次から次と「と、思ったでしょ?」と、はらだ先生のニヤッとした顔が福の企んだ顔と重なります。いや、先生のお顔知らないのですが。一括りにすれば執着粘着ものなのですが、それだけでは語れないのが流石の先生。攻である福の真相が最後まで、いや読み終わってもわからないです。何処から何処までが計算だったのか、計算を間違えて失敗したと思いきや、え?それも計算??と思わせたり。受の笑ちゃんが幸せであれ…と願わずにはいられないです。リクはどうやらかなり歪んだ傍観者でしたが、この子もかなりの闇を孕んでいて、欲しい人が現れたら福と同じようになるのかとゾクッときました。美門さんも…もしや…と疑ってしまうし、笑ちゃんとカズノリだけがオアシスです(笑)いやー………バッドエンドでもなくメリバでもなきゃハピエンでもなく、満足感のある後味の悪さというか…読後は「はらだ」です。