ネタバレ・感想あり薔薇王の葬列のレビュー

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キャラが魅力的
ネタバレ
2025年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 薔薇戦争がテーマで戦いのシーンもあり苦手意識から気になりつつも読まなかったのですが、無料の1巻から読み出したらのめりこんで一気に読んでしまいました。最終巻、シーモア限定特典のイラストがとても素敵でした。
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愛と裏切りの歴史ロマン
ネタバレ
2025年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 史実に基づいているようですが、詳しくないので、物語として楽しみました。
大切な人が次々に亡くなっていって、リチャードのラストを予想しつつ、
やっぱり最後は号泣でした・・。
以下メモです。
1巻・・リチャードはどうして悪魔の子なの?
2巻・・父戦死、兄エドワードが王に、そして恋をする
3巻・・ヘンリーと再会 仲良し兄弟に不穏な影
4巻・・とうとう戦へ ケイツビーが駆けつける アンの純粋な恋
5巻・・女装リチャードも良い エドワードの憎しみがウォリックへ
 フランスのエドワード王子アンと婚姻 バッキンガム公も活躍 ヘンリー6世王座へそして再会
6巻・・3兄弟集う ウォリック戦死 リチャード、ヘンリーの正体知る
7巻・・ランカスターのエドワードの死
8巻・・兄弟間の仲が怪しくなり、リチャード・アン結婚へ
9巻・・次男ジョージの死 ヘンリーと白いの戦場に現れる
10巻・・43話・・驚き!バッキンガム公とリチャードの秘密
11巻・・エリザベスの逆襲 母上にガッカリ・・。ヘイスティングス卿の死
12巻・・暴君双子の企み
13巻・・リチャードが王様に ランカスター家のニューキャラ登場
14巻・・バッキンガムの意外な結論
15巻・・ヨークへ帰還
16巻・・絶対泣く。。。
17巻・・もっと泣く。。。
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この感動をどう言葉で表現すれば
2025年6月27日
リチャード3世は演劇を見たことがあるのですが、この作品を読み始めたらイメージと全くことなり、リチャードがとても魅力的に描かれていたにで、改めてリチャード3世とその時代の英国王朝を知りたくなりました。調べてみると、この作品の奥深さがよりかんじられて、何度も読み返したくなりました。シェイクスピアの描いたリチャード3世の要素に、現代の歴史家の解釈を加えて、さらに新しい視点でリメイクられ、表現が実に見事で本当に素晴らしいと思いました。人間愛に溢れていて、特にヘンリー6世との関係は最後の最後まで感動的でした。この作品に出会えて本当に嬉しいです。
これは凄い
2025年6月19日
美麗な絵柄と重厚な展開がたまりません。
キャラクターが多く、作中には同じ名前の人もいるのに読みやすい。
まだ途中までですが主人公の人生と悲しい宿命を見届けたいです。
美しいけど切ない
2025年6月15日
絵が綺麗過ぎます!
試し読みして、コミックを全巻揃えて、
何度も読み返しています!
その度に、新しい発見があり、何度も泣いてしまいます…
リチャードを愛している人も、愛した人も、死んでしまい、それでも戦い抜く様がかっこいい!
最後のシーンが美しいけど、切なくて、必ず泣きます!
幸せにはなれない運命だったのか、
このラストをどう解釈するのが正しいのか、
まだ考えています…
シェークスピアよりもドラマティック
ネタバレ
2025年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ リチャード三世が両性具有という設定だとおもうのですが
なぜ彼が、子供の時から醜いと母親から邪険にされていたのか
理解できなかったのは私の理解力が足りなかったせいなのでしょうか?

シェークスピアでは悪役のリチャードだけれど、この作品では、母親以外には愛されていて
母に愛されていなかったことをずっと引きずっているかわいそうな子

汚名返上作品ですね
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感動しました
ネタバレ
2025年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 素晴らしい少女漫画でした。ダークファンタジーとなっているため、バッドエンドなら嫌だなと思いつつ途中から読むのをやめていました。他の方もレビューされていますが、本当に最後まで読んだ方がいいです!ただつらいだけのお話ではなく、たくさんの愛を感じるお話。美しい最後をぜひ皆様にも見ていただきたいですね。自分の望むところへ達するために荊の道を進む主人公が、現実で苦しみを感じている人たちへ勇気を与えてくれると思います。
お礼
2025年2月25日
めちゃくちゃ楽しかったです。作者さんにレビュー星5でお礼します。買ってよかったです。リチャードの戦う姿を久しぶりに見て、やっぱり最強にかっこいい。
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最後まで素晴らしい物語 涙腺崩壊注意
ネタバレ
2025年2月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一巻から最後まで綺麗で素晴らしい物語でした。
リチャード3世は悲劇なので物語は終始暗めのですが、ラストはバットエンドではないと感じました。リチャードが最終的に自分自身を愛せたことで、全てから解放されるシーンが本当に大好き。
そしてリチャードを愛した人、リチャードが愛した人がどんどん死んでいくのが悲しすぎる。特に涙腺崩壊したのはバッキンガム!バッキンガムが最後に会わせてくれといって執行者として最後会うのがもう無理です.....涙
バッキンガムもヘンリーもリチャード自ら殺すのがもう悲しいけどその過程、セリフが凄くて圧倒されました。
15巻から最後がもう本当に凄かったのでぜひ読んで欲しい!辛いから途中で辞めるのは絶対にだめ、是非17巻まで読んでほしい。
王冠とは何だったのか
ネタバレ
2024年12月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 王冠をただ切望したリチャード3世の壮絶なお話。王冠のために全ての愛する者を自らの手で殺めていく。王冠とは何だったのか。絵がとても美しい。実在する人物なので仕方がないがリチャード、エドワード、ヘンリーが敵味方に重複していてややこしい。
ようやくまとめ読み
2024年11月2日
歴史すぎにはたまらない設定と展開で最後の最後まで手に汗握っていました…!
史実に沿うとなると切ない展開になるのは覚悟していたけど、その中にも救いがあったり、はたまた救いを知ってしまったがために絶望があったりとキャラクターに感情移入せざるえません。本当に傑作でした!!
切ない…
2024年9月8日
読めば読むほどハマります。
お試しで3巻ほど読み、どハマりしました。
登場人物が多く色んな見方が出来るかと思います。
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めちゃ面白い!!
