ネタバレ・感想ありHOUSEのレビュー

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足りない・・
2025年11月20日
『Kの支配者』がハマった人はこれも読むといい。逆もまたしかり。こっちの方が面白いと思う。気合い入ってる人向けのお話です。短編なのに、短い中にちゃんと起伏があってそうくるんだねの連続。盛大な伏線回収とゆうか、きれいに最後はまとめてきます。これは長い作品読んでみたくなるわ。期待して待つ!
短編勿体ない
ネタバレ
2025年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 奥田先生の新境地にみえる作品その2だね

このC-KANATAに掲載される奥田作品は、これまでとは本当に違うよね
なんとなく、田亀先生をも彷彿させるSMの愛憎。
父親は越えられなかった壁を息子はなんなく越えた。
だから、自爆したんだろうな。

前のを含み短編でコミックスになるらしい。
描き下ろしるかな。
短編だけでは勿体ないと思ってた。
ちょっと楽しみ。

エチはあります。
SM、兄弟です。
真の支配者は誰か
ネタバレ
2025年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 振り上げられた手に叩かれる肌。
それが紅く染まる時、宿る感情は何か。

時代は昭和あたりだろうか、田舎のとある一族の物語。
読んではいけない本をこっそり開いた感覚で、障子を開けた先に見えた世界にゾクゾクしてしまった。
支配する者と支配される者の悦び。

一見、龍彦が支配される者のように見えるが、半端な支配では彼を満たすことができず、彼の欲は無意識のうちに絶対的な支配者であった父を破滅の道に追いやってしまっている。
龍蔵も龍彦のために家に戻っているし…真の支配者は誰なのだろう。
龍彦、恐るべし。

龍蔵の堂々とした立ち振舞も素晴らしかったが、やはりMVPは龍彦だな。
くるくると変わる表情や、行動が突き抜けていて最高であった。

奥田先生の描く、昭和日本の影のような世界観がとてもいい。
ダーク路線をもっと読みたい。
読んで
2025年11月17日
レビューみて買いました…
凄いものを見てしまったというか。ここまで振り切ってるものを初めてかったので。
この家に生まれて育てられる子供の将来を変に気にしてしまうというか。
でも、これがしきたりなんだなとか、考えさせられました。
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これは表紙買い
ネタバレ
2025年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 潔い…‼︎‼︎
紐で縛られてる表紙はついつい手に取ってしまうよね…!
溜め込んでいたものが解放されて爆発してます。
実兄弟なのに…とかいう葛藤ゼロで、SM的快楽に貪欲に突き進む様が異様でひきつけられる。
清々しいほどに。
社会的な体裁とか一切気にしないぐらいに周りもみだれてるから仕方ないか、と納得してしまう周囲の性事情。
この、支配するされるの関係は天秤の傾きが生じたらおしまいな綱渡りのような関係なのですね。
たがいに手を取り合ってステップアップしていってほしい。
これはこれは潔い闇闇ハッピーエンドです。
良かったです!
ネタバレ
2025年11月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「Kの支配者」
と、同時収録され、2026年春頃「奥田枠短編集」コミックス発売予定だそうです。
描き下ろしなど付いたら、私きっと購入してしまうんでしょうね(笑)

ネタバレ無しで読んだ方が良いです。
↓↓↓からは、多少ネタバレの感想です。

支配する側も、される側も、徹底していて良かったです。
支配する側は、支配される側の望む通りの欲望を満足させられる力量がなければ支配者とは言えず、幻滅されてしまう。
龍蔵は龍彦の望む通りの主人であり、龍彦は龍蔵の奴隷であり、欲しかった全て。

龍蔵の、あの顔(表情)と、
「ああ
 ここにいたのか
 俺の奴隷は」
と、漏らす心の声に…ゾグゾグします。

「俺が
 彼の支配者でありたかったのだ」

そして、龍彦の
「全部俺の
 誰にもあげない」
「龍蔵が
 龍蔵がこうした」
「龍蔵がいないと生きていけないように…」

「手に入れた」
このセリフはどちらのものだったのか。
間違いなく二人から発せられたものですね。

望む者を手に入れた二人の顔、何と幸せそうな事か♡

重い執着と支配欲、全てを支配したい龍蔵と、全てを支配されたい龍彦、支配者と被支配者、特殊な関係のお話なので内容はハードで重いのでしょうが、ハピエンでした♡
表現もかなりハードでしたので、好みは分かれると思います。
私は、嫌な余韻は残りませんでした。
読後感良きです。
流石です!
2025年11月6日
ハードな感じが凄かったです。
ゾクゾクしちゃいました。
ハードだけど、愛を感じるので酷いという感じは受けませんでした。
被支配者が失望する時
ネタバレ
2025年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃくちゃネタバレしています。

