ラブ・チェイン・ラブ・ジーン
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ラブ・チェイン・ラブ・ジーン

ヱビノびすく

お互いを支え合う優しきDomSub世界

ネタバレ
2025年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ あんなに待ってたのに、今朝気がつくとは!!自分のバカバカ~!!
1話1話かぶりつくように読ませてもらいました!!これ2巻に続く流れで、このまま終わったら超続きが気になるやつじゃん!!と思ってたら一気に最後まで完走してくれました!!ありがとうヱビノびすく先生!!ありがとう編集部さん!!しかもトータル314ページですってよ!今までにないダントツのボリューム!!読み応えもストーリーも大満足でした!!
DomSub作品はまだまた初心者ですが、痛い描写は一切なく優しい仕様です。ダイナミクス性に縛られず幸せを手に入れられる世の中にすべく研究に没頭する梗一郎と名家でお坊っちゃまな愛弥がDomSub逆な発想も意外性あって冒頭から波乱と期待でワクワク!

第一印象最悪だった梗一郎との身体の相性抜群で骨抜きにされた愛弥が、好き好き押せ押せのお花畑モードで突っ走るだけでなく、梗一郎の研究に対する思いを汲んで一歩引く謙虚さも兼ね備えた可愛いこちゃんでした!
人生の指標となっていた祖母の死で不安定になった梗一郎を助け、また自分のDom性に引きずり込んではいけないと自身を封じ込める愛弥の健気な一面も。梗一郎が苦しい時には愛弥が、逆の時には梗一郎が‥と言うように必ずどちらかが支えになろうとする想いの深さと優しさ!シリアスパートからの笑いへ落とすタイミングも相変わらず上手い!
白衣から覗くムキムキでアンバランスだなと思われたあの見事な体格も、ヱビノびすく先生からの眼福お宝サービスショットとウハウハしてましたが、あの崖を乗り越え愛弥を優しく包みこむ為の筋肉だったんだ!!と妙に納得し腑に落ちました(笑)
DomSub性の相性の良さからの関係でしたが、冒頭のみでエチに引きずられることなく育まれ、最終的に愛弥が10代と知って二十歳になるまでのカウントダウンや、最後の×までしっかりつける律儀な梗一郎の性格がでてましたね。今までの我慢が実を結んだエチは言わずもがな最高でした!Subに縛られていた自分が、愛弥によって解放されていくのも良かった。研究は引き続きって感じなのかな?
梗一郎目線が新鮮なエピローグ、書き下ろしの甘~いノロケまでご馳走様でした!ダサファッションからのムチムチが癖になりそうだったけど、これからは愛弥よろしくね~(笑)
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