ネタバレ・感想あり玉響のレビュー

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自由とは何か。切ない。
2025年5月11日
大正時代のお話。時代背景もあって、ほんとうに自由恋愛自体が難しいことだったんだな。それでいて同性愛ともなると、ほんとうに全てを捨てる覚悟。自由を選ぶ責任。めちゃくちゃ切なくて、ラストも泣いちゃった。ゆき林檎先生のお話には不思議な力を感じます。
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名作すぎる
2025年4月12日
この作品本当に大好きでもう何度読んだかわかりません。服雑な設定はないんだけど時代における窮屈な「当たり前」の縛りに苦しむ若者たち。家督と自分の気持ちや世間体。今の時代よりずっとシビアで身動き取れない葛藤も切なさを増幅させてます。続編短編もあるのでそちらもぜひ!!
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BLにのめり込むきっかけです
ネタバレ
2024年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLを深く愛することになったきっかけの作品が数作あり、そのうちの1つです。
ゆき林檎先生の繊細で綺麗な作画、表情やストーリーが大好きです。
出自や突きつけられた情事から幼心に蓋をし、数年経って潔癖のような拒否反応、嫌悪感を抱える麻倉。見た目が中性的でめちゃ好きです。
色恋への潔癖とは裏腹に、自分の柔らかい部分を侵食されるような様子のモラトリアム感が刺さってくらくらします。
同性同士かつ時代背景ゆえ、切ない展開です。
なんと言っても後日談が好きです。
玉響とはほんの一瞬の煌めきだそうですね。期間はきっと長くはなかったのでしょうが彼らのみぞ知る日々はさぞ穏やかで幸福に満ちたことでしょう。最初から最後までハッピーエンド!ではなくて、ままならない事に抗っていく様、死生観を揺るがす出来事が起き好きなものを好きだと言えない時代に自分の意思を通し一緒になる事、幸せにならないものもいる背徳感を抱え、愛しくもきっと鮮烈な日々を想像し読了感とともに玉響が聞こえるような余韻が残ります。
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綺麗で切ない
ネタバレ
2024年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時代背景に合ったビー玉が効果的に使われていて、情緒あふれるお話に心が浄化されました。

やっと結ばれた二人を見て安堵していたらラストが…!

