画家としてどんどん抜かれてしまい劣等感と、それでも惚れられてる優越感で歪んでる。

恋人になるには、好きなだけじゃダメなんだな。
相手を見つめてこうあって欲しいと思っても、そう簡単に変わってくれない。
自分を見つめてどういう自分でいたいか、あろうとするか気づいてようやく、対等になれる。
長い時間がかかるけどそれは必要な時間で、とても切なく苦しいけど、自分でそれを乗り越えた二人のラストシーンはとても美しかった。

なんども読んでるけど、毎回きっちり読んでしまう。
読み始めると引き込まれる作品です。

最高!大好き!
好きなのに
ネタバレ
2023年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 嫉妬と不安と自信のなさが邪魔する。
漫画家同士の恋愛。はっきりしたことを口にしないことで、渦巻く不信感と恐怖と少しの希望。
才能に対する嫉妬は厄介だ。切磋琢磨できればよいのだろうけど、自分の不甲斐なさに焦点があたってしまう。
ファンだった余利は、境界にあって宇郷に求められて恋心が開花したと思う。宇郷が余利を好きになったんじゃないかな。そこからは、素直になれない捻くれた宇郷の言葉に一喜一憂。傍からみれば、全部愛情表現に見えるけど、当事者にとっては確定できない不安材料にしかならなかっただろう。
互いに好きで愛情がある。だけど、宇郷の兄の喪失感から変わった。束の間の幸せは見せかけで、余利にとっては嬉しくて目を曇らせた。宇郷の喪失感と自信喪失を余利に埋めてもらえばいいのに、なけなしのプライドが余利にその役をさせなかった。4年間、どうしていたんだろう。余利は泥沼恋愛漫画で消化しようとしたが、宇郷は日薬だけだったんだろうか。でも、戻ってきた。謝った。変わった。もう、一緒にいられるんじゃないだろうか。
リアルだな。やっぱりファンタジーじゃないBLは痛いけど好きだ。ハピエンにしてくれた担当さんに感謝(笑)
重くて辛くて愛おしい傑作
ネタバレ
2023年3月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中堅漫画家宇郷と新進気鋭の売れっ子漫画家余利のカプで上巻は偏屈で仕事面で嫉妬深い宇郷に振り回されつつ健気に受け入れる余利という感じで進んでいきます。下巻を読み進めると余利のエゴや嫉妬も生々しく描かれて怒涛の展開とともにタイトルの「うそつきあくま」が二人に向けられたダブルミーニングであることがわかり脱帽しました。また失踪の4年間という設定も物語当初の宇郷の年齢34に余利がなってみて当時の相手の気持ちもわかるようになるのも良くできています。
落ち着く所に落ち着いた二人ですが、私はビターエンドかなと思いました。pixivで見られる描き下ろしの千葉の話で、宇郷が自分が今落ち着いてる理由を「前ほど好きじゃなくなった」からだと言っているんですよね。主語はないのでこれは漫画のこととも余利のこととも取れてその距離感でやっと落ち着いた余利の思う幸せなカップルになれたというのがリアルだけど残酷に感じました。
おもしろい
2023年3月14日
中身があって読み応えがあり面白かったです。
実際にいるよねって言う感じの人が脇役の人もなんだか魅力的でした。味があって面白くて上下一気味できる状態でしれて良かったです。
しんどい、でも面白い!
ネタバレ
2023年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ うわぁ~これは心理的にズシンとくるヤツ。上巻では主に宇郷の嫌なヤツっぷりが際立ってましたが、下巻では立場が逆転。そこからが目が離せぬ展開で、アッという間に読み終えました。上巻では傍若無人に見える宇郷ですが、自身の弱さの裏返しで余利に甘えていて そして自分を保っているのかな‥。そのダメな感じにちょっと共感できてしまい憎めない。2人とも恋愛に不器用で 一歩踏み込む言葉が足りないからスレ違ってしまう。作者様 人間の弱い所を描くのがとても上手で 下巻はしんどい展開ありましたが、ラストは安堵しました。手放しでハッピーて感じではないけれど。何てしんどくて、面白い作品を描かれるんだ!山あり谷ありで面白かったです。もっと幸せなラブラブな2人も見たいかな。
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大好きじゃん二人とも
ネタバレ
2023年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実はだいぶ前に少し見てかなり興味がありつつも、レビューで宇郷さんが酷すぎるみたいなことを見かけてしまって酷い男に振り回される主人公を見るのは辛すぎるなと思っちゃってハッピーエンドな結末だけ拝むために下巻だけ購入するという状態で放置していたのですが、このたびセールに出ていて思わず怖いもの見たさで上巻も購入した次第です。下巻だけ読んでいた時は酷い男に振り回され続けたけどなんとか思いを遂げたというように見えていたけれど、ちゃんと上巻から読んだら凄いお互い大好き同士じゃん!お互いのことめちゃくちゃ必要なんじゃんて泣けて泣けて。これ、オトナの恋愛によくあるやつですよね。付き合ってくださいとか好きですとか小っ恥ずかしくて全部言わないし順序ぐちゃぐちゃだろうがお互い責めないのが良しとされてしまうやつ。改めましてみたいな意思疎通無しでもオトナは許されることだみたいな枠のなかで二人は純愛しちゃってたっていう妙ですね。嫉妬も束縛したい気持ちもお互いありまくりなのに両方自分に自信がないから相手の行動に愛情をいまいち感じられない。あとクリエイティブな仕事してる人の嫉妬や劣等感や自信の浮き沈みに悩まされるメンヘラやらヤンデレやらが入り混じって面白すぎるカオスを生んでる。でもそれらに飲み込まれないほど、お互いへ執着するさまが凄まじくて健気で何度も読みかえしてしまいます。さらにいろんな登場人物それぞれの目線で読み返しちゃいます。主人公二人はお互いへの執着に縛られまくっていてそれも愛おしいんだけども、それを見守る幼なじみ千葉さんやらアシくんやら編集の聖さん。うすうす気付きながらこいつらどうにもならないと思いつつも見守ってくれてる良い人ですよね。最後に出てきた龍生くんが幸せな恋愛に巡り合ってくれてると良いなぁと思いつつこのお話の主人公二人のようには歪んでなさそうで大丈夫かなと思ったりもします。あまりくんがまぁとにかく可愛いってことは上巻下巻ともに感じました。なんならあとがきの包丁もって作者に迫るとこまで可愛い執着愛です。上下巻読んで本当に良かったです。
最高です!
ネタバレ
2022年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 余利くんは健気でかわいいし、宇郷さんは人間くさくて良いです。
最後の宇郷さんがはじめて本音を話すシーンはとってもよかったです。何度も読み返して頭の中でも反芻してます!
ありがとうございます!
2022年2月21日
もう!何回も読み返しています。けっこう、ここは想像に任せるみたいなシーンや思わせぶりな台詞が…だから何回も読んじゃうんですよね。人間の深層心理えぐる深~いお話。あっぱれでございます!
でも結局二人とも好きすぎるんでしょお互いが…