父と息子たちはもちろん長男の妻や使用人まで倒錯した家です。
ただ龍彦が父に失望したことで、圧倒的支配者である父は怯え自滅してしまうわけです。
被支配者はただ"失望"しただけ、それだけで支配者は死に至る。
タイトルのHOUSEは、わんちゃんへのコマンドのごとく、龍蔵に対して「支配者の父が亡くなった。この家(HOUSE)に帰ってこい」という意味なのだとすると、真に物語を動かしてるのは龍彦なのだと思います。
良き
2025年11月1日
絵もキレイで引き込まれます^_^
ちょっと歪な家族
今回の作品も大満足ですー!
次回作品がある事期待してます^_^
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素晴らしいです。
2025年10月30日
奥田枠先生の作品は何作か読んでいますが、話の流れ方が大好きです。どんでん返しのような、奥の更に奥があるようなストーリーです。
コミックスも楽しみにしています!
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dom/sub系
2025年10月26日
広告で惹かれてそのまま購入。雄味たっぷりの弟と、ままわりに気づかれないように支配者を演じてた兄。掛け合わせが最高でした。
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刺さりました
ネタバレ
2025年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙に惹かれて購入しましたが、こういうSMが読みたかった!と思える作品で最高でした。短編ですが凝縮されていて物足りなさはありません。女性との行為や兄弟ものなどが苦手でなければ、SMを求めてる方にはとても刺さる作品だと思います。
最高
2025年10月22日
表紙から分かるようにSMメインです。とにかくぶっ飛んでいる内容なのに、ストーリーに説得力がありスルスルと読み進めることができました。
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私欲に使えるラスト1000円を削ったけど
2025年10月21日
この作家さんの作品を初めて読ませていただきました。自分で決めた私欲に使っていいお金ラスト1000円を削ってまでみたいと思える絵柄、立ち読みまでの内容、素晴らしいです。SMは私の主食の一部なのでとても堪能して咀嚼できました。美味しかったです。
最初この本のページに飛んだとき、前編後編で短いのかぁ、と悩みましたが買ってよかったです。是非是非長編で見たいと思えるくらい設定が好きでした.....(ネタバレだったらすみませんが)本性暴かれる系SM系また、近親が地雷ではない方お手に取ってみてください。
素晴らしい悪魔と取引してしまって今月他の作品が買えないので何十回か見返したいと思います。それでは
もう先生の虜です!
ネタバレ
2025年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 流石奥田枠先生!
毎度不穏な空気を漂わせつつも世界観に引き込まれる画力に圧倒されます。
目が離せません。

