子供の頃の体験がトラウマ、というか、性癖になってしまったんですね。普通だったら起こり得なかったけれど、小児性愛者と出会ってしまった為に、趣向が変えられてしまった。そして結局、この主人公達は、それが一般的には異常とされる事であっても、もう身に染み付いた性癖だから、開き直って受け入れて、閉じた世界で前向きに生きようとしている。だって、過去を変えられないなら、もうこの異常を抱えて生きていくしかないから。でも、薬に依存していそうだし、決して明るい未来ではないだろうけれど。…現実っぽいなあ。私も子供時代のトラウマによって引き起こされたある種の趣向から、抜け出せずに生きてきたので、ちょっとわかる気もして、結構怖い。普通って、なんでしょうね。