うそつきあくま、ではなくて
ネタバレ
2022年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本心を隠し通すことでなんとか自分を保とうとしてる、あくまではなくてただの弱くて怖がりな男性です。絶対才能を持っている人が身近にもいますが羨ましがるとか悔しいとかいうレベルではなくて、どんなに努力しても大金注ぎ込んでも絶対に自分が手に入れることはできないただ平伏すことしかできない、、そこに男のプライドや愛情が絡まり合って(下)の中盤から胸が苦しくて泣きっぱなしでした。ただのBLではなくてかなりリアルなヒューマンドラマという方がしっくりくる、BL苦手な人にもオススメしたい素晴らしい作品です。
奥が深い!
2021年12月16日
2人の胸の内(特に受け)を上手に描かれていて読んでるこちら側まで胸がキューっとなりました。とても読み応えありました!
息詰まりそうなリアル感
ネタバレ
2021年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ この余利計一という作中人物が好き過ぎて、今までで、一番読み返した作品だと思う。もともと、ストーリーが抜群に上手い雁須磨子先生の作品の中でも、作中人物がほぼ漫画作家さんという、先生に一番身近な職業を扱っているので、息詰まりそうな、そのリアル感が半端ない。善人、余利くん視点に進んで行くので、彼が健気で、読んでる方も一緒に、悩んで、泣いて、恨んでするのに、宇郷さんは読めない食わせ者。憎らしいんですけど、時々、おそろしく優しくて、やっぱり魅力的。あと、初めての人というのもあり、離れては、くっ付いてする。先生の画風はよく下手ウマ(失礼!)と形容されるけれど、スネ毛のある脚四本が絡み合うモタモタ感が、この作品の焦燥感をさらに増している。
好きなBL10個の中に必ず入れたい作品
ネタバレ
2021年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 真逆な二人。似ている二人。余利君は人気売れっ子漫画家。対して宇郷さんは実力がありながらも自分に自信がなく常に誰かの目を気にして生きているそこそこ売れっ子の漫画家。一番身近で愛する人が自分の存在を脅かす。そんな宇郷の不安や恐怖と、宇郷に振り回されながらも愛さずにいられない余利君の姿がリアルに丁寧に描かれています。特にポーカーフェイスな宇郷さんが静かに壊れていく2巻は胸が痛いですね。最後、売れっ子漫画家ではなくなった弱くてカッコ悪い宇郷をそのままに受け止める余利君の母性のような愛が温かい。そして4年の歳月の中で孤独に自分と向き合い、本当に大切なものだけを握りしめて再生しようとする宇郷さんに感動しました。素敵な作品でした。
話の転がり方がリアルで胸が痛い。
2021年9月1日
言葉を尽くさないと人には伝わらないってことを、これでもかこれで分かったか、と思い知らされました…はぁ。しんど。

