よだかの恋人【電子限定描き下ろし漫画付き】【コミックス版】
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よだかの恋人【電子限定描き下ろし漫画付き】【コミックス版】

央川みはら/阿賀直己

小説を読んでいるような作品

2026年5月23日
阿賀先生の紡ぎ出す美しい言葉を追いながら央川先生の絵を堪能。
贅沢だわ。

作中に出てくる柔らかいカーテンが揺れるシーン。
柔らかでつかみどころがない夜鷹の目線や、透き通るような匡平の存在がずっとこの景色のままの空気感。
匡平の綴る言葉たちがぽつりぽつりと優しい香りまで背負っているかのように響いてきます。
美しく優しい作画と言葉のハーモニー。
表紙が既に美しいけど、中身も本当に美しいですよ。

仄暗く静かなところから明るい星に手を伸ばしているような二人です。
ぬくもりや気遣い、誰もが持っているであろうものを取りこぼしてしまっていると感じているから。
そして寂しさというのは無くならなくてよいと言われている気がした。
寂しいのだという事が誰かに届き受け取ってもらえたら、幸せが生まれるような気がするから。
ふたりを見ていてそう感じました。

**224ページ**
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