タイトルの玉響の意味を調べたら「玉が揺らぎかすかに触れ合う」様子から「非常に短い時間を表す言葉」と出てきて涙腺崩壊しました。

すれ違い、やっと結ばれた二人の時間もそう長いものではなく、二人の人生そのものが「玉響」だったんですね。
褒め言葉ですがこれはしばらく引きずる…ハッピーエンドなのに。
そんな二人の幸せな時間が少しだけ見れる続編の「或る日」を読んで少し救われました。
愛を知って人は強くなる
ネタバレ
2024年7月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 叶わない恋はいつの時代も切ないものですね。出会って別れて、再会してまた離れて。。。その繰り返しの中で二人の想いがどんどん大きくなり、心(特に麻倉の)も強くなっていったように感じました。本当の愛を知ると人は強くなる、二人一緒なら何にでも立ち向かえる、素敵だなぁって思いました。何度も読み返したくなるステキな作品に出会えてよかったです。
美しい
ネタバレ
2024年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みであまりに絵も設定も好みで、紙で購入して読みました。
あー、この作者さん好きです。
まず絵が好きです。華やかさより清廉とした絵柄が好きなのでドンピシャでした。
大正時代を背景に、幼馴染みの再開、両片思い、また離別…でも互いが忘れられない。
台詞もページ的にも長くないのに、表情や言動から、静かな熱を描くのが素晴らしくて。
ラストの体を重ねるシーンすら美しく、切なくも幸せな読後感でした。
絵柄が好み、ストーリー重視な方、ぜひおすすめします。
良い~
ネタバレ
2024年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 購入したものの
ずぅっと読んでなかった
けど 読んでみて
もっと早く読めば良かった~
ようやく
ようやく思いが通じて良かった~
思いが通じるまでが長かくて
その後が 短すぎる…
もっと二人の生活見てみたかったな
二人の表情がいいですね
ネタバレ
2024年3月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作画の雰囲気がとてもあるなと、キーになるものをうまく使って時代物はをうまく1冊にまとめて最後はとてもよくて心にしみました。
異時代ファンタジーとしてとても感動するコミックに仕上がってると思いました。
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大正ロマン大好き
2024年3月3日
恋愛において個人の自由がなかった時代。BLの真骨頂を発揮出来る背景にうっとりしてしまいました。理解されない想いを貫き通す2人にきゅーっと心地よく胸を締め付けられました。後書きがまた泣けたー
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出会えてよかった作品
2024年2月29日
絵が美しい。丁寧に作られた作品なのだと、ひしひしと伝わってきます。たった漫画1巻なのに、登場人部たちの長い時間を共にしたかのような、長編小説を読見終えたような、そんな充実感が得られ、しばらくはこの幸せな余韻に浸ろうと思います。
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せつない
2024年2月29日
この前、とあるSNSで男性が男性にプロポーズしてた動画を拝見したんですが、コメントには今の時代には時代遅れの心無い事が載っていたみたいです
今でさえ誹謗中傷、好奇の目でみられるのにほんの少し前の時代ならどれ程怯えながらの逢瀬だったのか
この物語はフィクションかもしれませんが、ノンフィクションの世界でも実際にあったかもしれない話だったのでは
やっと結ばれてから後の人生があっという間に過ぎ去った感じですが、実際振り返ってみれば光の如く過ぎ去っていたのでしょう
一本映画を観たような気持ちになりました
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「普遍」とはこういう事
2024年1月11日
この作品の吸引力は何年経っても全く衰えない
衰えないばかりか時が経ち、多種多様なBLを読めば読むほどこの作品を読み返したくなってしまう。。。
多分これを「普遍」と言うのだろうなぁ
ずっと好きです
大正浪漫
ネタバレ
2024年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんであんなに胸に響くんでしょう。幼なじみの二人、離れては再会して、また離れて…その度に気持ちが強くなってくような…。切なくてたまらなくなりますが、最高のラストだったと思います!
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純愛
ネタバレ
2024年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ この時代ながらの背景がとても描かれていて、麻倉のことが好きだけどどうしようもできないから、誘われた女性と寝てみたらその姿を見られた立花も麻倉もせつなかった。再会後の立花さんの告白はすごく勇気出したんだろうな。そして、麻倉さんの最後の告白のシーン。もう泣けました。気持ちを伝えれず明日伝えようと思ってたところに震災で離れ離れに。そこからは生死すらわからないけど、結婚を必死に引き延ばし、5年もの間必死に探しようやく見つけた立花の隣には菊さんがいて、、、苦しかったでしょうね。やっと会えたのに相手からは頼ってももらえず、身を固めようと思ってる。結婚生活はどうだ?って。ずっとずっと思ってた相手に言われたらもう耐えられずあの場から逃げたくもなりますよ。ただ、勝手な心情ですが立花と菊さんは付き合っていたのかな?って。支えてもらった、尽くしてもらったとは言っていたけど、、、気持ちに応えたいと言う言い回し、菊さんのあの方なのですねがあたしはひっかかって。まぁ好きな人がいるのは知っていたから出た言葉なのかはわかりませんが、立花が離れていて、菊さんと過ごしていても、麻倉のことが好きだったのはよくわかりました。なんか、最初から最後まで目が離せませんでした。最後早くに立花は亡くなるみたいですが2人が幸せに暮らしたんだらうなって思ったら、こっちまで幸せになりました。
たまゆら
2023年12月27日
素敵なタイトルですよね、ストーリーにぴったり 大正のレトロな世界観や長い年月をかけて貫き通す純愛、とても私好みで気持ちがしっとりしました。
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激エモ