これを言ったらどう思われるかなって、好きな相手だから余計に言葉を選ぶし、伝えきれなかったりするんですよね。
こじれにこじれたけど、やっぱりこれが人生って感じがするし、リアルな感じがする。
もう一回読んで、胸痛くしてきます。
磁石のSとNのような2人
ネタバレ
2021年8月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今セール中なので上巻を無料で読めます。
人間誰しもが抱く感情がリアルに丁寧に深く描写されていて、心に沁みました。僕はこの作品の心理描写の仕方がとても好きで、読み応えもありました。
お互い好きだという気持ちはあるから、物理的に近くにいると体も重ねるし一緒にいたいとも思うし。でも、(主に宇郷さんが)相手への嫉妬心や羨望、劣等感のせいで本当に伝えたい事は伝えられず、お互いの心はいつになっても近付かないままで。でも僕は、最初から最後まで、余利くんは本当に宇郷さんを好きなんだなと感じました。なので、終盤に宇郷さんが失踪した時、余利くんがファイルの中身を読んで泣きはしたけど、その後意外とケロッと開き直っていたのには正直びっくりしました。でもきっとそういう部分が余利くんの本質で、宇郷さんを愛しているけど依存はしないというか、自分を彼に完全には溺れさせないというか。自律心があるなあと思いました。逆に宇郷さんは、影響されやすく傷付きやすいので、余利さんが近くにいると依存するし執着するし、ある意味同じ位の自律心を持ってないので、一回リセットする為に自ら離れる事を選んだのかなあと思います。離れたまま物語が終了すると想像していたので、4年後急に現れてthe endになったのはびっくりでした。
双方個人でいると性格もタイプも対照的な2人ですが、でもやっぱりお互い好きな気持ちは変わらないから、近くにいるとどうしても引き離せずくっ付いてしまうんだろうなあ。まるで磁石の様な2人だなあと思いました。離れていた4年間はきっと2人にとってお互いが成長する為の年月だったんだろうなあ。
独特な作風でしたが、心に響くとても素敵な作品でした。
余韻がすごい…
2021年8月25日
すごく現実感のあるヒューマンドラマな、でもわりと温度は一定な
邦画見たあとみたいな読了感でした。
これは何度も読みたくなる作品ですね
登場人物全員愛しい!
私は納得のエンドでした。
でも3巻も見たいです!!
ただの二人のグダグダな日常だとしても!
前とは違うグダグダが見たいです!
面白かったです!
2021年8月24日
人間の弱さ、ずるさ、愛らしさとかが全部全部詰まってて読む度に胸がいっぱいになりました!(><)
本当に面白かったです!
何エンド?
ネタバレ
2021年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ あーすごい作品でした。受けの余利に共感できず、どうしたもんかなーと迷いながら読み進めていたのですが、下巻の宇郷が描けなくなってから完結までの流れで、自分の中のどろりとした部分を一気につかみ出された気がしてグッと引き込まれました。突然の別れから四年たち、それなりに苦しんだろうけど余利は仕事も順調で、宇郷のように自分のファンだった後輩漫画家の星とのカラダの関係を持っていることを示唆して読み手をギョッとさせてからの宇郷の再登場にぞわーっと来ました。星とはやめて欲しかったなというのが正直なところですが、余利のようなタイプには宇郷ではなく昔の自分の様な年下ワンコの星と生きる方が幸せだった気もします。でも作者は余利に宇郷を選ばせる。心の欲するところはままならない。それは宇郷にも言えることなのかな。ヨリが戻ったとはいえ、ハッピーエンドともバッドエンドとも感じられない物語の終わり方。でも現実ってそんなことの繰り返しで、だからこそ、私はハッピーエンドな作品をつい欲しちゃうんだなって再認識しました。でもこういう作品も時折り読みたくなる。出会えてよかったです。
誰しもが弱い・・・
2021年8月23日
人間って、みんな弱いですよね。
先生の作品は本当に心に突き刺さります。もう大好きです。
現実味があって、グサッときますね。
この後の特に何もない、平凡で幸せな日常の日々を読みたいです。
是非とも3巻を!!!!!!
先輩作家×売れっ子作家の拗れMAXラブ
2021年8月20日
9/3までSALE中。上下セット。上がまるごと無料で読めます!読んじゃうと結局続きが気になり下も買っちゃう〜。そりゃぁ元アシスタントで自分の大ファンって言ってくれてた子が自分より売れっ子になったら、劣等感、嫉妬、プライドなんかボロボロでしょう。(よっぽど出来た人じゃないと…)もともとネガティブ思考の持ち主だと思いますが、どんどんヒートアップしていきます。毒舌で自己中、相手の不幸を願う攻はかなり問題有りでしたが、最後は正直に気持ち伝えて成長出来て良かったです。(私も劣等感持ちやすい人間なので、攻の気持ちに共感する部分もあり結局は自分を磨くしかないんですよね〜)受はかなり依存してるようにも感じましたが、最後まで読むと依存じゃなく本当に本当に攻のことが大好きなんだなぁっ〜と感じました。(こんなに好いてくれてる受にもっと感謝しろー!)っと喝です!好み分かれる作品かと思いますが、現実感ある2人の関係が好きで最後は心のモヤっとが取れて良かったです!
とにかく、めちゃくちゃいい
2021年4月27日
最後どうなるかわからなくてワクワクハラハラしながら読みました。
いいね
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愛と尊敬と嫉妬と自己嫌悪
2021年4月25日
漫画家同士で何かを生み出す辛さを知っているから、尊敬もするし嫉妬もする。身体の関係があることの優越感や終わることのない親友の関係への羨望、相手を思いやりたいけど自分の欲を満たしたい、誰かに会ったり仕事したりの中で否応なしに襲ってくる感情の波が読んでいて苦しいくらいに胸にぐいぐいきます。
これはいい余韻
2021年4月25日
私自身は妬みや嫉妬は履歴書の特技欄に書けんじゃねえかって感じの人間です。自分の中でネガティブで扱いに困るモノでしかなかった感情が、このお話の中ではちゃんと血抜きされて、完璧に下処理されて臭みのない美味しい料理になってます。妬み嫉みのおばけみたいなキャラをこんな可愛く描ける作者は偉大です。そして人を好きになることって憎悪とラブが常に行ったり来たりするもので、その揺らぎに勝手に1人でヘトヘトになってたなあと思い出しました。ストーリーは現実的なんだけど読んだ後しんどくない。優しい余韻が残ります。
漫画家どうしの苦すぎる恋愛
2021年4月23日
いまセールになってますね。フォローしてる方が過去オススメされてて読んでみました。漫画家どうしの苦すぎる恋愛。リアルな修羅場、売れる作品や才能への嫉妬心がこれでもかと描写されて読んでて苦しくなってきます。同じところをぐるぐる回ってて上下巻にするには少し長いお話でしたが、最後の40ページの展開で納得。絵柄やリアルな心情描写する苦目の作風が西田ヒガシ先生の作品に似てるので、西田先生好きな方はお好きだと思います。服の柄にも笑えましたし、驚きで目が飛び出るシーンいくつかあって、そういうクスッと笑えるとこも同じかも。
すごく良かった
2021年4月12日
自己中で薄情に見えていた宇郷さんが時々優しくなったり弱ったり、都合良く扱われてた余利くんが、反撃したり独占したりするのがすごくリアルというか、人って一側面だけじゃないんだよなあ〜とすごく感じました。
何度も読み返してしまう作品です。
何度でも読みたい!
2021年3月30日
