ネタバレ・感想あり猿喰山疑獄事件のレビュー

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衝撃!
2025年3月9日
本当に申し訳ないとは思うのですが作画がすごく苦手なんです。すごく苦手なのにそれでも読みだすと全く気にならなくなっちゃう位にお話しが面白くって癖になる。そしてまた先生の作品を読みたくなる。そんな中でもこの作品はとびぬけて衝撃度が高い!!読むか悩む人がいたら是非とも衝撃を味わって欲しいと思う作品です
レビューを読まずに本編をどうぞ
2024年12月13日
『まずはレビューを読まずに本編をどうぞ』な作品です。ARUKU名義の作家さんの初期作品でこの他に商業デビュー作が1冊遙々アルク名義で出されています(他にも旧名義作品はありますがARUKU名義で検索可能)。
作家さんとして大変完成されているという印象の方で内容がどの作品もですが、丁寧に描かれており作者様の才能溢れる世界観に引きずり込まれ囚われてしまいます。
本作品は愛の本質を突き付けてくるような内容です。鷺坂の選択は?星の選択は??? ・・・ どのような選択だったかは本編で。
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純愛
2024年12月12日
ARUKU先生の初期の作品?「昨日君が死んだ」を読みそこから先生の作品を読み漁っています。「明日屋商い繁盛」のレビューでこの作品を知りました。レビュータイトルに書いたように純愛。ネタバレなしで読んで欲しい。
やっぱ最高。
ネタバレ
2024年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の最新刊、印象鮮明、神秘的な旅の絵本のようでした。
私は新刊が出る度、初めてお名前を知り初めて読んだこの作品を再読します。何度読み返してもラストで感極まります。物語は持つ者、持たざる者の濃さは違えども孤独と苦悩と不確かでは無い愛のお話。細かい描写に引き込まれ、ラストは悪足掻きさえ出来ぬ絶望的な全身ホイ帯姿。それでも迎えに来た彼には心の目を通して、以前の美しい姿を感じ取れているはず。包帯から溢れ出す涙は、人生の重い甲冑を外し、野性のギラツキを捨てた安堵と再会した感動の清らかな涙。人間、命あっての物種。どんな形であれ、生きてさえくれたら自然と手が合わさります。養子の子は嫌い大嫌い愛してるの迷い犬の様にちょこまかして三人で暮らしていってくれるでしょう。それにしても、先生の頭の中には物語を紡ぐ仕立て屋さんが居られるのでしょうか。どうしたら、このような作風を手繰り寄せられるのか。作品に触れさせて頂く度、心は過剰反応と絶句のオンパレード。何とも困った一読者と自覚したところで少しの我慢もきかず、達しても達しても溢れ出すアルク先生愛。淡々と幸せな人生を送る私を極限まで身悶えさせ、浮き足立たせるARUKU先生は、やっぱ最高です!
幸せの小鳥
ネタバレ
2023年12月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凍った心を持つ義彦の元へやってきた詐欺師の鷺坂。2人は互いに影響を与え合っていく。そのうち、離れられなくなりそうなことに気がつき、焦る。それぞれが。不器用な2人。ちょっとずつ距離を詰めるけれども…。一度離れてしまうのですが、迎えに行ったシーンでは泣けます!ストーリーにどんどん引き込まれてしまう。流石のARUKU先生作品です。
最高です!
ネタバレ
2023年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ さすが、ARUKU先生、すばらしい作品です。美人詐欺師とイケメン実業家。寂しがり屋で、愛を知らない二人がそれぞれに溺れていく姿がとても良かった。薫彦くんが後押ししてくれて、鷺坂さんに会いに行けてよかった。義彦さんは鷺坂さんにとっての「さよなき鳥」なのかな、と思いました。また義彦さんのために、お庭にきれいな薔薇を咲かせてあげてほしいです。
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まるで一本の映画を観たような充実感!
ネタバレ
2023年11月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 間違いなく素晴らしい作品です。
読み終えた後の胸に迫ってくるような充実感がスゴい!
是非ネタバレなしで、なんならレビューもすっ飛ばして今すぐ読んでほしい!
ちょっとクセのある画風から生み出される登場人物が皆いい味を出していて、そこに吹き込まれる知的なセリフの数々がピタリとハマって心地いいのなんのって。
「猿喰山疑獄事件」このよもやBLと連想できないような攻めたタイトルも実に私好みで、ARUKU先生の独特の世界観にどっぷり浸かれること間違いなしです。
人生の悲哀と孤独の先に辿り着いた2人の結末に心震える、そんな珠玉の一冊でした。
泣くよ!!!!( ߹꒳​߹ )
2023年5月3日
傲慢な王様と詐欺師。
2人の約束は守られたけど、そっか…こうきたか…
こちらARUKU先生の前のペンネームでの作品です。
ARUKU 先生の作品は必ずハピエン。
どんなカタチでも必ずハピエン。
ARUKU 先生の作品で初めて知ったハピエンのカタチ。
どんな結果でも2人が幸せなら それはハピエン。
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やられたー!
2023年5月2日
作家買い。毎回ARUKU先生のストーリー展開に脱帽しつつ、ちょっと今作は以前読んだのに似てる?もしかしてあんまりハマらないかも……と途中まで読んでたのですが、ラストでやっぱりしてやられました!
もー泣くよねー。どうやったら毎回毎回こんな面白いお話が思いつくのでしょう。ホント凄すぎる!!
今作はとにかく王様がカッコ良かった!攻め様が最高過ぎました。
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読んで一片の悔いなし
2023年4月27日
イヤー最後そう来たかって思いました。著者別名義の「嫌い、大嫌い、愛してる」に通じるものがありますね。
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タイトルの並んだ漢字がもうこわい
