BLというか漫画全般は雑食なのですが、変に言葉や台詞が文学的過ぎたりすると取ってつけた感じがして冷めてしまうけど、この作品はエロやキャラの造形のバランスが良くて無理していない気がしてすんなり読めました。
自分は異性愛漫画の可能性に限界を感じでこの数ヶ月BLの海域へと手を延ばしてきた口なので、むしろどんなテーマと掛け合わせても大歓迎なタイプだから尚更面白かったです。BLは属性やら好みがわかり易く枝わけされてる部分も多いようなので、拘りが強くて受け付けないって読者もいるんだなあとレビューを読んでいると思いました。
BLをある程度読むとパターンは見えてきてしまいますが、作者さん自身の興味や個性が結構出ている内容に感じたので、私は楽しかったです(^^)