ジャケ買いです。試し読みもして、好きな絵だと思ったのもあります。あらすじにも惹かれて読んでストーリーがまたまた好きな感じで、堪能しました。人間不信な主人公は偶にある設定ながら、作品中、不必要な暗さで主人公が陰気になりすぎない設定や、気持ちの変化と向き合うシーンではストーリーの中で相手を受け入れる自然な描写がされていたり、エンディングまでの流れがとにかく自然で無理がない感じがすごく好きで、良かった。切ない思いとか、もどかしさとか、感情の描写がキャラの表情で読み取れる画力も、キャラが存在している空間が、実際の風景を見ているような、ドラマのシーンみたいでキレイで、世界観に入り込める感じも、よかった。知らずに同じ作者の作品を買っていたので、毎回同じように感じていることにも驚きました。次からは作者買いって言ってもよさそうです。ストーリーのしっかりした作品が好きな方にはおすすめです。