愛に跪く時【イラスト入り】
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愛に跪く時【イラスト入り】

英田サキ/円陣闇丸

ヘキがなんとなくわかった。。

ネタバレ
2024年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説、英田先生の17年発売の作品。全143ページでボリュームそれほどなくて、ちゃんと1巻完結なので長編小説苦手な方にも手に取りやすいです。
古代ローマっぽい世界観での奴隷上がりの剣闘士×恋愛など考えたこともなかった貴族の青年。
私ってばもしかしたら剣闘士攻めが癖なのかもしれない。。少し前にも別作者さんで元剣奴もの読んだし。古代ローマ時代からある闘技場の遺跡をいくつか巡る機会があって、外の石の座席は夏の焦げる暑さなのに闘技場内は暗くてひんやりとしていて、武器の展示物や歴史や人気闘技士の人生に妄想かき立てまくられた。そういえば昔から海外児童文学でも闘技士の友情もの読んだりしてたし(今思えば完全にブロマンス)。そうなのよ。闘技士ってほんと掘れば掘るほどヤバいのよ。。
143ページでふたりの関係が主に書かれてるから、闘いのシーンがナレーションになってるのは否めない。ここ読みたいのにな〜。もしかしたら編集で削られたから、こんなに短くなってるのかな。
円陣先生の挿絵は美しゅうございます。ただ、ほんとがっつりなので背後注意。
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