ネタバレ・感想ありニューヨーク・ニューヨークのレビュー

(4.7) 167件
(5)
136件
(4)
24件
(3)
4件
(2)
1件
(1)
2件
愛の物語です
2025年3月16日
シーモア島でSALE &お勧めされていなかったらおそらく出会えなかった古い作品。読めて本当に良かった!

一読して読み返すと、出会った時の2人がまだなんて不完全で未熟だったのかとため息が溢れるほど。一目惚れした金髪碧眼の美青年メルを、若く美しい故に無自覚に傲慢なケインは何度も傷つけてしまいます。次第にメルの過酷な過去を知り、それでも慈悲深く自分を愛してくれるメルに答えるように、本当の愛を知り成長していきます。

二巻では悲劇的な事件に遭遇したメルが、九死に一生を得たものの、心に蓋をしてきた悲惨な過去が噴出して精神のバランスを崩してしまいそうになります。今度はケインの確かな愛情が、時間をかけて彼を癒していきます。

書けば簡単なようで、その過程で2人に降りかかる傷の痛みは壮絶です。それだけに、結実した2人の愛が強固で眩しいです。まだ同性愛が神への冒涜と考えられていた時代のマイノリティの苦しみを正面から描いた作品でありながら、同性とか関係がない愛の物語だと思います。

読み終えた後しばらく帰って来られないような、読み応えのある作品を読みたいときに是非!
メル
ネタバレ
2024年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ ゲイカップルの人生をリアルに描かれています。
読み終わったあと、なんとも余韻に浸ってしまう作品です。
今ではここまでではないのでしょうが、
昔のゲイカップルは辛かったのだろうなぁと推察できます。
メルが、健気すぎて天使みたいです。
最後のエリカ視点のお話、とっても好きです。
上手な完結の仕方だと思いました。
本当の愛が描かれた物語
2024年10月21日
BLが無理と言ってる人にも読んで欲しいです。マイノリティの苦悩や根拠のない偏見がどれ程人を傷つけるのか、でもそれを乗り越えようと支え合う美しさとか、、きっとこの本は何回も読み返すと思います
いいね
0件
軽率に読み始めてはいけない…
ネタバレ
2024年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLというジャンルで括って良いのか疑問に思うくらいの重厚なストーリーでした。正直読むのがしんどい。次から次へとつらいことが起こり、心が休まる暇が無いです。
1巻だけでも、相棒の裏切り・同僚の死・母親の反対・浮気・メルの過去の話など、これでもかというくらい苦しい展開だったのに、やっと幸せな展開が待っているのかなと思った矢先の2巻よ……つらすぎるでしょ…
現実にありそうな問題もたくさんあって、とても考えさせられる作品でした。
いいね
0件
心にずっしり来る
2024年7月19日
一つ一つの場面に訴えかけてくるものがあって常に休むことなく表現が畳み掛けられています。考えさせられます。
いいね
0件
重い、、、名作です
ネタバレ
2024年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLという生やさしい作品じゃないですね。当時のニューヨークの、実際知らないけど雰囲気がすごくあります。アメリカンジョークとかがイマイチピンと来なかったり。メルがね、本当に不憫でならないけど、ケインという光と支えがあって、晩年は穏やかに過ごせたんだろうと思えたのはよかった。号泣です。
心にずっしり響く名作
2024年7月6日
同性愛がタブーな空気感がまだ強かった20年近く前に人生で初めて読んだBL作品です。
職場バレ、カムアウト、HIV、周囲との関係、結婚・・・男性同士の恋愛で直面するであろう問題をニューヨークを舞台に繊細に描いていて、ハリウッド映画を見ているかのような感覚で気づいたらイッキ読みしていました。
攻めのケインは、しょっぱなから浮気するし、ストーリー通してだいぶ身勝手ワガママ王子なので、彼への好き嫌いが分かれるかもしれないです(私も最初は好きになれなった笑)。でもここぞという時に男らしくバシッとキメるので、受けのメルと一緒に私も絆されました笑
赤僕に負けない傑作!
ネタバレ
2024年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ LGBTQなんて言葉もなかった時代に、性的マイノリティへの偏見を真正面からとらえた傑作です。羅川先生の絵のため、生々しく描かれますので、読むのはしんどいです。メルばかりなんでこんなに苦しい人生を歩むの、せっかくケインと出会えたのにさらに、とか辛いです。でも、天使なんですよねぇ。ちなみに、ケインの里帰り時に、母親がケインとメルが車の中で…のシーンに遭遇して「気持ち悪い!」と走り去るシーンは忘れられないですね。
夢中で読んでしまった!
ネタバレ
2024年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻もあるしのんびり少しずつ読もうと思っていたのに、途中から止まらなくなって、一気に読んでしまった。メルの生い立ちが不幸すぎるのに、優しく高貴で最高に素敵なキャラクターだった。二人の生涯が描かれた作品は少ないので、最後まで見れて良かった。最近のBLとは一線を画した素敵な作品でした。
いつまでも名作
2024年5月28日
ネタバレしたくないので詳しくは書きませんが本当に
良かったです
名作は時代を問わずいつ読んでも素晴らしいんだと
つくづく感じた作品でした
名作
2024年4月11日
BLというジャンルにはおさまらない壮大で壮絶なお話です。舞台もアメリカなので長い映画をみ終わったような読後。性的マイノリティとか他にも重厚な内容で、読むのに覚悟がいるし、好みも別れそうですが、とにかくメルが生き抜いた人生をみてほしい(涙)ケインと出会えて良かったけど、もう少し長生きしてもっともっと幸せになってほしかった!と切なさが残りますが、メル自身はそれも受け入れて穏やかに笑うんだろうなぁ。ケインとメルをみていると、すごく羨ましいです。あんなに想いあえるパートナーに出会えたこと。私の語彙力じゃ上手く伝えられないので、他の皆さんのレビューみて欲しいです。皆さんのレビューにまたグッときました。
この作品、20年ほど前、子供だった時分に読んだ時は全然面白くなかったんですが、今読み返して良さを理解。逆にあの頃はまってた同じ作者さんの赤ぼくは、今読んだらはまれなかった。歳もとったんでしょ〜ね。でも20数年前にこのテーマを少女漫画で出したとこが何かすごいですね。
名作
ネタバレ
2023年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 古めの作品でしたが、島での評判に釣られて購入。これはBLの範囲ではなく、虐 待同性愛についての家族、周りの知人など様々な人達の反応を、本人らが受け止めていくにあたっての気持ちの狭間ををを見ました。色々辛いシーンなどありましたが、ラストで心が救われました。
感動‥心揺さぶられる作品
2023年12月3日
この作者さんの他の作品にハマって、こちらに辿り着きました。軽い気持ちから読み進めるともう止まらなかったです。素敵な作品って表現では足りない、同性愛がベースのすごく重厚で内容の濃いストーリー。胸を打つ場面がたくさんありました。だいぶ前の作品ということで少し古臭さはありますが、ストーリーに引き込まれてハラハラドキドキ、所々で胸がぎゅんっと締め付けられました。読み終わっても余韻で涙するくらい。メルの幸せをもっともっと存分に見たかった。色々な場面やセリフが心に深くささって今後も忘れることはないと思います。ヒューマンドラマとしてたくさんの人に読んでもらいたいな。
ずっとずっと大切な作品
2023年10月19日
発売時から繰り返し読んでいた大好きな漫画です。
純粋なメルと愛し方に葛藤するケイン、2人が愛を育む姿にも感動しますが、ケインの両親やケインの上司ブライアンとのやりとりも大好きです。
特に2巻のエイダの台詞にとても救われ、大人になった今も忘れられません。
やっぱりラストに泣いた
2023年9月22日
25年前に衝撃を受けた作品です。
久々に読んでやはり泣けました。
私にとってケインとメルは実在していた感があります。
BL漫画ではなく人間ドラマの物語
2023年9月18日
ゲイであることを隠してニューヨーク市警に勤める男と、マンハッタンで偶然出会った理想の男との愛とヒューマンドラマを描いたお話。
こんなに重くて苦しい漫画は初めてではないでしょうか。読後はしばらく呆然としてしまいました。メルに降りかかる様々な不幸と試練。なぜメルがこんなにも辛い目に合わないといけないのか…。理不尽すぎる出来事ばかりで辛く苦しいのに、メルがいつでも涙を流しながらも強く生きている姿は、胸が痛くなると同時に生きることが苦行の連続であること、そして幸せは儚いからこそ輝いているということを重く心に訴えてきました。ケインとの愛の軌跡もやり取りもとても素晴らしいのですが、メルが人生を生き抜いた力にこそ感動しました。
映画よりドラマチックなメルの物語や、ゲイの生き方、周囲の捉え方など、こんなにも深いお話をBLが流行るよりずっと昔に描いた作者様の努力と知識は本当に凄いとしか言いようがありません。何年経っても色褪せない、不朽の名作だと思います。
素晴らしい作品!!
ネタバレ
2023年9月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 数え切れない程のBLを読んできて、泣いたり感動したり素晴らしい作品がたくさんありましたが、こんなに涙が溢れて仕方なかった作品は初めてです。
作品のことは以前から知ってましたが、あらすじを読んで、波乱万丈、悲しいストーリーなんだろうな、と、なかなか読む勇気がなったんですが、読めて本当に良かった。
メルの生い立ちが、何度読み返しても悲しくて切なくて。
でも、ケインに出会えて本当に良かった。
自由の国であっても、偏見に立ち向かわなければならない苦悩を知ることができました。
この作品に出会わせてくれた羅川先生にお礼を言いたいです。
また先生の素敵なBLに出会えますよう!
自分は自分であるということ
ネタバレ
2023年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今も昔も変わらないのはきっと、普通という概念から外れていることを受け入れて認める事。ケインは警察という組織の中でひたすら自分を偽っていくしかなかった。そこに現れたメルとの出会いが全てを変えていきます。ケインとメルが互いを思い遣って、時を過ごす。諍いがあったりもしますが、それは生きてる人間だから。生き生きとしたふたりがとてもいいです。時代が違うので、少し今とは違う状況もありますけど、根底にあるものは同じですよね。ケインの同僚のエピが切ないしやるせない。差別や悲しい想いをする人がいなくならといいですね。
何度も読みたくなります。
ネタバレ
2023年7月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初、特定の人と付き合うという一般的な恋愛価値観で読んでいたのですが、そうするとすごく不誠実な人物だな…とか、なんで裏切られたのに許せちゃうの?なんて思っていたのですが。
よくよく読むとこれまでの生い立ちから恋人を作る事が考えられなくての現状だとか、自分には思いもつかなかった感情など繊細に描かれていてずっと半泣きで読んでしまいました。
苦しくなる展開続きですが大好きなお話です。
いいね
0件
やはり名作
2023年7月23日
名作、BL作品の金字塔、などと言われていることは当然知ってたし是非読んでみたい!とも思ってたけれど、
皆さんのレビューを見るたびに怖気づき躊躇すること数十回。