2024年8月30日
絵も綺麗で、ストーリーもハマります!!内容は、一部、史実とは異なり独自のフィクションもありますが、とても面白いです。
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美しくて切ない。
ネタバレ
2024年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず絵が物凄く綺麗です。その中に起こる残酷で美しく繰り広げられるストーリー。主人公のリチャードが最初不憫でならなかった。実の母親に兄弟の中でリチャードだけが愛されない寂しさ哀しみが読んでいて辛くなる。体つきが違うだけでなぜ? 時代背景の関係もあるかもだけど、実の子なら尚更可愛いがってあげてよ。唯一の救いは父の愛情だなって思いました。そんな父も残忍な殺され方をされ胸が痛いです。
リチャードの心も殺された気分になりました。自分は悪魔の子、呪われていると苦しむリチャードが切ない。もし、ちゃんと母に愛されていたら違う未来があったかもしれない。
バッキンガムとの絡みも好きな場面のひとつでしたが、ヘンリーとの時間も尊かったです。強く気高くひたすらに王を目指し王になったけれどリチャードの光とか幸せとか私には見えませんでした。でも何処かで幸せを感じれた瞬間が彼女にあったと思いたい。散々苦しみながらも、茨の道を生きリチャードは王を全うしたんだと感じました。ずっと側で支え続けていたケイツビーの姿も見ていて凄く辛かった。
誰よりもリチャードの事を大切に思っていた人なんじゃないかな。彼にもいつか幸せになって欲しいです。
全ての悲劇の元凶は、母親の身勝手さや呪縛からきたような気がします。他にもクセ強なキャラが目白押しで面白かったです。ラストが切なすぎました。
薔薇戦争
2024年8月13日
ヘンリーとリチャード推しですが作者さんの天才的な歴史のもしもの物語の作り方最高でした
でも歴史だからヘンリーとリチャードは…
でもとてもよかったです
ベルばらに匹敵する面白さ
2024年6月21日
この作品を描く為には複雑な英国の歴史をかなり勉強されたと思う。そして、フィクションの中に巧妙に史実を絡ませる事で、史実をさらにドラマティックに見応えのある物語にした名作。ベルサイユのばらに匹敵する面白さで、一気に読了。何度も胸が痛くなり、涙を流さずにはいられない。
これは何度読んでも面白いと思う。
胸を抉られる
ネタバレ
2024年6月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ キャラクターそれぞれに苦悩と葛藤があって胸が痛くなる作品です。
リチャードの両性で生まれた苦悩。ヘンリーがマーガレットに王の義務だと無理矢理体を奪われてしまった心の傷。エドワード4世とジョージの兄弟ゆえの溝。etc.
争いが一段落して、リチャードとヘンリーの心がやっと1つに…!!と思いきや、それぞれの苦悩がぶつかってこっちがナイフで心臓を抉られるような展開に…!!
何でこんなにリチャードが辛い思いしないといけないの!?誰かリチャードの心を救ってあげて!!!
と、8巻までの雑な感想です。
8巻の最後に新キャラのようにさらっと亡きヘンリー出て来て( °∀° )ファッ?!ってなったので気になる。一気に全巻購入したい。
心抉られる傑作
2024年6月18日
シェイクスピア史劇をもとに、15世紀イングランドにおける薔薇戦争渦中の王位を巡る争いを、史実とフィクションを巧みに織り交ぜて描いたダークファンタジーの傑作。

長尺の解説や説明は一切なく、詩的な台詞と心情描写、精緻な画と場面展開で、登場人物や相関関係も無理なく頭に入り、予備知識が無くても十分物語に没入出来る。

出生の秘密と母親からの呪いの言葉によって、自分自身を受容できず、孤独に生きる主人公リチャード。全編を通して描かれる、心の内を象徴するような暗い森の中、光を求め、過酷な運命に翻弄されながら生きる姿に胸が抉られる。
次々と愛する人を喪失しながらも王冠を手にした先に、求め続けた光は訪れるのか、祈るような気持ちで一息に頁を捲り、読後しばらく余韻から抜け出せなかった。
繰り返し読む度に感情が揺さぶられる、稀有な物語。
リチャード三世ものの逸品
2024年5月22日
いやー〜、スゴイ。
こういう作りかた方もあるんですね。
結末は分かっていて読み進むのがかなり辛いところもありましたけど薔薇王学園やファンブックと反復横跳びしながら反芻してます。時の娘も読み始めました。
森川久美先生の天の戴冠や大和和紀先生のKILLAも読み返したくなりました。あ、本家のシェークスピアも忘れずに。
何度読んでも
2024年5月12日
泣いてしまう…胸が締め付けられる作品。絶対に最後まで読んでほしい。アニメ化されてるみたいだけど、これを表現するのは難しいと思う。アニメしか見てない人は絶対に原作見た方が良い!
一気読みがオススメ、、
ネタバレ
2024年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんなに面白いのに終始「頼む、、早く終わってくれ!!」と思う漫画は初めてでした。歴史に忠実なほど説明口調やキャラクター以外の第三者視点が増えるイメージでしたが史実と創作がうまく混ざり合い、キャラクター同士でだけ話が進んでいくので漫画の世界観に没入できました。リチャードの境遇や性格がどこか一つでも違えば愛する人を自分で処刑することもあんなに裏切られることはなかったでしょうが、彼を構成する全てがアンバランスな美しさを作り出して周りを魅了していたのでしょう。個人的に昔の少女漫画のらしからぬSFや歴史物が好きなので僕の地球を守ってや7seedsが好きな人はハマるかと思います。
悲劇にも程がある
ネタバレ
2024年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後まで読んだ後、余韻に浸りたいというかこの物語の世界から離れがたくなってしまって、薔薇戦争とシェイクスピアについてネット検索しまくりました。シェイクスピアの作品ではリチャードが醜い極悪人でした。そこからあんなに美しいリチャードをよく考えついたものだなって感心しました。
両性具有で産まれたが故に母親から悪魔の子と疎まれ、最初に愛した人は敵だった。心と身体を繋げた人とも望む道が違い戦わざるを得なくなり、自らの手で殺めることになる。
悲劇すぎる…最後は読み手に託すってかんじでしたが、ケイツビーが寄り添い支えていったendを想像しないと胸が痛いままです。
星5つじゃ足りないっ!
