新刊作者さん買いです。今日のコミックス発売日をとても楽しみにしていました。しかも電子派にも嬉しい紙と同日発売!出版社さま&シーモアさん、ありがとうございます!
さて本作品は、登山サークルの宝先輩×方言が可愛いピュア男子・大進のお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで特大ボリュームの272ページ。ペットのインコが亡くなって泣いていたところを慰めてくれた宝先輩を追いかけて上京してきた大進。同じサークルに加入し、少しずつその距離が縮まって…というお話。みんた先生が描く男子ってなんでこんなに魅力的なんでしょうか?大進の方言も可愛いし、一途でまっすぐでピュア。目が印象的で、あんな澄んだ目でジッと見られたらそりゃ誰でもコロッと落ちちゃいます。宝先輩もクールで一見ぶっきらぼうなのに、世話焼きで優しい。ビジュアルもすごい良いし、髪結んでるのとか色気もすごい。そんな二人の体格差がまた最高で、各話の扉絵(と言うんでしょうか?)のくっついた二人のご褒美ショットを見る度、あっ尊い…萌え…拝…を繰り返しています。ずっとミステリアスだった先輩ですが、5話目で先輩目線のエピソードを挟んだのがすごい良かったと思います。先輩の人格を形成する幼少期の経験とか家族との関わりが分かったことで、先輩の気持ちがよりよく分かるので更に寄り添いやすくなったし、溺愛系になったことに対しても説得力が出たと思いました。描き下ろしも尊すぎて声になりません。すごい時間を掛けてくれているのがリアルだし大進を大事にしたい気持ちの現れみたいで、読後の多幸感がすごい。単話で追われていた方も買って損なしの1冊です。