今回のSALEで思い切って遂に購入、読了。
やっぱり名作だった。

これはBLではなくゲイの人達の…云々と言われてる方もいるけど、作者の方もBL作品の認識はないと言うけれど、やっぱりBL作品だと思う。
よくあるようなファンタジー要素はないし、ご都合主義もない、差別も偏見もあるしトラウマもある。
でもやっぱり最後には夢や希望を見せてくれる、愛っていいなと思わせてくれる、地に足がついた立っっ派なBL作品です。

出会えて良かった。
これからも繰り返し読んでいきます。
ぜひともこの機会に。
ネタバレ
2023年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 明日までの半額セール。
本当に良い作品です。
アメリカのゲイに対する考えが差別的だった時代。
二人は出会い、愛をはぐくみ、幸せの絶頂のときに、メルの失踪とシリアルキラーによる拉致・監〇。
まさかの、驚愕のストーリー展開。
さすが羅川先生です。
赤ちゃんと僕のとき読んでいましたが、本当にストーリーの根底がしっかりされていて、よかったです。
事件後のストーリー展開もあり、二人の最期までも描ききっていて、読んで損なしかと思います。
いいね
0件
読んで良かった
ネタバレ
2023年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻では黒髪ケイン25歳と金髪メル22歳の出逢いから濃厚過ぎる1年間が描かれています。事件に巻き込まれたツラさ、ケインは自己中心的過ぎないか…?という呆れ、メルの生い立ちの悲壮さ、家族や友人同僚をも巻き込んでのケインの精神的成長…なんかもう内容が濃くて、絵も濃いし…目撃してしまったケイン母の衝撃がこちらにまで伝染してきました…その後の母の変わり様がまた良かった。1巻だけでも充分な満足感がありましたが(一応の区切りはついているように思いました)、続けて読んでみようと思います。1巻総358ページ、2巻総382ページ。出版社フェアで半額購入。〜・〜2巻は、猟奇殺人事件に巻き込まれた話。被害者が2次被害を受ける苦しみ…。ラストのエリカのパートの温かみが良かったです、1・2巻共にメルもケインも苦しみが多過ぎた😢
ああ、あの頃は…
2023年7月17日
こんな感じだったなあ、と思います。性的マイノリティの話は多くの者にとっては他人事で、女性オタクにとっては、心を揺さぶられる題材でした。2巻まで全て読み切るのに(あまりにつらくて)ずいぶん長い間「お気に入り」に待機させていました。当時より時代が進んだ今、少しは暮らしやすく、人々の認識も変化していても、それでも多数派の無責任発言に、心傷つく人もいる。そのようなことを思い出させる作品でした。2巻の後半部分のその後のエピソード部分には救われた感じでした。本当に名作です。
いいね
0件
泣ける
2023年7月11日
「花とゆめ」雑誌掲載中に読んでいました。今懐かしい気持ちで読みはじめ、こんなにも泣け考えさせられる作品だったかと驚愕しました。花とゆめに掲載されていたことに驚きます。名作です。
メルはどんなときも諦めず生きぬいたと思う
2023年7月9日
すごく重厚なお話です。
LGBTQや人生について考えさせられ、ところどころ人として刺さる名言や気付きもある、とても深い秀作。

まだゲイという言葉さえあまり聞かない頃の作品。
アメリカ人二人の生涯が描かれています。
それはとてもリアルで、胸に迫ります。

恋愛の仕方、ゲイとしての苦悩や周りの人々の理解の有無に焦点が当たっています。
輪をかけるようにとても苦しいエピソードや差別的表現、展開があり、まさに試練。

1巻はメルの生い立ちが悲しく、早く救ってほしいと願っていたのに、ここってときにケインのありえない裏切りがあり、ふざけんなと思ったのですが、耐えて耐えて。
口コミもいいし、ここまで来たら2巻へ。
事件に巻き込まれ急展開が続くのですが、ラストにグッときて感動しました。
2巻までを強くオススメします。


昔、息子がゲイであることを認められない母の苦悩するシーンがある漫画読んだな、今読むと感じ方が違うだろうなと思っていたときに、再び出会った本作。これも運命かな。
こんなに壮大だったんだなと改めて感じました。