ネタバレ
2023年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読後の余韻が凄い。大正の空気感といいこの時代だからこその葛藤がとても丁寧に描かれていて最高でした。無駄が一切なく一巻とは思えないほど読み応えあります。震災で人の死を目の当たりにして概念や死生観がひっくり返り自分の好きなように生きる道を選ぼうと腹を括る主人公が男前でかっこいい。悲恋になるかも…という嫌な予感は払拭されました。その後の二人を時が流れて記念館に展示された写真が全て物語ってるのが凄い。自分のためだけに小説を書いてもらえるなんてロマンチックすぎる。そしてその小説を読みながら過去の情事を思い出し愛された日々に想いを馳せるラストはため息が出るほど圧巻で素敵でした。
時代背景が、一夫一妻性を法律かし時期かな
ネタバレ
2023年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 古今東西、ホモセクシャルは亡びたことはありません。
ヘテロがいるから、世界の人口は、爆発するのです。
なので、子ども産めない男なんてとか蔑む必要ないわけです。
玉響とは、玉がかすかにふれあう小さな音の事、わずかな、かすかに、感じた音、割れて落としたラムネ瓶に残されたビー玉のこと
かすかな、幼い頃の心は、捉えようのない気持ちが、再開したことで色づいていく
身分、しがらみ、抗えない引き合う心
ただただ、泡沫のように儚くて美しい、それでいて力強い思いが美しい作品です。
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読めば読むほど泣ける
2023年9月27日
決してお涙頂戴系ではないのですが、二人の想いに切なさに勝手に涙が溢れます。華族の跡取り息子である立場や時代による偏見、しがらみがより二人の愛を素晴らしいものに魅せてくれまして、、想いが重なる瞬間はもう、、!悶絶ものでした。ゆき林檎さん、めちゃくちゃ大好きな作家さんです。絵が繊細で展開も丁寧で最高だよおおおお
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ずっと前に
ネタバレ
2023年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んだ作品なんですけど、レビューしてなかったみたいなので。初読みから10年近く経ち自分の年齢が上がったせいでしょうか、当初とだいぶ読後感が違うように思います。当初はふるえるほどの良作!立花と麻倉のようやく結ばれた関係に悶え、或る日があることを知ったのに時すでに遅くあまりの高値に手が出せずヤキモキしたことを覚えています。
なので、星は5。
読み返すと自分がオバチャンになったせいなのかしら震災後立花に寄り添った女性を不憫に感じてしまい、あぁBLに女性が不要なのはこうした現実感を感じさせないためなんだと実感してしまいました。
でも好き要素が溢れた作品。
漂う雰囲気が湿り気を帯びてなんとも登場人物に色気があるんですよねぇ。
ビー玉の音が聞こえてくる
ネタバレ
2023年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 貿易商の一人息子が全寮制の高校に入学すると、同室になったのはかつて唯一心を許した幼馴染みだった。そんな再会から始まる二人の愛のお話。
時代物の生き辛さや息苦しさを絵の雰囲気やお話のテンポで上手く表現していると思います。また、この時代特有の自由とは何かを追求していて、身分・立場・価値観の中で自分らしさを表現することの難しさが伝わってきました。
真面目で清廉な麻倉が恋に悩む姿はいじらしく、手練れな立花がいつも優しく側で支え見守る様子はまさに愛。好きを認識するタイミングにズレがあり離れた時間はあったものの、お互いへの想いは小さい頃のままだったのかなと思いました。麻倉は立花に自分のどこが好きか聞いていましたが、第4話の表紙を見て、こんな風にいつも裾をギュッと握っていられたら可愛くて仕方ないよなと私も思ってしまいました。
家業の衰退や関東大震災と自分たちではどうにもならないことに巻き込まれ、無力さを感じながらも捨てきれない想い。様々な困難もありながら、共に過ごせた時間があったことの幸せ。「瞬く間に過ぎた愛しい日々」、この一文に彼らの幸せが滲み出ていて心に響きました。
立花が小さい時のビー玉をずっと大事にしていたこと、それが度々カチカチと聞こえてくるような静かな愛の物語です。
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時代的には許されない恋
2023年7月25日
ドラマを観ているような、ある時代を生きた人間の壮大な恋物語というか。2人とも、何度も諦めようとして、でも諦められず、やっと繋ぎ止めたのが感動的で。菊さんは気の毒だけど、2人の思いが叶って本当に良かった。絵も美しい。
感動、!!
2023年6月22日
一冊の小説を読んだかのような感動でした( ; ; )舞台が大正時代ですが絵がとても綺麗で読みやすかったです!初めて購入した作者さまでしたが、また別の作品も読んでみたくなりました!ハッピーエンドと言えるのかは分かりませんが、2人の選んだ道に進めたようで良かったです( ; ; )
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純真成就と言っていいかと
ネタバレ
2023年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大正から昭和、関東大震災を挟んで5年離れ離れになった立花と麻倉。立花を探すために婚約を延期し続けながら諦めない麻倉。やっと見つけたら…泣けてきたねー
子ども時代、髪と目の色が異なる(ミックス)ことでいじめられていた麻倉に優しくしてくれたのは立花だけだった。男性を好きになることが今よりも遥かに禁忌的であった時代。持て余した気持ちを女性に逃げたことでいっとき麻倉を失う立花。高校で再会、また離れ離れ。震災。時代と状況で幾度か離れた2人が、思いを重ねることができたとき、全てを捨て2人で生きていく道を選んだ。
明日死ぬかもしれないなら、後悔せず自分を殺さず生きたい。きっと、いたと思う。この2人のような人たちが。絵が繊細でストーリーを押し上げる。美しい物語。
きっと勘当されたんだろうなとか、それぞれの女性たちはどうなったかなどはないけど、反ってよかったのかもしれない。
王道大正ロマン
ネタバレ
2023年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 番外編が値引きされているようなので
購入前に読み直してみました。