2024年3月24日
オトメンの作者様です。そちらの作品とは全然違うイメージなので最初は戸惑いましたが、読み始めたら面白さにページをめくる手が止まらなくなってしまい、あっという間の19巻でした。
ジャンルは少女マンガですが、小学生にはちょっと早いんじゃなかろうか…な内容ですね。参考までに。
ああ、それにしても最終話の余韻がいつまでも抜けない。
本っっ当に素晴らしかった。
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愛に灼かれたバッキンガムに泣いた
ネタバレ
2024年2月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヘンリーか息子のエドワードか、やっぱりヘンリーか~と思って読んでたらバッキンガムに全てもってかれるという、、そして大半の読者様もバッキンガムにもってかれたのではないでしょうか…自分はもってかれてしまったので16巻は滂沱の涙でした…推しが死ぬとしばらく引きずるけどこの作品はハイレベルです。バッキンガムは何度もリチャードと距離をとろうとするのに求めてしまうリチャードはズルいと思った…王冠をもらって魂も全て捧げさせて…。堕胎薬なんか飲まずに2人で船に乗って消えてほしかった(。>д<)バッキンガムはリチャードが闇に囚われそうになるといつも救いだしてくれた。めちゃくちゃかっこよかった!今死んだと思えのシーン、俺があんたに王冠をくれてやるのシーン、甘い苦痛だって言うシーン、しれっとお風呂のぞきに来るとこetc.大好きです。リチャードは彼と誓約してから片眼隠さないし美が増してるし両性だけど女性の方が勝ってきたように思えた。ドレス姿のリチャードはホント美女!悪魔の仮装のバッキンガムが現れたシーンも大好きでドキドキしながら読みました。キスの頁はもう釘付けです!バッキンガムの遺志?その物語のリチャードはティレルに似てた。彼は教わった愛を理解できた?王だった時の記憶は戻った?解釈が難しい。ずっとリチャードを守り続けるケイツビーの愛が一番わかりやすかった。次々と失っていくリチャードのそばにケイツビーがいてくれて良かった。色んな愛があるけどエリザベスの長きに渡るジョンへの愛(復讐)が一番凄かったかも。恐るべしエリザベス!バッキンガムもエリザベスみたいに長期戦でいけば良かったのに。でも早く自分だけのものにしたかったんだよね…「言い残すことはない、やれ」潔すぎるところもまたバッキンガムの魅力だけど(泣)リチャードがずっと指輪を外さずに、手袋の上からも触れてたのが嬉しかった。残された方が辛いかもしれない。絵がとても綺麗で、美しい詞を読んでるような台詞も素敵だし、頁を開くとリチャードの世界に引き込まれて…何度も読み返してしまう素晴らしい作品でした。
泣ける…
ネタバレ
2024年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何もかも泣けてくるような展開ばかりで…まずリチャードの差別と叶わぬ恋が切なくて泣けてくる…それも敵同士だし!?他にも六角関係(?)になってるし…つか、リチャードモテすぎでしょ!?主人公だからかな?それでもってシェイクスピアの物語だからだんだん人がいなくなるし…悲しすぎでしょ…だいたい1巻に1人いなくなるから毎回泣くのよ…涙腺崩壊
ケイツビー推し!
2024年2月7日
ケイツビーが出て来た瞬間からケイツビー推しで、最後まで揺るぎませんでした!リチャード羨ましい〜ケイツビーに守られたい〜!
【追記】追記してもケイツビー
エドワード……
ネタバレ
2024年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ エドワードも子エドもほんとに大好きで真っ直ぐな性格が好きだったのに!!どっちも報われないの辛すぎる。エドワード頼むから来世では報われてくれ
重い重い愛と秘密の物語
2024年1月17日
ずっとずっと気になっていて、ようやくラストまで読了しました。父と子、母と子、忌み嫌われた存在として求めても得られない愛を渇望するリチャード三世。個としての愛、国を統べる王としての愛。陰謀と裏切りが渦巻く渦中で、最愛の人を自ら手にかけ、身も心もぼろぼろになっていくリチャード。終盤で明かされる自身の秘密やヘンリー、白いのの姿に、最終話を読んだ時には色んな意味で泣きました(涙)作者さま、素晴らしい作品を生み出していただきありがとうございました♪
涙全部持ってかれる
2023年12月19日
「鬱になるけど、とりあえず読んで!」と気持ちが鬱になる前提で知人にオススメする作品。笑 涙腺という涙腺を崩壊させてくる本。人物の名前がややこしいのと、集中して読まなければストーリーも人によっては理解し難い部分もあるかと。シェイクスピアが元ネタです。薔薇戦争というイングランドの内乱のお話。戦争ですので…主要人物達が容赦なく舞台を去ります。推しがいると必ず泣くwそしてその後喪失感に苛まれるw私もその一人ww 敵味方関係なく全ての人物に愛着が湧くほど、登場人物全員が魅力的です。物語を読み終えた後は何とも言えない絶望感と切なさと喪失感と……涙腺大崩壊w 大好きな作品ですが、ページをめくるのが辛い。再読する際は勇気いるくらいです……鬱になるから^^; 同時に、それくらい読者を物語に引き込む力が強い素晴らしき作品です。
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言葉では現せない素晴らしさ
2023年12月14日
本当に素敵な作品でした。
でも悲しい、悲しすぎる。
リチャードやアン、皆のハピエンが欲しい。
泣けますね。
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何度も読み返したくなります!
ネタバレ
2023年11月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 母親からの愛情を受けずに育ったことから、誰よりも愛を渇望し、また自分の身体が普通でないことに苦悩するリチャード。
一緒にいると心が穏やかになるアンか、心乱されながらも、強く惹かれるヘンリーのどちらかと結ばれてほしいと思う一方で、幸福な結末は期待しない方がいいというジャンヌの言葉がよぎる。
な、な、なんて漫画だ…!
2023年10月7日
まずとても素晴らしい最高な叙事詩を綴ってくださった作者さま、携わったご関係者様に御礼申し上げます。
登場人物たちが皆生き生きとお話の中で輝いていました。読みながら何度も、凄い漫画や!と口走り、涙を流した事か!
