某イラスト投稿サイトで投稿されていた作品が書籍化され、商業デビューされたのがとても嬉しかったです。
静かでともすれば淡々としているけど繊細な描写が大好きでした。
商業デビューされてから(何目線だよという感じでおこがましすぎるのですが)絵がさらに上手くなって洗練されて、ストーリー展開もわかりやすくなり、しかし自分の好きだった静かさやほんのりした暗さがなくなっていくのがとても寂しく、先生の作品を読むことから離れていました。
久しぶりにこちらの作品を読み返し、やっぱり好きだなあとしみじみしました。
それを機に最新作なども読みんでみて、確かに自分の好きだった淡々とした部分や暗さは無くなってしまったけれど、丁寧で繊細な描写はそのままで、やっぱり先生の作品が好きだと改めて感じ、既刊をまるっと購入して読んでいます。
作風が変わってしまった……と悲しまれている方がもしいたら、確かに変わったけれど先生の作品の繊細さは変わっていなくて、変わらず最高なので読んでほしい!と声を大にして伝えたいです。