射干玉の夢
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射干玉の夢

ジヨンヌ

退廃的で美しいです

ネタバレ
2025年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単話配信された時にまとまったら絶対買う!と思ってお気に入りにいれていたので読めて嬉しいです。

耽美でタイトル通り艶やかな黒をイメージする作品。
干塚先生美し…攻めも受けも子供の頃から満たされてないからこその共依存関係で小説いつ書いてるの?というくらい致しています。
先生は一目見るからにまるで未亡人かのような退廃的美人受けで、冒頭の編集者×先生なのかと思ってたけど、弟子×先生のお話でした。闇深き年下弟子の霧島が先生に引けを取らないイケメンで若干狂気が入った激重攻めなのがとても良かったです。

当時から男性用の貞操帯ってあったんだ…拷問用?って思っておもわずウィキってしまった。
現在では金属製のは海外でしか製造されてなくてお値段なんと10万前後だとか。高っ!
ちなみに拷問器具として使った歴史も多少あるもののやはり射 精管理が主だったようで・・・性へのあくなき欲は普遍だな、なんて感心してしまいました。
特に受けにとっては前につけたとて貞操は守れないから完全にプレイ目的ですね。たもとからするりと貞操体(箱入り)が出てきたのにはちょっとびっくりしました。着物の袂は何でもしまえるね。

エチは満足でしたが、実生活でも執着ましましデロアマべったりな続編を是非!
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