2023年3月27日
が第一印象でした。思わずこのちょっと不気味な名前の山を調べたら実在しててびっくり。大好きで崇めているARUKU先生、これはもう楽しくないお話であることは明らかなので読もうと手に取るのに時間がかかってしまいました。
BLジャンルではあるけど、人間の面白くも哀しい生き方、ARUKU先生特有の究極の愛情表現、喜劇王チャップリンの名言に「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」という言葉があるのですが、先生の作品を読むと必ずこの言葉が浮かんできます。悲劇と喜劇が混在する摩訶不思議なARUKUワールド、今作品も想像のはるか上をいくすごい作品でした。
ARUKU先生しか描けない衝撃のラストです
2022年10月19日
ARUKU先生の別名義の初期作品で2009年BLア○○ド、コミックランキング5位に入賞しています。ARUKU先生は10年以上前から唯一無二のストーリーテラーだったのですね。天才というより「神」だと思いました。ARUKU先生にドハマリしている今、読まねば!と決めていました。類型の作品がないと言われているこの作品ですがまさにその通りです。全く想像出来なかった衝撃のラストで涙が溢れました。脳裏から義彦の愛に溢れた美しい眼差しが消えません。そして扉絵を見返して少し心が軽くなりました。
あひる1匹まで考え抜かれたストーリー!
ネタバレ
2022年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初から最後まで考え抜かれたストーリー。それこそあひる1匹の存在まで。疑獄事件と言うだけあって、本物と偽物の区別が最後まで分からないスリリングな展開。最後はキリキリに巻かれていたネジをパッと離されたような読後感。ようやく最後に気が緩んで安心さえしたような。あのラストで安心出来た…なんて言わしめる先生は広い世界にもアルク先生だけかもしれない。
苦しいのに最後から離れられない
ネタバレ
2022年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 知人に絶対読んでくれと進められて手に取った1冊。よく絵柄についてARUKU先生は賛否がわかれるところですが、私は特に気にならなかったです
いや~読んで良かった、読んでいて苦しいと思うのにそこから離れられない
辛いことがこんなに美しく見えるなんて思いませんでした
何度も何度も心の中で思い出す作品になりました、ARUKU先生の別作品も読みたいと思います!
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深い物語
ネタバレ
2022年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大企業グループの若き総帥と庭師の青年が出会うお話。深い物語でした。2人は唯一の共通項が人を信じられないことだけど、お互いを知ってから変わっていくんですね。「好きなところをあげればキリがない 目も指先も襟足も生意気をいう唇も」と言っていた義彦が、その全てを失った鷺坂に「うちに帰ろう」と呼びかける結末にため息がでます。
ARUKU先生の漫画はすごい!!
2022年5月17日
心が鷲づかみされて、何度も何度も読み返してラストを何度も眺めて、ため息ついています。
素晴らしい物語です。
ARUKU先生の本は、いつも一冊とは思えないほど内容が深く濃く、愛が溢れていると感じます。
大好きです。すべて神作品です。
泣きっ
2022年4月20日
読み終わった後、胸がいっぱいになりました。愛を知らないお金持ちの経営者と貧乏で思惑有りな男。ARUKU先生らしい見事なストーリー。読み始めたらノンストップで、グイグイ物語の中に引き込まれていきました。何て深いお話しでしょう。是非ネタバレ無しでお読みください。読んで後悔はしないはず!修正は白丸くらいでした。
涙が止まらない
2022年3月12日
ARUKU先生の作品は読むのに時と場所を選ぶので買ってからなかなか読めませんでした。
やっと読んだらやっぱり凄かった。
最後はもう嗚咽して号泣してしまいました。しばらく涙が止まらず。
受けは詐欺師だけど、騙しているようで内面は純粋で優しい人柄だったり、ARUKU先生の描く受けに共通するモノがあります。
練ったストーリーだし端々も凝っていて、ホント名作ですね。
とても良かったです。
2022年1月31日
百年でただ1度だけ恋したからARUKU作品にハマってしまいました。他にも何冊も購入させて頂き、全部良作で最高でした!ARUKU作品で検索すると、必ずこの猿喰山疑獄事件を読んだ方がいいと出てきたので今回読ませて頂きました。レビューは見ずに読んだ方がいいとのことでレビューは見ずに読みましたが、重いストーリーと感動のラストで、なぜ今までこんな良作を見つけられなかったのか悔やむほどでした。私は文章力がないため上手く言えませんが、とにかくこの作品に出会えて良かったです。
衝撃を受けました
2022年1月27日
アルク先生の作品の中で1番最初に出会った作品。他の方も仰ってますがレビューは見ない方がいいです。
かくいう私は皆さんのレビューを読んでいましたが油断してました。ラストに訪れる静かな幸せと衝撃的なコマがずっと頭から離れず「とんでもないものを読んでしまった‥」と途方に暮れたのを覚えています。
この作品、社長と庭師という身分違いの恋物語と思いきや、そんな甘っちょろいもんじゃありません。意外性のある展開、2人の想いが交差してお話が二転三転しますが決して読者を置いてけぼりにすることがない構成。見事としか言いようがないです。しかも211pなので読み応え◎
つい先日、アルク先生の別作品を読みましたが私の原点は今作かな。久しぶりに読み返しましたが圧倒されました。そして、やっぱりラストで目頭が熱くなり再び呆けてしまいました‥。
当時はあまりにも衝撃を受けて使い物になりませんでしたがレビュー数少ないので貢献します。2011年と古い作品ですが、ストーリー重視の方にオススメしたい。これはBLと思って読まない方がいいです。
愛したと言えるのはたった一人
2022年1月25日
有名作品だと思っていたので、レビュー数が思いのほか少なくて驚きました。ARUKU作品が好きで本作をまだ未読の方は、間違いない名作なので、是非あらすじもレビューもノールックで読み始めて欲しいと思います。

