修正甘め、話の内容はしっかりな作品。1巻の絵が古さを感じてだいぶ購入を躊躇ったけど、読み始めたら止まれずに全巻購入してしまいました。合意なしのエチから始まりますが、お互いに好きになります。長いシリーズものだからこその、キャラも話もしっかりと確立されていて、1巻ごとに成長していく内容なのは安心感と見守りたいのとで、あれだけ迷った作品だったのに何度も何度も読み返しています。攻めの真矢は男前でなんでもできて一途な男の子。これはよくある王道キャラです。そして受けの眠傘くん。この子がなかなかおもしろいキャラです。マジメで勉強が1番なんだけど、決して陰キャではなく、かといってなんの魅力があるのかというと、なにもないような。。エチをし始めたらそれなりにエロいですが、別に色気があるわけじゃなく、エチ中もマヤのこと叩いて怒ったりするし、かと思えば泣き虫くんだったりします。話はどの巻も好きなのですが、特に6巻あたりから9巻にかけての愛情と友情の境目の難しさの話がおすすめです。真矢は眠傘が好きなだけで同性愛者ではない。眠傘くんは真矢しか知らないからゲイなのかも。それなら真矢に、すごく気の合う男性友達が現れたら?異性恋愛なら、男の友情に嫉妬しつつも自分は異性だという安心感があるけれど、男同士の恋愛の場合は、、友人の前でくだけた表情や見たことのない表情をしていたら?真矢はゲイではないから不安に思う必要はないはずなのに、たまらなく不安と猜疑心に苛まれる。同性恋愛の難しさ。シリーズものをじっくりしっかり描いてられる作者さんの手腕と申しますか、とても読み応えがありました。基本この作品は日常の2人の話なのですが、シリーズを通して読んでいると伏線が沢山あり、それを見事に回収されているのがお上手で楽しいです。
1巻ごとに成長があり、本気で別れそうな2巻は胸が痛く、9巻は真矢があんなになってしまう姿は貴重だし、他の巻も溺愛や眠傘のモテ期などがあり飽きることがありません。眠傘くんが段々かわいくなってきて、真矢推しでしたが今は2人とも大好きです。彰と縞川さんのお話も九谷さんと沖野くんの話しも大好きです。あとあと、背景や小物の描写がとても細かくて綺麗で、こういう丁寧な作品を読むととてもお得な気持ちになります♪18キンですが酷くしないでplus+もおすすめですよ。