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レビュー

今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 四捨五入殺人事件

    井上ひさし

    そりゃないだろ!
    2025年4月21日
    ドンデン返しというよりは、ちゃぶ台返し。面白かったからいいけど。東野圭吾におなじオチのものがあるが、当然ながらこの作品のほうが先。脱力系の話が好きな人は読んでみてもいいかも。
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  • ブンとフン

    井上ひさし

    スラップスティック
    2025年4月21日
    井上ひさしお得意のドタバタ劇。ユーモアあふれるから子どもが読んでも楽しいはず。ただし続編があり「その後のブンとフン」では、ひたすら悲劇的な結末が待っている。本編が好きな人は読まない方がいいかもしれない。
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  • 未来のイヴ

    ヴィリエ・ド・リラダン/高野優

    エジソンいいのか?
    2025年4月21日
    いくら発明王とはいえ、アンドロイドまでは作れないだろうと。これ話が長い割に、延々と女の子の説明をしているだけで、特に盛り上がりと言った部分はなかった。長々読まされた挙句、最後はあのオチだし。じゃあこの話自体がなんだったのかと。
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  • ネイティヴ・サン―アメリカの息子―(新潮文庫)

    リチャード・ライト/上岡伸雄

    かなり挑発的な一冊
    2025年4月21日
    アメリカ文学という態だけど、それを抜きにしてサスペンスとしても十分の愉しめる。探偵やら首無し死体やら。それでいて後半は鮮烈というか。ある「殺された人」のことが忘れ去られているのが、じわじわとくる。けっきょく裁判自体が茶番なのだなと思った。
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  • 比嘉姉妹シリーズ

    澤村伊智

    育メン(笑)
    2025年4月21日
    前半のホラーは良かった。でも後半は完全にゴーストバスターズ。怖いも何もない。一人称でないほうが良かったのではと思う。「私の意識がブツリと途絶えた」って、今これを話しているあなたの意識ありますよね?と笑ってしまった。なにかいろいろ残念な一冊。「育メン気取りの痛いパパ」批判としては面白いかも。
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  • リングシリーズ【4冊 合本版】 『リング』~『バースデイ』

    鈴木光司

    逆張りとなでなく
    2025年4月21日
    映画はとても面白い。でも小説は普通に面白くないと思う。そもそも例のテレビのシーンないし。命がかかってるのに頼るのが大学の友達ってどうなんだろ?本気でどうにかする気があるのか。映画で主人公を女性にしたのは正解だろう。ループにいたっては「マトリックス」に影響を受けたとしか思えない。
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  • 青の炎

    貴志祐介

    少年の殺人計画
    2025年4月21日
    読後はやっぱりお粗末には思う。特にそれをする必要がまったくなかったってのはどうかと。骨折り損のうえにラストはアレだからね。というか、そのあとの家族のことを考えると、むしろ無責任ではとさえ思う。まあそれでも読ませる力はある。映画版は誰かさんが大根なので見なくていい。ほんと映画化に恵まれない貴志さん。
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  • 黒い家

    貴志祐介

    ホラーではオススメ
    2025年4月21日
    貞子みたいな超常現象ではなくて、リアルと地続きのサイコホラー。それでいて話が単調になることもなくどんでん返しもあって良い。正直この原作があって、よくあのレベルの映画しか出来なかったものだと思う。
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  • 半落ち

    横山秀夫

    面白い
    2025年4月21日
    漫画の「事件列島ブル」から思ってたけど、泣かせにくるの好きだなーと。他視点にすることでやや水増し感があるにはあるが、普通に読んで楽しめると思う。
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  • 舟を編む

    三浦しをん

    前に流行った辞書萌えみたいな
    2025年4月21日
    世界観が独特で、気になる人は気になると思う。「大都会」を歌い出す下りは笑えるというより滑ってるような気がするが。たいした悪人もなく、淡々と話が進んで、辞書が出来ました良かったね、みたいな話。いまどきあそこまで漫画チックな下宿に住んでる人はそうそうない思うけど。
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  • 小説版 ゴジラ-1.0

    山崎貴

    映画はいいのに
    2025年4月21日
    とにかく文章が下手。これは本業でないから仕方ないのだけど、戦時中にいきなり目の前に超巨大生物が目の前に現れて、「これは○メートルくらいだろうか」って、いくら軍人でもそんな余裕ないって。どうしてこういうノベライズ、まともに書ける人に任せないんだろうか?
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  • 死刑にいたる病

    櫛木 理宇

    ただ残酷なだけ、怖くない
    2025年4月21日
    タイトル通りで、けっこう致命的だと思う。元パン屋さんの殺人鬼が特に魅力があるようにも思えない。これは櫛木全般にいえるけど、後半から中だるみする印象がある。一度読んだらもういいかなという印象。
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  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

    西澤保彦

    本当に歌野を知らなかったのか?
    2025年4月21日
    ミステリファンの界隈で、歌野のアレと比べられる……、というかオチが完全に一致している。正直こういうのが一番評価に困る。はっきり言えば、小説部分でも歌野のほうに軍配が上がるので、これを評価するのは難しい。
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  • ほら男爵 現代の冒険