いつもながら1冊の読み応えが凄いです。どの章も密度が濃く、登場人物それぞれの人生の愛や孤独や苦悩にキラリと光を当てています。細かく散りばめられたエピソードが人の多面性を感じさせ、どれもじわりと心に効いてきます。作中で鷺坂が2回賭けをするエピソードがとても好きです。

レビュータイトルは作中のセリフから。高潔な男がなんのてらいもなく「さびしい」と口にする姿にその深い愛を見て、なんと素晴らしい描写だろうと胸を打ちました。

エチもあります。様々な感情が混じり合ったもどかしくも熱の篭ったエチが描かれています。接合部はっきり描写は少ないですが修正は甘めでした。
容赦ない
ネタバレ
2022年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほんと登場人物に容赦ないですよね!ラストシーンでそうくるか…と思いましたが、一緒にいることが幸せなんですよね。読み返すのを躊躇するくらい重いお話でしたがやっぱり面白かったです。
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またまたやられました…
ネタバレ
2021年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU先生別名義の作品だそうで、こちらもオススメされてなかったら読んでませんでしたね。
タイトルが不穏…他の作品がなかなか心抉ってくる作品だったためかなり覚悟して読みました。
上手く言えませんがセリフの大切さ…セリフ全部が生きていて1つも読み逃してはいけないのがアルク先生作品だなと。
心の機微とかそんな細かな所でなく、人間そのものの生き方を走馬灯で見せられたようなライブ感。(走馬灯?ライブ感?は?ですが…)
2人の気持ちが変化していくまでの、一見他愛もないやりとりで半分くらい進んで行きます。覚悟して読んだので穏やかな展開にこの先どうなるのか逆に怖くなるくらい。でもその全てが結末へと繋がった時ブワッと押し寄せるこの感覚。最初の出会いからもうこうなるしか無かったんだと思い知らされる。
セリフや背景、登場人物の脇役1人に至るまで全て2人の感情のためにあり、無駄なものひとつもなかった。
先生が頭の中で組み立てられたストーリーを作品にする時求める精度の高さ、厳しさは相当なのでは…。
余韻でじわじわ感動が押し寄せて止まりません。作品力に圧倒されるというか…凄かったです!
ネタバレしてますかねごめんなさい…出来たら情報なしで読んで頂きたいです!
圧倒される
2021年11月9日
は~~~……この作品もすごかった……。

猿喰山疑獄事件――タイトルから、ハードなクライム・サスペンスものかと思っていました。
読んでみたら犯罪とか裁判とかあまり関係なかった。狂おしい恋の話。

財閥の若き総帥の星が、屋敷に入り込んできた庭師の鷺坂にどんどん惹かれていく過程に目が離せない。
だけどARUKU作品…もちろんそのままハッピーエンドになるはずもなく。
でもそこからがすごかったです。