ベースはこの時代らしく、
同性愛者の生きづらさや後継ぎ問題など、
苦難が続きます。

この作品で“たまゆら”と読むんだと知りました。
ビー玉の音が聞こえてきそうな静かで美しい空気感が好きです。
この雰囲気のまま、日本映画としても成立しそうですね。

2人がくっつく過程で何年も待たされた女性たちは
そりゃあ、もう不憫ですが…

この時代も、今の時代でも少なからず、
こんな風に本当の自分の気持ちを隠して生きていった人たちがいるんだろうなぁ…とシンミリしました。

てか“ストーム”てこの時代からあったんだw
涙が出ました!
2023年6月16日
素敵なタイトルです!
初作家さんだけど絵が内容に合っていて、まるで小説や映画みたいに感じました!
お互い好き同士なのに… とにかく切ない!
時代が今なら、それほど苦労しないで想いを貫けるのに…
『或る日』も読みます!
心に響く秀逸な名作 (★10)
2023年6月8日
美しく澄み切った世界に玉響の音が。とても1冊とは思えないほど、中身がぎゅっと詰まった名作です。素晴らしい。
儚げで切ない、全てをかけた恋。
ネタバレ
2023年6月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 男子校独特な雰囲気がうまく描かれていて爽やかだけど主人公2人が妙に色っぽくて儚げに描かれていて魅力的。絵もクセがなくすっきりしていて読みやすい。
女性の描かれ方は賛否両論あると思う。婚約した状態で何年も待たせて断るのも、長年支えてくれた女性を振るのも不誠実だとは思う。けれどそれ程までに惹かれ合った2人、時代も相まって本当に捨て身の恋だったんだと‥。その姿が本当に美しかった。
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美しいストーリー
ネタバレ
2023年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大正時代、美しく描かれてて。シリアスな内容なんだけど、お互い自分らしく生きたくても生きられない、その中でも想い合う事が止められず。胸が苦しいってところはあるけど色々考えさせられるし、2人が幸せになれてホント良かったと。絵も素敵で大満足の一冊となりました。
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玉響
2023年6月5日
とても良かった。気持ちがほっこり、、すっきりしました。この作品のおかげで心が澄んだ気がする。特に読みたいものが見つからない人にはオススメです。絶対読んでほしい。大満足でした。
酔いしれました
ネタバレ
2023年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ *大正浪漫のムードたっぷりな美しい言葉、そしてそれにぴったりマッチした美しい作画、ゆき林檎先生の描き出すドラマにひたすら酔いしれました。
立花と麻倉が共に生きていくにあたっては、困難や苦労、心身を蝕むようなしんどさも何度も何度もあったのではなかろうか。
そこは作中殆ど語られてはいないけれども、時代やそれぞれの身分立場を思えば容易に想像がつきます。
だからこそ…立花の〈消えた原稿〉の最後に書き添えられたあの言葉にぎゅーっと胸が締め付けられました。
美しい物語をありがとうございました。
2人が幸せに過ごした時間が描かれているという短話『或る日』も読むのが楽しみです^^
ずっと余韻に浸っていたい
2023年5月11日
私の好きが沢山詰まった作品でした。作者様の絵もとても好き。小説の様な一つの素敵な物語をマンガで読んだという満足感で一杯です。もう一度すぐに読み直したいし、暫く余韻にも浸っていたいです。アフタストーリー『或る日』も読みます。
好き
2023年3月12日
ある出来事で疎遠になってた2人が再開する幼馴染ラブ。時代設定は大正時代。
絵が繊細で雰囲気が良く物語が美しい。こうした時代物の王道と言えば王道ストーリー。でもその王道が良いっ!切なくてぎゅっとなりきゅんとする。語彙力無くてすみません。そして攻めがめちゃくちゃ格好良い!
こちらの作品気に入りましたら「或る日」は必読です!
きゅんきゅんしますよ。
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文学作品のような美しさ・・・・
2023年2月5日
大正時代という近代の真ん中で、華族制度や内縁関係・庶子などの古いしきたりと、新しい時代への躍動の入り混じった、魅力的な時代背景に、ハーフという目立ち差別される立場、幼なじみへの想い、再会に葛藤・・・・世間には全く認められない恋・・・・
日本の男色の歴史を見ても、稚児・小姓・陰間など同性愛というよりも、女性の代わりに欲望の捌け口に利用された感が強く、江戸時代の陰間茶屋も18世紀頃迄で、明治以降は同性愛はタブーで、子孫を増やし、家の存続や世間体が大切な時代に、婚約・結婚を親に迫られ、想いを断ち切ろうとしても無理で、自分の想いを伝える為に思い出の玉響で再び巡り会える・・・・あまりにも切なく美しいまるで文学作品のようです・・・・漫画でありがちな主人公のルックスで惹かれるのと全く違います!
人を好きになるのは素晴らしい事で、報われる報われないに関係無しに、トキメク激しい恋をするのは、本当に幸せな事だと、つくづく感じさせられました・・・・
いい作品です
ネタバレ
2023年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大正時代の寮生の恋。幼馴染みでしばらく離れていた2人が旧制高校の寮で出会い、再びひかれあっていく。当時の雰囲気や同性同士であるがゆえの葛藤が、柔らかな絵柄で静かに描かれています。終わり方がこれまたいいです。全編を通して、タイトルの玉響という言葉がぴったりでした。評価が高い理由がわかります。
すごい,,
2023年2月4日
良すぎる,,もっと続きがあってほしかったぁぁ
キャラ良し話良しストーリー良し!!
読み終わった後凄く余韻が,,
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一冊でこんなにてんこもりな感情。
ネタバレ
