ほしとんで
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ほしとんで

本田

知ると楽しい俳句の世界

ネタバレ
2025年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編作品が素晴らしかった本田先生の女性ジャンル作品。
八島大学藝術学部。通称やし芸。戦後長らく有名人および、ちょい変人を輩出し続けている迷学部。
文芸学科に入学した主人公流星が必修ゼミで割り当てられたのは、行きたかった小説ゼミ…ではなく俳句ゼミだった。

KADOKAWAセールで全巻購入したこの作品。
初っ端から面白い!クッソ面白い!(失礼。登場人物のレンカさん風に言ってみました)
まだ読み途中なのですが、面白すぎてワクワクしちゃって、たまらずレビュー書き始めちゃいました。

他ゼミへの変更申請をせず俳句ゼミに残ったのは、個性豊かな生徒5人。迫力あるハーフのレンカさん、小説の好きな薺さん、活きのいいオタク春信くん、常に冷静で底の見えない流星くん、赤ちゃん連れで通うママみどりさん。
彼らのキャラが特別に濃い訳ではなく、やし芸は、お互いこそが変人だと、変人の素養を持った生徒たちが思い思いに芸術への愛を持ち学んでいる。
ゼミ以外の生徒や先生たちも一癖二癖あり、学校内での出来事や会話、それ自体がもう面白すぎるのです。

そしてなんといっても、俳句が楽しい!
未経験な生徒(と読者)に対して、じっくり丁寧に教えながら、俳句の奥深い世界と出合わせてくれます。
難しいかな…と思っても、それ以上に生徒たちが楽しい反応をみせつつ、チャレンジしていってくれるので大丈夫。

個々の作品、選句や講評も面白いです。五・七・五のその中に、世界が宇宙が広がります。

私は春信くんの人柄と、十三先生の頼もしいカッコ良さにも夢中です。3巻で登場するぽろり先生も素敵だし、流星くんとイケメン幼馴染航太郎くんの関係性もとても素敵。
すっごく楽しいですよ。おすすめ!
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