レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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教条的…学校教育の教材?2019年12月2日絵が粗すぎて挫折しそうになったけど無料分の3話まで読んでみました。描かれている内容にはほぼ同意なんだけど、自分の考えをそのまま書いてるだけ、みたいな…課題を提示して問題行動を例示して解決の一例を挙げてみるとか、学校教育の教材?と言いたくなる描写の羅列漫画でびっくりしましたw。LGBT理解のための初心者講座なのかな…。そういうスタンスなら80点て所ですが、何を目指してるのか非常に気になった。十代とか若い子向けなのかなあ。
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分類BLじゃないのかなコレ?2019年10月12日電子コミック大賞にエントリーしていたのでお試し読みさせてもらいました。面白いと思います。(感想略) 思いますが、客観的に見て「ボーイズ」の「ラブコメ?」なんだからBLなんじゃないかなあコレ。一見女の子多そうに見えるけど、主要キャラが全部男の子で女の子一人もいないよ??ハッピーエンドにしようと思ったらどう考えてもBL落ちだと思うんだけど、どうするのかな…。
電子なので掲載誌がよくわからないんだけど、その関係なのかな、BL誌に掲載してないBL漫画の位置づけ?だったら分類BLでいい気もするんだけど。
個人的にはどんなジャンルの漫画も面白ければなんでも読むし、無理に分類する事もないとは思うのですが、部門で区切って評価するにはどうなんだろうと思った次第。 -
(解像度は出版社マターらしいです)2019年8月26日レビューでこぞって「手書き文字が読めない」とあったので、電子購入やめて(中身をざらっと読んでみたかっただけなので)古本屋で見かけて購入しましたごめんなさい。
他レビューにあるとおり、設定・要素が面白い短編集。
▼でもみなさん、画面の解像度については作者関知してないので、作品の評価に反映するべきじゃない。シモアに改善を要求しましょう(この作品はとりあえず連絡してみた)。運営サイトの都合か出版社の都合かわからないけど、電子化が多い昨今、古い作品は紙版の再スキャンや低解像度で紙面がぼやけていたりする場合が多いけど、劣化商品の販売を許すべきじゃない。必要以上の解像度は要らないけど、小さめ・細い手書き文字が読めなかったり描写の主線が全般ぼやけていたりするのは目が疲労するので勘弁してほしい。意見伝えないと改善されないので批判クレームではなく改善要望出しましょう。
(追記:解像度改善要望出してから数か月後にしもあさんからメールで「出版社から『改善対応せず』の連絡がきました」って改めてきちんと説明の連絡ありました。出版社マターのようですね。でも他作品でも書き文字読めないこと多々あるので、改善要望はしていった方がいいかなーと思います。意見多ければやってくれるだろうし)
評価は現時点の☆3.8に合わせて打っておきます。 -
じっくり描かれてる2019年8月26日4巻までで電子各巻約190頁前後、2015年~発行。不良化優等生x高校デビューオタク。どちらも飛び抜けて酷い不良でもコミュ障でもないです。DK青春物寄りで基本設定と展開は王道。ノンケ同士で友情育むところから(2冊分)。レビュー書いた時点で4巻まで出てるのでそこそこBL展開になってますが、巻数と頁の割に話の進行が遅いし、攻の過去もちゃんとは描かれていない(大体判ってるけど)。友情スタートなのは全然良いのだけど4巻相当の読み応えか?と考えるとBL視点ではもの足りない感じ。脇役含めて丁寧に描かれているし悩める青少年モノローグも別に長すぎる感じはしないしむしろそれほど深くもないのになんでだろう。脇役描写がしっかりあるせいかな、個人的には好ましい所。コマ割りとか構成の問題かな。