2023年1月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 至極の名作との噂は聞いておりましたがまさにその通りでした。ハッピーエンドなのになぜこんなに切なさの余韻が残るのか。一途な愛を貫いた2人はとっても幸せだったはず。途中のすれ違いや別離は本当に読んでいて辛かった。お互い身を固める予定だった女性からしたら悲劇だろうけど、この2人の互いを想う激重な愛情の前ではどうすることもできない。最後の原稿に書かれた「またいつか」が何度でも巡り合う2人を、そのたびに恋に落ちるだろう2人を想像させてくれます。友人の松本がすこぶる良い男だったので彼の幸せも願ってしまいます。番外編は絶対にあわせて読むべき。どんどん深みにハマる2人が見れます。
良い
ネタバレ
2023年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良い両片想い。すれ違い。お互い身を固める寸前で結ばれる兆しが見えたので、この一度きりで最後は別れがきてしまうのかなと思いましたが……。当て馬するためだけに嫌な性格に描かれたキャラクターが出てくるのが好きではないのですが、彼らに振り回された女性たちの存在感もちょうど良く、ノイズになりませんでした。飄々とした所がある攻めと実直な受け、惹かれてしまうのがわかる2人でした。
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後悔のない人生を
ネタバレ
2022年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんの絵柄、コマ運び(絶妙な余白とか)と大正浪漫の相性の良さと言ったら…たまりません。このまますれ違ったまま終わるのか、想い出のなかで生き続ける気持ち、というのも有りかなと思いますが、最後、敢えて細かく書かずにふたりの行く末を示すところがニクいです。今後も追い掛けたい作者さんが増えました。
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涙が止まらない
2022年12月29日
昔読んですっごく泣いた記憶があったのでまた読んでみました。
ストーリーをだいたい覚えていたため昔よりは泣かなかったものの、ラストの手紙の文字までは覚えておらず読んだ瞬間大号泣してしまいました...
何度でも読みたい作品です!
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美しく秀逸。傑作です。
ネタバレ
2022年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃくちゃ良かったです。最後は泣いてしまいました。ゆき林檎先生、素晴らしい作品をありがとうございました。買ってよかったです。これから何年にも渡って、何度も読み返すと思います。美しく雰囲気のある絵に、それを飾る繊細な言葉がまるでシンフォニーのように重なり合い、シンプルなストーリーを重厚に作り上げています。関東大震災の使い方が卓逸でした。ドラマを盛り上げるコマ割りも煩すぎず、単純すぎず、丁度良いところで構成されていて、ベテランの力量を感じました。(先生がベテランかどうかは知りませんが。すみません。ベテランに引けを取らない、と言うべきですか?) 最後のエロティックシーンですが、なくても十分魅力的な作品です。もしご本人が楽しんで書いていらっしゃるのでしたらそれはそれで良いと思います。が、BLのテンプレートに従って、クライマックスに結ばれた二人の濡れ場を入れただけなら、必要なかったかもしれません。無くても傑作です。今後もお身体にお気をつけて傑作を生み出してくださいませ。楽しみにしております。
いい結末
ネタバレ
2022年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ こういった昔の話系統はくっつかないパターンが多いのですが、ハッピーエンドでよかったです。しっかり後悔しない人生を送れたようで最高!
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涙が。
2022年11月10日
久しぶりに読み終えて涙が出ました。時代背景も良い。ぜひ映像化してほしいほどの、胸にグッとくる美しい名作です。
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大好きな世界観
ネタバレ
2022年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大正末期から昭和初期。同性が好きなんて言ったら田舎では今でも病気扱いされるのに、この時代は尚更大変だっただろうな~。
関東大震災で、昨日まで生きてた隣人がもういない。いつ死ぬか分からないから後悔はしたくない!と、婚約破棄して家も捨てて立花の元に行く覚悟を決めた麻倉に涙が止まりませんでした。多分、見た目の問題もあり、戦争中も大変だっただろうな…。立花が売れっ子作家になっても、写真には端っこにいたり…。などと麻倉の人生に想いを馳せるとせつない。
ラスト、立花の遺稿「共に過ごしてくれて、ありがとう。またいつか」は、何度読んでも号泣してしまう。
続編の「或る日」も併せて読むと良いです。
心に響く名作!
2022年10月19日
美しい。絵も主人公の二人もストーリーもすべてが美しい。こんな上質なBL漫画は少ない気がする。お互いが想いあっているのがひしひしと伝わってきて、この上ない読後感。素晴らしい作品。
素敵なお話です💕
2022年8月23日
社会的な幸せと自身の想う幸せ〜究極の選択ですね。死に際にいい人生だったと笑いたい…染みました。1巻だけでこの世界観を作り出せるのはさすがです。
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人生
ネタバレ
2022年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんな風に自分の人生を後悔しないように生きたいと思った。最後のワンシーンで涙が溢れて止まらなくなるくらい感動しました。胸がいっぱいになります。愛する人とまた会えること、そんな人と過ごした日々……もう本当に過呼吸になるくらい泣けました。素敵なお話をありがとうございました。
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泣けた。。美しいっ
2022年7月16日
BLですが万人にオススメできる美しい漫画です。なんなら映画にして欲しい。最高はほんのり泣けました。