    星新一

    ショートショートだけでない星新一
    2025年4月21日
    ほら男爵の子孫が現代に居たら、という設定の短編連作。星新一の奇想はここでも十分に発揮されている。星新一のファンならこれは一読の価値あり。
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  • 家族八景(新潮文庫)

    筒井康隆

    時かけよりも
    2025年4月21日
    こちらのほうが面白いと思う、人間心理を、いつもの筒井節でチャカしにチャカした感じ。本作は有名だからコミカライズ、ドラマ化がたくさんされてますね。テレパシーを持つ人間の日常を垣間みたいなら読んでみてよいのでは。脂がのってた時期の筒井作品。
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  • ロートレック荘事件(新潮文庫)

    筒井康隆

    クリスティとか読んでから
    2025年4月21日
    書きかたに最初から違和感、あれ登場人物一覧ないの? で、これだからイマイチかな。けっきょく読んでるあいだに、これはこれなのか?という疑問があったから驚けなかった。
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  • 老虎残夢

    桃野雑派

    虎ではなく、竜頭蛇尾
    2025年4月21日
    中国の気功?みたいなものが実在する設定でのミステリ。つまり「もろこし~」シリーズの亜種。最初は面白いんだけど、後半の謎解きの雑さが、ただただ残念。この設定を生かせる話を考えつかずに書いた印象。
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  • 壺中の天国

    倉知淳

    この長さはいらないかな
    2025年4月21日
    つまり犯人の動機が問題ってことなんだけど、正直こんなの分かるわけないといった印象。これが短編だったならもっと評価したと思う。これほど長々と書く必要があったのか。おそらく読んだ人のほとんどがNOと答えるだろう。
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  • サマー・アポカリプス

    笠井潔

    世界史の授業
    2025年4月21日
    延々と知りたくもない歴史の話が書かれている。私はミステリーを読みたいのであって歴史のレポートを読みたいんじゃない。そして肝心のミステリーはというと、かなりがっかりするレベルだった。
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  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    綾辻行人

    トリックに全振り
    2025年4月21日
    あの一文で有名なヤツ。ただやっぱり文章がぎこちない。正直これが最高傑作だというのなら、他のはこれ以下なのかと思っていまう。一読の価値あり。
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  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉

    綾辻行人

    館シリーズで一番では
    2025年4月21日
    館シリーズで一番というか、これと十角館以外が微妙というか。トリックはいいとして上下巻の必要はない。長すぎる。
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  • 木島日記

    大塚英志

    不思議な小説
    2025年4月20日
    オカルト話を闇鍋にして煮込んで作ったようなお話。ほぼ全部が眉唾で、むしろそこがいい。一話目のかぐや姫モチーフの話が特に良かった。
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  • 君のクイズ

    小川哲

    まあまあ
    2025年4月20日
    でもこのシステムで交互に出したら、奇数番目に出されるほうが明らかに有利になると思うんだけど。(先にクリアに到達したら、次の偶数番目の問題が出題されないため)このシステムでやること自体にあまり意味がないような気がする。要はゼロ文字回答を成立させるための無理やり設定にしか見えなかった。
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  • VR浮遊館の謎―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

    早坂吝

    やると思った
    2025年4月20日
    これより前の「ドローン探偵」のやつを読んだ時、この作者、いつか絶対このオチ使いそうだなと思っていたら案の定だった。二冊を比べてもらえればわかるかと。ただ、だからどうしたとしか言いようがない。まあひとつの先例としてとらえる分にはいいかも。
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  • 義経

    司馬遼太郎

    いくら司馬でもこれは凡作
    2025年4月20日
    あっさりしすぎ。とにかく淡白で薄味。鵯越などが大きな見せ場になるはずなのに、特に盛り上がりなく終わるのはいかがなものかと。実際には福原には鵯越の逆落としを仕掛けるのは無理なので、これは平家物語準拠で書かれているのだが(あるいは盛衰記や義経記)、この出来なら、原典の平家物語を読んだ方が遥かに盛り上がる。いくら司馬遼太郎でもこれは擁護できない。
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  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

    綾辻行人

    バレバレだからなあ
    2025年4月20日
    まず水車がお話にさほど関係ないのはいかがなものか?普通ミステリで水車と聞いたら、横溝正史のあれとか傑作が多いから尚更。礼のトリックが見どころなのかもしれないけど、これ露骨に違和感ありすぎて、気づかない人はいないと思う。館シリーズの中では、はっきり凡作といえる。ただし悪くはない。
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  • 改訂完全版 異邦の騎士

    島田荘司

    ミステリかと言われると
    2025年4月20日
    どちらかというとサスペンスかな。結末に明かされる要素が意外というだけで。特に、主人公をアレするためとはいえ、さすがにそこまでやるか?と思ってしまった。犯人の立場で考えると、けっこう首をひねることをしていると思う。
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  • ラットマン