ARUKU先生って、手負いの獅子みたいなキャラを描くのが本当にうまいなって思った。
この作品は二人共が手負いの獅子。傷ついた獰猛な獣。
悲しくて苦しくて胸が痛くなるけど、「嫌い、大嫌い、愛してる。」まで神経がすり減るようなことはなかった。
ストーリー、感情の振れ幅、ラスト…すべてが調和されていて、圧巻の読み応え。素晴らしい作品でした。

ARUKU先生の初期作品、遥々アルク名義でのこの作品。
フォロー様のレビューを見て、初めて別名義でも作品を発表されていることを知りました。
この作品に出会えたことに本当に感謝です。ありがとうございます。
素晴らしい作品をありがとう
2021年9月19日
最初の印象と最後の印象がここまで違う漫画にあったのは初めてでした。最初はほのぼのとした話でしたが終盤にいくにつれてシリアスな雰囲気になり思わず最後は涙がこぼれました。言葉で言い尽くせない心の震えが詰まった作品だと思います。aruku先生の作品は奥が深く緻密な構成のストーリーが多いので是非皆さんも読んでみるべきだと思います。
好きです
2021年9月16日
紙本で持ってて、まだレビューしてなかったことに気づきました。「本当は好きだ」を読んで、ARUKU先生にハマり手にした作品です。とにかく好きです。
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独特の世界
2021年8月19日
ARUKU先生の初期作品?この先生の作品は、絵が独特なのと、ストーリーも類を見ない面白さがあります。今回もやられました。作品によっては痛々しくて見てられないものもあるのですが、こちらは地雷はないと思います。ストーリーは読まずにためし読みをお勧めします。
間違っていたからこそ恋をしてしまった
ネタバレ
2021年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1500レビュー目は尊敬してやまないARUKU先生の昔名義の初期作品。私的満足度ナンバー1で大好きな作家さんベスト5に入ってます。電子で手に入る全作品持ってますがもったいなくて全部は読んでません。どの作品も二転三転が続き漫画一冊で何冊分もの濃いストーリーが入ってて満足感ハンパない。この211ページを571ポイントで買えて読めてしまうなんて、貨幣価値を疑ってしまうくらい。過去作品なこともあり人物絵に特徴ありますが、パタっと変わる場面転換のセンスが素晴らしく、背景に隠された意味も逃さないように、書き留めておきたい心をうつ言葉と膨大なセリフと詩的モノローグにも集中して読んでます。
タイトルはあるセリフから。この作品も面白すぎてもったいなくて1ページ1ページ噛み締めるように読んで読了まで時間かかった。。。ARUKU先生の衝撃的な作品群の中ではもしかしたら受け入れやすいストーリーかもしれない、かな?どうだろう。(今ポイント還元中の近刊「発熱バスルーム」はかなりARUKU色濃いので、ダメな人はダメかも。私は大好きですが) 私はとにかく好き、やっぱり好き、大好き。これは愛の話です。ARUKU先生が描くのはいつも愛の話。これから読む方いらっしゃれば絶対にネタバレなしで、あらすじも読まずに章タイトルもみないでください。私は他サイトのオススメレビューで少し知ってしまって大後悔しましたよ。。
ネタバレなしのレビューなのでただのファンの推し作家さん呟きになってしまってますね。。ARUKU先生の健康とご多幸を祈りたい。SNSされていないしインタビューもほとんど受けていないみたいので(2012年のものだけひとつ見つけた)、謎めいた作家さんなのだけど。たくさん本を読んでいらっしゃっることは間違いなく、物語を書きたい書かずにいられないと数少ないインタビューでお話されてた、先生のことを心から好きです。ARUKU先生の作品に出会うために私はBL読み始めたのかもと思ってしまうくらい好き。これからも先生の紡ぐ物語を心待ちにしてます。
ARUKUワールド
ネタバレ
2021年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんの作品は読むと癖になります。この作品で読んだのは8冊目ですが、初期の作品からARUKUワールドは健在で実に素晴らしいです…
一癖あるので、苦手な方もいらっしゃるとは思いますが、私はこの最後のどんでん返しに毎回虜になっている1人です。

