ネタバレ・感想あり蟷螂の檻のレビュー

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沼です
2022年3月27日
感想を全部書くと1000文字超えそうなので絵柄の好きな所を書きます。顔はけっこうデフォルメを加えてありますが、手がデッサンの手本かなというくらい正確です。それからずっと眺めていたいほど舌が美しいです。こんな角度の舌(実物)を見られるのは、身近な人間にポーズを取らせない限りは映画か写真かAVか…だと思いますが、なんにしてもものすごい観察眼とフェティシズムで完璧な形を描いていらっしゃいます。
なまめかしい美人画を想起させるアングル、服の上からでも思わず掴みたくなるような肉体、役者絵のような色気。それに物語がぴったり合っていてヤバい作品です。
「蟷螂の檻」の意味をひたすら考えさせられる
ネタバレ
2024年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく典彦のサイコパスっぷりが凄かった…!!
傷つき貶められるところが見たい、全ての感情、憎しみすら自分に向けてほしい…
底なしの執着っぷりには圧巻でした。
自分には1ミリも理解はできないけど、恋や愛などという普通のものではない、もっと歪んだ感情、異質な依存に感じられました。
それを憎しみながらも受け、満たされる育郎…………
もう長年かけて身体からわからせるようなのがエチくてエチくてエチすぎた……

あの屋敷から逃れたことも、育郎にとっては救いではなく。
さと子のように強く前に進むでなく、飯田の言う「あたりまえの幸せ」でもなく、典彦の檻を選んだ。
お互いしかいない、お互いに囚われた檻の中。2人にしか見えない世界。それが彼らの「幸せ」であったということなんだろう。
育郎、蘭蔵のあの笑顔を見たら、幸せなんて人それぞれ、その人にしか分からないなって。

ラストは格子窓の外から覗く少年といい、育郎の表情といい、作品冒頭の座敷牢の蘭蔵とリンクしていて鳥肌立ちました。まさにタイトル通り……

普段はハピエン好きな自分ですが、たまにはどこまでも仄暗い、闇の中救いを探りながら読み進める作品も、なかなか読み返せないけどいいものですね。

特典の『~中の人』は、『蟷螂の檻』がドラマで俳優が演じてる設定。明るいコメディなので、わたしは全部本編読み終え、浸った世界観から抜け出した後読みました。しんどい本編から一転、こういうノリも好きです!
耽美と狂気の愛、狂わなかったひたむきな愛
ネタバレ
2023年4月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵は癖が強く、デッサン狂いが気になる箇所もありますが、それ以上に、濃厚で耽美な魅力に溢れた作品です。
典彦が、澄ました顔してとにかく凄く、変 態!!もう本当に狂愛の極地です。途中まではとにかく怖ろしく思っていましたが(でもその異常性の虜になりました笑)、最後の最後に憐れで愛おしく感じました。典彦もまた、當間家に囚われた一人だったのだなと。そして終始翻弄されていたように思えていた育郎が最後、蟷螂になる。當間家の業の深さをまざまざと見せつけられました。。
同じく當間の業に翻弄されていたように思っていた蘭蔵は、最初から最後まで変わらぬ純粋な愛を心に抱く強い人だった。対象的にただ惨めに堕ちていった健一が、最後に救われてよかった。さち子もまた、強い人道的な愛を貫く人だった。育郎に世間一般の幸せを願っていた飯田という存在によって、育郎の救いのなさと所謂「普通の人」との違いも強調されている。それらの光によって闇がより一層深く感じられる、素晴らしい作品です。この作品にはまってしまったら、他では物足りなくなってしまうかもしれません。
苦しい
2024年1月25日
何度か購入しようと思ってためらっていた作品なので、完結したと知り早速購入しましたが、想像以上に内容が重すぎて、一気には読めませんでした。
レビューや、試し読みなどを見てなんとなく内容はわかっていましたが、とにかく、苦しい。読んでも読んでも苦しい。しまいには、育郎は男前なさち子と幸せになればいいのにとさえ思いました。BL読んでるのに。
最後、みんな傷つきながらも、それぞれの幸せを見つけたのかもしれませんね、というか、そう思いたい。
なので、番外編の「中の人」を読んで、心を落ち着かせています。番外編、私はあってよかったです。
妻さち子がかっこよすぎる…!!
ネタバレ
2019年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 登場人物みーんな病みまくってる中で、育郎の妻さち子がかっこいい!最初登場した時は「主人公の妻って事は脇役でちょろっと出ていずれ離縁だろうな」と舐めてましたが、良い意味で裏切られました!ただでさえ嫁ぎ先が異常な家なのに、親戚中から子供産めコール、旦那の世話人・典彦の陰謀によってセッ◯スレス&旦那がおっさんに抱かれてる姿を見せられる、義兄の世話人・健一に襲われかけるetc…もうこれでもかと苦難に見舞われます。そんな中でも持ち前の優しさと聡明さで、知的障害のある義兄・蘭蔵に言葉を教え、育郎との仲を取り持とうとします。覆面で襲ってきた健一と後日会った時「なんて顔なさってるの。まるで犯人みたいだわ」と静かに威圧します。もう途中から「さち子頑張れ!」と完全に主人公さち子で応援していました。しかしそんな彼女の努力も虚しく、4巻で育郎から離縁を告げられ退場となります…が、是非再登場を希望します!BLなので育郎と結ばれる事は無いでしょうが、彼女には絶対幸せになって欲しい!火事から逃げて来た蘭蔵が「たすけて!」って言えたのもさち子が言葉を教えたからだよ!4巻までは典彦が支配する陰鬱なお話でしたが、4巻終わりでは主人公の級友が登場し、新たな展開になりそうです。続きを楽しみにしてます!
背徳と妖艶と官能と
2018年3月21日
甘々とか全くないですが、ストーリーの先が気になり目が離せません。

作品内容にも書いてありますが、牢に閉じ込めている兄に執着する父、病んでいく母、快楽を植え付ける使用人・典彦のもとで育った郁朗の人生ドラマ。

背徳な中に、官能さと妖艶さが混じっています。
現代でなく昭和前半という時代設定や地方の名一族という身分設定も、一層物語の雰囲気を盛り上げてよいです。

郁朗本人だけでなく、使用人の典彦、兄の世話係の西浦、当主として迎えた妻さち子、大学生時代の同級生飯田など、複数の視点から展開されるのが物語に奥行きを与えて効果的。