短編集楽しみにしてます!
描き下ろしでその後が少しでも見れるといいな…
糸永くんの作者様とは思えなくてびっくり。
ネタバレ
2025年10月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 糸永くんとは全く違うので驚きました。
Kの支配者も読みましたが、こちらの方が私はよかったです。家の中で起こることって閉鎖的で、子供からしたら親の影響はかなりあり、こんな環境で育ったらこうなるのかもしれない。龍蔵がまさに支配者で龍彦はそんな龍蔵に支配されたがっていた。
ある意味2人にとって幸せな居場所なんだと思いました。
良いですね
ネタバレ
2025年10月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短い短編ですが、とても濃い…。
親子間、兄弟間での濃厚な人間関係図がすごいです。
絵もすごく綺麗で、精神的SM好きな人には大好物だと思います。
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ぐぐぐ…強烈ですが愛?
2025年10月20日
高圧的なご主人様…ゾクゾクするお方もいらっしゃる。そうですよね!怖いけど痛いのイヤだけど読んでるとドキドキしちゃいます。二人はそれぞれ安心出来たのですね!
いいね
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龍蔵がたまらない
ネタバレ
2025年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ これが糸永くんを描いた方と同一人物??と読み終わった後でも混乱する。もしストーリーによって絵を描き分けているならすごいなぁ。。。そして、私は圧倒的にこちらが好みだし、龍蔵が癖にぶっささりすぎてたまらない。Kの支配者も読んでみたいんだけど、こっちは刺さらなそうなんだよな。どちらにせよいつかは読んでみたいです。
父親に支配された家で育った弟×兄
ネタバレ
2025年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 暴力的な父親が支配する家で育った兄弟、弟・龍蔵×兄・龍彦。その父が亡くなり、数年振りに家に帰った龍蔵は、まるで父のように振る舞う龍彦と再会する。前後編の短編、前編総48ページ、後編総58ページ。フェチ全開!ストーリー上の関連性はないけど、「Kの支配者」と根っこは同じ支配するもの×支配されるもの。本当に支配されているのはどちらなのか?というコインの表と裏みたいなメリバ的幸福。痛いのは好きじゃないんだけど、龍蔵の強者感に痺れた!外面は物腰柔らかめでどっしり余裕があるのがほんと怖いなー。世間的には歪みでしかないけど、これがこの家の正しい形。背筋がゾクゾクして最高でした。「Kの支配者」と合わせて短編集としてコミックス化するそうなので、これは描き下ろしに期待しちゃうな。
エロがエッグいです!
2025年10月18日
「Kの支配者」も良かったけれど、こちら方がもっと面白く読めました。登場人物の絵が魅力的で、家族間ということもあってより背徳感が増し増しでした。
SMものは普段見ないのに読んでしまった
ネタバレ
2025年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前後編、購入して読みました。
SMものは普段読まないですが、なんとなく興味を持って読みました。結果、大正解でした。
圧倒的な描写でとても良かったです。
内容的に弟×兄、ドロドロの家族関係という人を選ぶ要素はありますが、SMプレイはちゃんと愛があり、何より受けの龍彦が見た目的にプライド高そうな美人顔でそそられます。(実際は苛烈な当主の皮を被った超ドMなんですが…)
龍蔵は子供の頃からずっと龍彦が好きだったんじゃないかな…
父親の葬式で再会した時も嬉しそうにしたり、学生時代は龍彦に一緒に逃げようと誘ってたりしてたし。
龍彦も当主としてはパワハラ気質で使用人や妻、子供にも折檻したり、支配者のふりをしていますが(でもそんな器はないと自覚しているし、周りからも陰で侮られてます)
本性がドMなので、使用人への折檻の時もなんですが支配のプレイがヘッタクソなんですよね(そこが良い)どことなく塩梅をわかってない感じがします。(その点龍蔵は完璧な飴と鞭の使い分けをします)
なんか、龍彦は性根は優しそうな人物なので、あの環境にいなかったら真っ当な人生歩んでたかも。
でも龍蔵と結ばれたエンドはそれはそれでハッピーエンドの形の一つかと思います。

あと本編にはさほど関係ないかもですが、龍彦の子供・龍斗は前当主(つまり兄弟の父親)の子供かなあって思いました。
見た目が龍彦に似てないし、龍彦の嫁は元々は前当主のお手つきで、嫁になっても龍彦に抱かれた後は満足できなくて前当主に抱かれてたんですよね。(龍彦もこの件に関して公認してる)
あと龍彦のアレの大きさ的に女を孕ませられるようにも思えないので…
本当の支配者は、誰か。
ネタバレ
2025年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「Kの支配者」に引き続く奥田枠先生の作品。
令和に昭和が混ざったような「得体の知れなさ」が巧い。明らかに初心者向きではないので注意が必要。だがこの短編、何度噛んでも味がする。
それが最大の注意点かも知れない。

●表紙にひとつの「HOUSE」が浮かび上がっており、すでに読者は”世界”に踏み込み始めている。
照明に切り取られた「白磁」の肌。その”純潔”を覆う「漆黒」の闇。そして、職人のような丁寧さに抗いようの無い意志を潜ませる欲望の「紅」。
目隠しされた表情は窺い知れないが、左目辺りに残る涙の跡は悦びの証か。

●龍彦と龍蔵は異母兄弟ではないかと思っている。それも龍斗を含めた三兄弟。
圧倒的な支配者であった父親の存在に対し、意図的なほど描かれない実母。母の不在は、父の支配をより純化する。
母の代わりに描かれるのは父の支配下にある使用人たちだけ。驚いたことに使用人たちは、一様に”正当に支配されたがっている”ように見える。可笑しな家だ。