若くして巨大なグループ企業の社長となった星×詐欺師の鷺坂(本名は蟇田)。
地位も名声もあり見た目も男前な星ですが、現実は孤独なひとりの男。
鷺坂という庭師が来てからその生意気な言動に心を乱されつつもそんな日常に癒されるようになり、心を通わせるように。
鷺坂が詐欺師とわかっても家に住まわせ庭師として扱う星の盲目ぶりが、本当に好きなんだなぁと感じました。
鷺坂が星の好意を感じて逃亡の際星を刺したのも、相手を思って線引きしたんだなぁと思うと深いです。
最後は衝撃のラスト。ARUKU先生らしい最後の数ページに胸が潰れそうでした。
1度読めば癖になる作品です。
大好き
2021年6月29日
アルクさんの作品で一番好きです。
受けのキャラクターが魅力満点で、逞しいけど守ってあげたくなる可愛い気丈な詐欺師です。
不穏な展開にハラハラしたり切なくて泣きましたが読後感は悪くないのです。
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すごい!
2021年5月7日
物語終盤の方の受けの行動、ラスト、とても切なくて感動的でした。幸せになって欲しいと願ってしまう。
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続きが読みたい
2021年5月5日
ARUKU先生が以前のペンネームのころの作品だそうで、あるレビューに「ブレイク作品」と書かれてあったので読んでみました。確かに何もないところにこの作品が発表されたら衝撃を受けると思います。この後2人はどうなるのかなあ。このような結末でも、ARUKU先生なら幸せな続きを考えてくださっていそうなので続きが読みたいです。どなたも「絵が好みではないがすぐ気にならなくなる」と書いておられますが、その通りでした。わたしも絵で敬遠していましたが、本当にごめんなさいと今では反省しています。
涙が急に溢れる!
2021年4月23日
本当に最後の1頁で涙が溢れて止まらなくなります。
作者様の作品全て大好きですが、原点とも言えるくらい作品作品のワールド全開です。
迷ってる方がいるなら是非手にとって欲しい。
後悔しない作品だとおもいます。
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猿喰山で何があったのか
ネタバレ
2021年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さまを好きになったキッカケの唯一無二な作品です。巨大企業を率いる若き総帥・星は、冷たい風の吹き下ろす猿喰山の麓の屋敷に住んでいます。植物も育たないその庭の庭師として働きたいと土下座してきた鷺坂は、ぐいぐいと星の懐に入ってきます。実は、鷺坂は15歳の時に詐欺師によって家庭を失った孤独な身の上で、星を騙すべく近づいてきた詐欺師でした。騙し騙される二人が、お互いにそれをわかりつつも絆されてゆきます。巨大企業の後継者として一切の情を排除して育てられてきた星が、かつて愛した自由な小鳥のような鷺坂に惹かれ、鷺坂もまた、太陽に愛されているような星に惹かれてゆきます。お互いを想うが故の結末は決してバッドエンドでは無いのですが、ラスト4頁は衝撃ですので覚悟して下さい。『ビター×スイート』の村山さんが、一話と最終話に出演されています。
こんな話とは
ネタバレ
2021年1月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ サンプル版を読んだ時はこんな顛末になるとは思わなかった。ハッピーエンドだけど切なすぎる。アルク先生の作品は幸せ一杯の最後といかないのが、切なくて魅力なのかも。
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涙無くして読めない、衝撃のラスト
2021年1月19日
読み終えた後、3日くらい引きずりました。なんだろう、こんな作品BLで見たことないです。
もう一度読みたいような、読みたくないような。
でも間違いなく胸に刺さる純愛でした。

