守娘
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守娘

シャオナオナオ

清王朝と台湾・その根底にある女の人生

ネタバレ
2026年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 陳凱歌の作品の北京語が綺麗と。今の中国語とは違う様に感じるとクロードに聞いたら、それは古北京語で清王朝時代のものだと。文革によりそれは死語に近く。死語とはその言葉が古いという意味ではなく、その言葉を話す社会的文化的条件そのものが消滅する事だと。残っているとしたら文革を経験していない台湾…(言葉は違う)〜この作品を知りました。

物語を読んでいたらシックスセンスを思い出し。歴史ものだから注釈があるのですが、その説明を担当編集者がされていて可愛いんですね。(昔、漫画を読んでいたらそんな注釈があったなと。服の作り方とか…今もあるのかもしれませんが…)そこから感じる作家と編集者の関係性が読んでいて温かいなと…(たまたまその時「働くー」の告発を記事で知りため息で…。比べるものじゃないんだけど)だからか読んでいて、ああ良いなと。

作中の女性軽視は、今も根底にある様に感じ(イギリス「世界最古の職業は売 春婦」アメリカ、車の安全性テストで使っている人形は男性基準…)西洋問わず過去の様でいて本当の所は女性に対する認識は未だ…。作中男子を産めて一人前とか…性別を決めているのは男性(精子)なのにと。ブツブツ…
作中読み書きが出来ない女性達から戦前の祖父母の話を思い出し、家族から夜のお店に売られてきた農村の女性達や30過ぎても嫁いでない娘に体を売ってこいと父親に言われたとか。そんな事を守娘の人生、義理の妹、姑の言葉や表情から思い出しあったなと。

嫁ぐ事の大変さ。潔娘や守娘から見る祈祷やお呪いはその家の負の心=業の為なのだとすると、それは今でいうトラウマは遺伝するなのかと(祖父母が体験した戦争中の怖さ緊張感の記憶が生理学的に子にも受け継ぐものが多少あると(パニックとか)潔娘の嫁ぎ先だった家はこれから代々赤ちゃんの夢で大変なのかと…逆に潔娘の家は兄の優しい家族観がこれから代々伝わるのかなと。またそんな生きる大変さは国問わずあるだろうなと。
男性の笑い顔や仕草になんとなく皇先生を思い出したりで。新しいというよりあの頃の…と懐かしくなりました(私的に…)
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