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レビュー

今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • ダイヤモンドの功罪

    平井大橋

    兎に角読みにくい...だけど何だろう?
    2025年4月20日
    小学生のぶつ切り会話というか、感覚的な言葉で交わされる会話が、読み手として何が言いたいのか理解するのが兎に角難しい漫画です。
    また野球の専門用語や略語も多く、キャラも多く、それぞれの立場や思いも様々で、正直脳内整理も難しいです。
    が、何故か中毒性があり、主人公がどうやって成長していくのか見届けたい一心で読み続けています。

    爽やかスポーツ漫画ではありません。もうずーっと全編通してモヤモヤウダウダしています。
    だけど、主人公に様々な角度から影響を与える仲間や大人が散りばめられていて、正しかったり間違えたりして成長していく姿は、ザラつきながらも面白い。

    内面を描くことをメインにしているので、野球の試合進行をしっかり魅せるということは省略されがちです。できればもう少しだけは試合を描ききっても良い気もします。
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  • 重版出来!

    松田奈緒子

    ついに完結
    2023年9月3日
    長きに渡りこの漫画のファンです。
    最初はリアル書籍で読み、10巻あたりからシーモアに乗り換えました。
    ドラマ化された時は原作が改悪されないかドキドキしましたが、漫画を見事に再現し昇華させていて、脚本を手掛けた野木亜紀子先生のファンにもなりました。
    初めの頃丁度「進◯の巨人」を読んでいたのもあり、中田伯(というより「ピーヴ遷移」)はきっとこの作品のことでは?!とか、このキャラは誰をイメージしたのかを考えたりするのも楽しかったです。
    裏方の情熱、試みを実現してく様やシビアなやり口も、漫画好きなら知りたいことがてんこ盛りで、永久保存版的作品と言えます。
    漫画業界を取り巻く様々な出来事を色々な切り口で物語にしながら、少しずつ伯君の心の葛藤と成長を描き、描き切ったところで完結となりました。
    こんな漫画、他に無い!
    ありがとうございました。
  • 私の息子が異世界転生したっぽい

    かねもと

    その視点に★を
    ネタバレ
    2023年9月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界転生ものへのアンチテーゼと言う人もいますが、私は全くそうは思わなかった。むしろ愛を感じます。
    子供がいる親で、転生ものコンテンツが溢れかえる現状を知っている(特にそれが好きな)人なら涙無くしては読めない作品です。
    子供を失った彼女がどう救われるのか救えないのか、淡々と描かれるストーリーの影に常に一抹の緊張感があります。
    絵柄はラフに描かれた一見素人臭い雰囲気ですが、美人とそうでない人物の描き分けや子供からマッチョの体格の違いも普通にサラッと描いているので、この雰囲気はこの作者さんの味なんでしょうね。私は好きでした。
    こんな感じの短編(1巻完結)読みやすく読み応えも丁度良いです。
  • ながたんと青と-いちかの料理帖-

    磯谷友紀

    料理よりストーリー
    ネタバレ
    2023年8月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 料理系漫画が全く好きでは無いのに、これは続きが気になって買い続けています。料理帖と言うだけあって、出てくる料理の説明や作り方を丁寧に描かれていますが、すみません、その部分全く読んでいません(汗)。そんな私でも楽しめる作品です。
    勿論、美味しそうなお料理の数々や、いちかさんの料理が険悪な相手の胃袋も掴んでいく(掴まれてく)様子はこの物語には無くてはならない要素で、そのあたりは存分に堪能しています。
    が、老舗料亭の立て直しを巡るアレコレや、お婿さんとの年の差婚によるアレコレが面白くて、それだけでも充分満腹。
    展開はゆっくりですが、このテンポも京都弁の雰囲気と相まって読み心地が良いと感じています。
  • まいりました、先輩