王道BLじゃなくてもOKなストーリー重視派におすすめです。
1巻170ページ、2巻186ページ、3巻186ページ。
喰らわれる愛
ネタバレ
2025年2月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 気力はいるけど没入感が半端ないストーリー。作中でところどころ登場する蟷螂の例えも秀逸です。育郎坊ちゃん、ただただ幸せになってほしかった。でもさち子さんや行成、蘭蔵では彼の救いにならなかったんだろうな。典彦、歪んで戻れない人。彼が坊ちゃんを慈しめる未来があれば、、、でもそれでは彼らは幸せになれなかったんだろうか。蘭蔵は一番印象が変わって、守られる人ではなく、他者を守れる強い人だった。健一、蘭蔵を守りたい気持ち、罪を犯してまで守ったのに見返られない辛さ、そして罪を抱える苦しさがわかるので、蘭蔵と幸せに生きてほしい。さち子さん、全巻購入前にこちらのレビューで彼女がすごく応援されていることはわかっていたけど、本当強くて優しい芯のある女性だった。蟷螂も雌が強いから生きる力強さの象徴だったのかな、と思ったり。スピンオフの『中の人』も読みたいので単行本にまとまるのを待ってます!
愛、いや執着の末
ネタバレ
2024年12月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 蘭造さんが無事に暮らしていけそうなラストに安堵です涙 とか言いつつ、蘭造さんと旦那さま(主人公父)の絡みのシーンも、もう少し期待していた私でした!笑幸子さんが素晴らしい女性で、ただただ感謝です。心の広さというか、いずれ素敵な人と出会えると‥ううん、幸子さんなら自分の幸せの形を自分でかっこよく切り開けますねo(^_-)O典彦と坊っちゃんに安心して2人居られる場所、平穏な時間があったらいいな、と願わずにいられません。そしていつか蘭造さんに飛行機のおもちゃでも持って、会いに来て欲しいな(完全な勝手な願望)いろいろテーマも愛も深いお話でした。激し目BLシーンも私は大好きでした。
★ひとつにしたい気分にもなる★5
ネタバレ
2023年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんだろうこれ。BLでこういうの初めて読みました。きっと本人たちにとってはハッピーエンドなんだろうけど、素直に喜べないこの感じ。そうか、これがメリバか…。
続きが気になって一気読みさせるストーリー展開。どこまでもジメジメしていて鬱々したお話で、主人公には別な誰かから救われて欲しかったと思う気持ちと、でも、これで良かったんだろうなと思う気持ち両方せめぎ合い、複雑な気持ちになります。
エロはとにかくエロエロ。坊ちゃんのおしりの穴がエロ可愛い。また、すね毛がきちんと描かれているのがまたエロい。
いやほんと、★一個と★5個どっちにしようか悩んだの初めてだよ。凄いの読んじゃったなぁ…。
すごく面白かったけど
2025年1月12日
胸が痛くなるようなストーリーでした。完全に育郎の親が悪いやろ!と思いますが…それがなければ育郎と蘭蔵は普通の兄弟でいられたんじゃないかな。親が兄弟の人生を狂わせた( ̄^ ̄)言葉が話せない蘭蔵が育郎のことはちゃんとわかっていたり、火の中まで助けにきたり…健気さに泣きそうになりました。典彦は育郎の心も体も壊すような愛し方で狂愛なんです。ボロボロにされたはずなのに典彦がいないとダメな育郎。小さい頃から育郎に寄り添ってくれたのは典彦だけですもんね。沼ってます(笑)出所した健一を迎えにいった蘭蔵…なんて心が美しいんだろう。よく成長したね(涙)育郎と典彦はこれからどうなるんだろう…生きてほしい。
すごい作品だ…
ネタバレ
2024年11月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何とも言えない胃の中にずっしりとなにかを詰め込んだような読後感…
まずインモラルで、いんび(漢字にすると弾かれる!笑)、そんな言葉が浮かびました。そこに主従関係ってのが堪らない。
典彦の育郎に対する執着っぷりは凄まじいですが清濁併呑というか、育郎の全てを渇望する様は受けをドロドロに愛する攻め好きとしてはとても良い。そしてそんな典彦に心身共に堕ちる育郎の可愛さよ…愛情を向けてもらえず、手を差し伸べてくれる人が側にいたら依存みたいなことになってもおかしくない。無理矢理なシーンもありますが、ぐちゃぐちゃになりながら抱かれる育郎がどこまでも美しいです。
基本的に攻めではない相手に挿入されるのは苦 手なんですが(特に作中に出てくるおじさんとかもっての外)育郎に嗜虐性みたいなのを抱いてしまったので、そこまでではなかったものの、とりあえず痛そうだった…

蘭蔵も育郎もやっぱり兄弟なのね、みたいな気持ちに最後はなりましたが、ひとまず當間の家から脱すことができて幸せという形で終われたのかなと思います。
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耽美的でまるで文学作品のよう
2024年3月25日
とても面白かった…
自分が鬱なときに読むと、より鬱な気持ちになっちゃうからオススメしないけど、ほんとに文学作品を読んでるみたいで、読み終わった後はちょっと放心状態だった。
時間を置いて、自分なりの解釈っていうか、読解をしたくなって、読み返すとまた鬱々した気持ちになって。それがまた気持ちいい。

この作品読んでスッキリすることは多分ない。
でも人間の欲とか、人から与えられる幸せの定義とは違う、自分の望む環境を求めていく姿とか、そういうのが描かれてたな、と。いや、この表現もあってるのかな。