このような素晴らしい作品に巡り会えたよろこびを一言で表すならば、
「いや〜〜漫画って、本当に面白いですね…!」
とお伝えしたい。
いやもう本当にありがとうございました。
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凄い…
ネタバレ
2023年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 生ぬるい物語じゃなく、悲しみや失望や愛憎で感情が忙しい。私の推しが容赦なく…いなくなってしまってかなり心にくるのですが、読んでいる間も最後まで読み終わった後も、心が揺さぶられ、ポッカリ穴が空いたようなこの感じは他では中々味わえないと思います。
普通の歴史ものかと思いきや・・・
2023年9月1日
シェイクスピアの二つの戯曲をもとにした作品。最初は普通の歴史ものかと思ったが、戯曲と史実をベースにした全くオリジナルのストーリーで、次々と思いがけない展開にすぐにはまってしまった。読みながら、こういった解釈もあり得ると思った。
教会の力が世俗の権威よりも強かった中世社会の価値感を背景にしながらも、ジェンダー、毒親、血縁に拘らない新しい家族、相続・権力をめぐる兄弟姉妹の争い、依存性やハニートラップ等現代にも通じる問題が扱われていて、古くささを感じない。
時代考証もしっかりしていて、衣服や装飾品、髪型、インテリア、食事風景(食事は基本手づかみ、フォークは存在しない)等の文化的な要素が忠実に描かれていて、絵を眺めるだけでも勉強になった。
原作の戯曲も読んでみようと思った。
最も嫌われた英国王
ネタバレ
2023年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 歴史の歪曲や、シェイクスピアによる創作の影響もあり、最も嫌われ、醜いとされた英国王リチャード3世。
こちらの漫画では、最も愛された美しい王として描かれています。
周囲からの評価と乖離し、一番リチャード3世を嫌い、醜いと評価していたのがリチャード3世本人である、と。

辛いことばかり起こる話なのに、なんだか救われる心地がしました。出会えてよかった。
涙が止まらない
2023年7月5日
5巻まで無料で読んだら、この世界観にはまりました。リチャードにとっての幸せを願いながら読み続けました。ヘンリー、バッキンガムとケイツビー三者三様にとても魅力的でした。16巻からは涙が止まらなかったです。ラストシーンは好きな終わりかたでした。読み終えてからの余韻が心地よかったです。この作品に出会えて良かったです。
この苦しみの余韻から醒めたくない
2023年6月16日
あまりに辛く。あまりにむごく。あまりに美しく。
現実世界でもひきずるくらい心はズタズタなのにそれも心地よくて。リチャードのあまりにも辛い運命が悲しすぎて美しすぎて、最高の余韻でした。
そしてああ、頭の中がバッキンガム…
良い
2023年5月3日
子供時代のリチャードがかわいい
ケイツビー健気だね。お顔も綺麗だし。
たくさんの人を殺してきた主人公だから、ハッピーエンドは期待してなかったけど、美しい最終話だったと思う。
この物語をありがとう。
シェイクスピアのお話からのものです。
ネタバレ
2023年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 報われたら、安らげたらと思い続けずに居られなかった。
ヘンリー六世との穏やかな時間が続き、呪縛から救われればと思っていたが、ランカスターとヨークでは奪い合うものが多すぎる。
兄王からの命でヘンリーを殺すように言われたリチャードはドレスで再会。
ヘンリーに愛して欲しいと乞う姿は悲しかった。
ヘンリーのトラウマでそれは出来ず、禁句のような言葉である「悪魔」と言い放つ姿が心をえぐった。
リチャードは愛するヘンリーに刃を向けた。
バッキンガムのリチャードへの深い介入で安らぎを求めれはしたが、故に妻であるアンを自身の体のこともあり、「愛すことが出来なかった」のかも。
ジェーンの堕胎薬はフラグでしかなかった。
妊娠の兆しをみせた体に困惑するのは当然。
リチャードは「男でもなく女でもない」し「男でもあり女でもある」から。
それが臆病、不安、そして悪魔と呼ばれる理由となり、隠した理由。
折角黄金の環の中に入れたのに、その環である王冠は立場もあり、苦しみを増加させた。
謀反を起こしたバッキンガムは、王座を捨てて二人で過ごしていきたいと伝えるが私情で動けない地位と家族がいる。
国民と妻と実子では無い深く愛する息子。
バッキンガムを処刑するしかなくなり、泣きながらメッセージを伝えて手を下した。
彼の名はヘンリー。
リチャードは堕胎薬を使うことに。
安定しない国で「王」が「女王」でもないのに産めないよね。
妻であるアンが病に倒れ、愛息も同じ病に。
戦争前に同じ病にかかったリチャードを幼い時からそばに居たケイツビーは、王という立場を貫くリチャードを必死で支え、変わらず誠実で忠誠な姿は胸を締め付けた。
記憶をなくし、生きていたヘンリー六世は王の影武者となり、落馬したリチャードの変わりに戦死。
ヘンリーは彼を「僕の王」と。
断片的に思い出す記憶と言った愛の言葉が辛い。
満身創痍のリチャードを戦場から連れ出したケイツビーは生きて欲しいと。
リチャードは父に愛されていたが、母の愛を得られず、愛が欲しかったのよね。
辛くて×∞、読み進めなければいいのにリチャードの高潔さや戦場での鬼神のような姿に惹かれて読破。
心を抉られた。
王は座っていれば良いだけの存在ではなく、色んな課題が山積で、欲しくて仕方が無かったあの座もリチャードを縛り付けた。
おすすめはもの凄くします!