下巻最後に向けて、宇郷が本心をぽつりぽつりと伝え出すと、溢れるように甘利くんに過去の全てが理解できて、幸せな結末で本当に良かったです。きれいじゃない感情が絡まり合ってリアルで面白かったな。実際、優しい方が弱いよね。もう彼がどこにも行きませんように…
かわいそうでかわいい
ネタバレ
2021年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大事にされなくても報われなくても、つい追いかけてしまうし振り向いてしまう受・余利の姿がいじらしく痛々しい。
抗いたいのに結局絆されてしまう、恋した方の負けというあの感覚を味わった事がある人には読んでいてグサグサ刺さるのでは。
かといって攻・宇郷が悪人かと言うと、宇郷は宇郷でいつも劣等感に苛まれており、それに反発するようにあの不遜な態度を取っているのだとしたら…。もうかわいくてたまらなくなってしまう宇郷の弱さ。
ところでタイトルの「うそつきあくま」とは誰の事を指していたのでしょう。本心とは裏腹に余利に対して天邪鬼な態度ばかりとってしまう宇郷の事でしょうか。宇郷を追い詰めてしまうとわかっているのに優しいふりをして宇郷の自尊心を崩壊させた余利でしょうか。あるいは両者とも…?
とある曲のタイトルより拝借されたもののようですが、どうしても本編と意味のある繋がりを感じてしまいます。
作中様々な場面で印象的な目のカットや、「それ、どういう顔なの?」と思ってしまう複雑な表情をしているシーンが多々見られます。それらはいずれもはっきり明かされる事はなく、モヤモヤを残しながら展開は進んでいくのですが、はっきりわからないから苦しいのか、わかってしまう事で苦しくなるのか、どちらなんでしょうね。
余利、宇郷どちら目線で読んでも苦しくて愛おしいです。
め、ちゃくちゃすきーーー
2021年2月23日
雑誌で読んでたけどやっぱり欲しくて購入。結局は惚れたもんの負けなんだろうけど、独り相撲してぐるぐる悩んだり共感しきりです。感性を評価される職業って本当大変そう。千葉さんがすごくいい人。雁先生の、汗かきながら日々を誠実に生きるリアルな登場人物たちが大好きです。
ハッピーエンド…からの??!
2021年2月22日
【漫画家同士BL】【上巻175頁、下巻187頁】【エロ★☆☆】安定の雁須磨子先生です。雁須磨子先生の他作品が好きであればこちらもおすすめです。余利くんが健気だなと思ってましたが、宇郷も憎めないやつなのでふたりともかわいい。これでハッピーエンドかな、というところからえっ??という展開になって少しビックリしました。先生のpixivに後日談のペーパーが載ってますので本編の後に読むことをオススメします。
一番好き
ネタバレ
2021年2月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻まるごと3月4日まで無料であることを知らずに読み始めたら、あまりにも夢中に、のめり込みすぎて時間を忘れるくらい読みふけっていました。
細かい感情表現と独特な、二人の間だからこそ交わされる軽い会話がリアルです。でも、軽さの中に時々確信めいたこととか、一瞬ほんわかするような言葉も混じってるんです。
なのに、うまくいかない。それが堪んなくて、なんとも言えないせつなさを煽ってきます。
コマ割りとか、心情の思いを一コマ白紙の上に書くとか場面によってすごい切ないです。
宇郷さん何よっ、って思うことの方が多いし、余利くんせつない、苦しい、こんなに誰が聞いても分かるくらい言葉にしてるのに!って思うけれど、宇郷さんの気持ちもなんか分かってしまう。分からせられてしまうから余計に辛いです。
透明感があって、線が細いからこそ訴えかけてくる何かがあるなって。
いや、なんか余利くんのもう嫌だ、疲れたって場面ぐっときます。泣いた。
下巻、絶対買います。
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人を選ぶ作品かも
2021年2月19日
感情の機微をこまかく表現しているからこそ、複雑な内容になっている漫画。ハマるかどうかは人を選ぶ作品になってる感じ。短所が前面に出ちゃってる宇郷さんは難しい性格だけど愛らしくもあり、現実的な人間味がすごいと思った。
名作でした〜!
ネタバレ
2021年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんか体に良さそうだけど苦そうだなと勝手に思って気になりつつも今まで買っていなかったのですが、セールを期に購入しました!結果!とってもよかった!!ボーイズラブというか落ち着いた漫画家モノの青年漫画を読んでるような読み心地、しかし漫画家としての才能やら執着やらでこじれていく受けと攻めの関係性にいい出汁が出ていて…ゆっくりと味わいました。黒髪の攻めがもっと陰湿で嫌なキャラなのかな?と好きになれるか不安なまま読み始めましたが、すごく人間らしくてめんどくさく可哀想でかわいいキャラで愛しい…振り回される受けも可愛くて可哀想で愛しい…もっと二人のこれからも見たいです!!!そして脇役の漫画家さんアシスタントさんもいいキャラしていて〜!!!名作でした!!
これからの2人を見たい
2021年2月17日
絵が苦手かなと思いながら読み始めたけど人見知りで一途な余利くんかわいいしストーリーも独特でよかった。その後の2人を見守りたいので短いストーリーでもいいので続き希望です…
ルサンチマンと服の柄
2021年2月16日
初読みの作者さん。クーポンがあったので、表紙とタイトルに惹かれて、立ち読みもせずに購入したのですが、思ったよりも中の絵がラフで、「んんん、好みではなかったかも・・外しちゃったかなー」と思いました。でも、読み進めると、ストーリーが面白くて、引き込まれ、上下巻あっという間に読み終わりました。絵の好みを凌駕されました。
漫画家同士のお話で、同業者としての嫉妬や劣等感、プライド、そして恋愛感情が複雑に絡み合う心理描写が、読み手に伝わってくるものでした。すごい。終盤の流れも好きでした。余利が宇郷の立場になって気付くこと、今更のように現れた宇郷に対する余利の反応(リアリティがあって、私もゾッとしました)、初めての本音。ちょっと泣きそうになりました。大人の男の仕事と恋愛、とても良かったです。レビュータイトルは、作中に出てくる言葉と、私がめっちゃ気になったことです。
よかった
2021年2月14日
久しぶりにBLを読みました。
すごくよかったです。あまりくんかっこいい
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沢山の人に読んで欲しい❗️
2021年2月11日
ストーリが人間臭くて凄く面白かったです。普段何気に読んでる漫画も苦労して書き上げているんだと気づかされ、心血注いだ作品を読める事に対して改めて感謝の気持ちが湧きました。出会えて良かった作品です。
また脇毛やすね毛が描かれてるのも、私的には萌えでした。
大好きな作品です
ネタバレ
2020年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何度読んでも胸が苦しくなります。仕事と恋愛、SEX。生きていくのには、やっぱりあった方がいい。才能と嫉妬、情愛。いろんなものが絡み合って本当に苦しい。でも、これからの希望がある終わりだと思えて嬉しかった。幸せになって欲しい。
うわ
2020年6月10日
絵も話も独特だけど良かった。
漫画家の2人、同じ職業だからこその葛藤がリアル。
宇郷(攻め)は結構クソ野郎だったが、最後に本音を知ると憎めなかったです。
自分へ憧れを抱いてる余利に弱いとこ見せれない気持ちも分かる。
2人の本音が同じだったのが刺さりました。