とにかく耽美的。
また時間置いて読むと思う。
蘭蔵
2023年9月8日
闇系として楽しく読んでいたが、ふたりがあまりにも勝手過ぎた。親や家庭に恵まれなかったら郁郎や典彦のようになるんだろうか、などとまじめに考えてしまったが、理解できる対象ではないと途中から気付いた。心優しき郁郎は自己愛サイコパスの典彦の手を離せない。真っ当な幸せでは満たされない。檻の中を心地よく思う郁郎は哀れだが美しかった。これからは犯罪者同士周りに迷惑をかけず生きればいいと思う。タイトルを回収したラストの郁郎の不敵な笑みにゾクっとした。最後まで読めたのは蘭蔵の行方を見届けたかったから。無垢な魂は闇に染まらず、芯がぶれない。いくおと呼ぶ弟思いの天使のような蘭蔵が好きだった。蘭蔵の未来が明るいものでよかった。4.5
とうろうのおり
ネタバレ
2023年11月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ とうろうとはカマキリの事だったとこの作品と出会って知りました。蟷螂、漢字で書くと難しくたぶんこの作品に出会わなかったら読めないままの漢字だったなぁ。
改めて字を見ていて思ったけど『當間育郎』って名前の漢字。蟷螂のつくりの部分が入ってて「あぁ。。。」ってなります。
さて、ずれたけど、お話に関しては本当にレビューの難しい作品だと思います。重ーーい話なのはわかっていたから読むまでに時間がかかったし、いざ読んでみると納得できない気持ちのオンパレード。手放しで喜べるハピエンとは間違えても言えない、けれどこの話はこれが1番ベストな終わり方だと思う。この巻数まで掘り下げたからこその重みがぎっしり詰まってる。典彦と育郎は本当に哀れでならないけど、二人の世界はきっと幸福なんだろうし、さち子はこの家に囚われなければ別の人生があったかもしれないのに不憫だと思ったけど、きっとさち子だから託された役割だったと思えるほどに強かった。典彦が思い通りに出来なかった人、この人と幸せになれる未来もあって欲しかったなと思ったり。健一はただただ強くありたいと願う弱い人で蘭蔵に出会った事から歯車は狂ったのかもしれないけど、お互いにきっと出会えて良かったと思える最後でそれだけは胸を張って言えるハピエンだった。とにかく!重い!BLという枠だけでは収まりきらない大変な物を手にした気分。読了後蟷螂の檻の中の人、艶屋敷、わたしの坊ちゃんが〜を読んでみると、印象ガラッと変わります。内容的にページ進める度に若干典彦怖すぎて顔見るのもちょっとって思うくらい苦手顔になってたのが、不思議な事にちょっと可愛く見えちゃったり。パロディーとか大事だなーって痛感。
重いですが、2人だからこそのハピエン
2023年12月1日
軽い気持ちで読み始めましたが、全然そんなんじゃない。読むほどに引き込まれていきました。とりあえず怖い。いろいろと怖かったのですが、徐々に露わになる典彦の本性が1番えぐいです。とりあえず言いたいのは、変態を通り越した何か、であること。変態と一言で言えない、超越したなにかです。まじで怖いです。そして、坊ちゃん、育郎が可愛いくてエロくて、見ててS心が燃え上がる感じ。結構心が痛いシーンあるので、うおおおおおお!!って踏ん張りながら読みました。言ってしまうと、パール付きいちもつのじじいに坊ちゃんが辱められるシーンで、典彦も同席してるなか、しかもふすま一枚挟んで、妻にも知られるという、私のトラウマシーンです。このシーンは気持ち的にこたえました。あとは、蘭蔵さん。ちっちゃい子みたいで可愛いですね。言葉を教えるとどんどん覚えていって、終盤にたくさん話すシーンがありますが、泣きそうになりました。お兄ちゃんしたかったと。弟のことが大好きだったのに、不幸なことがありましたが、健一と仲良くくらしてくれていたら嬉しいです。
いろんな愛の形はあっていいとは思います。本人が良ければそれが幸せで、ハッピーエンドなんだと思いました。
典彦さん!!!
2023年1月12日
受けの主人公育郎が最期まで只々可哀想で、愛しかったです。主人公をいぢめにいぢめ抜いたストーリー構成お見事でした。そして、納得のラスト!育郎の笑顔最高でした!お兄ちゃんの無垢さや、強いサチ子は読んでて救われます。お友達認定されなかった今一歩の飯田さん。(「心を殺す方法」の英みたいな感じになっちゃって)何だか好きになれない健一。みんな深いキャラでストーリーに惹き込まれました。最後の最後で欄蔵のお母さん!!!!ってなりましたが……。番外編とか中の人とかも併せて読んでオール最高でした。最後に……典彦さん大好きです。冬彦さんみたいな愛おしいキャラでした。
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檻だなぁ…
2023年9月6日
大昔、紙で3巻辺りまで読んで内容があまり受け入れられず(笑)追わずにいた作品。完結しているとあって気になり1巻が無料だったので久々に触れてみたらもう色々と思い出してきて…続きが気になり即全買いしました。昔はよくわからなかった登場人物の思いやら状況やら独特の世界観、年齢を重ねて色々な視点から読める今だからこそ更に受け入れられない典彦始めとする圧倒的な狂気…(笑)
でも理解出来てしまう感情、自分の中にもある様々なものを抉られる感じも本当にもう…。この作品て凄いですよね。忘れられない。もう色々と感想はありますが、BLでここまで凄いのって私は他に知らないです。プレイがとか描写がとかそういうことではなく、世界観というか。
この作品だけは単に受とか攻とかいう括りで見られない。不思議。●年越しに続きが読めて満足です。
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面白かったです
ネタバレ
2022年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ これは典彦の育郎をてにいれたサクセスストーリーかなぁ
愛情に飢えた無垢な坊ちゃんをたらし込むのは容易だったし、あれやこれや手を回して躾けてやりたい放題し放題で紆余曲折ありながらも坊ちゃんを手に入れてたいしたものです。
坊ちゃんは典彦の虜になってしまって、エロの刷り込み大成功です。
さまざまな人の人生を狂わせた典彦は本当には許せないですけど、人間って弱いから都合の良い方へ流されちゃうんでしょうね
私的には蘭蔵さんが健一さんを待っていた、迎えに来ていた事が嬉しくて嬉しくて、蘭蔵さん頑張ったんだね、2人が末永く幸せであって欲しい。
さちこは本当に凄いですね、この物語で一番強くてまともにがんばった人です。
典彦と育郎のその後も気になりますが思いのほか綺麗に終わったので良かったかな。
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とんでもないBLを読んでしまった!
ネタバレ
