ひたすら献身的なけだまに涙…

ネタバレ

2025年6月17日

このレビューはネタバレを含みます▼ “Qの婚姻”で感動し、小石川先生の他作品に興味を持ちました。その中でもまずこちらを選んだ理由は、けだまが可愛すぎたので…！自分は猫様の下僕なのです。

始まりのフワフワ毛玉のシーンからすでに涙腺がヤバくなり…。
邪険にされていたと思われる描写は本当にキツくて、お願い誰か優しい人、早くこの子を拾ってあげて😭何なら私がお世話してあげるよー😭の状態。
そんな中ようやく救いの手が差し伸べられて、けだまは千草のもとに。懸命にご主人に尽くそうとする彼が本当にいじらしくて、常に涙腺緩みっぱなし。
そこに突如現れた晴明くんが不穏すぎて…。何なんだあの強烈なビジュアルは🐍お願いだからけだまの邪魔しないでくれ～とジタバタしてました。

私はストーリー重視なので、ぶっちゃけてしまえばBL要素は濃くても薄くても構わない派。どちらでも美味しくいただけます。こちらの作品は要素薄め、ひたすら優しくて愛おしい物語。
また猫好きの猫飼いでもあるので、猫そのものや、彼らを連想させる生き物のお話にはとことん弱くて…。あたたかい結末にホッとしました。