絵は独特ですが、すぐに気にならなくなります。むしろ、読み終えた頃には、この不思議な味のある絵が好きになってしまいました。先生の作品に出会えて本当に良かったです。
読み終わってから涙が止まらなかった
2020年12月1日
スパダリ×庭師。ストーリーが練られていて何度かどんでん返しがあります。愛を知らなかった二人の純愛に泣いてしまいました。セリフの一つ一つが愛に溢れていて美しくて、唯一無二の素晴らしい作品だと思います。
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なんという…
2020年6月10日
凄い作品です…。ARUKU先生の作品はいつも切なさを伴いますが、これはラストがあまりにも辛過ぎて、読み終わった後しばし呆然としました。確かに二人は結ばれたけれども、あまりにも過酷過ぎやしませんか?もう切なすぎて胸が潰れそう…。
読ませます!
2020年5月15日
物語重視の作品です。しかも、とびっきりの愛の物語なのだけれど、テーマと結末が重いので、読後感はあまり良くないかも。攻めの孤独と寂しさ、受けのこれまでの業、等々、漫画だけれど、文字数多く目一杯詰まっていて、情報量が多いです。それもこれも、このラストにするため。
この作者様が好きな方には、オススメです。
ARUKU色MAX
2019年8月26日
うーやはりまだ読み返せないー。
なので全力で「凄い作品だーー!!」とだけ叫ばせていただきます。すみません。
BLでこんな結末見た事ない
2019年2月15日
「好きな所を挙げればきりがない。目も指先も襟足も生意気を言う唇も…会えなくなってもっと好きになった」←攻めのこの台詞の後に、あの展開を描く作者さんは天才だと思います。そしてそれが、2人の築いたものが本物だった事の証明になっていて、涙無しには読めませんでした。
最後の余韻が
2018年11月26日
ARUKUで検索しても出ませんが、ARUKU先生の作品です。孤独な2人が最後に。この余韻に涙。
ARUKUセンセイ。
2018年10月31日
読みながら途中からはゾワゾワとした感情が止まらない・・! どう終わるのだろうと思っていましたが、ああ、何て予想外。何て重い・・・。読後は心がもっていかれました。 気軽には読めないかもしれないけれど、時間のある時に大切に読み返したいように思える作品でした。ノンフィクションかと思わせるタイトルも印象的。最初と後半にちょこっとでてくる検事さんの弟が「ビタースイート」の主人公。
2009年7月(2011年12月1日電子第1版発行)/全211頁(第一~九話+最終話)
いろいろ考えさせられる
2018年10月23日
一冊の中にこれだけいろんな要素を詰め込めるのはすごい。バナナフィッシュ読んだくらいの衝撃を受けました。読み返してもラストシーンで泣いてしまいます。孤独な御曹司の心に入り込めるほど魅力的だけれど、詐欺師ゆえに人を欺くのが当たり前で、素直になれなかったヒキタが悲しい。
作者買いです。
2018年9月3日
絵とタイトルから敬遠されがちかもしれませんが、ストーリー重視のBL好きの方にはお薦めしたい作品です。小説のような展開に引き込まれ、絵は気にならなくなると思います。ラスト、あんなに明るくて饒舌だった鷺坂の姿に言葉がありませんでした。でも、どんな姿になっても星の鷺坂への気持ちが揺らぐ事はないのですね。あんな冷血漢をここまで変える事ができた鷺坂の姿こそが本来の鷺坂だったのでしょう。
泣いた
2018年3月1日
アルク作品は2回目です。明日屋商い〜ではお伽話でも読んでいる様な不思議な気持ちにさせられたのでこちらもその類なのだろうと勝手に思っていましたがまた違う世界が。アルクさんスゴイです。良い作品に出会えました。作者買いに決定しました!
持ってます
2017年8月8日
雑誌掲載当時も読みましたしコミックスも持ってます。これは本当に名作です…アルク先生は絵柄が特徴的で敬遠される人も多いみたいですが、読んでもらえれば、その絵柄の個性がお話しの世界観とガッチリマッチしていると思えるはず。どこか童話の世界のような異質な雰囲気と重厚なストーリーです。色んな人に読んで欲しい。
鳥肌が…!!!
2017年5月7日
読み終えて、鳥肌がたっている自分に気付き驚きました。大好きなARUKU先生の名作、勿体なくて読んでいませんでしたが、時間をかけてじっくり読みたかったので、GWラストのお楽しみに読みました。予測不能なストーリーとありましたが本当にそうでした。ハッピーエンドと言えばそうなのかもしれませんが、つらすぎて…。もっと何とかならないものなのかと、読み終えてからも作品にとらわれてしまっています。ラストの衝撃はものすごいものでした。先生の絵は個性的ですが、私は大好きです。この絵とストーリーがあってこそだと思います。先生の作品はこれからもずっと先生に描いて頂きたいと思います。
ラストが
2017年4月10日
ハッピーエンド・・・なのか?いや、ハッピーエンドですね。絵が苦手で避けていたのですが、途中からそんなの気にならなくなるくらい夢中になってました。読んでよかったです。
なんじゃこりゃ!傑作!
2017年2月8日
もー、なんじゃこりゃだよ、もー!またやられたよ、アルクさん!正直、絵が苦手で敬遠してたアルクさん。なので今更読み漁ってます。どっぷりハマった今は苦手なんて思ってすみませんでした、と謝るしかない。このどこかデッサンがくるってて(すみません)イビツで、張り付いた紙芝居のような独特の絵でないとアルクさんの世界観は成立しないとひれ伏してます。今回もまた物語に振り回されまくって、その挙げ句に突然一方的に幕を下ろされてしまう、煙に巻かれるような例のラスト。急に空中に投げ出されてしまったかのようで、どこに気持ちを着地したらいいか狼狽してしまいます。ただただ涙が滝のように流れました。でも、ハッピーエンドです!来世に持ち越されずに良かった! 余談だけど、まだそういう作品に出会ってないけど、アルクさんならタブーとされる夢オチ死にオチでも許してしまいそう。アルクさんにはドMな読者です。
涙で目が腫れました…
2016年12月2日
朝、起きぬけに読みました。わたしの場合は自分でも驚くほどに泣いてしまい、目が、顔が腫れて、外に出られなくなったほどです。
内容に関しては読まれた多くの方が、素晴らしさを語られてますので触れません。一言で言うのも難しい、美しい再生の物語。そして、アルクさんの画とこの稀有な物語は、分かち難く結びついています。
揺さぶられる
2016年4月17日
どんな感情でも、その物語によって心の揺さぶりをかけられる作品が優れていると思います。
これは決して甘い幸せな気分を味わえる作品ではないです。
でも、読んだ後の余韻の強さは半端ないです。
行動の裏にある想いを汲み取るような描写。
衝撃的なラスト。
胸を抉られるような重い作品だけれど秀作です。
奥が深いです。
物語の中で一転、二転、三転と、意外な展開がこれでもかと続き、一気に読ませてくれます。
正直絵はヘタです。
私も最初は受け付けないと思いました。
でもこの方の作品は、段々この絵じゃないとって思うようになるんですよね。
レビュー数が少なかったので、もっと読まれてもいい作品だと思い、リアルタイムじゃないのですがレビューしました。
後半に村山という検事が出てきますが、その弟が主人公のお話が「ビター×スイート」です。
総211ページ。
凄いお話し
2015年5月25日
詐欺師の話にゲンナリとしたのは確かですが、そんなのどっか飛んでいきます!一言も悪い事はダメだなんて、言わずに示してくれてるかの様。攻めが落ちていく感じと夢中になっていく感じがたまりません!まさかの結末に涙。お互いの愛あってこその受けが逃げる前の行動と、後の攻めの言動にも涙!悪い物が流れていく様な読後感です!
アルク先生の作品で嫌いなものがないっ!
2014年3月6日
アルク先生はチロリで知って大好きになって、電子で出てる作品は全部読破したのですが、この作品はあえて最後にしました。ちゃんと時間のあるときにじっくり読みたかったので。高評価だったから!私のドM!絵が独特なので苦手意識がある方もいるかもしれませんが、お話重視の方は是非読んでください。気がついたらそなこと忘れてドップリはまること間違いなしですから。切ないハッピーエンドです。内容は多くは語りません。ただただ、秀逸です。
おお、衝撃……
2012年10月5日
非常に面白かった。皆様のレビュー通りドシンと胸を衝く衝撃のラスト。とは言え単純などんでん返しでもないのよね。こればっかりは読まないとわからん……
絵はまぁ確かにちょっと拙いかな。そこは惜しいですが内容の素晴らしさに★5を贈ります。
物語の世界観に…
ネタバレ
2011年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ どっぷりと引きずられていきました。ほんと良く練られている秀逸作品だと思えましたよ。
寂しい情感を魅せてくれるアルク先生。絵柄の好みなど食わず嫌いされる方も居られるかもしれませんが、この作品は一読して欲しいです✋ ラストに心が何処かに持っていかれそうに呆けてしまわれると思います。