    道尾秀介

    かっこつけかな。
    2025年4月20日
    バンドマンものなんだけど、なんか妙にかっこつけたがりのような印象を受けた。小学校一年生の男の子が、姉が死んだのを見て、「胸が大きくてどうこう、生命力がどうこう」みたいな感想をもつか?と思ってしまった。ちょっと達観しすぎていて違和感。ミステリとしては大したことない。読んでも読まなくてもどっちでもいいような一冊。
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  • クリスマス・キャロル

    坂田靖子/ディケンズ/池央耿

    王道だけど王道すぎて
    2025年4月20日
    オーソドックスから一歩たりともはみ出さない作品。子供向けならともかく、さすがに大人だと「まあこの人が改心してハッピーエンドだよね」でそれ以外何もないと、ちょっとなーと思った。クリスマスに読むなら良いかと。
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  • 蝉かえる

    櫻田智也

    なぜこんな名前にわざわざ?
    2025年4月20日
    えりさわせん、だっけ?なんでこんな覚えにくい、変換しにくい名前にするのか不明。キャラクターが確実に亜愛一郎の変形。「顧みられない熱病」だっけ?あの話は良かったけど、ミステリーとしてというより雑学として楽しんた。
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  • いちご同盟

    三田誠広

    いや忘れるなよ
    2025年4月20日
    面白かったけど、最後の野球の子の発言が割とダメな気がする。主人公に憶えておいてくれてって、いやそこはお前も頑張って憶えてろよと。三部作とか言ってるけど、まあこれが一番面白いよね。
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  • TUGUMI

    吉本ばなな

    変わった女の子の変わった話
    2025年4月20日
    「おーい、無駄飯ぐらいの○○が来たぞ」って。嬉しいなら嬉しいと言えと思う。だがそこが魅力なのかもしれない。たまに読みかすのも悪くないと思う。
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  • 黄土館の殺人

    阿津川辰海

    ダメなミステリ要素の三冠王
    2025年4月20日
    情報が完全に後出しで、これじゃ読者は推理できない。また「単なる偶然でした」もそうとうひどい。壁に本を投げたくなった。それでいて、犯人はすぐに見当がつく。なぜなら「アレがアレを習ってる」って発言が明らかに浮いていて、絶対この人しかいないとわかるから。犯人は即わかる、情報後出しで推理させない、偶然に頼る、ダメなミステリの三冠王でした。
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  • 最後の悲劇

    エラリー・クイーン/田村隆一

    例のオチ
    2025年4月20日
    たぶんあのオチで有名かと。だがクイーンはこれで、クリスティはアレ。このあたり作者の意気込みの違いが分かるような気がする。Xの悲劇からスタートしたものが、これで完結するという意味では悪くない。
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  • スぺイン岬の秘密

    エラリイ クイーン/大庭忠男

    現代の読者ならすぐ
    2025年4月20日
    犯人はすぐに見当がつくことだろう。これ以外にありえないといった印象。ミステリファンなら教養として読んでもいいかもしれない。
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  • 青春の逆説

    織田作之助/古典名作文庫編集部

    スタンダール『赤と黒』のアレ
    2025年4月20日
    有名な話で、『赤と黒の』パクリというかオマージュというか、そのまんまのシーンがあることで有名。ただ豹馬の若さゆえのジリジリした感じは読んでいてどこか微笑ましかった。
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  • ほうかご探偵隊

    倉知淳

    これしかないのに
    2025年4月20日
    このオチしかないはずなのに、なぜか誰ひとりとしてそのことに気づかない。まさかと思ったらそれが真相だった。作者が設定したオチを最後まで引っ張るために、みんなが一生懸命それに気づかないようにがんばっていたという印象を受けた。
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  • 水晶のピラミッド

    島田荘司

    水晶だけど読むのは非推奨
    2025年4月20日
    とにかくだらだらやたら長い。エジプトの場面の話は全カットでいい。オチもけっこうひどい、というかミステリとして成立していないような気がする。正直、島荘ファンでも今さら読む必要はないかと。
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  • 図書館の殺人

    青崎有吾

    ロジック破綻していないか?
    2025年4月20日
    ちょっと顔をあげてみればいいのでは?と思っていまった。瀕死だからと言って、それが出来ないとは断言できないような。あと長編にするためとはいえ、不要なことを長々と書きすぎだと思う。自作の小説を図書館においてうんぬんの下りはいらないよ。
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  • 夏への扉〔新版〕

    ロバート・A・ハインライン/福島正実

    私のこと●●●●にしてくれる?
    2025年4月20日
    リッキーが可愛いというか、急にラノベみたいな展開になった。猫のピートが活躍するので猫好きなら読んでもいいかも。ただ、あの洗脳に近い異常な薬物は、もっときちんと取り締まらないとまずいのではないかと思った。
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  • 皇帝のかぎ煙草入れ

    ジョン・ディクスン・カー/斎藤数衛

    すごくクリスティっぽい
    2025年4月20日
    ほんとうにカーが書いたか不安になるレベルでクリスティっぽい。これをクリスティが評価したのもうなずける。内容は悪くないと思うので一読の価値ありかと。特に他のカーの作品を読んだあとだと「え?」となるはず。
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  • 名探偵に薔薇を