●これは本物だと感じた場面がある。父の死後、この家の支配者となった兄の本性に気づく弟の龍蔵。龍蔵が鼻水や涙の混じる龍彦の「鼻血」を舌で絡めとる。
「鼻血」は少年時代に兄弟が覚醒した象徴。
龍彦の血が龍蔵の唾液に混ざり合い溶けていく。血は契約の証。彼らは”完璧”な兄弟となり、主従となったのだと。これを境に”家”が、痛みと快楽によって再構築されていく。

●龍蔵の表情が大変良い。一方的な強権を振るった父とは異なるタイプの支配者。キスをするときに目を開けて、龍彦の反応を見ている。口元に湛える笑みを本能的に使い分けているのは、やはり生まれながらに「支配者」の風格なのだろう。そんな龍蔵が一瞬だけ支配者から素の”弟”に戻る瞬間がある。「もうどこにも行かないでね」と言われた直後の「…一生躾けてやる」。自分の罪を認識した故の覚悟の言葉。この表情、是非刮目していただきたい。

●そして、ラストで震え上がってしまった。
『この家(私)には支配者が必要だから』
恐ろしいのは、これが龍彦と龍蔵どちらの言葉か分からないところなのだ。「Kの支配者」に続く奥田枠ismの系譜。

最後の2ページ。
本当の支配者は、誰か。

修正は白抜き。R18出しましょう是非。
作者買い
ネタバレ
2025年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「Kの支配者」が面白かったので作者様の新作と聞き
即購入させていただきました!

「Kの支配者」ではバッドエンド?だったのですが、今作はある意味皆満たされハッピーエンドと言ってもいいのではないでしょうか。龍彦の奥さんにも相性バッチリの相手がいるみたいだし、古い因習に囚われたドロドロした夫婦と見せかけてしっかりやる事はやってる自由な2人ですね笑

龍造も満たされない欲を抱えていて、誰も受け止める事が出来ない支配欲を龍彦だけは受け止める事が出来るのでまさに運命の相手なんじゃないかと思います。

最終的に皆がハッピーエンドと言いましたが龍彦の息子、龍斗だけは違うのかなと。
表向きは支配者の振りをした父親に折檻されながら育つ訳ですよね。その父親の強さが紛い物だと知った時、父親は支配者では無かったと気付いた時、その恨みは父親に向かうのか父親を支配する叔父に向かうのか、色々妄想するのが楽しかったです。血の繋がりのある家族こそ最も遠く、最も近しい存在だと思うのでこの一家の行く末を…どんな未来が待っているのか知りたいなと思いました。
さすが、ですよね…
2025年10月17日
最初、読みかけて、あれ?これって作者様のかなり過去作?と思ったぐらい、なんだか懐かしい昭和の劇画のような香り?を感じましたが、もちろんそれも作者様が意図された事なのでしょう。ストーリーは序盤でワタシが考察した展開とは全然違いました!そっちかー!なるほど、さすがです。(ネタバレはしません)
まぁ、でもこれはある意味”三方良し”なハピエンと言って良いのでは…。短編なのにしっかり読み応えあります!おすすめしたい!
刺さるっ!!!
2025年10月16日
いにしえのこれぞblみたいな、、最近ではなかなかないドロドロエログロな感じで素晴らしかった!!!!長くなくサラッと読めて、絵も内容も100です!!
最高✨✨
ネタバレ
2025年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「Kの支配者」を読んだ時も感じましたが、今作を読んだ時はまたさらに「来た!」となりました。新しいというより、もうあまり見かけなくなったものを久しぶりに物語を通して見させてもらった感じがして、感動しました。

*「Kの〜」含めてネタバレしています。

あの家がSとMの様に感じましたが、たった一人のご主人様と後は全てMの関係性だったのかなと。男性従業員にまで先代はご褒美を(庭師と龍彦の奥さんの関係とか)上げていたと思ったら、面白くて。なのでMの龍彦には従業員にご褒美をあげる事が出来ず、暴力だけの支配から辞めていく者が出ていたんだろうなと。だってあげれる訳ないんですよね、本人は一度も主人から褒美をもらった事が無いわけで(はぁ、可哀想…)先代は子供達にはあんな風でも、従業員からは慕われていたんだろうなと思いました。

先代が「お前は息子だ」と龍彦に言った後から自暴自棄になり亡くなるわけですが、作者様…と痺れました。睡眠薬とお酒なのですが、たぶんこれは、月が綺麗ですねが貴方を愛してますの表現の様に、嫌な事をいっ時忘れる為にする行為の表現だったかと。息子からご褒美を願われていると感じるたびに、主人としてそれに応えられなかったいっ時を忘れたくて飲むんだろうなと。女中の市が弟龍蔵に話した、兄が父を殺したというのはある意味真実なんだろうなと思いました(どれだけ兄は父を求めたんだろうと…)