2022年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻無料の時に読み、この先どうストーリーが展開していくのかが気になりすぎて既刊の4巻まで一気に買いました。真面目な美人受けがいやらしく開発されていくのが好きな人にオススメです。綺麗な顔と感じやすすぎる体のギャップが最高です。サラサラの黒髪とソックスバンドも性癖に刺さります。
普段は明るいラブコメばかり読んでおり、「受けがオジサンに犯されているというのに顔色ひとつ変えない攻め」や「攻めが他の男に受けを犯すよう促す」というシチュは苦手だったのですが、食わず嫌いということがわかりました(笑)でも他のどんなCPでも同じように見たいとは思わないので、典彦×育郎でのみ成立する萌えがあります。
典彦が「愛しています」という度、「騙されないで育郎!」と思ったのですが、でも典彦は典彦なりに愛しているというか、絶対に真っ当なやり方ではないのですが、これが典彦の愛し方なのだと、そう思うようになりました。歪み過ぎていますが、小さな頃からあんな可愛い坊ちゃんに懐かれたら手を出したくなるのはわかります(笑)
4巻の最後では、もう育郎は典彦という「檻」に囚われない……と示す描写がありましたが、この先2人が一緒に笑って過ごせるような時は来ないのでしょうか?典彦のせいで(まず父親が最悪で、更に元々育郎をよく思わない人や色欲狂いの政治家がいるせいもありますが)こんなに酷い目に遭った育郎ですが、それでも典彦を求めたので、この2人が穏やかに過ごせる未来を願ってしまいます。次の最終巻も絶対買います!!
愛に似て非なるもの…
ネタバレ
2022年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛するが故、としても、心も身体も痛々しい…これを愛とよんでいいものか。しばらく考えてしまいました。でも、最後に典彦が育郎の笑顔をみて赦し、育郎も典彦を赦した。こういうカタチもあるのですね。わたしが勝手に心を痛めていても、彼らは幸せなのでしょうからそれでいっか…と思いました。この二人がひっそりと生きていてくれればいいと願いますが、半年ほどで育郎が、それを追うように典彦が…と想像してしまいます。それもまたこの二人には最高の愛のカタチなのでしょう。こんな風に相手も自分も痛めつけ生と死を与え合う。怖いけれど、不思議と興味はあるものです…自分では到底なし得ないものですから。
闇深い執着と歪んだ愛の果てにある純愛
ネタバレ
2022年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっとずっと気になっていた作品、全巻お値下げを機に一気読みしました。いやー、言葉にならない。母親の言葉に囚われ、家に縛られ、兄に魅せられた育郎の拠り所が典彦だった。この独特な世界観、惹き込まれました。設定は昭和?大正?なのかまるで官能小説を読んでいるかのような、、BLという括りではなく素晴らしい作品でした。メリバだとレビューで拝見して結末が気になっていたのですがあの終わり方はお見事でした。ハピエンでもメリバでもふたりが幸せならそれでいいんです。典彦の歪んだ愛がたまらなく好きでした、じわじわと追い込んでくるサイコパス野郎ですが育郎に対してのあの感情は痛いほど解ってしまったから。育郎があまりにもしんどすぎて、飯田と幸せになる方法もあった、少なからず育郎は縋った部分があったのに、なぜ突き放したのか、飯田お前この根性無しめ!とツッコミそうに…。それでも心が求めているのは典彦で、自分を拒絶しないあの大きな掌が好きだったというモノローグにはつい涙が出そうになりました。典彦もかなり歪んでいるけど育郎が好きで、育郎しかいらないんだろうな。賛否両論、意見は分かれると思いますがドロドロしたものが大好きなわたしには最高の作品でした。関連書籍もぜんぶ買いたいと思います。情緒がしばらくどっかいっちゃってたけど、また読み返したいと思います、。典彦と育郎のこの世には自分とお前だけでいいって感じの空気たまらなく滾りますね。ちなみに本編がドロドロのギスギスだけど最後の小冊子読むとより本編が愛おしく感じてしまった笑 シリアスのあとに読むギャグ最高、その逆も然りです笑
読者ですら妻に助けを求めるほどの…
2022年3月26日
もうBLはいいから、妻と兄と逃げろーー!!幸せになってくれぇー!!さちこ助けてーー!!闇深すぎるだろーー!!…って思ってたけど、…ちがった(^ ^)そっか。人の価値観とか幸せも百通りあるということですね(^ ^)そっか。まぁ…蘭ちゃんがニコニコ笑って生きてるならいいや。蘭ちゃんが唯一の癒しで可愛くて大好きでした(^ ^)そしてまじめな話をすると、障がいのある人物を描くことは難しかったのではないかと思います。わたしは初めは障がいのある人が乱暴に扱われている部分が嫌で読めなかったでした。でもそのことが物語には重要であり美しい部分で艶っぽく印象に残る…素晴らしい表現力だと感じました。最後まで読んでよかったと心から思いました(^ ^)でりこ先生は天才です。
名作。でも、苦手な作品です。
2022年5月11日
同じ作者様の他の作品は大好きです。本当です。「犬も食わない」とか、でりこ先生の執着愛の強いの大好きなんですよ。でも「蟷螂の檻」を購入する事は長く躊躇しておりました。評価も高く有名な作品なので腐女子として避けては通れない気がしていたのですが。意を決して今回読んで見ました。ストーリーの重厚さや世界観やキャラ設定の独自性とかどれをとっても非の打ち所がない素晴らしい作品です。エロだってこんなにも背徳的な行為なのか?って打ちのめされるくらいに強烈です。でも私にはやっぱり重すぎでした。しかし私がメリーバッドエンドが苦手という身勝手さだけで、この素晴らしい作品の評価を下げてしまうような事は忍び無いので☆5つをつけさせていただきました。本当によく描かれた心を揺さぶる素晴らしい作品だと思います。典彦の本当の母親と蘭蔵の本当の父親は誰か?という問題…典彦と育郎の最期までの生活…同様に蘭蔵と健一は…など疑問がいっぱいあって、再読しなければならないのでしょうが、しばらくはそんな気にはなら無いと思います。それくらい重い。エンディング最終コマの育郎の表情が、物語序盤の蘭蔵の笑顔を思い起こさせるのにもゾゾッとしました。6巻は物語の舞台裏裏話としてコミカルに登場人物を演じた俳優たちの日常を紹介しています。本編があまりにも重苦しいので、ちょっとだけ6巻を見て救われたような気がします。刺さる人には深く刺さる、BL界の名作なのだと思います。
共依存の果て
ネタバレ
2022年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLコミックを読んでるいという感覚はないです。映画化ドラマのような深さがあって、一気に読めてしまいます。

