ラブリーハイブリッド【コミックス版】
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ラブリーハイブリッド【コミックス版】

灰崎めじろ

とってもラブリー!

ネタバレ
2025年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューに書かれた背中バッテン胸の謎紐に興味を惹かれて試し読み。確かにこれは何用だ…?と突っ込みたい衝動に駆られるも、読み進めるうちに、似合うからまあいいか、となる不思議な衣装。
子供たちみんなのお父さん(お母さんでもいられるようにシスター服)の、ダディ神父の影響だろうか。

ワームハンターのケモハーフ咲太郎と、町医者ナチュラル(人間)真七柄先生のお話。
荒野に囲まれた王国でワームが主食。王様のいるセントラルと下町街があり、人間と半獣人が共に住む。
ケモハーフが発情期を一緒に過ごすパートナーを番と呼び過去にはケモハーフをペットにする人間もいたような世界。

なんだこれ、面白い…!
貧しい者にも優しい真七柄先生。ゆったりとした口調がクセになる。
下町街に住む人々や咲太郎の周りの年寄りたちなど、みんなが生き生きと生活しているのがわかる。
そして咲太郎は素直でエロかわいい。愛する人の息子ちん(子供じゃないよ)に対する姿は何とも言えず愛あふれ、いい子だなあと撫でたくなる。
耳に尻尾に胸圧に、新しい扉が開いてしまいそうだぁ。

可愛らしい愛情がたっぷりの、とても楽しい作品でした。
ふたりの蜜月は幸せいっぱいでいつまででも見ていたいし、読んでて強火ケモハーフ愛もわいちゃってるし、元傭兵のダディ神父ももっと見たい。
スッキリまとまってて満足度も高く次巻も更に楽しみです!
作者さまの他作品も読んでみようかな。レビューありがとうございました!!
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