が、心して読んで欲しいです。
この作品に出会えて良かった
ネタバレ
2023年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めてレビューを書きます。壮大なスケールに感動し、美しく耽美的な登場人物に魅了され、切なさに胸が締め付けられ、感情が渦を巻いています。何度も読み返して、自分なりに解釈して、落ち着きつつあります。
リチャードがとにかく綺麗で魅力的。バッキンガムとリチャードが一推しでハッピーエンドを望んでいましたが、そうはならず、、、。両性具有の体を初めて愛してくれたのはバッキンガム。愛し愛されることのよろこびを知ります。だけど、愛より王冠を選んだリチャード。半身もぎとられるような辛い決断だったけど、リチャードは王冠を戴くことを貫き、王としての誇りをもって、最後まで王であり続けた。最後はそんな自分を愛することができて、救われたと思います。納得のラストです。
でも、まだ読む度胸が苦しいです〜。
ぜひ、続編、外伝お願いします。
切ない
2023年3月20日
主人公が幸せを掴んだと思った矢先に大切な人を失っ手しまうのが読んでいて辛い。本当に少女漫画かと思うほど重い場面が続く。アニメを見て感動した。
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悪魔の子
ネタバレ
2023年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ アニメも見ましたけど、やっぱり漫画もいいですね〜!悪魔の子と言われているリチャード、可哀想だわ……。あんなに可愛い子なのに…。まぁ、仕方ないよねいろんな意味で悪魔だから…。
最終巻まで読みました
ネタバレ
2022年12月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 誰も幸せになれないのに、本人達にとっては不幸せではない、意味のある終わり方...。
最期のリチャードに扮したティレルの死を無駄にしないためには、目を覚ましたリチャードが生き残れる未来があると信じたいけれど...。
でも、堕胎薬を飲むシーンも明確には描かれずどちらの決断をしたのか不明のまま、血を吐くシーンで理由は明確に話さず(ジャンヌには死の病と言っていたけどアンと同じ病か?)、最終もリチャードの望みに反してでも死なせないとケイツビーが吐露するシーンでもリチャードの状態は明確に記されず(頭の負傷が致命傷なら既に死んでないとおかしいとも思うし)、読者の解釈に任せているところが想像力を掻き立てられました。
リチャードが愛しすぎて一縷の望みにかけたくなります...。そうでないと私の推しであるケイツビーのその後が...!笑
それに、もし死んでいたなら花畑で孤独に眠るのではなく、バッキンガムと再会するシーンであるべきだとも思います。また会えるって誓約したんだもの。再会したとしても「まだ早い」って追い返して欲しいくらいです。
最後は死んでない解釈派。実際のリチャード三世は頭部の損傷で即死だったと判明しているので、そういった意味でもティレルの死でもって「リチャード三世」は死に、リチャードは穏やかに違う形の死を向かえたと思ってきます。そんなお仲間いませんか?いたら是非、レビュー書いて教えて欲しいです(全部読んでますので)。
それぞれの死に際の描写が良い
ネタバレ
2022年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 葬列というだけあって次々とキャラが死んでいきます。でも死ぬときほどそのキャラが輝くんですよね。そこが一番印象に残っていてこの作品の素晴らしいところだと思います。ランカスターのエドワードが一番好きなキャラだったんですが序盤あたりで死んでしまって悲しかったです。ヘンリーはあんまり好みじゃなかった。どうせ最後はヘンリーとくっつくんだろうと諦めていましたが、最終的にリチャードからの愛を獲得したのがバッキンガムになるとは…意外でした。ヘンリーよりはバッキンガムで良かったなと思います。しかし彼の行動は本末転倒で何してくれとんじゃーとは思いましたが…一番理性的に見えた人物が一番理性的じゃなかったのは人間味があって面白かったです。最終巻は全てが終わる物悲しさがありましたが余韻が残る良い終わり方だったと思います。
圧倒的なスケール感
ネタバレ
2022年11月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最終巻まで一気に読んでしまいました。時代背景のため同じ名前が何度も出てくるから途中混乱しかけましたが^_^;
人は初めから悪人の人はほとんどいなくて、そこに環境と権力が絡むとこうも豹変してしまうのかと。そんな中一途に忠誠を貫くケイツビーが個人的には一番好きです。
読んでると悶え苦しいが、癖になる
ネタバレ
2022年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 両性の設定に最初は戸惑いつつも読んでいたのですが、段々主人公が美しく見えてきて、尚且つ感情移入してしまうようになりました。恋愛あり、狂気に満ちた主人公とそれを支える人たちにもう、涙が止まらなかったです
ありがとうございました
ネタバレ
2022年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品に出会えたことに感謝します。
壮大なストーリーで、切ない愛をたくさん見ることができました。ヘンリーと幸せになって欲しかった、ヘンリーなりの愛の形があのラストなのでしたら、涙が止まらないです。ケイツビーも好きなので、ラストはケイツビーとどこかで幸せになって欲しい。リチャードは愛を知らないように見えたので、本当はみんなの愛に包まれているんだということに気づいてくれたらいいなぁと願わずにいられません
シェイクスピア原案で主人公が両性具有
2022年10月24日
どんな!?と思って読み始めたらハマった。タイトルの通り葬列が続く。寿命で死んだのはエドワード兄くらいじゃないかな。
何度も読み返したい作品
2022年10月16日
途中まで無料版を読んで、続きが気になり最終巻まで一気に読みました。バッキンガムがとても良い。本当の気持ちを心の中に秘めてても、表情だけでリチャードへの想いが伝わる。素晴らしい画力。辛い展開でも、納得のラスト。ぜひたくさんの人に読んでほしい作品。
久しぶりに泣いたー!
2022年10月12日
先が気になりまくりで、試し読みから最終巻まで一気に読破!!!
凄く壮大な物語。愛について胸が締め付けられる部分が多く、色々考えさせられます。ただ『白いの』は可愛いです。

個人的に望んでいた結末ではなかったのが残念ですが、とても良い作品だと思います。
いいね
0件
心臓が苦しいィィィ( ꒦ິД꒦ິ)੭ु⁾⁾
ネタバレ
2022年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ アニメの方で観てとても良かったので本も読みたくてポチポチしました。リチャード…何と言う過酷な人生なんだろうか胸が締め付けられそうになりました。愛した人達は皆死んでいくし…仕方なく殺したりと本当に辛いですね。私の推しはバッキンガムなのでリチャードにはバッキンガムを選んでほしかったぁぁぁぁぁ→願望♡この2人の愛は最後まで永遠なのだとおもいます。いや、永遠でしょう!!(꒦ິ⌓꒦ີ)
鳥肌もの💥
ネタバレ
2022年9月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 細々と購入していたのですが、30%offにつられて最終巻まで揃えました👛絵が本当に美しい✨話が進むにつれて絵も物語もどんどん美しさが増していきます。沢山の犠牲があり悲しい場面も沢山あります。最終話もぇえ💦ってなりました。鳥肌立ちました。アニメも素敵ですが、漫画で是非見てもらいたい作品です😩
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美しい
ネタバレ
2022年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が美しく、ストーリーが素晴らしくて引き込まれます。全て史実通りではないですが、実在の人物が元になっているので登場人物がたくさん亡くなります。元気な時に読む方がよいかも!