    城平京

    面白くないことはない
    2025年4月20日
    文章にクセがあって読みにくい。この人は後の作品がそうだけど、最初からラノベ指向だったんだなと。オチは意外と言えば意外だけど、よく言われるように有名な先例がある。そっちの話を知っていれば、わざわざ読まなくてもいいかと。
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  • カササギ殺人事件

    アンソニー・ホロヴィッツ/山田蘭

    長々読まされたあげく
    2025年4月20日
    上下巻の長さは絶対にいらない。だいたいそのオチはいったいなんあんだ。「探偵の名前が●●●だったんです!」いや、だからどうした?この話のなにに感心すればいいのか心底疑問だった。
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  • 十戒

    夕木春央

    悪くないけど凡庸
    2025年4月20日
    ロジックはいいとして、前作のショッキングな展開が逆に悪目立ちしすぎて、余計に薄味に感じる。あらためてこの人はキャラクターが特徴ないなあと思った。ラストの船での告白も、「あーそうですか」としか。
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  • 「古典部」シリーズ

    米澤穂信

    ひたすら苦痛
    2025年4月20日
    ひたすら辛かった。これ本当にひどい。あんなダジャレオチで納得できるか。主人公の語りもオタク全開で気持ち悪い「憐れに過ぎるというものだ」とか、なにその上から目線。嫌悪感を感じるレベルだった。
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  • Xの悲劇

    エラリイ クイーン/宇野利泰

    最初の50ページで
    2025年4月20日
    ちゃんと考えれば、最初の電車の事件だけで犯人がわかる。ロジックものの面目躍如と言えるのでは。ただニコチンって、さすがにそんな猛毒ではないだろう。いくら濃縮しても、指を軽く傷つけただけで死にはしないはず。それはもう化学兵器レベルだから。ここは「架空の毒物」で良かったのではないかと。
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  • Yの悲劇

    エラリイ クイーン/宇野利泰

    これはさすがに
    2025年4月20日
    高評価せざるを得ない。この作品は一部の作家に謎のアンチがいるのだが、出来は良いと思う。オチを知らずに読めた人は幸せ。ただ「Xの悲劇」を読んでからのほうが良いと思う。なぜかというと前作がうまくアレになっているので。「Zの悲劇」は読んでも読まんでも。
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  • ギリシャ棺の秘密

    エラリイ クイーン/宇野利泰

    世評は高いけど
    2025年4月20日
    正直好みではなかった。というか、ロジックで「ニセの手がかり」とか言い出したら、ただややこしくなるだけで、カタルシスがなくなる気がする。「~という手がかりは実はミスリードするための偽物で」って言い出したら、もう際限ない思うけど。評価しないわけではないけど首をひねりたくなる。
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  • オランダ靴の秘密

    エラリイ クイーン/宇野利泰

    国名では好きなほう
    2025年4月20日
    オランダは面白く読めた。ただ若干ロジックにツッコミどころもある気がする。特に靴紐まわりの話はどうなのかと。登場人物のキャラクターがみんな濃いのに、アレはさすがに笑った。
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  • レペゼン母

    宇野碧

    面白い、が
    2025年4月20日
    文章上手。だが、母親がここまで出てくるのは、親子の絆というよりは過干渉のようにも感じた。内容は面白いが。映像化したらビジュアル的に難しいのかもしれない。
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  • ドローン探偵と世界の終わりの館

    早坂吝

    意外は意外だけど
    2025年4月19日
    はっきり無理ある。このオチを成立させるためだけの設定、舞台、その他もろもろ。だから種明かしされても「やられた」感がない。特にドローンは実はこういう意味で、ってのが言い訳がましく聴こえた。あれはなくていい。
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  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

    早坂吝

    出来は良くないかな。
    2025年4月19日
    この作者さんの味だけど、そういうテクノロジー的なオチにされてもいただけないというか。「ふーんそんなオチなんだ」くらいの印象。確かにこんなトリックのものはないと思うけど、なぜ他の人がやらないかというと、こういう微妙な出来になるからだと思う。
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  • ピグマリオン

    バーナード・ショー/小田島恒志

    名訳ではないかと
    2025年4月19日
    これは面白かった。特に翻訳であえて訛ったしゃべり方をイライザにさせたのが良い。映画は意図するところが全然違ったのだとよくわかった。ショーは脚本にも携わったはずだけど、あれでよかったんだろうか。ヒギンズとのラブロマンスではないこちらのほうが、遥かに優れている。
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  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚

    木元哉多

    下品な下ネタが苦痛だった
    2025年4月19日
    第一話でもうげんなり。芸人志望の高校生キャラがいるのだが、こいつが事件とほぼ関係ないのに、とにかくやたら下ネタを連呼する。こんな下品な下ネタを読まされる身になってよ。ミステリを読みたいんであって、下品な言葉を読みたいんじゃない。この芸人キャラの解像度をここまで上げる必要ないだろ。ギャグのつもりなんだろうか。まったく理解出来なかった。
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  • 硝子の塔の殺人

