一途なふしだら
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一途なふしだら

たらふくハルコ

先生とは好みが完全一致

ネタバレ
2025年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みで大好物のホクロに加え、褐色ムチムチボディ前髪長すぎ男子の晴生に釘付け。
しかも性に奔放な彼が、密かに一途に、幼なじみの陽を思い続けるいじらしい受け!?…初読み作者様ではあるが、好きなものが一致する気しかせず。

蓋を開けたところ、褐色ボディに短パン、パーカー、むっちりボクサーパンツを着させられる晴生に加え、やはり髪長めの陽には髪を縛らせているし…宝箱とはこのことかと歓喜。

幼なじみ同士は今や王道かもしれないが、自分なら恥ずかしくて死んでしまいそうな「あっ!!」という家政婦は見た展開もあり、また、晴生の細かい設定が切なく、陽、幸せにしてやってくれ!と思わずにはいられない。

奇跡のビジュアルである晴生だが、現実にいそうなタイプで、リアリティがあるんだよなあ。
たらふく先生の描く空気感がそうさせるのか、アンニュイな色気がムワッと香っていて、モテるのもわかる気がする。
いつもはそこらの男に押さえ込まれていた晴生の手を、陽ががっしりと繋ぐ様子が大変よかった。
…裏表紙の晴生の手を握っているのは、陽か!?泣ける…
髪サラサラの陽も、付き合う相手を大切にするいい男。
加えてキャラ設定が上手いのか、Tシャツとジーパンが妙にしっくりきていて、似合わない自分は悔しくて歯ぎしりしてしまった。

先生とは好みが合いそう(ちなみに自分はたらふく食べてしまうタイプ)なので、別の作品も読んでみたい。
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