コマ割りと言えば、BLでは珍しく見せ場シーンに見開きカットを多用しているので、電子書籍では非常に読みにくい画面です。しかも頁移動がめくるタイプなので横スライドで見ることも出来ないので見せ場どころか話の腰を折られた感じに。(シモアのソフトの都合か出版社の都合かわからないけど頁移動方式はせめてスライド式も選べるようにして欲しい)
なので紙で買うか電子で買うかを悩んでいる人は読みやすさの点で紙をお勧めします。自分は絵柄と画質で「電子でいいか」と割り切って買いましたが(←細線絵柄・低解像度品や気に入りそうな作品は紙購入派)、まさかの見開き罠だった。
今度タブレット横の見開き表示で読み直してみるか。いいね
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4本目の短編が特におすすめ2019年8月26日電子184p、2015年?月発行。
4本入ってて全て思春期(高校)主軸のお話。比較的明るい2本目(ハピエン)以外はある意味卒業に絡む話なので切ない系。2本目以外は恋愛というよりもう少し広い人と人との関係性についてが主眼になってるのでストーリィ重視の人向き。
サンプルの1本目表題作が気になって購入したのですが、読み終わってみると他レビューにあるように、最後の短編「夜明け前~」が一番良いしインパクト強いです。これは繰り返し読みたくなる作品。短期逃避行ものだけど、必要な物が必要なだけ過不足なく配置・構成されて極限まで削っているので短編だけど読み応えがあってとてもすっきりしている。BL的にはハピエン。エ□あるのもこれだけ(軽い描写)。
他2本の切ない系は、短編としてまとまっているけど卒業別れなのでどちらもその後が気になります。 -
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さすがの構成力とボリューム2019年8月26日電子219p、2017年?月発行。
無料雑誌で1話分読んで、一応ちゃんとまとまっているので、当初これだけの短編だと思っていたくらい構成旨くて、続きがあると思ってなかった。
レビューで「暗い重い」と描かれていたのでどんだけかと思いましたが、中盤はむしろ笑いがあるのでイイ感じにほぐれます。二人だけの世界じゃなくて周囲の複数の登場人物が脇役としてそれぞれ動いて話が進むので、ストーリィ重視の人にはお勧め。
アダルトVの制作現場の人がさりげなくちゃんと描写されててトラブルに対する台詞や動きが普通の社会人・会社人にも共通する内容なので、そういうところも個人的には良かった。
最後の仕事の選択についても、反対意見があるひとも居るようですが、経歴(まともに就学できてない)を考えると他に適した仕事があるとも思えないので個人的にはアリだと思うな。そういう意味でも色々選択がリアルな感じする。 -
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稚拙…2019年8月26日1巻電子52p、2018年?月発行。
2000年頃の作品ならともかく、2018年でこの内容はちょっと…。☆3.9の高評価が判らない。戦闘機の外観技術レベルと舞台設定(建物とか服飾とか色々)の食い違い具合に物凄い違和感覚えるし、身分とか世界とかの設定や話の構成がしっかりしているわけでもなく、絵も特別巧いわけでもなく…。あの外観の戦闘機が描きたかったのなら舞台設定をSF寄りにすべきだし、服飾デザインを優先したいのなら、船のデザインをもっと丸いタイプにすべきだし。キャラクターは多少、要素としてはそこそこだけどこれもやっぱりいろいろ足りない。
申し訳ないけど、どの点を見てもプロのレベルではなく同人レベルです。
ページと値段も他作品との乖離が大きいですね。秀逸な作品ならこの価格でも構わないのですけどこれはちょっと。 -
家族愛とBLのバランスがイマイチ…2019年8月26日電子200p、2018年?月発行。
