難聴を題材にした作品、いくつか読ませていただいてますが、この作品はレベルが段違い…というか、同じ括りにした私が間違いでした。
まさに、至高!!
バイオリンが全ての音大生との掛け合わせに驚きました。でも、不思議とパズルのピースがはまるように、お互いの足りなかった"何か"がはまっていく感覚。静かに流れる時間が少しずつ距離を縮めていき、自分の中の"何か"が本当に少しずつ変化していく…
今まで沢山漫画を読んでいて、こんなにも静寂さを感じる紙面は初めてで、五十鈴とトウカのやり取りを、その場で見ている感覚になりました。
2人の気持ち(孤独や焦燥、悲しみなど)がすごく伝わってきて、切なかった。
心が繋がっていく過程が、とても響きました。
まだ完結してませんが、色々すごく考えさせられました。
完結を楽しみに待ってます(*^^*)