    知念実希人

    素人お断り
    2025年4月19日
    新本格の流れを理解している人、とりわけ綾辻を読んでないとまったく意味不明の小説。はっきりいって不親切。また、とにかくひたすら「館シリーズ」をヨイショしていて気持ち悪い。トリックは「外天楼」とかで同じものを見た。綾辻行人へのゴマすりが嫌悪感を感じるレベルでキツかった。
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  • 巴里マカロンの謎

    米澤穂信

    なにがしたいのか
    2025年4月19日
    お菓子の紹介をしたいのか、ミステリをやるのか、どっちかにしろ。
    ミステリとしては薄味で楽しみはなにもない。キャラものとしても魅力がない。謎がつまらない。いったいどっちに行きたかったのか、ただただ疑問しかない。
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  • 「防犯探偵・榎本」シリーズ

    貴志祐介

    疑問もちらほら
    2025年4月19日
    面白かった。けど疑問もいくつか。
    社長が天井の宝石のことを誰かに話してたら、この計画あっさり破綻するんだが。というか、身内の誰もまったく知らないってありえる? 普通はすぐに盗難が発覚してお縄じゃないか?この犯人に「社長は誰も宝石のことを話してない」って断言できる根拠はない。また「緋色の研究」と同じ方式とはいえ、犯人視点の回想が長すぎる。
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  • 魔眼の匣の殺人

    今村昌弘

    特殊設定が不要
    2025年4月19日
    予言うんぬんの話が邪魔。はっきり言っていらない。銃弾とあれのロジックはしっかりしてるんだから、普通のミステリでいいと思うけど。特殊設定を無理やり押し込んでチグハグになった印象。ゾンビなんてケレン味の特殊設定でデビューしないで、正統派ミステリでオーソドックスに書いてほしかった。
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  • 恐るべき太陽

    ミシェル・ビュッシ/平岡敦

    話題になるほどではない
    2025年4月19日
    そもそもこういうタイプの書きかたって、ミステリ読む人は普通に慣れてるからある程度警戒して読む。オチを明かされても「まあそういうこともあるよね」と言った印象。ミステリファンでも殊更読む必要はないと思う。
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  • 新装版 密閉教室

    法月綸太郎

    文章がひどい
    2025年4月19日
    下手なのではなく、ひどい。たとえば女子高生が笑うのに「堕落した尼僧のような笑い」みたいな、……現代日本だし、これラノベじゃないし、その子ラスボスとかでもないし。場にあった表現というものがある気がする。気取った文章を狙ったがセンスが欠如していたという印象。
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  • ボクシングガールズ

    澤田文/あき

    中途半端だった
    2025年4月19日
    せっかく高校女子ボクシングという面白い題材なのに、話が散漫でカタルシスがない。あの女子ボクシングに転向した女芸人さんのくだりとかは不要だと思う。部活に来たからなんなの?としか。最後にボクシングした女の子を一本の話にすればよかったと思う。取材は十分にされているのだろうに、残念としか言いようがない。
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  • 透明人間の納屋

    島田荘司

    誉め言葉としてえげつない
    2025年4月19日
    これを子ども向けはいかんだろうと思う、なかなかショッキングな話。だが島田荘司のなかでは好きな部類。驚天動地のトリックより、こういうタイプのほうが面白いのが多い気がする。「透明人間」って言葉が、読後に沁みる。
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  • ママは何でも知っている

    ジェイムズ・ヤッフェ/小尾芙佐

    続編の新版も希望
    2025年4月19日
    ブロンクスのママが主役の安楽椅子探偵もの。けっこう良い短編が多い。呪いのミンクのコートは個人的に好き。子どもの心理分析となども面白かった。
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  • 七つの海を照らす星

    七河迦南

    推理が雑
    2025年4月19日
    作者の中に答えありきで、読者は探偵役を介してそれを聞かされるだけ。論理の積み立てがない。ある話のケストナーの長編に見立てた話。あれだけで二人がアレしてるって断言できるわけない。またもうひとつ、娘にあんなことした最低の父親が罰せられるどころか、別のパートナーを見つけてひとり得してて胸糞悪い。あと、やけに子どものセクシャルな描写が多くないか?パンツがどうこうとかいらなくない?
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  • 忌名の如き贄るもの

    三津田信三

    ワンアイディアかな
    2025年4月19日
    悪くはないけど、長々読まされてこれだけか、という印象。おそらく短編だったなら感心したと思う。特殊な動機として面白いけど、冗長な長編にしたせいで魅力が減った。
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  • 探偵が早すぎる

    井上真偽

    ミステリーではないかな
    2025年4月19日
    完全にラノベ。やけに小ネタを披露してくるけどたいしたことない。ボウリングのやつとか島田荘司のオマージュだろうけど、そういうのばっかり。タリオがどうこうって設定が漫画的すぎて「あーそうですか」としか。ミステリじゃないと断言してくれたほうが、かえっていいのではないかと思う。あと名前が読みにくい。こんなの一気読みしないんだから、名前は読みやすくしてほしい、奇妙な名前をつけられて、毎回「これなんて読むんだっけ?」とイライラした。
  • 放課後スプリング・トレイン