大正ロマンに浸りながら、縁側でお茶飲みたくなります。笑
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映画のような話でした
ネタバレ
2022年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ お互いにずっと惹かれ合っていたけど、同性だし、大正時代だし難しいですね。言葉ひとつひとつがとても重く刺さりました。だがしかし、今生の別れじゃないとか言いながらずっと音沙汰のない立花は良くないと思いました(麻倉くんが結婚して幸せに暮らしていると思っていたので)。5年間ずっと立花を探し続けてきた麻倉くん本当にグッジョブです。最後も勇気を出して告白してくれて本当にありがとう。このまま終わるのかとヒヤヒヤしました。でもこの話は菊さん目線で見ちゃ絶対ダメなやつです。
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最高
2022年6月16日
漂う大正時代の情景と魅力的なキャラがよかった。
立花がかっこよすぎて素敵です。
展開も良かったし、キャラの葛藤も良かった。
何度も読み返してしまいます。
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綺麗
2022年6月12日
心が澄み渡るような綺麗な物語です。一冊で終わってしまったのがとても勿体なく思います。
このような物語に出会えて良かったと思えるお話です。絵も繊細で綺麗なので、物語にとてもよく合っています。
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感動します!
2022年5月22日
いわゆる学生ものですが、大正時代?時代背景のおかげか、とても内容が凝ってるな〜という感じでした。そして、クライマックスはとても泣けました。BLでこんなに感動できる作品て少ないと思います。受けの朝倉くんが健気で…良かったです。
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綺麗!
ネタバレ
2022年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 麻倉が自分の想いをぶつけたところ、でもその時、立花には支えてくれている女の人がいて…ずっとずっと探してしたことを思うとほんと切ない展開で胸が苦しくなりました。
ストーリーがとても良く、2人の切ない思いがつたわって苦しくなりました。ハピエンだけど、幸せな2人がもっとみたいとも思いましたが、終わり方も綺麗だと思いました。買ってよかったです!絵もとっても綺麗でした!
超大作
2022年5月13日
まるで映画のようなお話です。始まりから終わりまでのストーリーに引き込まれます!終わり方も綺麗で読みやすくて、いろんな人に読んでもらいたい作品です。
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凄い過ぎ
2022年5月3日
時代もありますが、静かに進んでいく感じが先生の作品で凄く好きです!最後の作品の原稿に共に過ごしてくれてありがとう!またいつか!そしてまた会いに行くよ!泣けました〜!2人のお互いの大切さと共に過ごした時間がいかに素敵な時間だったのか!展示された写真に2人が離れて写っていて!なんだか切なさ、淋しさも合わさってまた泣けたー!
大好きな作品
ネタバレ
2022年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ ゆき林檎先生の繊細な絵が好きです。
玉響という言葉をこの作品で知ったのですが、素敵な言葉ですね。
本編も勿論素敵ですが、最後のページで毎回涙が出てきます。
「共に過ごしてくれてありがとう またいつか」
好きや愛してるよりもグッとくる素敵な台詞だなと思いました。
大好き
2022年4月27日
本当に大好きな作品です!再会ものです、ストーリーはとても丁寧で、キャラの気持ちをすごく繊細で描かれてます。2人やっと結ばれるのを、めっちゃ感動です!美しい😩
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余韻の残る上質な作品
2022年4月5日
自分によくある現象で(沢山いると思うけど)、小説読んでそれが良作なほど読後にその世界観が全然抜けず頭の中はそれでいっぱい。この作品もそれと同じ感覚です。
この作者さんの作品はいつも単純にこう!!とかではなく、全体だけではなく一人一人にちゃんとストーリーがあり、結果その一人一人の世界が交わって行く感じで、いつも惹き込まれます。癖になる感じもあり、だから何回も読み直します。
絵も綺麗で大好きです!!
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雰囲気が好き!
ネタバレ
2022年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ゆき林檎先生の作品が持つ透明感、優しくて、切ない雰囲気が好きです。“玉響”で“たまゆら”と読むのですね、タイトルも素敵!
立花が、麻倉への思慕を他の女性との欲に求めたり、震災で離れ離れとなり会えない数年の間、他の女性と、まとまりかかっていたり、人間くさくてリアルでした。麻倉はピュアで、見守る友人の松本がいい奴!余韻が残る素晴らしいラストでしたが、もう少し麻倉と立花のイチャイチャが欲しかったので、“或る日”の存在を知り、すぐ購入しました!
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ピュアで透明感のある物語
2022年3月22日
ピュアで透明感があって美しいお話でした。BLに限らず本というものは、ある意味ファンタジーでありそれを純粋に楽しむべきだと思っています(^ ^)儚さや透明感は出そうとしても、なかなか出せない表現力で作者さまの才能だと思います。ゆき林檎先生のこの本はそれを感じられる貴重な作品だと思います(^ ^)
良かったー!!
2022年3月21日
とても良かったです!大正ノストラジーとでも言うのでしょうか?
雰囲気がとにかく良い!!
ちゃんと話しも綺麗に完結してて感動しました。
続編も含めて素敵な話しです。しっとりしてて素敵です。
ああ、幸せだったんだろうなぁって読後感が良かったです。
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すごく良い!
ネタバレ
2022年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても綺麗な映画を一本見終わったような充実感
すごく繊細で儚くて綺麗な作品です。
どうなるの?とハラハラもしたけど結果はハピエンです。
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初めての…。
2022年3月14日
初めて読むジャンルの最初の一冊でした。
大好きな作家さんです。
紙のコミックを探して読みました。
素晴らしい作品です。
絵もストーリーも良いです。
これは名作です。
BLとは何ぞや…この作品です。
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感動
ネタバレ
2022年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後の麻倉のセリフに我慢していた涙腺が崩壊しました。