同時に先代は主人になれたのは兄龍彦ではなく、弟龍蔵の方だったんだとこの事から知る訳で。父龍吉、長男龍彦(でも主人にはなれなかった)だから長男孫には龍斗と…?と思うとうふふで。きっと龍蔵を呼び戻す事も出来ず、悶々と家の将来を憂いでもしていたんだろうかと、んー良いわ…でした。

Kの時は表紙の首輪が印象的で。主人と奴隷の関係の終着地はどこだろうと。Kは首輪が優しいなと思ったんですが、あぁ、だから先に主人がと。もし棘とげの(闘犬が着けてる様な)だったら違っていたのかなと。今回は首輪ではなくHOUSEなんですよね。誰の?って思うと、弟龍蔵の帰る家がHOMEじゃなくHOUSEなのかと思ったら、(色んな解釈があるかと思いますが)この兄弟の終着地もまた…んーここも良いわと思って、最高だなと。単行本になるのも楽しみです✨✨
これは新境地……!!!
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ まじですか奥田せんせー!
一コマ目から悲鳴が止まりません。
糸永くんと獣の王を見てからのこのギャップ。
内容の薄暗さもそうですけど、これは未だかつてない、BLを超えた成人向けです(断言)
金田◯耕助シリーズの現代版のような世界観。マジでこれに尽きます。
弟×兄のガチなハードSMで、ご年配の方以外は全員喜んでSMしてます。兄を支配したい弟と、弟に支配されたい欲満々の兄の円満SMなので安心して読んでください。
縄や牢座敷系の薄暗くも激しいガチ系が好きな方は絶対ハマると思います。男女の行為もここまで描くか?!ってくらいモロで出てくるんですが、このシーンがあるからこそ「支配者」が理解できるので、ほんと素晴らしいんで是非見ていただきたい。
絵柄も今までの作品でもこんなガチマッチョ出てこんかったやろ!ってくらい攻めが男臭くて最高です。
これマジでBLの新境地を作り出したんではないでしょうか?奥田先生さすが過ぎます!!

これよく編集部許可出しましたね?笑
マジでありがとうございます!!!!
最高、この一言に尽きる
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『Kの支配者』の作者さんの新作ということで、存在を知ってからすぐに買って読みました。

最高、この一言につきます。圧倒的な支配者である弟に支配されて心底嬉しそうなお兄さんが良すぎる。そして文字通り家の全てを手に入れた弟…最高。

個人的にお父さんが自分で生み出した奴隷にドン引きしてるのが面白かったです。人間って感じです。

作者さんの人間の描写が凄く好きで、しかも濡場もしっかりエロいので本当に買って良かったです😊Kの支配者が好きな方は是非読んで欲しい!!
圧巻!!!
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 朝一で新刊のお知らせが目に入って速攻購入。夜にゆっくり読もうと思いましたが我慢できず職場で昼休みに一気読みしてしまった・・・上下巻分かれてるのがとても効いてるけれど一気読み不可避です。

以下完全ネタバレなしでお伝えする技量がないのがもどかしいですが、できればネタバレなしで作品をお読みいただきたい!!

内容は違いますが『Kの支配者』の雰囲気、主従の流れをくむ短編。
かなりDEEPな主従BLです。インモラルの極み。商業なのに振り切っておられます。
もう作品全体が地雷の宝庫、地雷という言葉がもはや意味をなさない様相だけどやはりそこは奥田先生!単にインモラルなだけではないので、さすがとしかいいようがないのです。

人間の支配欲、被支配欲の際限のなさにクラクラします。一度歯車がかみ合ってしまえば誰にも止められない。
抗えない行為のその奥に潜む深層心理はなんなのか?軽々と一線を越えてしまう理由は抑えきれない欲ゆえか、愛ゆえか。

龍蔵の鬼気迫る圧倒的強者感がすさまじく生物としての頂点に立つ雄を感じます。
そしてあぁ龍彦・・・私の頭の中は龍彦でいっぱい。何をしてもどこか品を失わない不思議。
無駄なプロットが一つもないうえに思考の余白がある分、もう深読みしだしたら自分勝手な妄想と考察がとまりません。