典彦は究極の愛を求める人で、育郎のすべてが欲しいが思ってしまった。愛情はもちろん、負の感情まで。執着を突き詰めるとこうなるのかなって。育郎も自分を全肯定で受け入れて育ててくれた典彦に情を寄せるのは当たり前のことで、それが愛情になっていって…(そりゃあんな触り方されたらそうなるよ!笑)

思ったよりも2人の因縁は深く、5巻で思ってたよりもより深い闇を見せられたけど、それでもやっぱり2人はお互いの思いを全うできてよかったねって思えました。共依存な2人がどんな結末を迎えるんだろうってずっと気になってたけど、彩景でりこ先生はそんな読者の一番安心する結末を書いてくれたのかなと思います。すべてを明るみにするわけでも、闇に葬る訳でもなく、読者に委ねる余地を与えてくれて。おかげで余韻をとても楽しむことができました。

そして健一と蘭蔵も最後に笑顔で向かい合うことができて本当に良かった。それに、やっぱりさち子最強ですね!凛としていて、とても憧れる存在です。BLなのに男性よりも存在感が大きくてたくましくて…好きです。

最終巻を読んだあとしばらくは心をどう整理したらいいのかわからなくて、レビューなんて書けないと思っていたけど、発売から数ヶ月、ようやく言葉にすることができました。そしてもし、最終巻を読んで浮上できないときは電子で購入可能な「わたしの坊っちゃんがかわいすぎる」も読んでみてください。一気にハッピーになれます(笑)ここまで2人を見守らせてもらえて、感謝しかないです。
檻に囚われたのは
ネタバレ
2022年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ はじめは檻に囚われていたのは蘭蔵。
蘭蔵の出てくるシーンはとにかく胸が痛くなった。蘭蔵の行動が初めは少しイライラすることもあったけど(病気なので仕方ないが)だんだんと、どうか幸せになって欲しいと読み進めるにつれて愛おしく感じるようになった。弟を思う姿には涙が出た。
一方の育朗は地位も名誉も手に入れていたのに、最終的には自らが檻の中に入ることを選んだ。対称的な兄弟の姿とぶっ飛んだ典彦の狂愛。
とても濃密な物語で一言では説明しきれません。言い表せない。闇BLとか官能的とかそういうワードで説明するには、惜しい作品です。あまりにも物語が壮絶で世界観が完成していてたった5巻で物語を全て回収し、まとめあげた作者の力量に驚かされました。
今までこんな作品は読んだことがない。重めの話なので、読み返すには気力がいるけれど、読んでよかった。読みごたえのある作品でした。
檻の中でこそ
ネタバレ
2022年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ さいこ○す典彦に育てられたとも言える育郎。當間の家で、歪んだ中で生きる辛さで求めたものを与えてくれたのは典彦だけだったんですね。さちこもその一端になりそうだったのですが、蘭蔵と健一の庇護者として実業家になるとは、カッコ良すぎて惚れます!健一も幸せになってほしい。蘭ぞがどんどん可愛くなってます。そのさきもあるんだろーか?などと期待してしまう…。さちこは2人をそっとしておいてくれてるんだと思います。わざと、忘れていたなどと言って。再会した時の育郎の笑顔が美しい…。喜びに溢れで眩しかった…。典彦しかいらない世界に生きてるんだなぁ。6巻、読めて良かった。裏側の人達設定、楽しくて、好き!でりこ先生素晴らしい作品お疲れ様でした!カラーイラストの美しさと艶やかさが最高に萌えます。
狂おしい物語
2022年4月1日
性が入り乱れのお家騒動です。愛に飢えてる育郎と代々仕える身の典彦がメイン。性に奔放なお家柄と典彦が愛を拗らせてやり過ぎるので物語が混沌としてます。登場人物は少ないんですけど、人間関係を理解するのに復習が必要です。イチャイチャラブラブではないので、好みは分かれるかもしれません。ただSが苦手な人も、激しい愛情をぶつける典彦とイジワルされまくりの育郎の行く末や當間家の謎もあり、ストーリーに引き込まれてしまうかも。時間軸が前後しますが、本編を読んでから「~艶屋敷~」→「わたしの坊っちゃんがかわいすぎる」の順で読むのをお薦めします。本編がドロドロなので、最後に「かわいい坊っちゃん」で心が落ち着きます。
囚われたのはどっち?
ネタバレ
2022年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 重い、重いです。愛も罪も何もかも重い、、、。最終的に縋る者が育郎しかいなかったのは典彦なのでは?!ドMが行き過ぎてドSになっちゃうなんて坊ちゃん好きすぎて訳わかんなくなっちゃってもう、なんていうか怖いけど狂気だけど健気にすら感じます。坊ちゃんも典彦以外どうでも良くて、典彦の手で無理やり第三者に身体を開かせられたり、酷いことかなりされてるのに、結局典彦許しちゃうし、世界に坊ちゃんと典彦だけだったら幸せに暮らせたのに、典彦は自分だけの坊ちゃんになって欲しかっただけなのに、かなり遠回りして、でも、最後に坊ちゃんのあの笑顔見れて、抱きしめて貰えて本当良かった。結局蟷螂の檻に囚われたのは典彦だった気がします。読み終わったらカーテン開けて、窓開けて、晴天の空を仰ぎたい!重たいけど暗いけど不思議とそんな晴れ晴れとした気分になる作品でした。すぐには読み返せないけど、無性にこの世界感に浸りたい時があります。
執着愛憎の極み
ネタバレ
2022年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み始めてすぐに、あ、これヤバいヤツと思って気軽に読み始めたことを後悔しました。夜読み始めて全巻、番外編や中の人諸々気付いたら朝方でした。(笑)
戦後の時代背景や田舎独特の風習や閉鎖的な環境から全体的に重苦しくて昏くて、そして退廃的な美しさがあります。そして歪ですね。
最初、典彦の思惑や感情が読み取れないのでどういう立ち位置なのかはっきりとした見解が欲しくてあらすじは必読でした。
登場人物ほとんどが狂っている中、何の力も持たなかった生娘のさちことチャラ男の飯田のみがまともで、2人の視点で物語を締結させる構成。そして1話冒頭シーンの柵のこちら側だった育郎が最期はあちら側になっているという…もう最初から最期まで緻密に練られててゾワゾワが止まりませんでした。
ただ、皆前向きに前進してる中、飯田のみが未だ育郎に囚われて探し続けているところが哀れで、一番割を食ってて可哀想でした。
明記されてないですが、蘭蔵と典彦が甥兼兄弟だったのか…それによって典彦への見方が変わってくるなって思いました。
育郎がキレイで可愛くていじらしくてすごく好きです。基本純愛ハッピーエンド派なので、途中飯田に掻っ攫って欲しかったけど、再会時の育郎のあの笑顔を見たらコレだなと納得。
もースゴイものを読ませてもらいました。多分これ1ヶ月くらい引きずりますね。後半の蘭蔵の無垢な笑顔が救いです。
あと逸れますが、昔も今も火傷にはハミ焼酎なのですね!(笑)
お疲れ様でした
2022年3月27日
闇系サイコパス作品と知っていたので手付かずにいましたが、完結、値下げということもあり全巻購入。ストーリーはしんどい。でも最後まで中だるみなく読ませるところは流石の一言。読者を選ぶと思います。最後の解釈は読者に委ねるということでしょう。典彦の犯した数々の罪をどこかで償わせなくてはと思いはしますが、私はバッドエンドのお話は嫌いなので死という形ではなく、今までの出来事を背負って生きていてほしい。限りなくバッドに近いハピエンと解釈します。典彦の執着愛も居場所のない坊ちゃんも必然として出会い愛し合い結ばれた。もう、何も、誰も二人を阻むものはないのだから、どこかで誰の目にも触れないまま愛し合いながら生きていて欲しいと願います。
美しい世界
2022年3月28日
BLに興味は無かったのですが偶々無料の一巻を読み、その美しさと世界観に惹き込まれてしまいました。普段漫画もあまり購入しないのですが、こちらの作品は尊すぎて次々と課金してしまうファンの心理を理解しました。
そういうシーン抜きにしても、作品としての完成度が高くて映像化しても面白そう。でも作者の絵の繊細さや美しさが至高だから、映像化したところで原作は越えられないのだろうな。
初めて手に取ったBL作品が本作というのは幸せかのか、逆に不幸なのか…いずれにせよ、この作者が只者ではない天才ということだけはど素人の私でもわかりました。
狂愛
ネタバレ
2020年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 狂った父親のせいで、不幸な人生を歩む當間家の人々。。
幼少期から父親に愛されず寂しさを募らせていく育郎(主人公)。
その気持ちを、典彦(使用人)が利用し性的にも調教するという、暗くて歪んだ愛(?)のお話です。典彦のそれは愛なのか、まだ解りません。
1~3巻は、現在とそんな歪んだ愛にすがるしかなくなった育郎の生い立ちが回想を交えながら描かれています。
蘭蔵(育郎の腹違いの兄)は、お話のキーパーソンになっている感じです。

そろそろ救いがあるのでは?と読み進めるけど、裏切られるから引き込まれる。だから続きも気になるし面白いです。
も~とにかくサイコな典彦が怖い!
BLなのに、さち子さん頑張って~て思ったりしました(苦笑)行成でもいいから~(笑)
その位、典彦の完成度が高いんだと思います!
典彦の歪んだ愛も見物なんですけどね。
やっぱり最後には、育郎が優しい愛を手に入れられるよう願います。
4巻が楽しみ。
重厚なストーリー
ネタバレ
2021年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと気になってた作品!一気に読んでしまった。サイコ攻めの典彦が、全ての感情を育郎からもらいたいってゆう理由で、とても凄いことをしまくってる。これは他の作品ではない愛の形だと思った。愛してるって言ってるけど、本当に育郎のことが好きなのか表情では判断できなくて、そこもサイコ極めてるなって思った。最後の展開が衝撃的すぎて、これからどうなって行くのか気になりまくってる。
お兄ちゃんがとっても好き。綺麗で可愛い。育郎のことがとっても好きなんだなって感じるし、だけど育郎は父親のこともあって毛嫌いしてる。これから二人の関係性が変わっていきそうで楽しみ。
真愛は昇華される
ネタバレ
2020年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雑誌onBLUEの最新話、第26話まで読みました。
レビューで皆さんしんどい、辛いと悶えておられますが
是非とも26話まで読んでもらいたい!!!
この26話が!!!まごうことなき神回なのです。
違う意味で悶え燃え(萌え)シにます。
情緒がぶぁーーーーっと(語彙力)なります。
多分読まれたらどのシーンかすぐに分かるかと…
郁郎のあの顔が焼き付いて離れません。
余韻ハンパないです。
私は深夜に大号泣しました。
確かに4巻までは苦しい場面、多いですねぇ。
その分!!!流石でりこ先生!!!
話の持ち上げ方の振り幅えぐいです。
一気に持って行かれました。
まぁ、やっべ!!!しんどくてマジ読めねぇや!!!
って方はスピンオフの(セットの裏側)も一緒に読むべし。
ギャップ萌えです。郁郎が本気で可愛い。
でりこ先生が蟷螂の檻が終わればこちらの続きを描きたいなーっと仰ってましたので。首ならぬ鼻の下ながーくして待ってます。
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2021年9月15日
暴力の描写があるので苦手な人は注意