中々深いお話でした。
なるほど!な、タイトル。
ピュアラブ
ネタバレ
2020年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ そう来たか〜!!というラストでした。
絵があまり好みではなかったのと、自分勝手過ぎる攻めに共感できなくて。
でも、そんな彼を待ちつつも彼氏作りつつも、現れた攻めを受け入れる受けが健気でした。
読んで見て良かったなあとは思います。
一読の価値は有ります!!
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なんだかもやもやったするけれど
2020年2月9日
人間のありそうな腹黒さ?性格の悪さがチラチラと。ストーリーが気になって一気に読めました。あー、こういうのがストーリー書くの上手いっていうんだなぁと勉強にりました。ところどころ、これはなんだったんだろう...?と気になる箇所を残したままストーリーは完結。読み終えた後も想像が広がる作品でした。ハッピーエンドだったのか、それとも?なんて未だに考えてしまいます。
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一気に読みました
2020年2月8日
雁さんの作品はハズレ無しですよね(笑)機微がいちいちツボで、余利くんが不憫で仕方なかった。最終的に、宇郷が千葉に玉の輿って言われてそうで、ニヤニヤ出来て良かった
いい話だけど、心臓が痛すぎる
2020年1月8日
まるで体感してるかのように読ませてしまうから、須磨子先生は本当に天才だし、名作です!
最後すごく良かったけど、もう二度と読めない。内容も確認せずに作家買いしたけど、しんど……私の心臓破けて死んじゃうよ……。
須磨子先生の作品は、ハッピーな内容ばかりじゃないのも知ってるし、そういうところが好きなんだけど、これは上下巻じゃないですか?普段なら単行本一冊に収めてる内容のものを二冊に分けてるということは、ビター(控えめな表現)な部分をねっちりみっちり二倍の質量になっている。いやもう、体感的には三~五倍くらいの濃度に感じた。
最終的なオチのね、優しくしたいから支配したくなる、ていうのはすごく萌えどころなんですけど、メンタル軟弱奴な私はもう二度と読めない気がした。この世から不幸な動物もぎゃくたいも戦争も貧困も病気も苦痛も差別も私の思うありとあらゆる憂いがなくなって、もう全生物にハッピーしかなくなって順風満帆すぎて退屈になったらもう一度読めるかもしれない。けど、今は胸がいっぱい……。
甘利の苦痛も宇郷の苦悩も生々しくて、フィクションの垣根を超えて感じてしまった。名作であるがゆえに胸に迫って苦しかった。
私の感受性が、幸せよりも苦痛を鮮明に感じ取ってしまうタイプのポンコツ受信機だからそう感じるだけで、普通の正常な受信機を持つ人は最後で救われて多幸感を得ているのだと思うけど、しんどかった。
須磨子先生には今後も読者を苦しめてほしい。
大好きな話です。
ネタバレ
2019年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めは悪い人じゃないけどまあダメな男、受けは顔も性格もよくて仕事もできる。受けが攻めにベタぼれでひどいことされても結局許しちゃう、(攻めも受けのことはほんとは大好き)ってめちゃくちゃ好きな設定でした。
受けがヤンデレになりそうでならないとこもよかった。
終盤攻めが失踪したところはちょっとびっくりしましたが無事受けのところに帰って来てくれてよかった~
振り回されてばかりでかわいそうに見えるけど、大好きな攻めがいたら結局それで幸せそうな受けがたくましくて好きです。
良き
ネタバレ
2019年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画家2人のお話。お互いがもの作ってる人があるある、好きだけどプライドがあるから負けたくない、もっと素直に大切にしてあげられたら良いのに、最後は良かったです。
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作家買い
2019年8月15日
絵はそんなに良いと思わないですが話がとても良くて引き込まれます。
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最後の最後まで2人の結末がわからない。
ネタバレ
2019年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ すーっごくめんどくさい思考の攻め(宇郷)とそんな攻めが大好きな健気な受け(余利)。
お互い想い合ってるのにプライドや嫉妬や怯え…いろんな感情が間に入ってきてひたすらうまくいかない。
読み進める程どういう完結の仕方をするのかわからなくなってドキドキというかヒヤヒヤというかお願いやから2人とも幸せになって…😩と願いながらラスト1ページまで夢中で上下一気に読みました。
宇郷は偏屈なんですけど、そういう思考回路も理解できるんですよね。むしろ自然というか。
だから普段は捻くれてるキャラは苦手なんですが宇郷は好きでした。
初めての作者さんで最初は絵柄に戸惑いもありましたが、すぐ雰囲気とストーリーに引き込まれてすっかりファンになってしまいました!
好き。
2019年8月3日
Sっけ気味攻め。受けは、好きだから我慢してるけど、こいつなんやねん!!ってなっちゃうかわいいはなし。
やっぱ雁先生、作家買いしよって思いました。
エロがゆるいからそれ目的ならおすすめしない。
BLにエロ要らない派の皆さんには読んでもらいたい。
読み応えあった
2019年7月3日
売れっ子卑屈な漫画家と攻にあこがれる売れっ子の漫画家。両思いの筈なのに遠回り。時間がかかってもそれでも戻ってきたのがやっぱり嬉しかった。二人の話もっと読みたい。
やばいおもしろい
2019年7月2日
おもしろすぎでした。全部のページが良かったです。恐ろしいくらいに面白かった…。嫉妬、焦燥、自己嫌悪、執着、それらが一つの鍋の中で形がわからなくなるほど煮込まれていました。やばいおもしろい。
ああ、もぉ、いい!
2019年6月21日
作家買い。雁須磨子先生らしい、ぐるぐるめんどくさいお話、好きです。そして余利くんの顔が可愛くて、ずっと見ていたい愛らしさでした。
素晴らしい!
ネタバレ
2019年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 宇郷くんの気持ちわかる!
嫉妬なんだろうね。でも、余利くんの気持ちもわかる。
宇郷くんが先に漫画家で、アシスタントの余利くんといい関係に。付き合うって言うより、身体は繋がってて、お互い必要な関係のようです。上巻はキュンキュンとしながら読みました。
下巻は宇郷くんがもう切ない。余利くんも今幸せだから考えないようにしたたことが(後回しにしてた事が)やっぱり向き合わない訳には行かなくなったようです。
長い歳月を過ごしているようですが、どちらもお互い必要なのでしょ。
屋良さんはどっちなのかどうなのか分からなかったので、何度か読み直して見ようと思います。
絵の好みは別れると思いますが、お話は凄く良いのでオススメです。
ちょっとホロリと涙出ました。
余利くんの心情描写が多めです。
上下巻読了!漫画家どうしの恋愛愛憎
ネタバレ
2019年6月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「上」1~7話、「下」8~13話+描き下ろし収録。嫉妬深い毒舌の先輩作家×健気な元アシの売れっ子作家、漫画家同士の恋。