精神的に余裕があるとき、もしくは覚悟を決めてから是非。心に残る秀作です。

ストーリー◎ゲイ社会のリアリティにせまる。
心理描写◎メルの心に焦点を当てて読んでください。
どんなに酷い目にあっても相手を憎まず、真っ直ぐに真っ直ぐに生きています。
健気さを全面に出さない表現力。心の美しいメルに脱帽です。こんな人間になりたかった。
画力○
キャラ◎メルが女神です。幸せになってくれ。
エロ○ありますが、見えませぬ。
メイン以外もありますが、なんとか耐えてください。
読み応えあり、感動
2023年7月9日
島でおすすめされていた作品で、セールになっていたので購入しました。時代としては古いものですが、読み応えのある分厚い小説を読んだかのように内容が濃くて、主人公達の人生に、涙なしでは読み進められませんでした。2巻を読むのも楽しみです。
いいね
0件
作者買い
2023年4月6日
昔、作者さんの『赤ちゃんと僕』を好きで読んで時々感動で泣いていたので、BLを書かれている事を見つけた時はびっくりしました。で、読んで見たらさすがです。BLとしてのエロ要素は薄めですが、内容が濃い。しかも、最後は二人の人生の最後まで書かれていて、他の皆様も書いていましたが、質の良い映画を一本見た気分です。
読んで損無し。さすが羅川先生でした。他の作品も気になるので、先生の作品を買い漁ってしまうかもしれません。
いいね
0件
名作中の名作
2023年4月3日
同性愛について、難しいところをこんなふうに描けてる作品はないと思う。初めてみた時衝撃で何度も何度も読んで涙した。同性愛にも、そうでなくても、大切な人をさらに大切に思える作品。価値観とか、精神的なところを刺激してくれる作品です。
この作品が描かれてる頃はまだ同性愛者の方の肩身が難しかったと思う。
そんな頃にこんな作品が奥深く作られてることは、羅川さんの見えてる世界が、どんなものなのか、他の作品も含めて人の心の大事な所を、上手く表現してるその才能に感銘を受けました。
みんな読んでほしい。
ストーリーが、本当に素晴らしい
いいね
0件
BLではない
2023年3月27日
いわゆる腐女子や貴腐人達が夢見る、美麗な漫画や耽美な小説にある、美少年や美青年のファンタジーとは違う、リアルなゲイのお話です。
描写だけみれば、今のBLの方が余程にあからさまなかも知れませんが、内容は重く、現実的です。
切なく悲しい男同士の恋物語は、軽くBLを読みたい方には不向きかも知れません。
それでもこの作品は男同士の恋愛漫画として、金字塔的な作品であると思うのです。
なつかしい
2023年2月27日
中学二年の時に読んだもので、20年以上前になりますがとても印象に残っていました!
今読んでも素晴らしい作品です!
いいね
0件
1番泣いた
ネタバレ
2023年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ や〜〜〜これは泣いた。苦しいほど泣いた。今まで読んできたBL作品の中で1番泣いた。なぜもっと早く出会わなかったのか後悔した。もっと色んな人に読まれるべき。レビューを書くのに上手く言葉に出来ないほど重く辛いストーリーですが、2人の幸せを願わずにはいられません。何故メルがこんなにも辛い目に遭わなければならないのか…このストーリーを考えた作者さん凄いなと思いました。1巻ではケインの軽さ?というか価値観の違い?というんでしょうか、それに対してメルも読者である私も戸惑いましたが、だんだんとメルを大切に大事に想うようになり安心しました。(メルの元カレと寝た時は流石に言葉を失いましたが…)ケインが「結婚しよう」と言った時には、うおーーー!!!!と言ってました(え)いやもう本当に2人には幸せになって欲しくて…親に対する問題とかメルの過去とかそれを乗り越えたからこそより強く絆が結ばれて良かったと思ったのに…2巻では驚きの展開で辛くて辛くて…途中2人が崖から落ちた時は死んでしまったのでは無いかと思いました。メルとケインだけではなく登場人物のほとんどの人に辛い事がありマージでしんどいです。けどハッピーエンドなのかな?すごく納得のいく終わり方でしたが、その頃には泣きすぎて顔がやばかったです。
今の時代ではLGBTに対する考え方も寛容になっていますが、私の知らない時代の時にはこの作品のように厳しい現実だったのかなと苦しくなりました。今もまだまだ超えていかなければならない事もありますが、多くの人が自由に生きられる世の中になって欲しいです。現実味のある作品だからこそ多くの人の心に残り高評価になっているだと実感しました。
いいね
0件
深く沁みる 出会えたことに感謝
2023年1月18日
電子での総ページ数が、358pと382p!!小説並の読み応え。内容も決してサラーッと流れるでもなく、しっかり最後まで書き上げられている。メルの不幸すぎる展開が盛りすぎではと思わなくもないが、アメリカで“金髪碧眼”であることは、想像以上にこういうことなのかもしれない。
メルがいい奴過ぎて…なんかもう少し穏やかな日々をみていたかった。ハッピエンドなんだけど、読後感は切なさでいっぱい。
でも、こんな素敵な2人の物語に出会えて、気持ちは満たされた。
🍒
2022年12月8日
作者さん買いです。BLなんだけど、この作者さんの持ち味というか何というか・・・やっぱり泣かせられた。心情とかの表現やっぱり凄い。
いいね
0件
映画のような
ネタバレ
2022年11月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 名作と聞いて、読みました。大正解!
映画のように壮大なストーリー、しっかりした漫画という感じ。
まだゲイへの当たりが強かったりする時代の話、事件の被害者になってしまう話で、苦しい事が多すぎる。でもその分、2人の愛が甘く尊い。
いいね
0件
超重量級
2022年10月6日
島でオススメされていた作品。
いや~、重量感がすごかった。スーパーヘビー級。

1巻後半くらいまで、攻めのケインがかなりひどい奴です。
あまりにもケインがひどいので、途中で読むのを断念しそうになるほど…。
だけどメルを愛することで、天然自己中が大きく変わっていく。

1990年代のアメリカ…ドラッグは蔓延し、エイズも不治の病として恐れられ、同性愛者への偏見もすさまじく。
警察官のケインもゲイであることを周囲にひた隠しにしていたのですが、二人の幸せのためにそのスタンスも大きく変わっていく。

次から次へと二人に試練が降りかかり、読んでいてかなり辛いけれど、続きが気になって止まれない。
読み終わったあとは大きくため息をつきました。
なんかもう、いろいろ凄すぎて…真夜中だったけど眠れなくなりました。