タイトルが「HOUSE」なのもなんかすごい。
家庭を匂わせない”お屋敷”という雰囲気がありながら、もはや人が帰るための場所というより犬のしつけとかに使うほうの意味かな、とも思えてしまう。闇も地雷も突き抜ければ光が見える。人間ってすごい。そんなBLでした。先生と編集の方々へ尊敬と感謝を!!
ヤバい 癖すぎる笑 2026年春!
2025年10月15日
試し読み部分だけですが絶対癖である自信しかない!
ハードなDomSubとかsm好きな人や、兄弟間の確執とか好きな人に良さそう。
単行本に収録されたら購入します(≧∀≦)→オチ知りたくて2巻だけ購入。
2026年春単行本ですか?楽しみでーす!
ありがとうございます
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ シーモアさんでの初めてのレビューをこちらに捧げます。
好き嫌いが分かれるジャンルなのかもしれませんが私にはご褒美でした。
作者様のKの支配者もとても好きでしたがこちらの作品の世界観の濃さにノックアウトとなりました。

女性との行為や家族というものが苦手でなければぜひ1人の男が堕ちて行く様をどうぞご覧下さい…
ド性癖でした。
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 兄弟+ハードSM+NTR
なんでもありで倫理観バグってます。
えろMAXなので、それ目当ての方にはおすすめ!
いいね
0件
ネタバレなしで読むべし
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新潮社✕奥田先生…前作「Kの支配者」でここ迄描いてくれたか!!と歓喜乱舞でしたので、今作も絶対に一筋縄じゃないよね〜と思いながら即買いです。
ネタバレ無しで読むほうが大変よろしいかと思いますので以下、注意されたし。



今回も来た…主従。しかも近親物。

厳格な父に総て管理されている家に生まれた兄・龍彦と弟・龍蔵。
総て父の言う通りにならなければ平気で殴られ、伏して謝罪すれば手を踏まれ叱責される。
龍蔵は父を誰よりも憎んでいたが兄よりも濃く父の血を受け継いだ龍蔵は「支配者は2人もいらない」と家を出た。兄にも出るよう進言したが「長男だから」と頑なに受け入れなかった。
兄弟は離れ幾ばく、風●ルポライターとして生計を立てている反面、自分が満足するマゾには出会えず日々仄暗い渇望ばかりが渦巻くばかりでいた。
そんな中、あの父親の訃報を知り龍蔵は何年ぶりかに実家に帰ることに。
そして詳細不明だった兄と再会するが、昔の面影は残しつつも父のように厳しい表情を浮かべ亡き父のように家族たちを暴力で支配していた。
寡黙ながら優しかった兄の激しい内情に今更気づき、龍蔵は自分の居場所はもうないと悟る。
別れも終わり、早々にお邪魔しようとしていた龍蔵は最後に父のお気に入りだった女に声をかけようと探していた所、その女を折檻する龍彦を見つけてしまい…

という前編半ば、まさか…まさかの近親BL開幕ですか!と大歓喜。
支配者と支配される側の関係のガチなやつでした。ヤッタね!

読み進めていく内に気づくのですが、父と龍蔵の違い…それは血の繋がりを超えられるかどうか。
支配者として絶対的に君臨してた父が唯一本当に支配できなかったのが龍彦。
「お父さん」と言いながら龍彦が求めたのは他のマゾたちが「御主人様」から貰えるご褒美。いつか貰えると信じていたのに、結局、御主人様が龍彦に抱いていた感情は親子。父も誤算だったからこそ、怯えを抱いたまま逃げてしまった。
そして龍蔵は兄に対して血よりも従僕を選んだハッピーエンド!最高!
商業でここまで徹底的なのは本当に感謝…

龍蔵の攻めの描写、そして一心に受ける龍彦の反応が本当、映像化出来るのでは?ってくらい生き生きとしてて…龍彦の嬉ション…大勝利でしたね…
他、気になる事沢山ですが…短編集が出るとの事、楽しみ!