ファンで関係を持つ先輩作家・宇郷と元アシで今や人気作家・余利のお話。素直になれず複雑な心が揺れ動く二人。誰もが持つであろう焦燥感、劣等感、嫉妬心がヒリヒリと描かれ、何とも言えない痛みを感じてしまう。ぐるぐると心の奥底で蠢く感情に飲み込まれそうになりながらも、想いは消せない…。本編紹介にある通り、「ラスト40ページ、ただただ祈るように」最後まで見守りました。二人の愛と卑屈のシーソーゲーム、じんわり沁みます。独特の絵柄とテンポで展開される雁須磨子先生作品、二人が愛しくてたまらなくなりました。描写は見えない感じであっさり少なめ。



「うそつきあくま 上」1~7話
先輩作家・宇郷に振り回されまくりの元アシ作家・余利は、この関係にずっと悩んでいて…。



「うそつきあくま 下」8~13話
二人の関係はどんどん思ってもみない方向へ進み始めて…。
「Bonus Track」描き下ろし11ページ
後日談
「あとがき」1ページ
夢中で読みました!
ネタバレ
2019年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 着地点が全然分からなくてハラハラした!2人のカラダの関係始まりが突然だし、余利が不安なのは分かります。本当の気持ちを言わないんだか言えないんだか大人の事情か、はたまた宇郷のプライドなのか??モダモダしながら、頭の中では大忙し。そして急に大きな動きがあったりで最後まで飽きさせません!実は受け攻め共にヤンデレ傾向www
ラストで宇郷を受け入れる余利の寛大さに拍手。
何か、凄い深いな…。
ネタバレ
2019年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 常にギリギリ状態で劣等感を持ちながら作品作りをする宇郷と天才肌の甘利。あまりに正反対な同業者の二人の関係…。

元々、甘利にとって宇郷は憧れの作家なので、その想いは大きく溢れてる。対して不器用で全く素直じゃない宇郷。その言葉の裏には、甘利への感情が見え隠れしている…。けど分かりづらい😩