内容は星グループ総帥・義彦は猿喰山にある家に庭師と称して入り込んできた鷺坂(実は偽名)にある条件を提示し、叶えられたら雇うと…上手く叶え星家の庭師として。だが、鷺坂には別に意図があり……


この作品、読者側に各々の想い、考えを汲み取る描き方だと思えました。
私は後半、鷺坂の義彦への葛藤、想いなどを極力省いているのではと考えましたが。


最初と後半途中から検事が登場しますが、検事の台詞の中で💡ピンときました。前作『ビター×…』私はまだ未読でしたがレビューは見てましたので、あの方の○○だと!!

今はARUKUに改名されていますが、今後も注目したい作者です。評価は☀5つ💦お薦めします😃

1人でジックリ読める時に読んでいただきたいですね。私は1番肝心なラスト部分に邪魔が入り…目に水滴がついた程度😢 アァ邪魔さえ入らなければと悔やみましたので✋
📚必読!!
2011年11月1日
《ネタバレなしです》

パッと見、好みではない画とタイトルに躊躇しました。が、読んで正解でした。
半ばまではゆったりと進みますが、折り返しから一気に加速します。

途中、自分なりに『それなり』のオチを想像しましたか、それは良くも悪くも裏切られます😢

もう色々は言いません。


※ただし一言。読み終わった後も、暫く引きずります。
待っててよかったっ!
2011年10月29日
この作品、評判よかったんですよね~。
なので、ここでアップされるのを心待にしてました(笑)

あらすじ、人物設定については、あえて書かないことにします。

ストーリー展開と共に、人物設定は変わっていくので。

ちなみに立読みで公開されている冒頭部分は、しばらくの間意味がわからないかもしれませんが、ストーリー的にも登場人物的にもまさかの繋がり方をします。(余談ですが、同作者の『ビター&スイート』を読んでいる方はニヤッとできますよ。)

テンポよくストーリーは進んでいき、後半からはハラハラする展開になり、ラストはもし予想できたとしてもせつないです。

悲しくて、せつなくて、悔やまれるけど、ハッピーエンドです。

私はそう思っています。

もし、一回で理解できなくても、繰り返し読むことでより深い味わいに到達します。

この読後感はぜひ一度味わって頂きたい!