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漁色の作法
2022年8月30日
中世を舞台としたダークファンタジー。
そこには野蛮と愚かさ、死、そして高潔さが存在している。
今や伝説となってしまった者たちの、血で彩られた現実を私は目撃した。
白薔薇に溢れたラスト
2022年8月18日
読み始めたときかなり夢中になって読んで、史実を調べたりするほど読み込みました。史実の流れはそのままに、上手いことストーリーに展開されているなと感じました。リチャードがヘンリーと過ごした尊い日々も、バッキンガムと過ごして艷やかで色香漂うリチャードも好きで、ケイツビーのまっさらな敬愛もすてきでした。読んでいて本当に苦しいくらい、リチャードの進もうとする道や境遇が辛いのですが、これしかないと思えるラスト、美しかったです。最後にいちばん必要だったものを自分自身に与えることができたリチャード、自分の意志で選び進み白薔薇を得て包まれるエンドに納得です。
泣けます。
2022年8月17日
リチャードを取り巻く周囲のキャラが半端じゃないくらい存在感あります。。思わず敵側のキャラの悲恋に泣いてしまいました。そして、リチャードは自分がどんな存在なのかを死ぬまで悩む姿が最高です。どの性別でもいられないリチャードの苦悩は長年連れ添っているケイツビーにすら計り知れない。リチャードの最期(?)は儚くも美しかったです。これはとても考えさせられる作品でもあり、感動出来る作品でもありました。。
素晴らしい世界観
2022年8月16日
あの複雑な薔薇戦争の時代が、こんなにもドキドキワクワクできるストーリーになるなんて感動しました。それぞれのキャラクターが魅力的なのはもちろん、モノローグやナレーションの言葉遣いも素敵で大好きです。
面白かった
ネタバレ
2022年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 17巻迄読了。原案のリチャード三世は姿形に特徴的な部分があるどちらかというと醜悪な見た目に書かれているが、この作品の主人公は皆と違う造形ではあるが美しく表現されている。
中世の話であり、ランカスター家とヨーク家の周辺を巻き込んだ骨肉の争いも激しいが17巻まで、飽きずに時々回想される幼いリチャードが可愛く、それ故に、切なさが倍増される。生まれた直後から、本当なら1番に愛されるであろう母親に忌み嫌われるという心の闇は生涯払拭するのは簡単では無い。愛に飢えているリチャードの自身の背景による思うままには進めない決断が、とてももどかしく感じた。
中世のイギリス史を色々と調べちゃった
2022年8月11日
シェイクスピアは簒奪者の王朝に生きた作家だから人物像の描写は極端になっているが、史実そのものはかなり正確に書かれている。(らしい)。
しかし、2015年に発見されたリチャード三世の遺骨はこの漫画のリチャードの方が本物に近かったんじゃないの?と思わせてくれた。
物語の中でかなり悪辣に書いても、リチャードが優秀で真面目で勇敢であった事は史実の行動から見えている。
戦場で死んだ最後のキングがリチャードなのだが、他は2人、その2人も前線で戦ったんじゃないからやはりキングは後方で指揮を取るのが精々だったんでしょう。
壮絶な死に方を伝える彼の遺骨を元に、沢山残る資料を読み解いて新たな人物像を纏めた本が出るのを心待ちにしています
切なくて胸が締め付けられます。
2022年8月11日
10冊30%オフの割引対象とのことで1冊目を試し読みした所一気に話に引き込まれ全巻読破してしまった・・・。
ドンドン綺麗になって行く主人公。絵もストーリーも本当に素敵でした。
きっとなんども読み直しすると思います。
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読むしかない
2022年8月9日
とにかく読んでください。ただそれだけです。
絵がとにかく美しいし、どうしてここまで心情をうまく描き出せるのだろうと思うほど、細かな表情の表現が素晴らしいです。表情が美しすぎて、絵だけのページでも先に進めない、惚れ惚れしながらじっくり見てしまいます。その上で話がめちゃくちゃ面白いときたら、もう読むしかありません!
アニメしか見てない人、お願いです。原作は必ず読んでください!
面白い
2022年8月3日
この時代の漫画っでどこまで行っても不毛不毛で救いがない。ハッピーエンドなんて期待していないけどハッピーエンドであれ。
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最高傑作
2022年8月1日
悪名高きリチャード3の人生の描き方が秀逸。設定がすごい。最終話までどうなるかわかないのが本当にすごい。

読んだらやめられない!
何度読んでも好きな作品です!
2022年7月16日
リチャード様の逞しくも儚い生き方が終始美しかったです。アニメも良かったのですが、やはり漫画は素晴らしかったです!!
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ラストの真意は
ネタバレ
2022年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラストをぼやかしたのは、読み終えた人がそこに自身の解釈をする、その余韻を与えたのだなとおもいます。悲しかろうが幸せだろうが、終わりの先まで描写して「あー、読んだ読んだ!」という気持ちですっきりするのも好きなんです。でも、こうやって読者に解釈を委ねられた時、長く美しい余韻が残るのだなと思いました。
悲しかった
2022年7月10日
最後があっけなくてよくわからないところもあったけど、総じてリチャードが美しく、そして哀しい。父に愛され、ケイツビーに愛され、ヘンリーに愛されバッキンガムに愛され王になり、欲しかった王冠を手にしても真の幸せに包まれることはなかったリチャード。私はリチャードはヘンリーを一番愛しているのだとずっと思っていたのだけれど、バッキンガムを失ったリチャードの悲しみの大きさにこころが震えた。生まれが高貴であるが故の生きることの辛さと痛みが大きすぎて悲しい。
白薔薇と共に去りぬ
2022年7月3日
アニメの余韻を引きずったまま何度も読み返している。ストーリーに無駄がなく、繊細で耽美な絵とリチャードの脇を固める登場人物の描写が光っていた。推しキャラは何人かいたが、やはりリチャードが最も魅力的だった。読み返す度に別の感情が芽生え、バッキンガムの真意とリチャードの最期については自分なりの解釈で心を落ち着かせたい気持ちが強い。最終巻の表紙とラストのリチャードの安らかな表情に救われた。闇の中から楽園と光を求めて、時代の中で高潔であり続けたリチャードの魂が尊かった。菅野先生、素晴らしい大作をありがとうございました。4.9
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読めて良かった!
2022年7月2日
大好きな鈴丸みんた先生が、Twitterでおススメされており、この作品を知る事が出来ました。最終巻!いろんな思いが込み上げて来ました‼︎あゝっそうか〜。胸が締め付けられます。本当に、作者様はもちろん、みんた先生にもお礼が言いたいっ。いろんな感情をありがとうございました。
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壮大です。
ネタバレ
2022年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結末が知りたくて、一気に読んでしまいました❗️リチャードの悩み、苦悩がつらすぎる・・壮大で、それぞれの苦悩も丁寧に描かれてました。絵も豪華で煌びやか、残忍な場面の対比が素晴らしいです。何回も読み返したい作品です。ありがとうございます。
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読み始めたらのめり込むこと間違いなし。
2022年6月29日
新刊出たら即行買うのになんとなくずっと積読してました。最終巻が出たタイミングで1巻から一気見!このタイミングで読んでよかった。続きが気になりすぎて、次が読めない状態でいるなんて絶対に耐えられなかったと思う。ぜひ!いま!読むべき!
