作者さんが22年冬に1か月で3作品(4冊)も単行本発売してたうちのひとつ、明るい闇オークション話。三作品、みな毛色が違うのに全て高品質BL素晴らしい。
闇オークションで売り物となったけど誇大広告で結局2円で売られた青年、しかも送料がかかるからとキャンセルされてしまった。闇オークションマネジャーが在庫処分のため2円で買い取り好きなところへ行けといったら、その青年は奉仕したいとずっとついてきて、、という始まり。闇オークションなんていう特殊設定なので、もちろんツッコミ所はたくさんあるんだけど、(少なくとも私だったら2円以上は出すね。。)それを上回るスピード感ある展開と小ネタや会話の面白さで細かいこと気にせず楽しめます。設定はざっくりとしてるのに伏線はられてたりして上手いな〜って思う。エチもけっこう濃いです。修正要らずのあそこの描き方も違和感なくて良い。
ほぼ同時発売の3作品のうち私としてはコメディアンブルーが一番好き(レビューも一番高評価!)で、次がこの作品かな。テンポよい笑える会話コメディとしんみりを混ぜて描くのがすっごく上手なんですよね〜