    馬瀬あずさ

    思い続ける大切さ
    ネタバレ
    2023年7月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 限りなく★5に近い★4。
    いやこれ、高校時代に読みたかった!
    たとえ始まりはインスピレーションだったとしても、大切に付き合って、踏み越えてくものの価値をお互いにちゃんと考えていけば、恋はこんなに素敵に成長できるんだよって教えて欲しかったな。子供が中高生になったら読ませときたい作品です。
    勿論少女漫画的なご都合感(高校男子がHまで1年待つとか、現実的にはどうだろう?と思ったり)はあるのですが、それも全てこのタイトルで片付きます。彼の器量無くしては、こんないい恋愛にはならないかと。
    といって彼もパーフェクト過ぎず、主人公もサラッとした性格で、どちらも初めから美男美女という設定でもないし、そのへんのリアリティの出し方が好きです。
    軽いタッチでラフに描かれる絵と感情を説明的に書き過ぎない作風から、出だしは短絡的ノリのストーリーかと思いきや、めちゃくちゃ等身大のキラキラが詰まっていて、最後まで見届けたくなりました。
    ★マイナスしたい所は、最初音楽の歌詞から始まって、そのアーティストのCD云々のエピソードがあったのに、先輩実は大して音楽好きでもなく、友達が教えた歌詞だった...ってことがだいぶ後半に明かされ一抹のガッカリが(笑)。キャラ設定途中で変えたのか?と。
    そこは何でも知ってる先輩にまいりたいのですけどーと。
  • ゆびさきと恋々

    森下suu

    深いようで薄い
    ネタバレ
    2023年7月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者違いますが「うるわしの宵の月」同様に、絵の美しさで買い続けているがストーリーが響かない作品。これも雑誌「デザート」掲載作だが、20代位までが対象なのだろうか...シーモアで色んな作品に触れるようになったせいもありますが、どうもつまらないのです。
    耳に障がいを持つ女の子と国際感覚豊かな男の子のカップリングは成る程良いなと思い展開を期待したものの、トントン拍子過ぎる点と、ヒーローの高過ぎるコミュ力に違和感が出てきました。カッコいいんですけどね。包容力あり過ぎるやろ!と突っ込みたくなります。
    身体的障がいがあっても(あるからこそ?)明るく心が澄んでいることや、そこに惹かれていく様を描くのは綺麗で素敵ですが、健常者同士の恋でも様々な壁や行き違いや悩みを描くからこそ漫画として面白いので、そこは同じでいいんじゃない?と感じてしまいます。障がいのある子の恋って、こんなにパーフェクト男子じゃないと乗り越えられないの??
    とはいえ、これから同棲編がどうなっていくか...でしょうか。
    古い名作ドラマ「愛していると言ってくれ」ばりの
    切なく墜ちる恋のスパイスが、もう数滴欲しい!と思うのは、やはり私が歳を取ったからなのか...。
  • うるわしの宵の月

    やまもり三香

    とにかく絵が良い
    2023年7月25日
    デザートという漫画雑誌をリアルでは知らないのですが、どうやらこの雑誌の掲載作品は私の好みらしい。ふとデザート括りで検索したら一覧に購入作品がズラッと並んでいて初めて気付きました。
    この漫画はその中でも筆頭の絵面の美しさを誇ります。やまもり三香先生の作品はいくつか読んできましたが、この作品になって、キャラの眼力が更に増し、ハッとするような、どこから見ても(どのコマも)美しい人物造形に磨きがかかっています。
    しかしながら、私が歳を取ったからでしょうか...既刊6巻、ストーリーが段々響かなくなってきていて、新作が出ても何となくずっとカートに入れっぱのまま購入になかなか踏み切れなくなりました。
    ヒロインの王子容姿のカッコ良さはそのままだけど、内面が普通の女の子になっていけば行く程、美しい絵だけを堪能する漫画になってきている気がします。。。デザート卒業が近いかもしれない。。。
  • 多聞くん今どっち!?

