オメガバースの魅力である、運命の番。ちゃんと出会ったのに違う選択をした二人と、その番のお話。一度では理解できない部分があり再読。なるほどと思うものの理解しがたいもやもやが残りました。こういうオメガバースがあってもいいと思いますが、私には重すぎて向かないかなと言うのが半分です。作家さんの別作品、落果と密果でも感じた陰湿さがぐーっと迫ってくるので...大我とか倫とか(>_<) 二組それぞれにお子が出来てちゃんとした絆で家庭ができる──最後がなかったら報われないお話かな。作家さんの世界観はどれも難しいです。