龍彦!膀胱炎には気をつけろよ!!!
最高でした…
劇画
2025年10月15日
凄いとしか言いようがない圧倒的支配でしたが、何か読んだ事あるっなって感じはあったかな、前作があまりにも斬新で記憶に残ってたので、それを超えることはなかったかな、でも絵柄がいつもと違う感じで、どれだけ引き出し持ってられるのとなりました、そんな2作品がまとめてコミックスになるとの事、描き下ろしとかあったら嬉しいですね~。
支配
ネタバレ
2025年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ Kの支配者がすごく好きだったので購入しました。支配欲とは無縁でしたが、2人の想いがスーと入ってきて、びっくり。私の初恋の苦しさがそうだったなと。
最後、兄は嬉しさだけではないように見えて、何年後か先の未来、父と同じようになってしまうのではないかと考えているが、前編後編で終わりなので分からない。続きが気になるが、想像で補うのも悪くない。
とても面白かったです。
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春まで待てない
2025年11月6日
「Kの支配者」と同時収録の単行本が春には出るそうですが、待てるわけが無い!!
という理由で、「HOUSE」をポチッ!

この作品を読むとSとMというのは、ただのプレイ、なんだと思い知らされました。
『支配者』と『支配されたい者』は別次元なのかなと⋯。これは、もう「精神的欲望」でそこに満たされてこそ初めて味わえるお互いの多幸感。
奥田先生は、さらに禁忌の関係も絡めて余計に怪しい雰囲気を醸し出してるのが良い。

さらに言うと、最近の流行りのピュアなストーリーの真逆の展開を描いているのが尚更、素敵です。

他の人のレビューを見てると「Kの支配者」の意味が分かった⋯みたいな事を書いてる人が多かったけど結局、Kが自ら命を絶ったのは『支配者』のつもりが『支配者にされてた(されてたに二重線を引きたい)』という現実が分かったから自分に絶望したって事??今作品のお父さんのように。

まぁ、個人的にはストーリーが時代に逆行してる感じが良かったです。
☆4は、やっぱり「午前2時〜〜」には勝てない⋯という自分勝手な理由です。ごめんなさい。
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わーお
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙に惹かれて購入しました。最初Dom/Subかと思ったら違った!話の構成だったりプレイだったり玩具の使い方が似てるなと思ったらKの支配者の方だったのか…この方の性癖がわかる…短編だから仕方ないんだろうけど話が少し早足だったからもっと詰め込んだやつを見てみたいです…!使用人の女性が出てくるのですがその人がかなり好きでした。可愛かったです。拘束具の描写が美しくて、スパンキングもかなりあったので嬉しかったです。兄の息子がこの狂った家で今後色々なことがあるんだなぁ…と不憫に思いました^_^
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因果応報
2025年10月15日
先生の作品、ゆらゆら揺れるを読んでから、試し読みのみ。表紙とタイトルが意味するもの、たぶん展開は読めたと思う。緻密な構成力で、エンタメ作品としてダークな世界観を楽しませる作品になりそう。暴力からは何も生まれない。4.2
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同じ作家さん!?
2025年10月15日
この作家さん好きで数冊持っているのですが、これは誰!?って感じの絵柄と雰囲気…テーマがSMだからそれにはすごくあってるけど、何度も作家名を確認しちゃいました。少し昭和っぽいけど、でもやっぱり絵がうまくて、ストーリーもドキドキ…!試し読みしかしていませんがすごくおもしろそうなので購入検討中です!
暗くて重い内容なのに
ネタバレ
2025年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヘンタイオニイちゃんには笑いましたw
SMと近親相○が苦手な方には要注意です。
性的にも経済的にも支配者な父の元育ってきた兄弟が父が亡くなった後、兄が表面上では継ぎ弟が裏では支配する話です。
DOM/SUB でどっちがどっちか忘れたんですが・・・、父と次男が支配者で長男が支配される側です。
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D/SのSM大好きなんだけど…
ネタバレ
2025年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私自身dom/subやSMものが好きだからかのかもしれないけど、正直プレイに物足りなさ感じちゃった。
圧倒的な支配がテーマなのかと思いきや、SMのプレイにもdomsubの設定も活かしきれない感じが惜しい。
あと普通にあんまり刺さらなかったです。
短編だから仕方ないのかもしれない…ストーリーは凄くこだわっていて良かった!執着、ハード、SM、ホラー系が分野の先生希少だからこれからに期待です
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うーん
2025年10月16日
作家買いだけど、絵のタッチが違ってて、作家名を間違えて購入してしまったかと思いました。これBLかな?BLを期待すると裏切られた感が強いです。なんか青年マンガっぽい印象でした。
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作家名: 奥田枠
ジャンル: BLマンガ / 先行作品
出版社: 新潮社
雑誌: C-KANATA