    吉野泉

    尻すぼみ
    2025年4月19日
    最初の電車での話は、まあ日常の謎でいいとして全体的に弱い。作者のアレに関するタネあかしも「だからなに?」としか思わなかった。青春物をやりたいならミステリの要素いらないし、ミステリをやりたいなら余りに薄味すぎるとしか。どちらの方向に行きたかったのだろうか。
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  • 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1

    大崎梢

    こなれない感じ
    2025年4月19日
    そんな暗号つかってたら、むしろあなたのメッセージは届かないのでは?としか。なんか全体的にご都合主義というか。本屋の実態を書いているのかもしれないけれど、それならお仕事小説にすればいい気がした。本屋に興味がある人なら、あるいは楽しめるのかも。
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  • 悪の起源

    エラリイ クイーン/青田勝

    マニア向け
    2025年4月19日
    ミッシング・リンクものなんだけど、それが明かされても「だからどうした」としか。そのそもこれがオチならタイトル変えた方がいいのでは。ネタを割っているようなものだと思うけど。
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  • 乱鴉の島(新潮文庫)

    有栖川有栖

    この長さいらない
    2025年4月19日
    正直無駄な部分が多すぎる。ロジック、といえるほどのものもなく解決も地味。明らかに堀江を思わせるキャラが、延々とサブカルチャー語りをしているのだけど、まったく興味がない。これ書くならまだミステリ談義を書けと。たぶん『ブラジルから来た少年』辺りが元ネタなんだろうけど、未消化のままで書いたとしか思えない。
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  • 後悔と真実の色

    貫井徳郎

    非常につまらなかった
    2025年4月19日
    まず不倫をしている刑事を主人公に据えるのはやめてほしい。こんな倫理観の欠如した人間の活躍を見守ろうという気になれない。タイトルもイマイチ。もっと適切なものがある気がする。ミステリというよりサスペンスなのだが、ラストも別にたいしたことはない。長々読まされて、特になにもなかった一冊。
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  • アヒルと鴨のコインロッカー

    伊坂幸太郎

    常識の欠如した世界
    2025年4月19日
    これが味のつもりなのか知らんけど、なんとなく本屋の強盗に付き合うヤツ、ペットショップに返却に来た客の顔面を殴る店主。もうちょっと異常な人たちが多すぎて「なにこれ」感すごい。現実にいたらゾッとする。あとブータンへのヨイショがとにかくすごい。最後にアレがアレだったと言われても、別に驚けないかな。だからどうしたとしか。
  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

    鈴木悦夫

    たいしたことない
    2025年4月19日
    ありがちなオチ。そもそも登場人物が少なすぎるので、犯人は簡単に見当がつく。子供向けにしてはダークで、子ども時代に読めば印象に残るのかもしれない。だが大人ならミステリファンだとしても読まなくていいような一冊。
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  • すばらしい新世界

    オルダス・ハクスリー/黒原敏行

    定番のディストピアもの
    2025年4月19日
    作者はオーウェルの先生?らしい。この師にしてあの弟子ありといったところか。途中から主人公が代わるというか、ディストピアの世界を目の当たりにして迫害される側に視点が変わる。結末はアレだけど、まあ致し方ないといったところか。
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  • 空色バウムクーヘン

    吉野万理子

    重量挙げの題材は面白いのに
    2025年4月19日
    中身はむしろ「アンチ重量挙げ」なんじゃないかと思うほど。気持ち悪いお笑い芸人に、主人公がセクハラされるのが不快だった。ユニフォームのこととか、あんな嫌な書きかたする必要あるのかと言いたい。正直これ読んで「重量挙げやってみたい」と思う人がいるとは思えない。題材の使い方がただただ残念。
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  • 夜は短し歩けよ乙女

    森見登美彦

    酔っぱらって書いたとしか
    2025年4月19日
    この作者は初読。さっぱり良さがわからない。セクハラされてるのにそれを理解出来ない主人公に唖然。ちょっと頭がアレなのかと思ってしまった。後半の「パンツ大明神」連呼もなに? コロコロコミックでも読まされてるのかと。まともな大人が「パンツ大明神」のなにを楽しめというのか。ちょっともうなにがなんだか。
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  • トリガール!