胸にズシィィィッとくる作品。
読んでいてかなり辛いけど、読後感はいいです。

読んでよかった。
でも、しばらく読み返せないなと思った。

読み終わったあと、Ben E. Kingの「Stand by Me」を聴いていたら泣けてきた。

痛く、深く、胸に残る作品。
1巻以上に
2022年6月12日
2巻はドキドキしたけれど、ケインはメルの事を何があっても大事にしてずっとメルだけの事を想う素敵な関係でした。
いいね
0件
名作
2022年4月29日
始まりは作者さんの別の作品をアニメで見て続きが気になり検索していたら、この作品に出会いました。読んでた作品が三味線の話なのにBL❓と思いレビューを読みましたが、絵的には昔の感じがして読むのをためらっていましたが、皆さんが昔読んだとか、BLの枠を超えていると言うコメントに私も読み始めました。読み終えた後は色んな感情がありましたが、一言でまとめるならやはり名作❗️でしょう。
学生時代がよみがえる
2022年3月28日
思えば学生時代は男性と男性が恋愛する作品はニューヨーク・ニューヨークとbronzeしか読んだことなかったなぁ、などとしみじみしました。今は電子のおかげで誰に気兼ねすることなくばんばん買えてありがたいです。辛すぎる人生を送ってきたのに、美しい心をもつメルに、幸せになって〜これ以上辛いことなんてありませんように〜と当時も思ってたのになぁ。2巻はまだ買ってないのですが、ラストシーンは今でも覚えていて、とてもすてきで印象的でした。そこだけ読み返すためにも買いたいなぁと思ってます。
いいね
0件
途中何度も…
2022年3月10日
何度もページをめくる手がとまりました。あまりにも過酷なメルの人生に心が痛くて…。でも、結局最後まで読みました。こころの中に色々な感情が渦巻いて苦しかった。でも、最後には二人の幸せを祈りました。マンガなんですけどね。
いいね
0件
色あせない作品
ネタバレ
2021年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昔に読んだことのある作品で、なつかしく電子でも読んでみたくなりました。
記憶違いで、最後が悲恋で終わったと勘違いしてましたが、とても素敵な終わり方でした。大切にしたい作品の一つです。
いいね
0件
ノンフィクション!?涙なくして読めない
2021年10月21日
ゲイについて勉強になった。ほんの30年くらい前は、こんなことが実際あったんだろうな、って想像してしまい、フィクションとノンフィクションが入り混じってる感じ。まず、1巻で二人がようやく結ばれて、2巻はいい感じになるのかなーと思ったら!いやいや、こんな事件起きちゃうの??って、もう心がついていけなくなりました。。。悲しくて悲しくて。。。あまりに波乱万丈な人生で途中読めなくなってしまったけど、きっちり最後まで読みました。幸せな時間が少なかったんじゃないかなとか想像しちゃうと、もう涙が止まらないん。そして、最後に、メルとの出会いを振り返ったケイン。もう涙腺崩壊。2巻とも300ページを超える大作で本当にいい作品です!おすすめです!
いいね
0件
懐かしい!
2021年10月7日
コミックスで昔持っていたものを買い直しました。
BLと呼ぶには重く、読む人を選ぶ作品だなぁとは思いますが、よくここまで描いたなーと感心させられます。本当に洋画を見ている気分です。
当然実力のある漫画家さんなので話も絵も(古さはありますがもう何年も前の作品なので……)素晴らしいです。
昔から好きです
2021年9月8日
紙媒体の時から大好きで、何回も何回も読み返していました。電子書籍でも読めてとても嬉しいです。
本作はNYを舞台にケインとメルの人生が描かれています。大河ドラマを見るような壮大な物語で、恋愛にキュンとするし、事件にハラハラするし、人との関わりに温かさを感じます。この話はBLというよりは、人間ドラマだなと思います。
終始アメリカ臭いのがすごく良いし、登場人物が多いのにそれぞれの描き込みが深くて誰もが生き生きとしています。BL漫画って主役2人以外はそんなに出てこないことが多いですが(それが悪いのではなくて、それはそれで2人の関係を深く描くので好きです)この漫画は主役2人だけでなく、全員が生きてるんです。すごいなと思います。長くなってすみません、大好きすぎる作品です、多くの人に読まれたら良いなと思います。
いいね
0件
1組のゲイCPの生涯を描く傑作
ネタバレ
2021年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローさんのレビューでこの作品の存在は以前から知っていたんですが、どういう類いのストーリーかは分かっていたので、心身共に元気な時に読もうと思っていました。80年代のニューヨークで出会ったゲイCPのお話。ゲイへの差別や偏見が強い、そんな時代に警察官のケインとカフェ店員のメルが出会います。ゲイの息子を受け入れられないケインの母親や、ゲイに対してあからさまに嫌悪感を示す風潮。更にはメルの生い立ちが苛酷過ぎて、読んでてツラく感じる場面が多いです。これに追い討ちをかけるように、2巻になるとサスペンス要素も加わってメルに不幸のオンパレード。ツラい…。途中読んでてしんどいなと思いましたが、最終話を読めたことで全て報われた気がします。最初は自分勝手だと思っていたケインが、心の成長と共にホントにカッコよくなっていきます。川に落ちそうな二人の、「カモン、メル」にぐぐっときましたー(涙)。二人の後半生は幸せに見えました(涙)。エリカの存在にまた込み上げるものが…。読むまでには随分時間がかかって躊躇してましたが、読めて良かったです。うるっと心に響く作品に出会えたことに、そして教えていただいたフォローさん方に感謝です。これはそんじょそこらの作品とは違う、重厚なストーリーの傑作だと思うので是非読んでいただきたいなと思います。
同性愛を取り囲む現実的なテーマ
2021年8月16日
本日迄半額セールという事で滑り込みの購読。
フォロー様のレビューにて興味をそそられ読み始めたものの、ちょっと上手く説明できません。
夢物語のBLとはかけはなれた御本。
人種も違いアメリカの地を設定しているのにも関わらず、遠くの世界に感じるどころか、とても身近な事を気づかされるお話でした。
今でこそ理解が広がりつつあるとはいえ、少なからず当事者にとっては、未だに数多くの苦悩や問題がある事や生きづらさを強く思い起こされる。もうその時点で私自身が傍観者であると更に思い知らされ胸が痛い。
本当に上手く説明できなくてごめんなさい。

