自分の存在を認めさせる…というより、私がここにいるのだということを知らせることがスタート、だ。
悔しくて泣きたくなったり、嬉しくて抱きつきたくなったり、なにもかも壊したくなるほど腹が立ったりしても、そのまままっすぐ感情を表すことが『吉』とならないことがある。救われないこともある。
この作家さんの『混在する感情を持つ女の子』が、とても好き。
お人形さんみたいな女の子一人一人に、一言で言えない感情が詰まっている。
そして勿論フィクションとして、手を差し伸べてくれる人がいる。だから現実と漫画の真ん中感がいい。