重くて、色んな感情が入るお話だけど
読み進める度にストーリーがすごすぎて
こんな濃い中身の作品中々ないと思います。

長いお話を一気に読むのが苦手で時間を空けて読むことが多いのですが、いい意味で世界に引きずり込まれます
あっという間に最新話でビックリ

主人公の育郎の気持ちになったら
胸糞で、切なくて、悲しくて、がすごく多いので
読みながらツラい気持ちになったりもします
これから少しでもいいから報われて欲しい

絵はすごく綺麗だし生々しい描写や歪んだ愛(執着も)で
わたしはめっちゃ好きな作品でした

めちゃくちゃいい所で終わったので続きが気になりすぎる
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怖いもの見たさ
2021年2月23日
障がいのある子をとじこめて育てるとか昔はざらにあったと聞くし、家族関係が今よりもっと濃密で閉鎖的で檻に近いものがあったんだろうな。心を病んだ母、弟だけを見ている父、謎多き使用人。闇てんこ盛りの環境でも、育郎は良い息子であろうとする。健気なガラス細工男子。そこにつけこむ典彦。聡明なさち子と無垢な蘭蔵が育郎を檻から救い出す鍵になるか。救い出してほしい。あ、でも蘭蔵と育郎のエロ絡みも見たい気がする。よそのお家事情を小さな穴から覗き見ているような感覚。家政婦気分が味わえる作品です。昭和の設定に隙がなさすぎて、作者様の他の作品を見てこの人現代の話も描けるんだ!とびっくりしました。
昏く辛く美しい珠玉の物語
2021年2月14日
昭和の名家、座敷牢、使用人の男にいいようにされる孤独な坊ちゃん……カジュアルなBLとは程遠い、ほの昏い陰翳漂う重い作品です。さながら横溝正史の世界のような。
この作品世界に現代の倫理観を以て踏み込むのは野暮かもしれませんが、やはり辛い場面がたくさんあるので、最初の頃は同作家様によるパロディ(中の人シリーズ)と替わりばんこに愉しませていただいていました。
登場人物それぞれに業が深く、深淵を垣間見たような気持ちになります。決して陽向の匂いのする「ハッピー」な読後感とはいきませんが、作品との出会いに感謝したくなる貴重な読書体験ができてとても幸せです。
究極すぎるっっっ
ネタバレ
2020年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻まで読破。愛されない境遇を嘆きながらも頑張る受けに(ほんとにいろんな意味で)寄り添う攻めの話ですが、独占欲を極めるというのはこういうことか、と思うくらいスゴイです……!読み返すごとに、巧妙さに恐れるとともに、静かで熱い思いが伝わり(ほんとに)少しだけ切ない……(でも、SM要素満載で攻めについていけるのは受けしかいないと思う……;;)
最後のシーンからの転は、ほんとイイっ。裏切られ感がよくて、次の展開が楽しみですっっ。最後の攻め様のお言葉が、また……!!∑(゚Д゚:::::)……鳥肌が立ちました(^_^;)
共依存的で今後どうなるか、どういうエンドを迎えるかわからないけど、受けに幸せを、と切に願います……⭐︎
思ってた以上に怖い!狂気BL!
2023年3月29日
可愛い坊ちゃんに執着するヤンデレ使用人の話かと思ったら、そんなかわいいもんじゃなかった!一筋縄にはいかないキャラばかりで、全然気持ちが共感できないから、先が読めず、どう結末がいくのかハラハラして、この作品、完結してて一気読みできて良かったと。後半の巻はある意味ホラーだった。
2022年3月27日
気になってはいたけど、内容的にずっと躊躇してました。完結して2巻無料を機に見てみたら、一気に最後まで見入ってしまった。とにかく闇。ずーっと闇。不憫すぎて辛かった。唯一、蘭蔵の可愛さにちょっと癒された。蘭蔵が最後笑ってて良かった。再会のとこ泣けた。育朗と典彦はなんて言ったらいいのか、、、
感想難しい
2019年6月25日
4巻まで一気に読みました。自分BL史上最も恐ろしいサイコパス野郎がここに居ました・・・。なんだろう、凄く官能的で、心鷲掴みにされるんですが、普段読むBL漫画とは全く違って、別次元って感じ。BLなのに育郎はさち子とくっついてくれ・・・と思ってしまう異常さ。さち子の強さと蘭蔵の無垢さだけが癒しの、恐ろしいBL本でした。これからどうなっていくのか、見たいけど、見たくないような。いや、絶対見届けますけど。
凄い妖艶な世界観
ネタバレ
2022年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ チョコストロベリーバニラで、好きになった作者さまですが、こちらもまた……イケメンが可愛そうな立場に置かれてて、でも妖艶な感じをまとっている世界観に引き込まれます。
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怖いけど面白い
2019年4月28日
ただのBLではなく、ストーリーが面白い。小説を読んでいるかのように、物語に引き込まれます。経験したことがないのに、昭和の地方の名家の閉鎖的な環境の息苦しさが伝わってきます。
ストーリー重視の方で暗めなお話も大丈夫な方にはお薦めです。
甘いBLが好きな人にはお薦めできないかも…。執着攻めは受けが溺愛されて甘い話もありますが、このお話はもはやホラー並みの執着…。
なんとまぁ
2024年1月9日
どーなっちゃったの?なラスト
ただひたすら典彦が不気味で。育郎の全てが欲しいという欲がこのお話の軸になってると感じました。
蘭蔵は可愛かったけども!
いやほんとどーなっちゃったの?教えて!
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ドロドロの世界観…
2022年7月21日
読み進めるのが怖い…でも気になる…で、いつの間にか惹き込まれている作品です。私的なことですが、近年ドロドロ系は読んだり見たりするのは疲れるので、軽いハッピーエンドものを見る方が多い自分です。この話も評価が高かったのでなんとなく立ち読みし、「わぁ、重たそうな話だな」と感じたのですが、なんだか気になってしまいお気に入りにポチり。時々立ち読みに行き、悶々。そしていつの間にか全巻購入していました。後悔はありません。
病んでて深い
2022年7月15日
重い話でどうなるのか気になって、最終巻まで買いました。二人がこの先どう過ごすのか、もう少し続きを読めたらいいなと思ってしまいます。おもしろかったので、番外編?も買いたいです。
いびつな恋
2022年8月24日
どろっどろで歪んだ恋愛ストーリー…まずストーリーが素晴らしすぎて1巻から5巻までスルスルと読んでしまいました。万人受けはしないでしょうが、私は刺さりました。大好きです。
映画でも出来そうなストーリー
2022年9月5日
最高です。
やや
思い内容ですが、流れが上手くできていてスラスラ読めます。
別話の俳優バージョンも大好きです。
今後にも期待を込めて。
仄暗いたんたんとした闇が心地よい・・・
2022年3月5日
4巻まで読了済。各々の心情や過去、もろもろの諸事情が明らかになりましたね・・・。そのうえで選択したかに見えたところで・・・あの4巻の終わり!!!続きが気になり過ぎてつらいのですがーーーーーーー!!!!ものすごく重い重すぎるお話なのですが、静かに闇が描かれていてものすごくスラスラと読めてしまう不思議・・・早く続きをお願いしますと土下座待機しております!!!
闇が重なって光になった
2022年5月28日
映画化してください!と言いたくなります。漫画だの、BLだののジャンルじゃない。映像化ですよ。作者さまの画でぜひに。蘭蔵くんが最初は可哀想などと思ってましたが、天使ですよ。蘭蔵に関わると浄化していける気がします。そしてお兄ちゃんが、もう涙。こんなに我慢する人を、どうして!と叫びそう。最後のシーンが凄かった。人間って儚いのだなと切なくなりました。
ダーク
2022年5月19日
仄暗く閉鎖的な世界観が上手く作られていて、昭和という舞台設定を生かし物語に引き込まれます。おすすめしたいけど万人には受け入れられないであろうドロドロの執着BL。
これはこれで好き
2022年6月3日
遠慮のないドロドロ感が思い切っていて良いです。これが愛情なのか、情なのか欲なのか執着なのかよく分からないですが、昔の日本にはここまでなくても、実際こういう感じの事はあったんじゃないかなぁと思わされました。
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暗く昏くのめり込む作品
2022年4月24日