少しでもこの作品に触れて感じる事があればいいなとおもいます。
素晴らしい作品を教えて頂きありがとうございます。
寝られなくなってしまった…3:50am
ネタバレ
2021年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローしている方のレビューを拝見して、読んでみました。ジャンルの括りで読み手が限られていたら、もったいないなと思ってしまう作品です。
クローズドゲイの警察官ケインとウェイターのメルが出会い、恋人になるところから物語が始まりますが、2人の人生を軸にしたストーリーがあまりにも壮大で、壮絶で、とてもしんどいです。(本日8/16までセール)
正直、1巻と2巻で物語のカラーが全然違っていて戸惑いましたし、メルの境遇が辛すぎて、「どうしてメルばかり…」と苦しくて、途中でページをめくるのもためらいました。
幼いころから辛くて痛い思いをしてきたメルが、なぜこんなに穏やかでいられるのか、人を愛することができるのか、あまりにも自分とかけ離れていて分からないけれど、彼は誰のことも憎まなかったんだなと。ただ、独りぼっちが嫌で、お腹がとてもすいていて(泣けて仕方なかったです)、自分で必死に生きてきたんだなと、いっぱいいっぱいになった頭で考えています。その事実を知る前のケインの身勝手さや軽薄さは、本当に腹立たしいのですが、それでも、メルと出会って、少しずつ変わっていく彼の姿からも目が離せなくなります。
読後に、紹介してくれたフォローさん以外のレビューに目を通していて、別のフォローさん方を見付けました。そして、そこに書かれている温かさに作品の感動と相まって涙が出ます。
この作品は20年以上前の作品ですが、描かれている性的マイノリティに対する偏見や嫌悪は理解が進んだ今も残っているし、家族や友人へのカミングアウトに悩む人もいます。自分でも自分のことがつかみ切れていなかったりすると、伝えようがないしんどさもあります。自分が認識していたセクシュアリティに揺らぎが生じて、結局自分て何なんだろう?と悩んだことがありました。いろいろしんどくなって結局手放すことで楽になろうとしてしまった人間からすると、リアルさを否定できないからこそ、2人を遠くに感じてしまうのですが、2人が共に過ごした幸せな時を見つめながら、これから、どう生きていこうかな…どう生きていきたいのかな…と考えています。胸が苦しいですが、出会えて良かった作品です。
名言と名場面の宝庫でした
ネタバレ
2021年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「僕から君へ」で心鷲掴みにされた作者様が描く本格BL、いや本格ヒューマンドラマです。BL枠ですが全方位の方に向けて全力でおすすめしたいと思うほど心に響いて考えさせられる作品でした。
舞台は80〜90年代のニューヨーク、クローゼットゲイの警官ケインと訳あり青年メルの物語。クローゼットゆえの苦悩やゲイへの社会的差別や中傷・迫害、家族へのカミングアウトや息子がゲイだと知った母親の心境、はたまたエイズや養子問題と幅広く赤裸々にリアリティを持って描かれていて、読みながらしんどくなる事も多々ありますが数々の名言や心に残る名場面のオンパレードで胸にくるものがありました。
多分、誰もが心に引っかかって棘のようにジクジク痛む場面があると思うのですが、私は近所のシャーリーおばさんが経験した幼少時代のエピソードやエイズを貰ってしまった留学生、メルの隠したかった過去の告白シーンに、こういう経験をした人があたかもいたのではないかとさえ思うほどリアルに迫ってくるものがあって本当に心が痛かったです。さらに言えば、幸せを掴んだ矢先の凄惨な事件に生きた心地がしないのですが、その加害者や関係者さえもアメリカの隠部のようで目を背けられませんでした。
もちろん辛い事ばかりでなく、個人的には2巻で養子となったエリカの存在には凄く救われました。2人がエリカを愛している場面にジーンときて、エリカが新聞記者希望の男の子に堂々と言い切った場面にまたもやジーンときて。そこからラストに向けてはもう涙なしでは読めなくて、読後は放心状態になりしばらく使い物にならないくらい感動したのを覚えています。
今ちょうどセールになっている(8/16まで)ので、セール前になんとかレビューをと思い勢いに任せて書き殴りました。重いテーマを扱っていますが、よかったらこの機会に是非お手に取ってみて下さい。本当に素晴らしい作品、心に残る名作でした!
心にしみる作品です
2021年8月1日
読むと暖かい気持ちがわいてくる作品です。終わり方も申し分無し。欲をいえば、もっと二人で過ごす時間を長くしてあげて欲しかったけどなあ。
何度も涙があふれてくる
2021年7月25日
こんなに心をかき乱される、心が揺さぶられる漫画は初めてで、言葉ではとても言い表せないくらいの名作です。余韻に浸るとかそんな甘いレベルじゃなくて心がえぐられるくらい痛い、そして感動が押し寄せてきます。物語はとても面白いです。ただ、心を持っていかれます。私は当分引きずりそうです。最後は二人が仲良く穏やかで安心しましたが、私の心はなぜか苦しい。なんだろう、この感情は、、、情緒不安定なんかな(私が!)是非とも読んでほしいと思います。★5じゃ足りない!!
素晴らしい
ネタバレ
2021年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終えた後のこの気持ちをうまく表現できません。全体的に辛く悲しく、酷く凄惨なストーリーもありますが、読んで 後悔は絶対にないと思います。同性恋愛をファンタジーとして読みやすく書いたBLとは違い、
リアルな現実を突きつけてあるからこそ、LBGT等を深く知らない私には
その一部を知れる本として、出会えて感謝しています。とにかく名作であり、腐女子、BLが流行りだからではなく
性的マイノリティについて話題になる 今だからこそ 読んでおくべき一冊なのだと。時代背景は違えど、今もまだ沢山ある世間からの差別や偏見。自分は、受け入れてるしきちんと頭では理解できてるとは思っていても、
実際身近な人がそうだった際に 自分は、どうだろうか、と とにかく色々と考えさせられた本でもありました。人が ただ人 を深く愛する。この1番大事なことが出来るなら、同性異性関係なく本当に素晴らしい事だなと。素晴らしい本をありがとうございます。読み始めから
沢山泣きましたが、最後に流した涙は 2人の幸せな人生のストーリーに流した涙で、よかったです。
昔読んでた漫画
2021年2月26日
十数年ぶりに読みました。
だいぶ忘れていた所もあったので新鮮な気持ちで読めました。
こんなに重い話しだったっけ…と気持ちが沈む、しんどくなるような所もあって当時は今よりもっと同性愛者に対する差別偏見がキツく大変な時代だったんだろうな、と。最終巻を読み終えた後も暫くは悲しみや安堵といったなんとも言えない余韻が残る名作だと思います✨✨
名作です。
2020年12月17日
名作です‼️羅川先生が描かれていることにもびっくりしたのですが、ストーリーもキャラもすごくしっかりしていて、映画一本観たような読後感です。決して楽しく可愛いだけのお話ではないですが、名作です。
ゲイにしっかり向き合っている漫画です
2020年12月8日
しっかりと軸のあるストーリーと魅力的なキャラクター、まるで一本の映画を見たような気持ちにさせてくれます。アメリカのニューヨークが舞台の、ゲイが主人公の作品なのですが、連載当時は親が買っていた花とゆめに新連載として登場し、当時小学生だった私でも、他の作品とは明らかに毛色の違う本作に「花ゆめにこんな作品載せていいの?」と、衝撃だったのを覚えています。