家族愛(親愛)ものとBLを一緒にやる話は注意が必要だった…。冒頭サンプルから展開が気になったのと評価が高かったので購入してみましたが…。愛情の種類と描写って難しくて繊細なところがあるので、二種類以上の愛情をテーマに取り扱う場合、混ぜ方と見せ方に細心の注意が必要だと思う。これはそれに成功しているとは言い難い展開でした。叔父とその亡妻の関係性設定とかはよかったんですけど。後半がBL的に障害なくハッピーエンドに向かって進んでいくのに非常に違和感を覚えました。今後家族愛ものと混ぜてるBL購入する際は注意しよう…。 -
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終始いちゃついてて甘い2019年8月26日電子169p、2018年?月発行。あらすじ略。
端から見れば最初からいちゃついているので、本人達の心の持ちようがどう変わるか、という内容ではあるのですが、攻が行き過ぎつつも節度は保って(?)終始溺愛していて他一切眼中にないので、見ていて気持ち良くて楽しい。あと、くっついてからも、やるときちゃんと聞いて了解を得るという一言二言のやりとりをしっかり入れているのが好印象。
あと、受の妹が一般人感覚(引いてるけど嫌悪・拒絶しているわけでもなくでも受け入れているわけでもない絶妙さ)で、他のBLにないスタンスが面白かったw 周辺キャラの描写がちらほら出てくるのが個人的に好きです。いいね
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言葉があっても通じないことは多々ある2019年8月26日電子164p、2018年1月24日発行。あらすじ略。終盤以外は基本受視点。サンプルでは冒頭のいきなりチューが昔のBL的強引展開で違和感がぬぐえず直後の攻の行動も強引なんだけど、公開サンプル以降の頁では、最初から攻は必死さあって読み進めると好感は持てるし終盤諸々の行動が納得できる理由がきちんと描写されているので構成としてきれいに整ってる。受が思いの外、素直な性格なのもよかった(弟以外眼中にない超ブラコン設定なのかと思ってた)。
BL要素以外にもちゃんとテーマが設定されているので、その点でも楽しめました。
画面はアレですね、台詞が多くてウザいところもあるけど、異能の性質上仕方がない。そういう設定だしね笑。
続編だけどやはりこれだけ読んでも全然大丈夫だった。あとで前作も読みましたが、個人的にはこのCPが好きです。他評価に合わせると☆4だけど、作家応援と個人の嗜好で+1。 -
厳しく面倒見良い先輩×ワンコ後輩2019年8月26日電子151p、2018年8月24発行。この作家さんの作品の中では良作部類だと思うんだけど現時何故こんなに評価が低いんだろう(☆3.5)。大筋の流れは王道なんだけど、個人的には会話の流れが予想外で楽しめました。後輩の感性が少しズレてるので受け答えが斜め上。試し読み部分だと後輩の良さが判らないけど、少しずつ良い面判ってくるし、思いの外バカじゃなく芯は通っててブレないので嫌みも無い良いキャラです。
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おまけ目当て(?)2019年8月25日電子262p、2019年2月発行。本編解説は他の人に譲って。おまけ内容は本編直後の鬼塚+宍戸+昴の会話4コマです。他所情報ですけど、Ani特典(3p漫画)は鬼+宍の会話。他は未確認。
紙本持ってるけどフェアしてたし作家応援の意味でこちらでも購入してみた。前述特典どちらが良いかは完全に好みの問題じゃないかなあ。自分は脇役でも第三者が入ると話が立体的になるからそういうシチュが好きな性癖あるので電子おまけ1pでも楽しめました。
評価の基準を一般書と合わせるなら☆4なんだけど作家びいきで+1。続き描ける余地がだいぶ残っている終わり方なので続編希望したい…。 -
ストーリー重視にお薦め2019年4月28日無料2話と立ち読み部分しか読んでませんが、設定がしっかり構築されてて絵柄に反した重みもあって、BL以外のストーリーが良くできてる感じがする。BLなくても成立するお話。
タイトルで損してる気がする…。BL面は全くその(タイトル)通りなんだけどこの話それ以外の比重もっと大きいよね?そっちをタイトルにしようよ!