    中村航

    読むのがキツかった
    2025年4月19日
    なにが辛いって、ダダ滑りギャグ。青春ものなのにヤッターマンとか北斗の拳ネタって、これいつの時代の学生を想像してるの?昭和?若い読者は絶対に置いてけぼりになる。というか仮に中年の人たちが読んでも、ギャグとして面白くないだろう。鳥人間コンテストっていう良い題材を選んでいるのに、ギャグで全部が台無しになっていた。もう一度言うけど読むのキツかった。
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  • 人間の大地

    サン=テグジュペリ/渋谷豊

    星の王子様の次はこれ
    2025年4月19日
    同僚のギヨメの話が特に良かった。「人間であるということは~」のくだりは有名らしい。サンテグジュペリ自身の不時着の話もあり、どのような経緯で「星の王子様」が誕生したかを感じられると思う。
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  • 晴れた日は図書館へいこう

    緑川聖司/toi8

    そもそも雨の日は借りた本が濡れるだろ
    2025年4月19日
    子供向けなのに文章が固い。小学生にツルゲーネフの初恋を勧めるな。あれって初恋の女の子が自分の父親と不倫してた話だぞ。初恋の話にしたいなら島崎藤村でよくないか? 図書館の話の割に、あまり本に詳しくない人が書いている気がする。
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  • 縮みゆく人間

    リチャード・マティスン/吉田誠一

    縮んでいく恐怖
    2025年4月19日
    悪くないけど、「縮んでいくこと」よりも、主人公が「男の性欲をもてあましている」ことをアピールしすぎでは。このせいで、どこか恐怖にブレが生じたように思う。たぶん縮むことで社会的に軽んじられるようになり、女に相手にされないということなんだろうけど。ラストは超展開としか言いようがない。
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  • 福家警部補の挨拶 福家警部補シリーズ1

    大倉崇裕

    コロンボの足元にも及ばない
    2025年4月19日
    いや古畑にすら及ばない。とにかく主人公に魅力がない。倒叙なのだがトリックもいまいちなうえ、警部補と犯人の対決という盛り上がりも弱い。淡々と始まって淡々と終わっていくだけだった。
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  • 「ハルチカ」シリーズ

    初野晴

    かなり読むのキツい
    2025年4月19日
    まずBLなのか知らないけど、男の子が男の先生を好きってことにして、無理に三角関係にする必要あるか?どこ方面の受けを狙ったのか知らないけど、不要だと思う。
    ミステリとして見てもひどい。とにかく雑学系ばかり。アレが中国人のくだりとか、もう脱力としか言いようがない。
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  • チャイナ・オレンジの秘密

    エラリイ クイーン/乾信一郎

    国名シリーズでも読まなくていい一冊
    2025年4月19日
    なにがひどいってチャイナオレンジがなにも関係ないって点。しかもそれを臆面もなく文中に書くなよ。魅力的な謎とは裏腹に、解決は「?」と首を傾げていまうようなもの。
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  • 透明人間

    H・G・ウェルズ/石川年

    古典ではあるが
    2025年4月19日
    正直、透明人間がどうこうより、こいつがこんな暴走をする必要があったのか気になった。だいたい透明人間だから支配者になれるって発想がよくわからん。お話を進めるためなんだろうけど、かなり無理がある気がした。
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  • 密閉山脈

    森村誠一

    風変りな密室
    2025年4月19日
    量産の森村ミステリのなかでは、まあ読める。当時はまだアレが達成されてなかったようで動機としても納得できるか。あの状態が密室といえるかわからないが、トリックは悪くないような気がした。ただラストの山のくだりは長い。別に山岳小説を読みたいわけではないので。
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  • 幼年期の終わり

    クラーク/池田 真紀子

    当時の流行り?
    2025年4月19日
    超人類とか、人類を新たなステージへ。みたいなのがたぶん流行ってたんだろう。オーバーロードの扱いがとにかくひどいような気がする。けっきょく人類にとって都合よく利用されるだけの存在といった印象。
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  • 異動辞令は音楽隊!

    内田英治

    面白くない
    2025年4月19日
    音楽隊に異動させらのも納得だし、お話自体がつまらないし、最後のほうにある「音楽隊は必要なんだ」っていう主張も、まったく共感できない。あと本職じゃないから仕方ないのかもしれないが、さすがに文章がお粗末。ちゃんとした作家さんに代筆してもらえばよかったのでは?
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  • オペラ座の怪人

    ガストン・ルルー/長島良三

    古典ではあるけど
    2025年4月19日
    気になった点として、エリックは「容姿が醜いから」と再三言うのだけど、それよか「女の子に嫌われるようなこと」しているのが問題なのではないか?いきなり拉致られた女の子が、君を好きになるとは思えないけど。なんかいまいち共感できなかった。
    身も蓋もないけど、これだけの建設技術や腹話術が使えるのに、精巧な仮面とか整形手術はまったく出来ないのか?そちらの方が簡単そうだけどね。
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  • 天翔る

    村山由佳

    悪くはないが
    2025年4月19日
    そういうマイナー競技があるんだ、くらいかな。不登校の女の子、不慮の事故で亡くなった父親、でも私はこの競技を通して新しい自分を認めていくの!このあたりが、いかにも定番でなんだかなーって感じがした。既視感がすごい。最後のシーンであいつが出てくるのも、すごくとってつけたような違和感しかなかった。
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  • 太陽の帝国