ベルバラくらい面白い
ネタバレ
2022年6月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦争の歴史話は悲しいんですけど、やっぱり心惹かれるんですよね。絶対に死からのがれられないし、少し読んでてつらいけど。主人公の葛藤がよく組み込まれていて、ちょっとおい、かわいそうすぎじゃね?とも思いました。
読んだ人にはわかる、初めてはまさかのあいつ。キーキャラだとは思ったけど、まさかこうなるとは。
重いので心して読むべし!
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耽美麗 画。尊い✨
2022年6月28日
リチャードを中心に相関図が 巻数が増える度 蜘蛛の巣ように拡がりを見せます。魅力的なキャラ達が物語を彩り豊かにしています。要登場人物は 皆 美しく麗しい耽美なキャラデザなのです。もう 実物肖像画は 見れません(笑)其々のキャラは魅力全開で描かれており表情表現も凄くイイです🎶 無料版からハマり一気に完結まで読破しました。贅沢できました。ありがとうございます。3日で完読したからでしょうか?振り返るとリチャードと赤薔薇のエドワードとの絡みが短ッッ!可愛いかったからーもうちょっと長く見たかったです。ヘンリーも。アンも。キャラデザが素晴らしいだけに惜しみます。きっと一気に読んだから余計に思うのでしょうね。感動的な最終章。史実を含めたエピソードのなかで これ程の 美しいアングルのラストに触れられて多幸感highです。尊い✨心 震えました。悪魔と呼ばれたリチャードがちゃんと愛されてて良かった。偉大な父上様 然り リチャードに近しい者達。1番の悪魔はあの毒親だって!最低!あんな奴よりもアン。アンがもっとたくさん愛されて幸せそうな描写が見たかったですねー。
リチャードの一生
ネタバレ
2022年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 両性具有の王子というだけでもインパクト大。リチャードの一生を描いています。この人の人生に光を見たくて一気に読み進めましたが、どこまで落ちて行くんだろう…と息が詰まる気持ちでした。一国の王や女王という立場は、普通の人の幸せとは程遠いのだなと感じました。
1人でも多くの方に読んでもらいたい。
ネタバレ
2022年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく美しく儚い作品。しかも、面白いんです。絵の美しさ本当に半端ない!表情の描き方、背景、心情、すべてが魅力的です。魅入ってしまいます。バッキンガムの所で涙のダム崩壊しました。絶対に泣いてしまう作品だとわかりつつも読まずにはいられませんでした。悲しい終わり方をする作品は避けてきましたが、これは見たほうがいいです…。リチャードが幸せになってほしいただそれだけです。1人でも多くの方にこの作品を見ていただきたいなと思いました。
ううっ…
2022年6月23日
悲しい…哀しい…せつない。最後にリチャードがこうなることはわかっていたから、もう読むのは止めようと何度も思った。でも止められなかった。リチャード、リチャード、おばちゃんの愛なんていらないかもしれないけど、小さい頃の貴女を思い切り抱き締めてあげたい。
友達に勧められて
2022年6月21日
イラストを描いている友達が薔薇王を推していたのでここで立ち読みしてみました。
薔薇王の絵柄は私好みでしたので、進んで読むことができました!!
ネタバレを含むコメントは極力控えたいので詳しくは当綴れませんが、良かったです!!!
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胸が苦しくなります
ネタバレ
2022年6月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 5巻無料から一気に全て購入しました。
誰からも愛されない、と生きてきて、最期も母親から愛されたかった、と孤独な思いと共に戦に向かうリチャードに胸を締め付けられました。愛した人に裏切られたり、愛した人がどんどんいなくなっていくのですが、結局、彼は皆に愛されていたんだ、と。
王までもが不自由だったかもしれない時代背景で読んでて苦しくなる儚くて切ない物語でした。最高です。
号泣するけど、名作。
2022年6月20日
なんでこんなに辛くて悲しいんだろう、と何度も何度も思いながら読みましたが、最後まで読んで、こんなにも満足した作品はありません。
まさに万感…。

残酷で、悲しくて、でも美しいファンタジーです。
絵だけでなく、台詞もいちいち美しくて、大好きです。

最後まで読んで、絶対に損はないなと思える作品。
無料で読める巻だけでなく、どうにかして全巻読んでもらいたいと、おすすめできる作品です。

とりあえず、バッキンガムが素敵だから、大人なバッキンガムが出てくるまでは読むべき!
リチャード…
2022年6月20日
言葉にできない…
耽美で胸が締め付けられるようなお話
愛を与えられず光を求め奪いそして最後には失ってしまうリチャードの幸せを願わずにはいられない
アニメも美しくて最高です
久々に漫画で泣きました。
菅野文先生リチャードの物語を世に出して頂いてありがとうございました!
圧巻に尽きる(でも17巻は見れない)
ネタバレ
2022年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで何度か見かけたことはあったけど、ダークな雰囲気と作品名で読まなかった。17巻が出てキャンペーンで宣伝してたそのたった一つの挿絵が美しくて思わず読み始めた。恐れ、葛藤、愛欲、脆さ、強かさ、切なさ、儚さ、幾つもの感情の嵐で安息など許さないというような、リチャードの激情がありありと伝わってくる。作画もリチャードの男女の面が絶妙なバランスで描かれて魅了された。
私はランカスターのエドワードとアンが大好きだった。敵ながらも時にリチャードを助け強さに惚れたエドワード。リチャードと幼少を共に過ごし思いを馳せていったアン。同じ人を想う二人が一緒になり同志のように短い間だが寄り添うところも素敵だった。二人に報われてほしいとずっと思って読んでいた、、、、、ううぅ切ない(泣)
そして幼少のリチャードがとても可愛い。故に現在のリチャードとの対比をまざまざと感じさせられる。エドワード5世と弟リチャードはあんなに憎らしかったのに死ぬ直前の会話の表情がとても可愛くて、儚くて残酷だった。
アンの息子のエドワードは私の唯一の光だった、癒し。
お父様方王妃様方もう全員の感想を書きたいくらい周りの人達の意思がわかりやすくスッと入ってくる。
今はアンの喪に服すから17巻は読めないけど本当に素晴らしい作品に出会えた。
シェイクスピアも実際の歴史も調べてしまった(笑)
最後に、リッチモンドは主人公と敵対しているから悪の立場だけど物語で見ると正義な気がするし(私も毒されたのかもしれない笑)何より表情がずっと笑ってて狂気じみてイイ!16巻の表紙最高!
すごい
2022年6月20日
アニメを観て大ファンになってしまい、一気に12巻まで読みました。すごいもうドキドキの連続です。キャラクター全員なんて魅力的!
