アニメで興味が湧いて先の展開が気になって1巻を購入。
読んでみて思ったのは、『あぁ、この子はどんなに今の環境が惨めでも、心根が未だに施されるのが当たり前だって考えてるお姫様なんだなぁ』でした。
まず、自分の欲しいレベルのもので無ければ好意や善意を建前でしか受け取らないプライドの高さが鼻に付きました。他人に優しく出来ない人は他人からも優しく扱われない、という典型だと思います。
そして何より、想定以上に彼女の心の中が陰鬱で、欲求不満のくせに全部他人任せだし、世界で一番不幸ですって態度で仕事をして…って、耐え難くて無理でした。いくら境遇が不憫でも、現在の環境は自分で作り上げたものだし、それを嘆かれてもなぁ…って感じです。あなたもう大人なんですよ！愛想笑いくらいしませんか？って大声で言いたい。
こんな人が側に居たらそりゃあ妹だって荒ぶるし歪むわな～。自分の親に不満を持ってる人が同じ家に居て毎日会うんでしょ？精神的にたまらんわ。
はぁ…。安易にドアマットヒロインものに手を出すんじゃ無かったと凄く反省しました。スパダリ旦那のビジュアルにときめくくらいしか救いが無くて、明日のメンタルどうしよう。。。
両親はマジで外道だと思うし、妹もこの家の子だなぁって成長具合だけど、ヒロインもまた無欲・無気力なフリして他人からの好意を期待して待ってるだけの子だし…、みんなそれぞれ業が深いなぁって思いました。
まぁ、まだまだ序盤ですし、人気作品を1巻で切るのは惜しいので、完結したら一気読みしたいと思います。
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