    J・G・バラード/山田和子

    戦争と少年
    2025年4月19日
    戦時下のなかで大人になっていく少年の物語。作者の半自伝的な小説。
    戦闘機オタクの主人公が日本兵に憧れを持っている。なのに敵側として彼の両親を収容するのは日本軍。どこか半分夢の中に生きている少年が、苛酷な現実のなかで成長していく。物語としての起伏には乏しいが、とにかく都合のいい善人などはいなくて、利用する/される、の均衡を保ちながら関わっているのが良い。
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  • 夜想曲

    依井貴裕

    当時の流行り?
    2025年4月19日
    もしかすると、当時はそういうオチが流行っていたのかもしれないが、それがありならなんでもありになってしまう。正直令和の時代に見ると、陳腐なうえに無理がありすぎる。文体も生硬で魅力に乏しい。
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  • 依存

    文縞絵斗/LittleThunder

    正直かなりひどい
    2025年4月19日
    登場人物全員がちょっと、「もうすこし頭つかって行動しよう」と何度も思った。まず母親、ちゃんと確認しようか。勝手に決めつけて身代わりに自首しないだろ。警察で刑事を突き飛ばしたからって、犯人ってことで逮捕しないだろ。もうとにかくすべて作者の都合で動いていた。
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  • 塩の街

    有川浩

    可もなく不可もなく
    2025年4月19日
    設定や世界観は面白いけど。いまいち嵌らなかったかな。自分たちが恋愛するために世界が滅んだ、なんて言われても、ねえ?
    ただ執事さんとお嬢様の話は良かった。あの現象はそういう利用の仕方もあるのかと思ったけれど、彼女が細工しているところを想像すると、ちょっと笑える。
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  • 新装版 46番目の密室

    有栖川有栖

    薄味
    2025年4月19日
    密室トリックは可もなく不可もなく。これは有栖川有栖のほぼすべての作品に言えるけどインパクトに欠ける。この一つの殺人だけで長編を引っ張るのは無理があるのでは?屋根に登ったりなにしたりして、そのあとこの解決だと「ふーん」で終わった。
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  • 黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】

    ガストン・ルルー/宮崎嶺雄

    密室の古典ではあるが
    2025年4月19日
    ミステリファンなら一読の価値ありか。ただこのトリックは古典であるために擦れられまくっているから、正直もう誰もが知っていると思う。普通の読者は読まなくてもいいかもしれない。ちなみに続編もあるのだが、これはさらに読む必要がない。
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  • 方舟

    夕木春央

    オチよりも……
    2025年4月19日
    オチが有名だけど、実はロジックのしっかりしてるのが良いと思う。ミステリとして楽しめた。ただキャラがいまいち薄味というか、どれものっぺらぼうみたいに個性がない。もうすこしくらい癖があったりキャラ立チしてる人を用意できなかったものか。
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  • 誘拐遊戯

    知念実希人

    不快すぎる主人公
    2025年4月19日
    まず浮気してる中年刑事が主人公で嫌悪感&不快感。
    警察の人間で、高校生の娘がいてこの倫理観の欠如はヤバい。浮気相手は仕事も人生も台無しにされたのに、また主人公と寝る。理解不能すぎる男に都合のいい女。
    犯人も無理ありすぎ。動機がそれで、ここまでやったらサイコパスだろ。しかも複数の人間を思い通りに操るとか超能力かよ。これは本当にひどかった。
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  • 女王国の城

    有栖川有栖

    無駄に長い
    2025年4月13日
    絶対に上下巻は必要ない。いらない部分をカットすれば300ページいかない内容。たとえば『いきなりピエロが出てきて主人公とヒロインを襲いました。でもそれは実は主人公の妄想でした』みたいなくだり。夢オチと変わらん。シイタケ栽培のくだりも、最後にわずかしか関係してないから全カットでいい。延々と読まされた挙句、読者への挑戦状も「これ以外の余解もあると思うが~」みたいな逃げ腰。オチも微妙。最後で明かされる例の人物が実はアレされてた、って。唐突すぎて意味不明でドンデン返しでもなんでもない。
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  • シャドウ

    道尾秀介

    ありがちなオチ
    2025年4月13日
    まず小さな女の子が変質者にヤられるって流れでウンザリ、胸糞悪い。読まなければ良かったと後悔。しかもこの手の話のオチって、『シャッターアイランド』みたいな感じになるんじゃないの?と思って読んでいたら、ドンピシャすぎてまたウンザリ。そもそもこれミステリーではないような気がするのだけど。なにが謎だったの? あの人が死んだ真相が意外だよーんってこと?
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  • 白い狂気の島

    川田弥一郎

    主人公が微妙
    2025年4月13日
    突如としてある島で狂犬病が発生する話。だがサスペンス感ゼロ。おっさん医者が主人公なのだが、こいつがかなり胸糞悪い。狂犬病が発生して、目の前の患者が生きるか死ぬかってときに「こんな患者にあたってしまうなんて、自分はなんて運が悪いんだ。日本じゃ狂犬病なんて起きないのに」とか嘆いている。患者の命の心配が先だろ、メンツ優先かよと嫌悪感。肝心の狂犬病も、誰それの陰謀でしたで、特に盛り上がりなく終わる。
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