周りからの差別や偏見を恐れてゲイであることを隠しているケイン、息子がゲイである事に強い拒否感を示すケインの母親。今自分も人の親になり、我が子が同性愛者であったら、この母親のようになるのだろうか、葛藤したのち受け入れられるのだろうかと色々と考えさせられました。
BLカテゴリに入れるしかないんだと思いますが、同性愛やLGBTをテーマにしたヒューマンドラマだと思っています。
20数年前のアメリカの性指向差別を経て
ネタバレ
2020年12月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローしている方がとても素敵なレビューを書いていらしたので、20年以上前の作品ですが読んでみました。
うわわわわ、こんなBLの名作が花とゆめ連載で描かれていたとは!友人や家族とのカムアウト後のシリアスな拗れ、ジェットコースター的展開で途中かなり暴力のキツいシーンも多く、ラブコメ胸キュン全盛の今の少女マンガ誌には連載しずらいですよね、当時の白泉社だったから掲載できたのかも。(もちろんラブコメも胸キュンも私は好きですが!)
20年以上前に、その当時のアメリカを舞台として描かれているので、あの時代、性指向と結びついていたエイズへの恐怖感と差別がとてもリアルです。同じ過去のアメリカの性指向差別を題材のひとつとしてる吾妻先生の傑作「ラムスプリンガの情景」シリーズを思い起こさせました。ラムスプリンガの少し後の時代が当作品になりますね。この作品のような葛藤の時代を経て、20数年後の今現在、性指向についてかなり法的にも認められている所が多くなったのだと思います。
今、住んでいる欧州の国では、法的に認められたゲイカップルはかなり普通にいて、性指向について差別をすれば訴訟のリスクさえあり(だから職場では発言に気をつけなければいけない)、教会においても宗派によって結婚は認められるようになってきています。作品中、Gay marriage の美しいシーンがありましたが、20数年後には、普通に教会で結婚できるようになってるよーって、彼らに教えてあげたいです。日本ではまだ保守層が多いのかな。こんなにBLが市民権を得て読まれてる時代だから、きっとフラットに普通に相対することができる人が増えてるといいなと思います。
作者さんの作品、「赤ちゃんと僕」を読んだ当時はバックパッカーで子どもは嫌いで絶対に産まないと思っていたくらいなので、当然その時の自分には合わずに、他の作品も読まないままでした。まさかの40歳半ばで男の子3人の育児に追われてるいま読めば、きっと印象が全く違いますよね。そうやって読まず毛嫌いしていた作品をこれからポツポツ拾ってみようかな。
性的マイノリティへの拒絶と理解
ネタバレ
2020年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 偶然読んだ記事で見つけた、ケインとメイの出会いから死までを駆け抜けるお話。初版は1995年とかなり古い作品。80年代のニューヨーク。まだ今よりもずっと同性愛者に対して厳しい時代。家族や友人の拒絶、母親の涙。自身への葛藤。ひた隠しにしなくてはならないという言動から愛する人を傷つけてしまう現実。つきまとうAIDSへの恐怖。とてもリアルに、生活の一部を切り取ったお話で、BLというよりはヒューマンドラマかな。凶悪な事件に何度も巻き込まれたり(特に2巻はページ取りすぎな気も)メイの辛すぎる過去に胸が痛くなりますが、最後は私が見たかった2人の姿を見ることが出来て、読んで良かったなと思いました。1巻途中、読むのをやめようかと思うほどケインにイラつく事もありましたがメイの幸せな姿を見るまでは!!と頑張りました。ケインも変わります。メイが過去の話をするときに、声を振り絞って「お腹がすいていたんだ」と言うシーン・・。涙が出ました。恵まれた時代で子育てをさせてもらっているな、と痛感。カムアウトされたケインの母親が受け入れられずに苦悩する様子も丁寧に描かれています。女の人の母性ってすごく深くて温かい。我が家の長男も9歳の時に男の子が好きと言いました。私は、いいよ、相手が男の子でも女の子でも応援するよ。と返事をしました。学校の先生の雑談で、「男同士でも結婚できるらしいよ」と聞いてきていたから、本当に世の中の理解が進んでいるんだろうな、と思いました。この本の母親を見て、もし長男のお相手の子のご両親がこんな風に悩まれていたら・・もう家族ごと幸せにする覚悟で行けって言うしかないな、なんて未来の事を思い浮かべてました。同性でも異性でも、幸せになるための努力は同じ。自分の大切な人を笑顔で連れて帰ってこられる、そんな家にしたいと思っている自分の気持ちを再認識させてくれた作品でした。
フィクションですが、ファンタジーではない
2020年7月15日
このところ、肌触りの良く、ササクレやトゲのない、登場人物は理解者だらけという優しいBL作品に当たることが多くなっていました。もちろん、そんな世の中であってほしいし、作品として良い悪い、正しい間違っているとかいうことではないのですが、本作を読むと、まだまだ、それらの作品世界は、ファンタジーなんだと思い知らされます。
初版から20年以上が経っています。でもまだ、まだ、「現実はコッチだ」と思わされるシーンがある。
しんどい場面も多く、読了後はしばらく使い物にならないくらい腑抜けてしまいますが、それでもいつかは、一度は、読んでほしい作品です。
本当に素晴らしい作品
2020年7月2日
2冊と思えないほどのとても素晴らしい作品です。
涙なしでは読めません…。
何度でも読み返したくなる、そんなお話です。
この作者様の作品大好き
2020年6月21日
赤ちゃんと僕もですが、愛情が土台にあるこの作者様の作品が大好きです。とても幸せなラストで涙涙でした。
いいね
0件
連載当時よりゲイへの理解が進んだが・・
2020年6月18日
重い過去を持つメルと、ゲイを隠していたケイン。メルの純粋さは救われる思いがします。当時よりも性的マイノリティに対する理解は進んだとはいえ、まだまだ差別があるんでしょうね。私には性的マイノリティの親しい友達もいるので、苦しさを聞くときもあります。ケインのお母さんが激しい拒絶から、次第に理解をし始めるところが、嘘臭くなくていいです。2巻目は、あまりにと痛々しくて読みづらかった。。。
名作
ネタバレ
2020年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さんのファンです。色々作品を出されていますがBLとして出されている本作。名作です。まるで映画のようなコマ割りとストーリー。男性同士の恋愛の難しさと世間の目。リアルです。色んな事件が起こりますが最終回まで目が離せません。そして感動が待っています。
名作は読めば読むほど💗
ネタバレ
2020年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに再読してみると。うろ覚えでとても良かったという事と辛い話しもあったという事位しか覚えていないのに、最初の数ページで知らず知らずのうちに涙が出て来ます。どうしてか辛い所もまだ無いのに涙が流れます。ケインがメルに初めて遭った時は時が止まる気がしました。これは運命ですよね。それからの同性愛の人が受ける偏見や差別、哀しみや苦しみが凄いリアリティーで胸が痛くなります。メルの辛すぎる過去や死に直面するほどの事件等怒涛のように押し寄せて来ますが、お互いを思い合って懸命に乗り越えていく過程が美しい。ラストに向けても素晴らしい‼。これは1つのカップルの美しい愛の物語ですね。尊いお話しです。私にとっても運命的な一冊となりました。ありがとうございます。あっ、冒頭の所で何故か涙が出てきたのは頭では忘れていたけれど、心は覚えていたのだと思います。そしてまたこの本に会えた感動で涙していたのかな。得難い一冊に出逢えました😊
重く苦しい
ネタバレ
2020年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大学生くらいの頃に読んでいた作家さん、こんな作品も描かれていたのかとシーモアさんで知り購入。レビューを見て、これはしんどそうだと覚悟決めて読みはじめました。
読み終わるまでずっと苦しく、今も苦しい。一生にこんな深い愛で結びついた相手に出逢えることなんてないことのほうが多いかも。ケインとメルはたくさん苦しい思いをしたけれど、最高に幸せだと思う。
少し前のNY、こんなにも偏見に満ちてゲイを知られることでこれでもかと辛い思いをするのかと。いろいろな壁にぶつかりながら、それでも周囲に理解してくれる人たちも出てきて乗り越えて愛を確かにつかみます。
最初の頃のケインは無神経で自分勝手でイヤな男です。でも途中からどんどんカッコよくなります!メルは純粋で儚げで魅力的だけど、私は途中からのケインの男らしさにグッとやられました。
BLは好きでたくさん読んでいますが、これは二人の壮大な人生のお話。どこにいても誰といても、自分らしく生きることの大切さを思いました。
出てくるキャラクターは魅力的な人が多くて、ルナを初め、彼らの人生についてももっと読みたかったな。そしてケインとメルの幸せなエピソードをもっと読みたかった!
二人の最期まで描かれているので、幸せな人生に余韻を感じつつ、やはり寂しくて心がきゅーんとなりました。
いいね
0件
実は
ネタバレ
2020年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLが苦手なんですけど、これは話が引き込まれるから大丈夫でした。ゲイである事に苦悩する事もあるでしょうが、2人で少しずつ分かってもらえるようになるのはジンときます。
いいね
0件
ワタシの聖書(ばいぶる)です!
ネタバレ
2020年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紙媒体で持ってます。
リアルタイムの連載時代から読み始め。
何故か?ラストってか後半が思い出せず。
ずーーっと気になっていました。
紙媒体ゲットした時は狂喜乱舞ですた。

出会って20年。別れて20年。
最後に迎えに来てくれて良かったよね。
(´;ω;`)ウゥゥ
いいね
0件
もう号泣
2020年4月8日
何度読んでも泣ける。
ラストはもう、涙我慢できずです。
名作!買って良かった!
いいね
0件
名作です!!!
ネタバレ
2020年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1998年初版発行された紙単行本全4巻を持っているのだけれど、ふと思い出して、電子でないかなと検索したらhit。久しぶりに読み返してみるとやっぱり泣きます。号泣します!!
BLとしてではなく、ヒューマンドラマとして読んでいただきたい。
生涯本当に愛し抜ける人と出会えることはゲイであってもなくても難しい。

ジーザス
運命だと思った
ハラハラドキドキした
ネタバレ
2020年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ いやぁー言いたいけど言えない…
これから読む人のためにネタバレしてはいけない…
でも何か伝えたい…