傑作
ネタバレ
2022年6月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は、無理版だったので読み始めました。が、最終巻まで
あっという間に購入してしまいました。
最終巻は、涙涙で読み続けて。読み応え、たっぷりで。久しぶりに満足のいくお話しでした。ネタバレ無しですいません。絶対、買って読んだ方がいいです。
無料を読み始めたら…
2022年6月18日
5巻まで無料キャンペーンで読み始めたら止まらなくなってしまい…一気に最終巻まで定価で購入してしまいました…毎回ここで終わり??って言うタイミングで次巻へ続くになるので、気になって気になって…既に今は既に薔薇王レスになっていて、外伝まで雑誌の電子版を買う始末…ラブラブ??外伝所望です!(いえ、白いのでも良いんですけど…)
めちゃくちゃ良かった
2022年6月18日
1巻を読み始めた時、絵のタッチがホラーチックに思えて身構えたりしたのですが、続きが気になりどんどん購入。気がつけば壮大なスケールのストーリーと先生の画力にハマってました。
素晴らしい作品に出会えてよかったです。
大泣き……
2022年6月18日
最後の最後で泣かされてしまいました……。深い愛に包まれていることを忘れないで欲しいです。ああ尊い……
出会えて良かった
2022年6月18日
数年前からハマり、ずっと追い続けてきた作品ですがついに完結を迎えました。
史実をもとにした美しく残酷な、性と愛と死の物語です。美麗な作画にも惹きつけられます。
主人公リチャードの人生の物語ですが、読めばリチャードはもちろん他のキャラクター達も愛しくなるはずです。皆が皆愛を求めていた。
薔薇王の葬列を読んでいる途中何度も泣きました。それぐらい様々な登場人物に感情移入させられます。最終巻も号泣しながら読み終えました。終わり方も綺麗で、また泣けました。まだ余韻に浸っています。
薔薇王の葬列という作品に出会えて幸せでした。
すごい。。。
ネタバレ
2022年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最終巻、読み終えてしばらく放心状態でした。アニメ22話が絶妙なタイミングで放送されましたが17巻発売との兼ね合いを狙ったんでしょうね。すごい。原作が素晴らしすぎてアニメはイマイチと感じていましたが、16巻とアニメ22話は合わせてご覧になることをおすすめします。ここは本当にアニメが圧巻。
そして17巻、まだまだ続いてほしかった。。。終わってしまった。。。抜け殻になった気分です。
「薔薇王学園」が同日に発売されて救われました。ものすごい配慮だと思いました。ありがとうございます。
本誌には「外伝」が連載されているようなのでそちらも楽しみにしています。
OMG!
2022年6月17日
涙腺崩壊…
画力は勿論、ラストもお見事です!
全然悪魔じゃないよ〜(泣)
何回も読み返したくなる作品です
薔薇王の葬列
2022年6月17日
最高すぎませんかー!アニメも漫画もほんとに大好きです
内容一つ一つが好きで、何回も見たいくらいですー!
リチャードがほんと好きです ーーーーー
アニメと漫画どっちも1番好きになりました
すごい
ネタバレ
2022年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ アニメを見てはまりました。素晴らしい絵と史実でもリチャードは悪魔と言われていたが、両性具有としての悪魔にするとは、ストーリーが凄い。この薔薇戦争という難しい話が、本当に分かりやすく楽しめた。最終回がどうなるかと思ったが、綺麗な終わりだと思った。
せつな
2022年6月17日
独特の世界観に引き込まれました。
どうなっていくのか、気になりすぎる展開の先には
そうなるんかーーと裏切らない素敵な作品です。
史実に目を背けたくなるくらい最高
ネタバレ
2022年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ そんな素敵な絵とストーリー
これ読むとリアル肖像画とか見たくなくなる笑
バッキンガム推しなんですけど、退室してしまって
とても傷心しました。
続き読もうか迷うくらい。
迷う必要もなく、退室した次巻が最終巻だったんで
サクッと購入。
最後まで美しい。
紙の方も集めたくなりました。
きっと忘れる事はない作品
2022年6月17日
作者さん買いでした。読み始めてすぐリチャードの幸せを願うようになり、荊の道を進む姿に涙が出ました。完結してしまい、寂しくなります。
またリチャードに会いたいです。
素晴らしい作品でした
ネタバレ
2022年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ アニメから入りましたが、ストーリーに惹かれ単行本を読み始めました。絵の美しい。。
アニメではかなり端折られてしまっている部分や作画が残念ですが、漫画では圧倒的な深みがありますね。
紙の全巻セットも購入しました。
最後にリチャードが呪いから救われて本当に良かった。
最後は読者に委ねる感じでしょうが、私はリチャードの幸せを願います!!
久しぶりに号泣しました。
素晴らしい!
ネタバレ
2022年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻からずっと追いかけてきましたが、壮絶で美しい最終巻でした。悪魔と言われ、己を憎み、強くなろうともがみ苦しみ続けてきたリチャードが、けれど王冠を欲したのは他でもない己自身だと気づいた場面が感動的でした。
切なくて綺麗で辛辣で最高
2022年6月16日
もう心がきゅうっとなります。こんなにも辛くて涙が出ることはあまりないですよね。そして幸せとは何かを考えさせられます。絵も綺麗です。
あああ終わった
2022年6月16日
語彙なんてものはないから簡潔に、最高でした。
リチャードの移り行く心情や変わらない心、孤独など考えさせられる作品でした。
電車の中で読むんじゃなかった…泣
2022年6月16日
最終巻。
早く読みたいけれど終わってほしくない、そんな気持ちで読み始めました。
感想を書きたいけれど、色んな感情が湧いてきて言葉になりません。

この漫画に出逢えた事に感謝。
いっぱい読み返したいと思います。
必ず会いに行きます
2022年6月16日
遂に終わってしまった、このラストは読む人によって解釈が違うというか、想像力を掻き立てられます。
勿論、歴史的事実は変えられないとしても、しばしファンタジーの世界に引き入れられました。
子供の頃に読んだ『ベルばら』の興奮を彷彿させてくれてありがとうございました。
聖地巡礼を趣味にしている私、いつか近い未来、必ずボスワーズにレスター大聖堂に会いに行きますからね~
無料版だけですが
2022年6月16日
暗いですね…あまり悲劇ものは好きではありませんが、結局どうなるのか続きが気になります。とても面白いです。あとオトメンの作者さんと同じで驚きました。
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