作者さんの希望がBLなのかもしれないけど、この内容だったらBL描写少しだけ減らせば一般誌に掲載できるんじゃないかな。そうしたらもっと多くの人の目に触れる気もする(余計なお世話かもだけど)。
絵は読んでいくうちに慣れるけど、もうちょっと画力があると動物設定が映えたかな。 -
よき兄弟もの2018年12月28日義兄弟って結局赤の他人じゃん、と常々おもっているのでがっつり血の繋がっている兄弟で良きBLでした。別段展開は早くないと思います。ゆっくり読んだせいかもだけど。レビューとキャラと絵柄のイメージからもっと明るいノリのドタバタラブコメかと思いきや、弟も兄もそれぞれちゃんと考えようとしたり引こうとしてみたり、まとまるまでの兄貴の基本的な行動はかなり常識人でした。それはそれでよし。序盤の弟の行動とか態度も、小さいことだけど常識的で予想外で展開がよめなかったのも良かった。結局「この弟にしてこの兄あり」って事なのかな、という感じ。しかし弟、お馬鹿設定の割に卑猥って単語を知ってるのか。
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作家さん導入編として良いかも2018年11月23日(短編あまり得意ではないのですが)あちこちレビューをみて構成が巧いとの評価をちらほら見かけたので、初めての作家さんで試しに短編集読むならどれかなと思って試し読みで気になったこちらを購入してみました。表題作は、無料分でその後が気になったものの主軸はお互い臆病になってるセ フレの普通のお話。サブキャラの方がキャラクター(インパクト)強い。そしてそのキャラがメインの短編入ってるし、スピンオフも別冊で出ているので、前後が気になればそちらにも手を広げればいいし、という感じなので導入としては向いてる本かと思います。真ん中の作品は設定が荒んだ話なので好き嫌いはあるかもですがドラマ張りの展開で話が進んで駆け足で終わる感じ。個人的には最後の、別れ話を切り出せないリーマンと話を聞く年配男性の短編がオススメ!ほのぼので序盤でオチは読めるんですが、わかってても終盤状況把握に混乱する彼氏の様子が笑えて楽しかった!オマケ4コマも嬉しくなる感じ。これみんな良い人でなごむ!
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エロ、BL、性癖、執着が要素のミステリ構2018年9月28日他レビュー通り。エロメインの作品は個人的にあまり好まないのですが、これはそれ自体に意味がある話でした。構成が非常に良く出来てる良作。エロ、BL、性癖、執着を要素にした、ある意味ミステリ。登場人物が揃ったあたりで話の展開は大凡予測は付くので、後半に各人の内情がどこまで意図して描写されるか(暴露されるか)と読み進めたら、自分がすっきりするところまで一通り入ってた! 描き下ろしの海話がなかったらむしろもやもやして終わった所です。よかった。(話自体はすっきりどころの内容じゃないけど)最後まで読むと構成の秀逸さが判る作品かな。
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設定の微妙さが新鮮2018年9月26日障害の度合いが比較的軽いので、その葛藤というかジレンマ?が納得。
(他レビュー見て)たしかに、無理にBLを入れる必要性はない話かもしれないけど、BLであってもいけない理由はない。というか、BL要素不要と言われるほどの話にあえて要素を入れる意味があっても良いとは思う。(それをBLレーベルでやるかどうかはまた別の話というかそれは出版業界とか商業とか作者の都合と意図)
ところで作中イケメンとされている彼の顔が崩れることが多く、絵的に全然イケメンに見えなかったのが個人的には気になりました。いいね
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二部構成2018年9月26日レビューで他作のスピンオフだと判りましたが、内容的にこっちの方が気になったので先に読んじゃいました。どちらを先に読んでも全く問題なかったです。内面が見える描写と見えない描写のバランスが良くて楽しめた。
サンプルの話(4話)と表題作(前後)との二部構成。登場キャラがかなり被ってるので収載順もこれで合ってると思うんですが、表題作の方が頁すくないし後ろ掲載だし、本のタイトルは前の作品の方が違和感がない気がするんですが…作者の愛着とかこだわりですかね…?