とにかくメルが心配で心配で、悲惨な死に方だけは勘弁してくれ〜と思いながら読み進めた。

羅川さんの作品には不幸な境遇の子供が出てくるけど、自分も巷の児童虐○のニュースにいつも心を痛めているので、メルにもジョーイにも肩入れしてしまう。この世で今、辛い思いをしている子供たちが救われてほしい、と願わずにいられない。
マンガというより映画!
2020年1月9日
考えさせる題材です。
漫画ではなく、映画を一本みたような満足感があります。
題材(ゲイ)的に苦手な方もいるとは思いますが、先入観なしでぜひ読んでほしい作品です。
ケインとメルの愛の話
ネタバレ
2020年1月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻と2巻で話が二部構成かのように変化して面白いです。少し昔のアメリカ、ニューヨークが舞台。実際に人種差別はえげつなくあったし、エイズ等、社会問題も提示しています。実在生きていく為には、クローゼットゲイとして生活せざる終えない人達は今よりもかなりいたでしょうし、ケインが向き合えなく悩む気持ちは仕方ないと思います。が!最初のケインのクズさには、はっきり言ってイライラしまくりです。特にメルの元カレとの浮気はもうあり得なかったです!そしてメルの慈悲深い、深~い愛情を受けてやっと変化したところで、突然の猟奇的なサスペンス映画風…まだメルを不幸に突き落とすの!?事件に巻き込まれすぎでしょ~もう、不憫で不憫で辛すぎます!!なんだか、このサスペンスも何かの映画で観たようなお話にも感じるのですが…と、気になる点もあるのですが、それでも全体的に素晴らしいお話で引き込まれました。もうちょっとメルを長生きさせて欲しかったな~せめて還暦すぎるくらいは…せっかくケインに愛されて、愛される安心感を手に入れたのになぁ。最後はしんみりしてしまいました。
「いいね」
2020年1月5日
人生模様がしっかり描かれていて読みきった感があった。でも、せっかく二人が一緒になれたのに、二人に楽しい時間をもっとあげてよ~って、思っちゃった。
名作!
2020年1月4日
懐かしい、、
名作です!映画を観ている気分。泣けます。いや、映画化して欲しかった作品。
ラストの方は涙出ちゃいました。
2020年1月3日
昔紙媒体で読んでいます。
それなのに忘れられないお話。
他の方も書いていますがBLというよりは二人の人生についての話。
途中で涙出てきました。
是非とも読んで欲しい作品です。
BLの金字塔
2019年12月25日
BLというより二人のカップルの歴史を読んでいるような、壮大なスケールで描いています。読み応え十分!最高のクライマックスを見逃さないでほしい!
最後の最後で号泣必至
2019年12月25日
学生時代に読んでめちゃくちゃ心に残った、怒涛の展開とラスト…思い出す度に胸が痛くなる、でも温かい作品です。
これを描きあげた作者は本当にすごいです!!
泣きたい時はこれを読むべし。
2019年12月20日
警官(クローゼットゲイ)×ウェイター(健気)
BLの枠に収まりきらない。ゲイをテーマにしたヒューマンドラマだよ、これは。2人の始まりから終わりまでしっかり描かれてる。流石は羅川先生。ヒューマンドラマと言えば羅川先生です。
BL傑作
2019年12月20日
本作を初めて読んだのは中学1年生くらいだったと思います。BLに対する意識がガラリと変わるきっかけになった作品。当時ですら古本屋さんで見かけたくらいなので新しい作品ではなかったにも関わらず、今読んでもこの色あせていない空気感!!!すごいね。この作品を読んでから、BLの本質を考えるようになって、結果的になんでかBL以外の漫画もものすごく楽しめるようになった記憶があります。BLってくくりに入ることに違和感を感じる人が多いですよね。私もその1人でした。BLが好きというのなら、もちろんこれは必読です。
知る人ぞ知る名作!
2019年12月16日
20年ぶりに再読しました。私の涙腺崩壊。クローゼットゲイとして生きてきたケインが理想の青年メルと出会って、二人で悩み成長し愛を手繰り寄せる物語。偏見や差別、事件などヒューマニズム的な作品です。私は何度も読み返すのは辛いのですが、運命的な一冊です。
高校生当時何度も読んだ作品
2019年11月19日
ニューヨークニューヨークは私の感性に大きく影響を与えてくれた作品です。元々はちょっと大きめの漫画4冊分だったかと。この作品に出会い、男性同士の恋愛に憧れてさえも抱くように。(良し悪しは別として)中にセクシャルに関する専門用語が※でたくさん書かれており、一つ一つを検索して勉強しました。これまでも、そしてこれからも人生において忘れられない作品です。これを電子でもう一度有することが出来てシーモアさんに感謝です。
とてもよかった!涙腺崩壊する!
ネタバレ
2019年11月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前に少しだけ読んだことがあり、いつか読んでみたいと思ってました。表題作のみ、羅川真里茂先生の美麗な作画は素敵だし、2巻まるまる読むとまるで1個の映画を観終わったような気持ちになります。とても読み応えあり。ゲイであることを隠しながら生きる警察官のケイン×複雑な過去がある儚げで美人なメルのお話。えちシーンはあれど直接的な表現はなし。メルの過去が辛すぎるのとメルが事件や危険に巻き込まれすぎて辛すぎるので、1巻でもケインのお母さんに会うお話なんかは号泣、2巻も辛すぎてみてられなくて号泣。ゲイであることでの葛藤や悩むこと、家族の問題、職場の差別、こんなことあるんだろうなぁとすごくリアルだと思いました。そして、不器用な2人が出会い、幸せだったり、すれ違いが苦しかったり、でも最終的にはお互いに想い合う2人がとても素敵でした。ケインが浮気したり、人が殺されたり暴力表現もあるので、苦手な人はお気をつけて。
メルはケインに出会えてよかった。最後のメルの幸せそうな表情にやっと安堵できました。ストーリー性のあるお話が好きな方におすすめです!
愛の物語
2019年10月23日
ケインと、メルの愛の物語。過去のことやいろんな人との関わりの中で問題が起きるけれどお互いの愛が深いからこそ問題は解決でき、また更に愛が深まる。すごく読みごたえあるし感動しました。本当に偏見のない世の中になって欲しいと思う1冊。
何回読んでも泣ける作品
2019年9月5日
出版された時に購入した事があり
懐かしく思い購入しました。
当時はまだ、こういったBLコミックは少なく衝撃を受けました。
人の想いが胸にキューンとくる羅川真里茂先生ならではの作品と思います。
好評価通り素晴らしい
ネタバレ
2019年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 社会、道徳、犯罪な問題を再認識し何度も泣きそうになりました。初めましての作者さんで、男女に置き換えてもかなりキツイ過去を持つメルに心身共にこれでもかと暴行を与える作者はSなのでは?と思っちゃったり。ケインはメルを失いそうになって漸く共に生きる事を選びメルを幸せにしたけれど、自己主張激しい割りにメルを傷つけても自分を守ってる様な所もあってメル寄りに読み進めていたので2巻読み始めて、怖い怖い怖い!小説版ならもっと怖い想像して途中下車だったかもな位です。ケインとメルの人生をラストまで見せて頂けたのは有り難かったです。ただどうしても薄幸さをメルに感じてしまいました。ケインは凝縮した幸せをメルに与えたとは思います。
重いですが、名作です。
2019年8月30日
皆さんの評価を見て購入しました。深いです。辛い内容が多いですが、何度も読み返してしまいます。もう少しメルが幸せな時間が長く描かれて欲しかったです。
名作
ネタバレ
2019年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 古い作品だからと読まずにいたんですが後悔しました。もっと早く読んでればよかった。
他のレビューでもありますがBLではないです。ゲイ2人の出会いから亡くなるまでの波乱に満ちた人生が描かれてます。
と言ってもほぼ若い頃の話ですが。
同性愛への差別や偏見、エイズ、殺人事件、養子問題など現実的で重いテーマを扱った作品です。
メルがとにかく酷い目ばかりに遭うのでそれが本当可哀想で可哀想で…。
最初から最後まで素晴らしかったのですが如何せん話が重いのであまり読み返すことはないかもしれません。
でもこれからも読まれ続けてほしい名作だと私は思います。
むちゃくちゃ懐かしい作品
2019年5月11日
古さは感じないです。感動したくて時々読み返すので電子で購入。泣けます。
苦しすぎる
2019年4月5日
羅川真里茂さんの作品は心理描写と人間模様の表現がとても素晴らしいと思うのですが、この漫画はそれが詰まりすぎていて読んでいて苦しくなります。
BLと思って読むよりも、ヒューマンドラマとして読むことをオススメします。
幸せになりたいだけなのに、マイノリティだとこんなにも難しいことなのか。
涙なくしては読めません
2019年3月24日
カミングアウト出来ないケインと、暗く重たい幼少期を生きてきて、自分を隠さずに居るメル。メルはとにかくケインと出会う前から、そして出会ってからも辛いことがたくさんあります!ケインは傲慢で自信家で嫌な感じでしたが、メルと出逢って変わります。最後には涙が溢れます
名作。ストーリー重視派はぜひ!
ネタバレ
2019年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったー!これほど読み応えのある作品に出会えた幸運に感謝です!2巻でこれだけの内容、これだけの物語を描いた作品はそうそうないのでは?辛い生い立ち、葛藤、事件、、、愛情、絆、家族愛。現実的でもあり、ドラマチックでもあり。メインCPの人生を余すことなく描いてくださいました。
何度読んでも素晴らしい
2019年3月11日
当時自分が中学生だった頃にこの作品に出会いました。ボーイズラブなんて以ての外、同性愛の事もまともに知らず、ただ羅川先生が好きだから手に取りましたが、当時単行本がクタクタになるくらい何度も何度も読みました。ケインとメルの出会いから、別れまで、ストーリーもわかっているしセリフまで覚えているのに何で毎回こんなに気持ちが昂ぶるのか。。10代20代30代と、ずっとこの作品を読んでいますがいつまで経っても色あせない。宝物のような作品です。でもこの作品がBLくくりなのが意外!BLとは思って読まない方がいい。
衝撃を受けました!
2019年1月30日
ファンタジーBLではなくゲイであることに対する差別や偏見と葛藤しながらも、二人がかけがえのない愛を築いていく。そんな2人の一生を綴ったお話です。BLじゃなく、ヒューマンドラマです。 かなり読み応えがあります。とても素晴らしい作品だと思うけど体力的にも精神的にも元気なときに読むのが良いかも。ストーリー重視の方には是非!読んでもらいたいと思う素敵な作品でした。
BLというより
2019年1月22日
他のレビュアーさんも書かれている様に、これはBLというよりヒューマン系だと思います。初めて読んだのは子供の時ですが、当時もゲイに差別意識とか持っていなかったから違和感も感じる事なく読めました。子供ながら、これを読んで色々考えさせられました、親が子を思う気持ち、心の孤独、差別する人される人。今読むと自分の経験値もあがっているのでさらに切なかったりもしますが、深みがあり良い漫画です。
いいね
0件
号泣するけど大好き😩
ネタバレ
2019年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 出会いから、お互いの色んな葛藤、まわりからの目、等々から最期まで(メルが昔の姿になってケインを迎えにいくシーン♪寂しくて悲しいけど大好きです♪)丁寧に描かれていてBLという言葉だけでは言い表せないような…個々の人生+二人の人生+養子の娘とその家族の人生そのものを全4巻で見せられてるような…ケインの強い愛情とかメルの無償の愛情とか…私はバカがつくほど涙脆いので全巻で泣いてます…。ん~…文才が無さすぎて残念ですが(^^;