    師走ゆき

    アイドルラブコメという新ジャンル
    2023年7月24日
    ナントカ大賞のノミネート作品で投票の為に読んでみたところ、そのテンションに持っていかれ、結果買い続けているという、自分史上初継続のコメディ漫画です。アイドルモノは元々好きですが、それをコメディにするセンス、表紙のちょっと古い(失礼)絵のタッチから想像した路線とも違くて、え、そっち?!?!ってなりました。
    ドキドキと笑いをぶっ込んで振り切っているのが、読み手に有無を言わせぬ感じで、素直に感服です。
    また、これ行き過ぎでしょ?と思う表現が、レビュー見てると「ファンの気持ちを思いっきり代弁してる」とかあり、現代のアイドルとファンの関係性ってこんなんなのか?!とお勉強にもなったり(笑)。
    しかしコレ、今後どうなってくんだろう。二人が結ばれてしまうと面白さの土台が変わってきてしまう気もするし、ずーっと寸止めで続いてくんだろうか。普通の恋愛漫画じゃないだけに、展開が読めん...
  • ミステリと言う勿れ

    田村由美

    知らず知らずのうちに読んでいた
    2023年7月24日
    暇つぶしにネットで漫画でも読もうと、初めて別の媒体を登録した頃に何も考えずに無料で読んだ作品。無料なので新人作家とか何かかと思っていたら、何やら絵もストーリーもこなれていて上手さが滲み出ていて、ん???何だこれは???となった。
    よくよく見たら、田村由美さんじゃないですか!!
    え?え?懐かしい。子供の頃読み耽った「BASARA」の作者さん、今こんなん描いてるの?!と。
    いやこんな大御所の漫画を無料提供とはビックリ。
    そこから漫画沼の始まりです。笑
    レビューになってませんが、ドラマ化もされ、良くも悪くも安定の作品です。
    ちょっと安定し過ぎて(というか淡々とした流れなので)すごく引き込まれるという物語ではありません。
    その再会を機に再びBASARAを購入し読破しましたが、あの熱はどこに?と思う程、ゆったりとした空気感です。絵柄もだいぶ変わってますし、そりゃ気付かないよね。
    ここから主人公の過去が明かされたりと、ドラマが進んで行くのかなと期待していますが、、、どうかもうちょい熱(抑揚?)をプリーズ!
  • 木更津くんの××が見たい【単行本版】

    萩原ケイク

    最強の女性漫画
    2023年7月24日
    TL括りでは決して無い。が、これほど性を現実的に描いてる漫画を私は知らないです。もちろん初めは漫画らしく非現実的インパクトから始まっていますが、女性の考えるエロが兎に角詰まっている。女もsexに対して探究心があるのですよと。それを笑いあり恋愛のキュンもあり仕事やら世間体やら家族やら、女を取り巻く全要素を総動員で深掘りして語られていくので、もうこれ最強としか。
    ちなみにこの作品はレビューまで笑えるのでちょくちょく読んでます。特に竜男推しの方の書いてることに同感の嵐です。タイトル蹴っても良いとかね、いやダメでしょう?!笑。木更津君、頑張って。
  • 悪女(わる)

    深見じゅん

    名作
    ネタバレ
    2023年7月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 子供の頃に石田ひかりさん主演ドラマで観たのを思い出し購入してみたら、あれよあれよと大人買い読破してしまいました。
    長過ぎて、道半ばで急に終わった感も否めませんが、まぁこれで良かったです。最終回は何年代だったんでしょう?頑張って最後まで80年代を表現してる気もしたので、あっさり結婚ハピエンとしたのも80年代昭和的で逆に好感かと。
    女OL成り上がり話をRPG表現するタイトル絵から、ウィットに富んだ登場人物達の喋りの数々、多彩なキャラがとにかく良いです。
    絵は古いですが1周も2周も回って、ファッションとか可愛いですし、pc周りのレトロさや不便さも愛おしい。
    そして恋に真っ直ぐな主人公のパワーは時に幼稚でもあるけれど憎めず。恋愛至上主義って現代には通用しない気もしますが、周りがみんなそれを後押ししてしまうんですよね。男尊女卑は今よりだいぶ色濃いけど、何か楽観的で良い時代だなぁと。
    今この感じの漫画を描いたら、どんな話になるんだろう?と想像してしまいます。あれば教えて欲しい。
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  • マチネとソワレ