美麗ではないけど、キャラの微妙な心情が表情によく表れてていい絵柄。いいね
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予想より重い設定と話2018年9月26日表紙、絵柄と冒頭サンプルからもう少し軽い作風と内容だと思ったので、こんな重い話だと思わなかった。読み応えはあったので良い方に裏切られました。複数の人間関係しっかり描いててストーリィ重視の良作。タイトル含めてモチーフがきちんと配置されて構成されてる。頁も多いので読み応えあり。
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3作品のおまけサービス2018年9月26日解説通りの関連SSなので、各作品が好きならおまけにどぞ。限定短編は発行時期と出会いがずれると読めないのが悔しいですけど、こうやって電子で補完してもらえるのは嬉しいです。
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お兄ちゃんとお兄ちゃん2018年9月26日気になった本の元作品だったのでまとめて購入。スピンオフは無理に関連作を読む必要はない、という結論に至っているのですが、これはどちらも面白かった。どちらを先に読んでも全く問題ないです。どっちが好きかは個人の好みですね。
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ある意味淡々と進む2018年9月26日BLでアンハピは個人的に楽しくないので、読むの躊躇してたんですが、同作者の「こいものがたり」(紙購入)の話の構築具合から大丈夫かな…?と恐る恐る購入しました。設定(兄弟)の割に最後は収まるところにおさまってて良かった。進展や盛り上がりはあんまりなくてぐるぐる期間(頁)が長いけど、実の兄弟ならむしろ当たり前だと思うのでキャラの心情に寄り添って読む感じです。実際人の心の動きってこんなものだろうし、そういう意味ではリアリティあるかと。個人的には好きだけど、エンタメ性を求める人には向かないかも。
エ□も求めてないからなくていいんだけど、接触シーンはもうちょっと欲しかったかな。 -
オチが秀逸2018年9月26日個人的に同作者「Life~」よりはこちらを推します!サンプル頁から受ける普通のBLのイメージが中盤から変わってきてラストが今までのBLにないオチ(?)でとてもよかった!
男(or仕事に生きる社会人)であるが故のプライドと同社内のライバル関係がイイ感じに噛み合って凄くよくできてる。とても良いハピエンだと思いますけど、コレ会社が違ったら悲劇オチですよね笑(笑って良いのか謎だけど)。
個人的にはこの二人のその後を引き続き読みたいけど、テーマ的に大事なところは全部描写されてるので新しくテーマとか要素を再構築しないと続きをかいてくれなさそうだなあ…。
既刊どちらも詰め込んで1冊にしてる感があるので、もっとのびのびと2冊とかで1作品描いて欲しい作家さん。現時点で★4.2だけどもっと高くていいとおもう(個人的にBLで★5はほぼつけないけどこれは良い)
あ、恋愛脳の方向きの話ではないと思うので、仕事もプライベートもどちらも大事だよねという価値観の人向け。 -
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★x3.52018年9月26日他レビューのとおりイントロ(サンプル)の割にMというには普通。もっとMっぽい騒動を期待していたのでそういう意味では肩すかしかな。
BLとしては普通に楽しめました。いいね
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片方がマイナス印象からのスタート2018年9月26日思いの外BL要素は少なめで安易にくっつかない話で楽しめました。シングル父の養育葛藤を主軸にどれだけBLを突っ込めるか、というバランス。ノンケ子持ち相手なら納得の展開速度で良いと思う(そもそもマイナススタート)。後半一見くっついたかにみえて、好きの程度や心の落としどころ(納得具合)がまだ曖昧な所もありつつ、現実との間でどう折り合って腑に落ちるかみたいな描写もあって、そこは結構リアルな感じがする。
しかし、BLに限らず子持ち離縁ものを見ると「一度決まった親権がそう易々と移るか!」ってツッコミたくなってなかなかスルーできない…。最初の親権をどうするか、という話ならともかくね。娘は可愛い良い子!いいね
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★3.82018年9月26日表題作が気になったので購入。ノンケゲイのCPですが、元彼?とのゲイ同士でよくあるグダグダな関係がよくわかる話。軽いのでそれほど苛つくこともなく、自分はこれはこれで楽しめました。2本目は他レビューにあるとおりの他書リンク作品で、こっちの方が発行は先なのかな。「それなり」全2巻が気になってて、こちらの表題作も読む気があるならこちらを先に読むのが丁度良いと思います。読まなくても問題はなし。
