連載読んでたら単行本で描き下ろしの関係も

ネタバレ

2024年7月17日

このレビューはネタバレを含みます▼ ウノハナ先生の作品は「気まぐれなジャガー」が私的神作品でほんとに好きで好きで、読み放題入ってるBL好きは全員読むべきだし(読まないと読み放題代金損してる)、そうでない人もバンドもの好きならマストだし、バンドもの好きでなくても初恋と青春と挫折と救済好きならもう絶対読むべきなんですが、(すみません、愛が強くて。。。)、気まぐれ〜が終わって寂しいところに投下された単話連載。もちろん単話で読んでましたよ。途中出版社さんが変わって、どうなるかと心配でしたが、無事に再開、そして単行本化。完結してくださったことほんとにありがたいです。

風俗ルポライターくんが仕事の一環で初めてゲイ風俗に足を踏み入れたら、意に反してナンバーワンのウリの子との一夜が忘れられなくなってしまい、その後メディア企画で同居レポの相手として偶然再会したら、、っていう始まり。
新宿歌舞伎町の夜の世界で痛み持ちながら生きるふたりが、本音を出せずに身体は繋ぐとも心は見え隠れしてしばし寄り添い近づいていくっていう、焦ったくて切ない関係描写が良いわ。

私、ウノハナ先生が描く、受けくんが攻めくんのこと素直に好きで好きで大好きで、そんな受けくんのことを攻めくんが温かく見守るとこがほんと好きなんですよう。連載本編はある事件が解決してすぐに終わってしまったので、描き下ろしで、全て壁を取り払ったそこの部分描いてもらえて良かった。。好きだからこそ心配になってしまって何度も確認するとこ、ほんとに好き。。。

タイトルはぜひ回収してもらいたいので、番外編出てほしいな〜逆にアレがなくてなんでこのタイトルにした？！だし。