そこに同業者故に相手に対する、憧れ羨望、嫉妬妬み、焦り…。色んな感情が入り乱れ、拗らせ、一筋縄ではいかない関係…。

いったい、この二人はどのように終着するのか…。と読み進めていましたが、最後の宇郷の甘利に対する言葉が全てですね😊何とか、良い着地で良かった😄

どちらかというと勿論BLなんですが…。それだけではなくて、人間の色んな感情という感情が、須磨子先生らしい言い回し、間合い、独特な世界観で描かれていて、とてもリアルで読みごたえのある作品でした😊
面白いです
2019年5月26日
作者買いです。面白いです。でもスッキリハッピーというよりはちょっぴり苦しいです。
好きな作家さんなのてすが
ネタバレ
2025年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ものすごく読むのが辛かったです。BLで生々しく辛いと読むのが凄く時間かかって、何度も挫折して読み切りました。多分読み返さないと思うけど買ったことは後悔してません。変なレビューでごめんなさい。
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人間味のある
ネタバレ
2024年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ いい話しだったかと。でも確かに、攻め宇郷のキャラを受け入れるかいなかで好みは別れそうですね。
個人的には、自分よりも売れっ子になった受け余利に対して、彼氏としてプライドが邪魔しちゃうってのはあるあるなというか、わかる気がして。そういう、人間っぽい心情も丁寧に描いてあるのはよかった。それに、どっちつかずな態度をとる宇郷の中にも、受け余利のことが好き、ゆえの葛藤を感じつつ読んだので、最後に余利の所に帰ってきてよかったなと思いました。
まぁでも本当、だいぶ待たせてますけどね。そしてそれを結局待ってる受け余利くんが本当いい人。余利くんが健気っていうとこで、⭐︎プラスですよ。
あとちょっと絵がわかりにくいというか、、メガネだからか、はじめは攻め宇郷は年齢とかかっこよさとか、キャラ設定がわかりにくかったですが下巻までくると気にならなかったですかね。
面白かったー!
ネタバレ
2023年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み応えがありました。大満足です。
最初は主人公のことがかわいそうで読むのが辛かったのですが、立場が逆転していくので爽快です。
ずーっと相手のことを考えている描写が続くので、それが重たいという人には向きませんが、とにかく面白かったです。感情移入できて読みました。
BL漫画ですが、職業漫画としても秀逸の内容です。
「後輩の星くんがかわいそう」と言う意見もありますが、あの子なら大丈夫。いくらでも新しい恋を見つけられそう。
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読み応えはあった
ネタバレ
2023年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上下巻、漫画家×漫画家です。
読み応えはありましたが、下巻の最後にかけてちょっと微妙…。なんか色々微妙…。後味も微妙…。
これはこれで悪くはないと思います。
こんな終わり方も、この作品の良さなのかもしれませんが…。
ただ、私はハピエン厨なので最後はもっとスッキリする後日談が欲しかったかな。最後が物足りない。
で、このあと二人はどうなるんだろ?って感じ。
あと下巻、アシの子が可哀想かと…。最後の最後で受けの不誠実さにちょっと引いた。
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複雑だけど
ネタバレ
2023年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画家同士の大人の恋愛模様ですね。初めは先生とアシスタントからの関係を持ったけど、アシスタントの漫画が売れて独立して、それでも2人関係を重ねていたけど、恋人?セフ
レ?関係がハッキリしないまま、先生がスランプに陥って
何も言わずに失踪してしまって…このまま終わっちゃうのかなぁって思ってたら、最後に思っていた事を言葉に出て伝えてハッピーエンドでした。
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漫画家
2023年4月10日
はじめて読む作者さんです。とても複雑な二人のお話でした!好きだけど好きと素直に言えない色々な感情があって、さらっと読めるけど、じっくり何度も読んで、二人の感情を噛み砕いて理解していったら、何度も楽しめる作品かなと思いました。
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胸が苦しくなる…
2023年2月28日
尊敬と嫉妬と愛情が絡み合って読んでいて胸が苦しくなりました。好きなのにそれを素直に表現できない二人が可愛くもあり可哀想でもありました。最後はハッピーエンドなのか分かりませんが、甘利が幸せそうだからハッピーエンドなのかな。
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嫉妬
ネタバレ
2022年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ セールで購読。初読み作家さんです。
メガネ好きなので、表紙の神妙な眼鏡に惹かれて読みました。
軽い気持ちで読み始めたのを少し後悔するくらい、攻めの嫉妬のドロドロした部分がリアルで、それを受けにも被せてくるあたり作者の力量の凄さを感じます。

卑屈な漫画家・宇郷×元々宇郷のファンで売れっ子漫画家の余利。
元々ファンだったということもあり宇郷を慕っていた余利に手をつけたのに、同じ世界で戦う相手として色んな感情が入り乱れ一方的に関係を切られた余利。
それからはセ友のようになった2人の愛憎渦巻く関係を描いたストーリーです。
恋愛的な嫉妬と仕事面での嫉妬、両方が描かれていて結構読むのしんどかったです。
好みの問題かなと思うのですが、特に宇郷のその嫉妬のドロドロが捻くれていて粘着質で見ていられなくて好きになれなかったです。
ラスト、余利にとってこれが幸せだったんだろうか?
1巻まで
2022年10月1日
一巻のみ読みました。もどかしい!二人の何気ないやり取りは見ていて面白いけど、やっぱり甘利くんにちゃんと向き合ってほしい
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この作者さんも癖があるよね
2021年8月26日
自分を慕ってくれる子が、いつの間にか自分を追い抜いて行って、色々な感情でぐるぐるして…って話をBLにしたらこんな感じ?
サラッとは読めないけど、充分面白いと思う。
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下巻買ってしまった
ネタバレ
2021年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻が無料だったので読んだのですが、続きが気になりすぎて下巻もかいました。最後の方の主人公がえ、そっち側になっちゃうの?っていうところになんとも言えない気持ちになりましたが、すごく引き込まれるいい話でした。
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よくできているけど、しんどい…
ネタバレ
2021年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ うん、なんというか、ヘビーです。
2人とも漫画家で、創作の苦しみがあってお互いへの尊敬や嫉妬もあって。非常に複雑な感情で、読んでいて胃がキリキリと痛くなる。
後半、攻めがスランプに入って受に依存してくる辺りで、あぁこれはまずいぞと思っていたら案の定…

正解が何かなんて他人に分かりませんもんね。
産みの苦しみもクリエイターにしか分からないし。
2人が納得しているなら、それでいいんじゃないかな。
巻き込まれた新しい彼は、とばっちりで気の毒だったな…
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重い?
2021年4月1日
作者様買いなのですが、そういうの展開かということでちょっと重い。好きなんですが、その重さを思うと、何回も読まない作品になってしまってる。
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映画のよう。
2021年2月25日
BLというより、小説や映画を観たような読後感。
モーツァルトとアマデウスのような関係でありながら、BLが絡んでくるから、余計に落ち着かない2人。2人とも素直じゃないし!!どうなるのかと、ハラハラして一気読みでした!
まあ、タイトルがうそつきあくま、だもんね。
そりゃあ素直じゃないよね。
しかも2人ともだし。
独特の
2021年2月14日
空気感が大好きで既刊追いかけています。
同じくらいの体格のいい大人同士なのがツボ。
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愛獄のシーソーゲームの様な話
2020年11月13日
全2巻。二冊の表紙が傑作◎
漫画家同士。
先輩漫画家宇郷×彼のアシ経由人気漫画家余利の話。