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ノンケ同士2018年9月26日ノンケ同士にどうやってきっかけを作るか、という導入の設定と展開が面白かった。人間、中長期的に疲弊して判断力が鈍ると突拍子もないことやるよね。ゲイだと嘘をつく背景もちゃんとあるので(友人にバイがいる)設定に無理がないし、態度や言動がしゃくに障るという元々の犬猿ぶりが作中描写でしっかり描かれているのすごくいい。
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ちゃんと社会人視線2018年8月1日2016年10月15日発行、196頁。
恋愛主体で進む社会人BLですが、受け攻めそれぞれが衝動的ではなく、今までの経験に乗っ取って躊躇したり熟考したりしてどう行動するかしないかを決めながら話が少しずつ動くので、その辺りが社会人ものらしくてよかった。
中盤登場する女性キャラが1回しか出てこないのに3役割こなしてて構成に無駄がなさすぎて笑った。攻めのモノローグは少なめだけどむしろ絵でちゃんと微妙な感情の変化が表現されてるので十分。
自分の性にもよく合ってたので、この作家さんの他作品は紙で買おうかなと思っているところです(良作は紙で読みたい派)。いいね
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あなたならどう考えるか2018年7月20日2012年10月発行、1巻172頁。ARIA創刊時に連載開始したお話ですね。
本作は類型の事件が起きる度に過去何度も話題にされた時事ネタがテーマになってます。
他作のレビューでも書きましたが、この作家さんは頭空っぽにして何も考えずに読める作品はほぼ描きません。問題提起型で一つの筋道は提示しますが、読み手に考えさせて判断を委ねるお話が多いです。エンターテイメント性を期待して読むのは間違いですね。エンタメ希望なら他作探した方が良い。
「こういうときに自分ならどうする、どう考えるか」ということを考えながら読むのが苦痛じゃない人にお勧めします。
個人的にはなるしま作品の中でも上位で好きなお話です。(最後の最後まで細かいところで何が誰でどういうことなのかわからない・わかりにくい所が残るので、ソレがまた良いところ面白いところだと思うんですけど。最近の人は分かりやすい話がいいのかなあ。それはつまらないと思うなあ)
ちなみに本作で登場する某人は、無関係の別作品にも登場します。いいね
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テンポがおかしい2018年7月12日原作小説がそうだからなんだと思いますが、事件で騒ぎがあってごたついている(ちょっとしたアクションが入る)のに、それを尻目に周囲の登場人物が延々と会話を続けて事態が膠着とか、状況に全然即してない。時間の流れ方を全く意識できてないタイプのお話の典型。漫画のように視覚化するとおかしさがかなり際だちますね。
キャラクターはそこそこ面白そうで、漫画としては絵柄も見やすいですが、序盤から話がこれでは続きは期待できないので分冊3巻まででやめときます。原作小説読んでも違和感を覚えそう。いいね
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マニア向け医療系漫画2018年7月7日連載開始時から注目の作品。医療系漫画は近年多少まともそうな物も増えましたが、考証がイマイチなので基本読まないのですが、ここに来て病理に焦点を当てるとはマニアックな!という驚嘆を裏切らず、なかなかリアリティがあってエンターテイメント性も持たせて描かれている良作です。勿論題材の中に違和感が含まれることもあるけどそれも従来作と比べると極少だし、それぞれの立場の現場の人間の気持ちがしっかりと理解されて描写されてると感じられるのはすごい。(自分も医療系の片隅にいる人間なので共感出来るところがちらほらと)
それぞれの症例でテーマがしっかりしていて色んなパターンが描かれていて、短編長編どちらもあってメリハリもあり楽しめます。 -
異世界チートもの2018年6月21日定番の異世界チートものだけどチート能力があまり明瞭ではなくどうやって活用するかとか見るのも楽しいし、設定とか世界観もしっかりしてるし、比較的理詰めで小気味よくテンポよくキャラクターの関係性もあまりドロドロしてなくて主人公がアレだから恋愛要素もほぼなくて個人的に良かった(一文)。気持ちよく読めます。
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