待っててよかった!
切ない…
ネタバレ
2022年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者様はいつもなんですけど切なすぎる。一旦別れるのは仕方ない、どんなに愛し合っていても犯罪は犯罪で罰は受けなくちゃ。でもハピエンとは言えメリバかな。でもこの結末でなかったら今生では二度と会えなかった(報いを受けなければ幸せになることは許されなかった)、そう思うとこれで良かったよね。来世に持ち越されるよりは全然。攻めの愛の大きさと最後に見せた受けの涙に、これから2人一緒に暮らせる幸せな未来が見えました。(脳内でその後の幸せを妄想しないと身がもたない)
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トラウマ級
ネタバレ
2022年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの先生の他の作品のレビューで、このお話が良かったと書いてあるのを読んで、割引使って買ったのですが…。さすがアルク先生期待を裏切らない、最後の最後で後ろにぶっ倒れそうでした。え?これ、ハッピーエンドなんですか?だってこんな状態では本当にその人なのか分からないのに。もう一人の縁もゆかりもない方のひとかも知れないのに。2〜3日事あるごとに思い出しては検証し、はっと気付きました。アルク先生の術中にはまっていることに。たまらない。あまりのショックにトラウマになりそうですが、新刊出たらやっぱり買うかな?
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読んで損はないが評価に悩む
ネタバレ
2022年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーのネタバレなし、ただし受けが最終的にどうなるかは想像がつく、そういうレビューを事前に見ていたので読み進めるのがものすごく怖かったです。
固くて癖も強い、でも細部まで丁寧に描き込まれて情報量の多い絵。上手くない、と言いたい所だけれど、美形とそうでない顔、美形でも個性の違いが読み取れるので、描き分けがしっかりできている。
登場人物の描かれ方も素敵で、主役2人以外のキャラクターの背景や人物像にも魅力がある。攻めの可愛らしさに嫌な子供っぽさや自己中ぶりがなく、本当に可愛らしい。裏側を見せてなお魅力が増す受けのキャラクター造形も素晴らしい。
結末には受けをこの状態にしなくちゃ駄目だったのかなと思ってしまいますが、拒絶も別離も選べない状態になって初めて受け入れ留まれるのではないか、また攻めの恋、相手への執着の深さを示す終わり方でもあると思います。
BLとしては萌えやエロ目的だと厳しい。個人的には萌え以外の感情で揺さぶられる人間ドラマ枠でした。
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レトロ感漂う
2021年2月23日
昭和の話かと思いきや現代のお話。そのレトロ感があるからなのか重いストーリーが活きて、絵に描かれていない部分にも想像力を掻き立てられてしまう。ラスト、気持ちは晴やかなのに現実は重い・・・切ない。
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繊細
2020年9月16日
この作者さんの最近の作品が良くて、初期のこの作品を読みました。絵がちょっと…でしたが、話の内容はとても深くて繊細でした。
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はまれず
2019年8月28日
高評価で期待しすぎたせいかあまりハマりませんでした。似たような話で絶賛してたりするので個人的に合わないだけでしょう。絵が苦手とのレビューもよく見ますが私は気になりませんでした。決して悪くはないんです。多くの方のテンションと違うだけです。
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まさにドラマ
2019年6月13日
絵の拙いところが途中から気にならないくらいストーリーに引き込まれました。物語がしっかりしているのとラストが衝撃的で他にはない作品です。
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ごめん、合いませんでした
ネタバレ
2022年4月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 211ページ。
ファンの方はこのレビュー読まないで下さい……。
絵にクセがあるというのは承知の上で、ストーリー重視ということで読みました。
しかし、思った以上に絵のクセが強く、かつ表情がないのが合いませんでした。表情から心の機微を垣間見る、というのが全く出来なかった……。
ストーリーに関しては、良い話だったとは思います。冷酷な王を演じる主人公の仮面を詐欺師が剥がす、ロマンチックです。
ただ、詐欺師の描き方が私の趣味じゃない。いとこを養子にする流れも、舞台が戦前戦後すぐならともかく、現代だと違和感が強い。ラストも衝撃的ではあるけれど、作劇の観点からは安易さがありました。
全体的に昭和感のある漫画表現とストーリー運びで、この作品が平成20年代に発表されていたことが最大の驚きでした。
うーむ。
ネタバレ
2019年1月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好評作品のため購入しましたが、なかなか私は国語力がないのか、感情移入出来なかったためか、ラストまで読んでも???でした。この作家さんのストーリーは三作目なのですが、難しいの一言に尽きます。
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ふーん
ネタバレ
2018年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 色んな所のレビューで高評価だったので読んでみました。絵が拙いのは分かってましたが、台詞が多い!台詞回しも演劇か?って感じの白々しさ。特に鷺坂、詐欺師だからかもしれませんが。だからか淡々と読んでしまって感情移入出来ませんでした。途中で読むのを止めてしまう。他の作品も読んだんですが、同じような感想だったので、私には合わないようです。
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作家名: 遙々アルク
出版社: リブレ
雑誌: ビーボーイ