…とりあえず泣いてます(笑)

ネタバレするような文面ではないですが、養子の話など書いたのでふせてみました(^^)
はじめ、
ネタバレ
2019年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルの意味がわからなくて、ラストあたりでわかりました。私にとって、BLはベットインしたら暗転、くらいが読みやすいです。
いいね
0件
2巻が辛い。。
ネタバレ
2018年12月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品があの、羅川真里茂先生の作品だという事。
赤ちゃんと僕の作者さんです。そして、作品が書かれたのが大分昔であるという事。今読んでも古さを感じさせない。
心理描写も巧みで、さすがの一言。2巻は辛いしーんが多くいつまで続くのかしんどくなるところもありますが、それを抜けるとこんな所まで書いてくれるのか!という年代のシーンもあります。本当に素晴らしい作品です。
いいね
0件
人間のドラマ
2018年10月13日
連載当時、雑誌で読んでいました。まだ子供だったので、この話の奥深さは理解できてはいませんでした。BLだと思って読み進めるよりは、一組のカップルとその二人を取り巻く人々の、成長と絆と葛藤と愛のお話。色々考えさせられます。辛い描写もありますので、苦手な方もいるかも…。一本のヒューマン映画を見る気持ちで、読んでほしい。絵柄は美しく、バランスのとれた肉体がかなりツボです。
名作
ネタバレ
2018年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ さすが羅川先生です
ただのBLとは言い表せません。
メルが幸せになれて本当に良かった…!!!
最期まで描かれる作品は苦手なのですが、
幸せなのが伝わってきて、自然と涙が出てきます
読みやすい
2018年7月28日
ゲイ漫画はどうかなと思ってましたが、刺激的な絵は無く、とても読み易く面白い本です。
いいね
0件
BLと括るより同性愛
ネタバレ
2018年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルの通りアメリカが舞台で、主人公が警官のため強かん、エイズなど重たい内容が絡んできます。また、他の方が書かれているように偏見に対する葛藤など、サラッとしたBLを求める方には少し辛い内容かもしれません。ただ、主人公を含め周りのキャラクターが魅力的で、ハマれば大好きな一作になること間違いなしです。2巻という短い中でも、最終話では主人公達の最期がしっかり書かれているため、読み終えた後にじっくりと余韻に浸ることができました。作者さんの得意な、人間愛を感じられる所も魅力のうちです。購入したのはだいぶ昔ですが、今でも読み返したくなる作品です。
名作!
2018年6月19日
子供の頃読んであまり理解が出来ず、大人になった今読み返すと子供の頃理解出来なかった事が分かり、こんなにも素晴らしい作品だった事がようやく分かりました!何度も読み返したくなる名作です(/ω\*)
いいね
0件
こんなに素敵な作品があったなんて…
2018年4月3日
今までどうして読んでこなかったのかなと思いました。
このような題材の作品が、1995年に、しかも「花とゆめ」で連載されていたことを思うと、作者さんと編集者の方がなんて素敵なのだろうと。。。
今でこそ様々なジェンダー/セクシャルマイノリティーについても認知され、だんだんと受け入れられるようになってきた時代ではありますが、今この時代にこそ今一度多くの人に読んでもらいたい作品だと思います。
様々な葛藤や思い、ただ好きなひとと結ばれたいだけなのに立ちはだかる現実の壁、それでも貫きたい愛、すべてがリアリティーのあるストーリーできちんと描かれていて、本当に感動しました。
涙なしでは読めない場面もたくさんあり、ほろほろと泣けます…。素晴らしい作品で何度でも読み返したいです。
レビューをシェアしよう!
作家名: 羅川真里茂
出版社: 白泉社
雑誌: 花とゆめ