宇郷さんキャラが側に居たら絶対要注意人物で警戒する様な人だったから、気持ちは上がらずモヤッとするけど読み物としては客観的に楽しめた。

自信のなさや不安の自己保身の為に虚勢を張って、0か100かの二極化思考のかなり困ったちゃんの宇郷さんと、彼を切れずに共に蟻地獄に落ちる余利君。

不毛だろうが共依存だろうがこんだけ相手を求めちゃうんだから仕方ないよね〜(笑)自分無しじゃ居られない様に相手を転ばせたいって思考が凄い!!面倒くさくてそんな事にエネルギー使いたくないもの。この二人の作品から人柄を感じてみたいと思った。
読後の疲労感が凄い…
ネタバレ
2020年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ うーん、宇郷が…。モダモダは好きですし、拗らせてるキャラも嫌いじゃないですが、宇郷は拗らせてるとか言うレベルじゃない!!ただ、余利も…、不憫で読んでいて辛くなる感じだったのに、最後、アシに手を出してて…、一気に萎えてしまいました。まあ4年も経ってるし、別に一途さを求めていた訳ではないですが…。イライラしながらも、どちらのキャラにも凄い共感できる部分があって、そこはもう流石でした。
表題どおり難しいオトコ心
ネタバレ
2020年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラブラブじゃない、どちらかというと愛憎相半ばのような2人。元々は漫画家とアシスタントという関係だった宇郷と余利。宇郷が手を出してつきあいはじめるのですが、売れっ子漫画家になった余利への劣等感に宇郷は耐えられなくなって2人は別れます。それでも時々関係を続けていてセフ レのような状態。この作品は2巻にわたって漫画を描く苦しみが描かれていて重たかったです。原稿落ちるっ!てこっちまでハラハラしました。余利にとって宇郷はいつまでも憧れの漫画家で好きな人なのに、宇郷が余利の前でかっこよくあり続けたいのにそうでいられなくて好きなのに優しくできないところがせつなかったです。一度くじけて素直な気持ちを相手に伝えられるようになって甘味は足りないのですが、精一杯のラストだと思いました。屋良がどちらかに絡むかと思いましたが大人気漫画家の孤独をあらわす役割だったのでしょうか。ちょっと印象的な人物でした。1巻、2巻 2019年5月 総175ページ 修正=見えない構図。
作者買い!
2020年4月5日
雁須磨子先生の味のあるお話の流れ、雰囲気、テンポが好きで購入。なんか不思議な魅力あるですよね。でも説明できない。笑
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良い
ネタバレ
2020年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵のタッチは好みが分かれるかもしれませんが、人間臭いお話で興味深かったです。言葉にうまくできないモヤっとした感情があってそれでも、お互いを必要としてる感じか良かったです。
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複雑な気持ち
2020年2月9日
話は内容が濃くてとても素晴らしいと思います。ラストの数ページもとても良かったのですが、自分の中にストンと入ってこず複雑な気持ちです。今までもありましたが何度も何度も読み返してどんどん自分の中で膨らんで良くなっていく作品の1つなのかなぁ~と思います。
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漫画家どうし。
2019年7月4日
まるっと表題作。憧れの作家と大ファンで。人気が逆転して でもスキの想いは両片想いの状態で。職種が一緒だから こそ仕事への嫉妬 羨望 焦り そこに恋愛感情がお互いぐちゃぐちゃで。素直にスキというにはプライドがあって。離れたいけど 独占したくてと。上手く言葉にできない想いが とても良かったです。大恋愛というのとは違うけど 読み返したくなります。
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雰囲気が
ネタバレ
2019年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雰囲気やふとした間や台詞が理屈抜きで好きで買ってしまう作家さんです。題材が漫画家な事もあり、好きな漫画家さんが描く漫画家漫画としてわくわく読みました。攻めが人としてなかなか酷く、でもそれに付き合ってしまう受けもなかなか変で、でもなんとなく成立しているのがこの先生の好きなところです。後半の展開が地味にぞわっときました。
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お初作者さん
2019年6月24日
絵は好みではないけれど、何となく気になり上下で購入。宇郷がね~自分勝手でイライラした。彼なりの複雑な葛藤があったのだろうけど。もう余利が可哀想で可愛そうで、でも好きなんだよね。読後も爽やかではないけれど、現実だったらこんなもんかな…なんて。たまに読み返したくなる作品かもしれない。なんか矛盾だらけのレビューだな・・・
上手い
ネタバレ
2019年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雁先生は今まで食わず嫌いであまり読んだことがなかったのですが最近になってやっと良さが分かってきました。なんていうかまずはさすがの上手さ。憧れから共依存になりかけたところでなんとか持ち直すまでの葛藤が生々しくて、また周りの作家や編集がちらっととしか出なくても物語にちゃんとアクセントを与えていて上下巻ですがするっと読めました。
良かった!
2019年6月3日
台詞が若干読みにくいなと思うところがありましたが、ストーリーやキャラがリアルな感じで面白かったです。
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読みごたえのあるお話。
2019年6月2日
BLでもまた別の葛藤のお話。男女だとこうはいかないだろーな。仕事に対しての劣等感やプライドって誰でもあるけど、好きな人が同業者で、しかも人気取りの仕事だとそりゃ辛いよね…お互い好きでも、好きだけじゃ埋まらない距離があるのがとてもリアル!他にはない話で面白かった。
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作家名: 雁須磨子
ジャンル: BLマンガ
出版社: 祥伝社
雑誌: onBLUE / onBLUE comics