救われて欲しいと思いつつ、
このまま堕ちて欲しいと思ってしまうキャラクター達に、
話数を読んでいく度にハマっていってしまいます。

ほの暗さを感じつつ(いんび)さが滲むので心を掴まれるような作品だと思いました。

明るくハッピーな未来予想図は生まれないと思うので、
メリバとか平気な人向けかな?と思います。
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少しだけ?ドロドロ。
2022年4月11日
試し読みで気になり、気付いたら一気に購入してしまいました!!中々のドロドロ具合で、ラストは…ハッピー?エンド。切なさも残しつつ(途中再登場の“彼”が切ない!)、それぞれの幸せの形におさまった感じでした。共依存、執着攻めが好きなのですが、数値?高めの共依存と執着攻めでした!個人的には後半のお兄ちゃんに泣かされました…?
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すごい作品
2022年3月28日
世界観もキャラ設定も完成度が高すぎる!!
読めば読むほどそれぞれのストーリーにひき込まれてページをめくる手が止まりませんでした!
ドロドロ愛憎劇最高…
2021年9月20日
ストーリーが面白すぎて一気に4巻まで購入。続きが気になってしょうがなくてモヤモヤを抱える羽目になったので、完結してからまとめて読めば良かったと思うほど面白いです(笑)早く続きが読みたいです………
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終わらない負の連鎖
ネタバレ
2021年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻が無料になっていて読んだ後、気がついたら4巻まで購入していました。まだ続くんですね。これ以上何があるのか。
どうあっても真っ当な形になれない歪んだ愛情みたいなのが好きな人には刺さると思います。
私は鼻水舐めるとこでグッときました。
続きが気になります
ネタバレ
2020年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻まで一気に読んでしまいました。サイコパス使用人典彦さんはこの後どうなるのでしょうか。この一番の見せ場でスパッと終わってほしい気持ちと、生き延びて今後も育郎を引っかき回してほしい気持ちとで揺れています?
無題
2021年2月14日
とりあえず4巻の展開が凄すぎては?そうなる!?!?え?!の連続だった。同級生もうでてこないと思ったのにそこで出てくるのかって感じだったし歪んだ愛も見所だけどストーリー展開がかなり面白い。ノーマルなBLじゃ物足りない方オススメです!?
あっという間
2020年12月3日
普段なかなか読まない設定のお話だったけど、面白くてあっという間に4巻読み終わってました。
とにかく使用人の典彦がサイコパス並みにヤバイ。言葉巧みに相手の心情を揺さぶり突き落とす感じが病みすぎててもはやホラー。「愛している」と言いながら愛情を全く感じないほど恐ろしいです。育郎の未亡人感も半端なくきれいですが、早く幸せになってほしいと願うばかりです。蘭蔵が救ってくれるのかな?とにかく続きが気になる。
歪んだ愛情?独占欲?
ネタバレ
2021年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛されることに飢えている育郎。歪んだ愛情に溺れていくのが愚かで哀しい。純真無垢な兄と、この先どうやって生きていくのか、とても興味深い。幸せになってほしいと願いつつドロドロ、ドキドキがまだ続くのか気になってしまいます。
続きが気になって仕方ない。
ネタバレ
2020年8月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品の魅力は今でてる既刊を読んでみて分かると思います。なんともドロドロしているストーリーなのですが、この先どうなるんだろうとハラハラして仕方ない。弟と兄の関係が気になります。どうか最後は幸せになってほしいと願う作品です。
色気と暗さが凄いです
2020年5月28日
1巻無料の時に読ませてもらって以来、気になりすぎて購入しました。ここまで歪んだ愛は衝撃的でした。どうか兄弟が救われて欲しいと願ってやみません。
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ジメっとした暗い感じ。。
2019年8月27日
戦前の旧家を舞台にした話。全体的に漂う、ねっとりジメっとした感じが堪りません。典彦の不気味さがかなり怖いです。彼がこの家を陰で支配していくのでしょうか?続きが気になります。
引き込まれる
2019年7月6日
一気に4巻お買い上げ
ここで終わらないのか…!
この先救いがあるのだろうか

あいつはきっと死んでないな
早く続きが
2019年6月25日
ドロドロした話で、読んでいると重い暗い気持ちになります。4巻でどうやら破滅的な終わり方では無いかもしれない、救いのある終わり方をするかもと思ったので、早く続きが読みたいです。
どろどろの執着愛
2019年6月25日
なんちゅー話でしょうかね、典彦の歪みきった愛が激しくて重くて読みながら息継ぎ忘れます。大学時代の友人が今後どのように絡むのか、歪んだ愛しかしらない義兄弟は真の愛を知ることできるんですかね?気になりすぎる〜シーンは最高にイン美、ちょいエス気味が苦手な方は無理かなぁ。
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この兄弟は今後どうなるのか
ネタバレ
2019年6月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後ギリギリまでこの巻で終わりなのかと感じてました。
まさか、多分のりひこは火事で死亡?
らんぞうがいくおを助け出しました。
いくおとらんぞうの兄弟2人だけになってしまいましたが、今後どうなるのか相変わらず続きが気になります。
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良かったです。
2019年3月22日
凄く面白かったです。映画のような見応えのあるお話で、主人公に取り巻く男性の中の誰と幸せになれるのか、続きが気になります。しかし典彦は信用出来る人物なのでしょうか・・・。
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病みが深い
2017年11月10日
作者買いです。登場人物の各々の幸せがどこに向かっているのか…3巻まできて、これからどう進んでいくのかまだまだ読めない。とにかく淋しい思いをして育った育郎には幸せになってもらいたいです。典彦が、己の欲の為ならなんでもやってしまうところが怖くて目が離せないです。
どうなっちゃうの?
2017年11月9日
なんかもう、未来が全く見えないお話です。先が読めないって意味じゃなく、誰1人幸せになってない結末しか想像できない感じ…しかし、溢れ出る妖艶さはさすがでりこさん。だんだんエロくなってる…気になりすぎて紙版持ってるのに電子で再購入してしまった。
すごく良かったです
2017年3月11日
かなり好き嫌いが別れる作品かと思います。決して明るくないお話ですが登場人物もみんな魅力的で2巻まで一気に読んでしまいました。
後味の悪い話が好きな方は好きかと
チョコストロベリーバニラを先に読んでましたが本当に同じ作者さんなの?と思うくらいです
じめじめと暗い
2016年12月14日
暗くてエロい。でも、一気に読ませる面白さがあった。不快になる人も多そうですが、続きが気になります。ラブ要素は2巻時点でゼロですので、苦手な人は気をつけて。
濃厚
2026年4月28日
濃厚で黒くて仄暗い、そんなイメージがびしひし画面から伝わるストーリーでした。読後感も、重いです。が、なぜかやめられない何かがありました。
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典彦、お前はすごいよ
2024年4月28日
長いからと躊躇していたが、とうとう読んでしまった。
病んでいる執着ものは大好物と思っていたが、典彦、お前はすごいよ…
最初はドロドロの世界観を楽しむ余裕があったが、巻が進むごとにグレードアップしていく典彦の狂気に、見事なまでに打ちのめされてしまった。
しまいには典彦の眉毛を見ただけで動悸がするように(笑)