漫画ではあるけれど、この2人にはまたいつかどこかで必ず出会ってほしい…
幸せと切なさが混じった、とても素敵なお話です。
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オススメされていたので
ネタバレ
2022年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ シーモア島でオススメされていたので読みましたが、本当にストーリーも絵も良かったです!!今よりも全然理解のない時代に、それでも人生の最期には後悔しないために立花を諦めなかった麻倉。麻倉の思いが成就して良かったです。
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静かな
ネタバレ
2022年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 静かな2人のお話。⠀⠀⠀⠀⠀
終わり方もまた静かだった。⠀⠀⠀⠀⠀
⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀
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純愛だなぁ。
2022年1月23日
何年も何年もただひとりを思い続け、それが次の世までとは。作者さんの繊細な絵柄と相まって、美しい物語でした。
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泣いた〜〜〜
2022年1月18日
物語終盤、もう心にぐわっっときました。
引き込まれて、ドキドキして、涙が出てきました〜〜〜
最高でした、ありがとうございます…!
まるっと
ネタバレ
2022年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1冊表題作。切なくて切なくて、静かなストーリー。お互いに好いているのに別々の道を歩むのか…とかこちらがギュッと締め付けられるような描写。お上手だなと思いました。色んな葛藤がちゃんと表情で読み取れて良い作品。良かったです。
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本当に良かった!
ネタバレ
2022年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ その時代の同性愛への壁と、家のために諦めざる負いないという辛さに切なかったです。でも、最後はお互いの気持ちに正直になれて本当に良かった!
素敵な作品に出会えて感謝です!
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昔の話
ネタバレ
2021年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切ないですね。この時代男同士はもちろん難しく、それでも名家の息子で無ければ連れ去りたい。なんて悲しい。お互い生涯貫いて結ばれてくれてたらいいなぁ。
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名作…、としか言えない。
2021年12月20日
何度読み返したかわからない、とにかく名作。時代背景がそもそも男同士は御法度。良家ならなおのこと必ずお世継ぎ必要で許嫁もいちゃったり。それだけでもう悲恋の匂いしかしない(泣)私が一番心に刺さったのは、震災のあとの名言。それは誰にでも言えること。書き下ろしの「餞」で、二人は再会できたのね…と思うだけだったけれど、番外編ありますので!!!それもセットで、絶対に読むべき作品ですね。゚(゚´Д`゚)゚。
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すき
2021年12月19日
作者買いです。こんなステキなおはなしがあるんでしょうか!っというほどの作品です。絵が良い内容が良い。
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「或る日」もセットで!
2021年12月19日
この一冊すごいです。読み終えた時の満足度ハンパなかった。「名作」の位置付け、納得です!本当によかった。大好きな作品は他にもありますが、オススメ作品と聞かれたら「玉響」が必ず入ります。
是非「或る日」を読んで下さい。2人の幸せが溢れてます。これを読めば「玉響」の最後がさらに心に響きます。
美しい
2021年12月17日
この時代だから男同士っていうのは認められなかったんだと思います。でもお互いがこれから一緒に幸せを築いて行こうとするところがすごく良かったです。
そして言葉の選び方がすごく好きでした!
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きれい
2021年12月1日
絵柄、お話し、どれをとっても綺麗でした。時代物好きだなぁ、この時代には硬派で一途な男が多いんだ、、、最高。
大正時代の名作BL
2021年11月23日
不朽の名作と書いてあったので、読んでみましたが確かに名作でした。ストーリーもよく作り込まれ、言葉遣いも素敵だし、大正時代のBLでこれ以上のものは書けないのではないかと思う程です。ただ儚く物悲しい雰囲気を漂わせているので、続編の「或る日」二人が仲良いお話をセットで見るのをオススメします。
美しい
2021年11月17日
美しい小説を読んだ後のような読了感があります。
切なくて、儚くて、最後は幸せでホロリと涙が流れます。
出会えてよかった作品です。
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感動
2021年10月24日
素晴らしい作品です!!
一冊に良くここまでまとめられるなと感心します!!
切なかったけど最後は2人幸せに結ばれて最高でした!!
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切ない
2021年10月7日
こちら、泣けるお話が読みたくてシーモア島で教えて頂きました。
はー、もう、切ない。すれ違ってる所本当に切ない。
結末もハピエンだけども、切ない。
セットでおすすめされた「或る日」も読みます!
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ラストは映画のよう♡
2021年10月5日
ストーリーの流れや終わり方が凄く良い!年老いた麻倉が、立花と麻倉の事を書いた原稿を読み返すシーンは、ジーンと来ちゃいました。
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感動
ネタバレ
2021年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今読み終わり、涙が溢れます。
最後、ハッピーエンドだけど切なさもありますね。
コッテコテのハピエン好きなので、ちょっと引きずります…。でも、この作品にはあれがベストなのかな。
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とても素敵な作品でした
2021年9月3日
文句なしにとても良い作品でした。切ないすれ違いが悲しくも美しくて、2人が幸せな人生を送れたことがとても嬉しく、何度も読み返してしまいます。絵柄もすっきりとしていて綺麗で好感が持てます。巡り合えてよかったなと思える作品です。
