高嶺の花は散らされたい、の続編。
連雀さんは相変わらず高圧的な雰囲気ですが、ハナのことをとっても大切にしてるのがわかります。
ハナも変わらずアホで前向きでかわいいです。
ハナのパンツフェチも健在です。
ハナの弟とは和解したものの、親との関係は最悪のまま。当て馬っぽい上司に連雀さんの気の強い妹など、ハナの周りの環境は決して良くはないのに、基本能天気なハナの性格のお陰で重くなりすぎず、軽いテンポで読み進められます。
連雀さんの妹登場で、家のことは軽く触れられますが、詳しくはでてきません。
あまり自分のことを話さないし、細かいことには拘らず、ハナと仕事のことだけに心血を注いでいる感じなので、この先サクッと家のことが出てくるのかなって感じです。
Ωの生きづらさを描いてあるんだけど、重くなりすぎず、かといって軽くなりすぎることなく読めるお話です。