    大須賀めぐみ

    止めるに止められない
    2023年7月24日
    パンクです。サイコです。
    演劇世界を掘り下げ、サイコホラー的エンタメに昇華させた作品。煽りと疾走感が半端ないです。
    絵柄が好みでは無かったのですが、既にもうそれも含めて世界観となり、この絵じゃなければならないとさえ思っています。
    熱い展開が繰り広げられるので、普段女性&少女漫画を読んでる人(私)には咽せてくる時もあり、作中作が終わる度に離脱しようかとよぎるのですが、結局買ってしまうという中毒性が。そして読むと期待を裏切らない。
    他のレビューにもありましたが、この沼はガラスの仮面ばりかもしれません。
    並行世界という設定だけ、今後どーすんだ?と微妙要素。上手く絡めて更に新しい次元のエンタメに飛躍してほしい。
    16巻読了後追記 今や発巻されれば即買いしてます。ネタが尽きてくるかと思いきや、毎回違った切り口で演技や芸能界の世界を見せ、関係する人それぞれの感情や思惑を浮き彫りにしながら引き込んできます。本当に面白い。
    一時忘れかかっていた並行世界の設定も定期的に挟まり、ラスボス(兄)と誠の今後が気になって離脱は考えられなくなってます!楽しみ!
  • 僕と魔女についての備忘録

    三つ葉優雨

    ファンタジーが飄々と深い
    ネタバレ
    2023年7月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一言で言えば、輪廻転生を描いた物語り。
    タイトル通り備忘録を追ってくという流れから、淡々と人生の要所要所を掻い摘んで語られ、どんどん時代が切り替わっていく独特の構成。
    魔女の一生の走馬灯のよう。
    背景から何から、繊細によく練られた物語りです。
    さらっと読めば面白いです。無二の作風です。
    しかし好きかどうかは好みが分かれそう。
    個人的に引っかかるのが、2歳から育てていた子を恋愛対象にできるかどうか...。私的には微妙ですが、そこは魔女だけに一般論は無しとしましょう。
    "あなたの全てを私にくれてありがとう"、、、深いがしかし、何だろう、感動するものの共感はできず。
    ファンタジーとして読むべし。
  • 悪役令嬢と鬼畜騎士

    生還/猫田/旭炬

    エロ転生モノだがエロも転生も不要?
    ネタバレ
    2023年7月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 転生モノで購入に至ったのは初です。単話の無料4巻を読んで、転生系の中でもぶっ飛んでいる感じが面白かったので30%OFFに吊られて買ってみました。
    が、読み進めるほどに、何故に転生という前提が必要なのか、ちょいちょい違和感が。
    転生したからこそ変わっていく未来を描くというより、転生より以前に既に下地が出来ている(騎士と令嬢のストーリーがちゃんとある)ので、読んでて転生自体を忘れる時があるんですよね。騎士がヒロインへの恋を耐え忍び過ぎて鬼チク化してく感じとか、令嬢も実は知らずに惹かれているっていう恋の展開が面白い&長く裂いてるだけに、転生元の人間必要?ってなります。
    完成されたヒロインの人間性があるのに、内心を描く時に急に現代語になったり説明的になったり。エッチシーンでの反応がいきなり現代風になるのも、どうも興醒め感が否めず。
    そして、エロの描き方も私の好みでは無かった(そのシーンだけ擬音を画面にぐちゃぐちゃと入れるのが好きでは無い)ので、単話で丸っと無くなっている箇所を期待して買った部分もあっただけにガッカリ。乱暴で自己中なsexだけが鬼チク表現なんだとするとウーン...萌えない。下手そう、痛そう笑。男性向けAV見てる感じ。精神的にゾッとさせられながら、ゾクゾクする程優しいエロ表現(難しいけど笑)だったならグッときたんですが。
    なので、潔くR箇所丸っと無しのが想像で賄えて良かったりして?と。
    とはいえ、この無茶苦茶感がある意味中毒性を生んでいるのかもしれないので、もう少し先まで追いかけてみようと思ってます。
  • 死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから

    白川蟻ん/六つ花えいこ/秋鹿ユギリ

    コミカライズだが独自路線を進んで欲しい
    2023年5月21日
    タイトルで初め躊躇しましたが、シーモアオススメと評価が高いのでチラッと立ち読みしたところドストライク。美しい絵とキャラクター、ハリー◯ッターのような世界観に切ない恋の掛け合わせ。よくある死に戻り系とも趣が違います。続きが気になり初めてラノベを購入し、ラストまで一気読みしました。小説も良かったですが、読了後、漫画版をまたじっくり読み直す程にハマっています。
    で、今のところ私は漫画版を推します!小説にも挿絵がありますが、漫画を先に読んでいて良かった!脳内イメージの再現力が全然違いました。また、内容も小説を再構成されています。エピソードの補足や行間の表現、原作が完結しているからこその各シーンのキャラの描き方&表情の繊細さ...など、小説を読んだ後に読むと漫画独自の構成と表現が多々あります。上手いです。断然こちらの方が良くなっています。
    原作は正直描き切れていないなと感じる箇所や逆に本筋に不要とも取れる箇所、整合性が取れていない箇所も散見されるので、漫画版ではこのまま原作の良いところを抽出し補完する形で突き進んで欲しいです。
    特に小説2巻はもっと整理して、3巻の謎解き部分のエピソードや設定により厚みを持たせて欲しいと感じたので、漫画でどうなっていくのか期待しています!
    【追記】3巻が出たので即買い。やっぱ好きです。表情・衣装・背景・間の取り方、全て好きですね。ストーリー知っていても全く別のキュン度があって、たまらないです。休暇中のそれぞれの衣装や、ミゲルのよそ行きのピチッとした三つ編みなど、細かく描き分けられているところもグッと来ます。白川蟻ん先生と死にプロを繋げた人、天才です。
    【追記2】5巻読了です。ヤナとアズラクのエピソード、悲しいのに感嘆しかありませんでした。やっぱり全てが好み、そして美し過ぎます!そしてまた1巻から再読しました。少女漫画ジャンル?でここまで好きになる漫画はありません。因みに、ドレスの色のシーンのあたり、実は小説ではこの台詞の応酬のワチャワチャしたテンションがあまり好きでは無かったのですが、コマの緩急や細かな表情と仕草に目を奪われて全く違う印象を受けました。小説2巻にはこんな感じが沢山出てくるので今後どうなるか心配でしたが、これなら安心(何様?すみません)。
    まさか蟻ん先生が筆を折るとこだったなんて。字数制限でもう追記できませんが、最後まで追いかけます!
  • 死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)