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切なくて美しいストーリー
2021年8月9日
別れと再会を繰り返して結ばれる、切なくて美しいストーリー。台詞、展開、表情、風景のすべてが時代背景にマッチして違和感がないところも素晴らしくて、世界観に浸れました。何度も読み返したくなる珠玉の作品。オススメします。
玉響の意味を深く読み下げて
ネタバレ
2021年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大正時代という当時の風潮、階級や家督の相続、震災。様々なしがらみや困難に加え2人のすれ違い…自分の気持ちを認められなかったり、相手を思うが故引いてしまったり、結果何度も別れ、でもまた出会いを繰り返します。一巻なので当然全て描ききれているわけではないけど、こちらの想像で補えるような描き方が素晴らしい。儚げな画も切なさをさらに深めています。
「玉響」のタイトルも意味もビー玉と絡めてるとこもいいです。
描き下ろし含めてのラストまで読んだら、暫く呆けてしまうこと間違いないです。
素晴らしい世界観
ネタバレ
2021年7月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。ゆき林檎さんの儚く美しい絵が好きです。物語と相まって感情移入しました。時代、身分、性別何もかもにがんじがらめになりながらも愛を貫いた2人に感動しました。いいお話です!
人気な訳ですね
2021年7月26日
まずこの時代の雰囲気がすごいですね。日高ショーコ氏の憂鬱な朝を思い出すな〜と思いながら読んでました。ハッピーエンドで良かったけどもっと読みたかった〜!
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泣けます
2021年7月26日
お互いを想い、すれ違い、苦しむ2人に涙しました。まわりを苦しめる結果となってしまったけど、本当の気持ちに最後迎えてよかった。
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いい人生を
2021年7月15日
この作品を読んだ後は、呆けてしまいます。時代背景、家族のしがらみ、同性など色々考えてしまいます。うるっ、じーんとしてしまうお話でした。
皆さんが
ネタバレ
2021年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 名作だと仰る通り名作です。雪の中出て行った麻倉を追いかける立花。やっと結ばれた時には感動しました。時は流れて立花の方が先にこの世を去るのですね。歳を重ねて別れがやって来てもお互い愛し合っているのが良い。じわじわ来る。
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本当に素敵なお話です。
2021年7月5日
読み終えた後、映画を見ていたかのような気持ちになりました。ストーリーも絵もすごく良かったです。立花と浅倉が再会して、浅倉が気持ちを伝えるところは感動しました。何度でも読み返しています。
玉響の
2021年7月5日
美しい、せつないけれど、素敵な物語でした。
終わり方は2人が添い遂げたことが想像できる結末です。涙ホロリです。
なんども読み返すと思います。
買ってよかった
2021年7月4日
ずっとお気に入りに入れていたけど、レンタルでも読めるようなのでどうしようかと思っていた作品。クーポンが出たのを機に購入してみた。これは買って正解。きっと何回も読み返したくなるやつです。なんだか心にじわじわくるお話です。
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ハラハラしながら読めました!
2021年7月3日
展開が読めなさすぎて、どんな終わり方になるのかハラハラドキドキしながらあっという間に読めました!
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せつない
2021年7月3日
大正のお話。
良い家柄なので家を継ぐという系の煩わしさや男同士の葛藤が現代より濃く描かれています。
男2人のやろうとした事は女から見たら本当に最低なんだけどすごく切なくて泣いちゃいました。
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映画や小説のよう。
2021年7月2日
以前から気になっていた作家さん。
タイトル文字や絵が内容にとても合い、長編映画を見ているような感覚になりました。
読んでいて切なさや愛しさ、時にはもどかしさも感じ、引き込まれて一気に読んでしまいます。
絵が本当に綺麗なのも良かった。
最後もこうきたか!って、本当に素敵な話でした。
賛否あるようですが私はかなり好きです。
繰り返し読みたくなるお気に入りの1冊になりました。
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すぐに変換できました
2021年6月8日
玉響って普通に訓読みしてもまぁ、きれいな響だけど『たまゆら』とはねぇ。歌の意味も本作の内容と合っていて素敵でした。しかしそこの迷っているあなた!『餞』だけのためにコミックを購入されるべきです!
切ない
2021年6月8日
文学的で美しくて、切なくて、胸がいっぱいです。皆さんのレビューにあるように、何度も読み返したくなる作品です。
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感動
ネタバレ
2021年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公たちの2度の別れと再会、
そして共に歩んでいくまでの話を
無駄なところなく
美しく描かれた作品でした。
時代が大正ということもあり
まるで純文学を読んだような気持ちになりました。
立花さん、中身も見た目も素敵で
何度も読み返してしまいそうです。
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大正ってロマンチック💕
2021年6月3日
「或る日」を読むにあたり、こちらも再読しました。
なんと、レビューしていなかったー‼

大正時代を背景に離れ離れになっていた幼馴染の二人が想いを添わせてゆく話。
現代より封建的な社会での二人。
結婚、跡継ぎ、夢、恋、性、震災。
全てが二人を引き離していこうとするのだけれど、運命を手繰り寄せてつかみ取る想いの強さ。絵も美しいので引き込まれてしまう。

美しいですね~。
名作だと思います🖤
2021年5月31日
表紙に惹かれて購入しました。

やばい…やばすぎる。
気づいたらどっぷり入り込んで
読み進んでいくうちに切なくて自然と涙がダラダラ流れてました

本当に昔こんなことがあったのかな?とか想像して
もっと泣けてくるし、後半が更に良かった。

これは何回も読みたいし、
もうもはやBLで収まっていいものじゃない。

本当に本当にオススメです。
少しでも購入に悩んでる方は是非購入して読んで欲しい
確実に今までで5本指に入るくらい好きな作品になりました
オススメ聞かれたら絶対この作品入れるくらい大好き

こんないい作品に出会えてよかった。
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作家名: ゆき林檎
ジャンル: BLマンガ
出版社: 大洋図書
雑誌: HertZ&CRAFT