アルク先生の作品の中で1番最初に出会った作品。他の方も仰ってますがレビューは見ない方がいいです。
かくいう私は皆さんのレビューを読んでいましたが油断してました。ラストに訪れる静かな幸せと衝撃的なコマがずっと頭から離れず「とんでもないものを読んでしまった‥」と途方に暮れたのを覚えています。
この作品、社長と庭師という身分違いの恋物語と思いきや、そんな甘っちょろいもんじゃありません。意外性のある展開、2人の想いが交差してお話が二転三転しますが決して読者を置いてけぼりにすることがない構成。見事としか言いようがないです。しかも211pなので読み応え◎
つい先日、アルク先生の別作品を読みましたが私の原点は今作かな。久しぶりに読み返しましたが圧倒されました。そして、やっぱりラストで目頭が熱くなり再び呆けてしまいました‥。
当時はあまりにも衝撃を受けて使い物になりませんでしたがレビュー数少ないので貢献します。2011年と古い作品ですが、ストーリー重視の方にオススメしたい。これはBLと思って読まない方がいいです。