    六つ花えいこ/秋鹿ユギリ

    初めてラノベを買った
    ネタバレ
    2023年5月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ コミカライズ版の絵がかなり好みだったので無料期間に1巻、その後2巻(最新)も購入しました。よくある死に戻り系にしては、世界観がハリーポッターみたいなちょっとワクワクするような設定、そこに切ない恋愛...内容も好みで先が気になり、初めて原作に手を出しました。(漫画を待っていたら10巻以上行くかもというレビューも背中を押した)。小説版の絵はあまり好みでは無かったので、頭の中で漫画版のキャラで読み進めて行けたのが良かった。漫画版、小説の文字面にかなりハマってると思います。結末知ってしまったけど、今後も買い続けたいなと思うほど、出来れば漫画で読みたかったシーンも多いです。
    読了後、レビュー通りミステリー要素や謎解きとしてはアッサリしていました。その心つもりで購入したので恋愛メインで楽め良かったのですが、確かに謎解き(死に戻りの訳、発動要素などの設定)がもっとしっかりしていたら更にのめり込めた気はします。
    特にミゲルの1巡目2巡目をしっかり描いてくれていたら、より切なさと彼らの関係性に深みを感じられたと思いました。
    もっと描いて欲しかった部分がある反面、3巡目の友達とのワチャワチャしたシーンは、キャラ数を減らしたり雰囲気描写に留める等で十分な気がします。(童貞童貞言っているあたりとか世界観と少しズレて感じるし)、好みによりますがノリがどうも興醒めする箇所もチラホラあり。これがラノベっぽいノリなのか?と、偏見ですがどうも素直に読み進め難かったところです。とはいえ、夜更かしして一気読みする位に、久しぶりに小説を楽しみました。
  • 氷の城壁【タテヨミ】

    阿賀沢紅茶

    タテヨミ苦手なのに全巻読みきった
    2022年10月5日
    まさか最後まで購入してしまうとはっ!
    こういう、思春期の拗れた自意識が徐々に変化して解放されてく感じのストーリーは元々好きですが、絵もそんな凄く綺麗ってわけでもなく、更に苦手な縦読みしか無い作品なのに、妙に心にグッと来るものが。
    1話が安いというのもあって、ついつい次も次もと購入しちゃいました。
    とはいえ、後悔ありません。
    いい作品です。
    横読みモノクロで単行本化したらまた買うかも。
  • スキップとローファー

    高松美咲

    じっくり丁寧に描き続けて欲しい作品
    ネタバレ
    2022年1月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 有りそうで無かったほのぼの青春学園モノです。
    登場人物一人一人の心の描写に長けた作家さんだなぁとつくづく感じるストーリー展開&表情の魅せ方にいつの間にかハマってしまいました。
    学園モノですが、高偏差値の真面目で賢い高校生達という設定がこの漫画を読み応えあるものにしています。
    物事への取り組み方、人との付き合い方、考え方が、賢く真面目だからこそ慎重で、決して短絡的に描かないところにこの物語独特の深みを感じます。
    恋の展開もとても慎重。それが良い。
    このまま丁寧に丁寧に描ききってもらいたいです。

    8巻読了追記
    付き合い初め方が最近よくある"お試しから"って流れで、最初そのまま徐々に恋愛が深まるストーリーになるのかと残念な気がしましたが(それでもいいけども)、やはり期待を裏切らない作家さんでした。
    主人公の決断に至るまでの些細な出来事(妹が上京したがって却下されてたり)が、若かりし頃自分にもあった家族への責任感を思い出し、ものすごく共感しました。自分の力だけで生きていないと理解する、だから道の選び方を決断できる。そういう感覚を本当によく繊細に表現されていて感動します。
    愛されてきた子とそうでない(と感じている)子のこれからと、その関係性がどう描かれるのか、引き続き楽しみです。

    9巻読了追記
    ちょっと付き合って別れてからの展開って、どうなるの?という読め無さがありましたが、まさかの志摩君の恋の落ち方はこんな感じなのですね。周りの友達からの少しずつの助言を重ね、石橋を叩きまくるタイプというか何というか。器用すぎて不器用。笑
    恋に落ちたとは言及していませんが、きっと落ちたんでしょう。ここからですね。まだまだ完結の仕方が想像できません。今のまま突き進んで欲しいと思いながら、かと言って回りくどくなり過ぎないで欲しい...とも思ったり。どきどきしながら楽しみにしています。