幼い頃から歪んだ愛を教え込まれた育郎がひどい目に遭わされるのは救いが無く胸がチリチリするが、1人で生きていく術を知らない彼にもまた、典彦しかいないのだなあ。

事件しか起きないので、純粋無垢な兄の蘭蔵が本当に癒やし。
自由に逃げられそうなのにいつまでも檻を求める育郎と、外の世界に出ていく蘭蔵の対比が印象的だった。

ものすごい共依存を見せてもらった。
あー、しばらく落ち込みそう。
こんな世界観を作り上げる彩景でりこ先生には完敗しました。
先生が典彦をイケメンにしていないところにも、ドロドロスパイスが足されていると感じた。
たられば
ネタバレ
2026年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ もし、典彦が、家族に愛されて育っていたら
もし、蘭蔵が、華枝と政蔵との子で無かったら
若しくは、美都枝がそれを知らなかったら
もし、…
軽蔑、怒り、恨み、絶望、欲望、執着
これらの歪んだ感情は、生まれなかったのだろうか。
育郎は、ごく普通の幸せを得ていただろうか。
…普通、とは。
最終的に、育郎は典彦との生を選んだ。
「もし」、が無かったとしても、育郎はやはり
典彦を選んだかも、知れない。

歪んだ愛だと思う、けど
愛は、愛なんだなって、思った。

大作ですよ。コレは。
かなり、後を引く。
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2024年12月6日
とんでもないストーリーでした。
無垢であどけないところやドロドロとした感情、一言では表せないほど詰め込まれています。
宿主を喰らい尽くすハリガネムシ
ネタバレ
2022年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ハリガネムシ典彦が非道すぎて、さち子〜助けて〜と終始さち子に縋りながら読み終えました。
突然ですが典彦のひっそりキモ怖いところ
【その1】5巻の感動の再会(!?)で育郎の顔をみて凶器ぽろりしたところ。表情いかんではその場でヤるつもりだったなこの野郎。
【その2】大学卒業を待たずに育郎を実家に戻るように仕向けたところ。遠距離我慢できない自己中。それか悪い虫がつくのを察知したか。怖い。
【その3】2度目の貫通時に殺すの殺さないのと物騒なお喋りするところ。それエチ中にする話じゃないから。流石言葉責めもサイコパス風味。
【その4】たぶん美都枝も殺してる。きっとそう。
【その5】なんでマムシ酒持ち歩いてるの?キモッ…て思ったけど、どうやらマムシ酒には火傷とか傷とか治す効能があるとかなんとか。ついに狂って変なモノ飲み始めたゾとか思っちゃったゴメン。

本作品、4巻まで読んで、典彦、政蔵、美都枝と當間家の伏魔殿ぶりに慄いてましたが、5巻ですごいラスボスキャラが明かされたなと。この魔性が諸悪の根源じゃない?祖父も父も典彦父も狂わせたし、美都枝を発狂させて蘭蔵の障害の原因作ったし、蘭蔵はこの人の身代わりだし、結果的にこの家で典彦というモンスターが生み出された。過去と現在を行ったり来たりしながら明かされていく各々の境遇。何度も差し込まれる無垢な赤子のカットが眩しいし哀しい。蘭蔵の正常だった最後の記憶だし、それは弟を慈しむという生きる原動力。最終的に蘭蔵が慈しむ相手は健一なのか〜嫌だ〜健一嫌いだ〜。
飯田くんは、別作家さんの闇系傑作「心を殺す方法」の英先輩みたいだよね。光の人。そして好きな相手ととことん噛み合わない存在。好きです。

でりこ先生のエチシーンはほんとエロくて最高です。途中は物語の闇に引き摺り込まれてそれどころじゃないのですが、完結まで読んで納得してから再読しますと、濃厚エロがそこかしこに散りばめられていまして、シチュエーションもイン靡でたまりませんでした。育郎の中にひっそりと潜り込んで、何年もかけて腹の中を喰らい尽くし、気づいた時には空洞。主体性を失い、ただ抱かれ、最期を待つ宿主。典彦なら言葉通りその肉も喰らうのではないでしょうか。

そして、小冊子のPW8文字、まんまとcncnって何回も打ち込んで、あれ〜?ってなりましたw でりこ先生、たくさん楽しませて頂きありがとうございましたw
女は強し。
ネタバレ
2022年11月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ もうなんと言ったらいいのかわからんくなる漫画。
従者×主人のBLが好きな人にはなんかの衝撃で買ったら多分性壁が歪められるなと思う作品(自分は歪められました。)
攻めの深山が一番愛がすごい歪んでるけどほんとに坊ちゃんのことしか考えてないんだろうなと思う笑
育郎が犯されてる時に深山がひたすら襖を見つめているのには恐怖を抱いたし、モブ?の人の陰茎は本当にえ?ってなります。一番の被害者は育郎の婚約者だし、一番強い方でした。(タイトルに女性だからと書くのは申し訳ないですが、、)
でも最終的に関係は歪みまくってるけど言い終わり方だったなと思う。
辛い
ネタバレ
2021年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。5巻がまだ出ていないようなので読むのはやめようと思っていたのですが、でりこ先生のお話はどれもいらやしくて好きなので読んでしまいました。読み始めたら止まらなくなるのですが、読んでいて息苦しい。育郎に感情移入してしまって辛くなる。幼い頃から身体を拓いてきた等、表現描写ともにとても素晴らしい…けど辛い。育郎に幸せになって欲しい。蘭蔵が純粋で健気でこちらも辛い。幸せになって欲しい。典彦の育郎への気持ちは何なんだろう。考えれば考えるほどいろんな捉え方が出てきて分からなくなります。世界観はとても好きなので時間を置いてまた読み直したいと思います。
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完結
2022年3月25日
中の人のシリーズはまだある?みたいですけど、完結しました。育朗が選んだ道はやっぱりなと思いましたが、先があるとは思えなかった。そこから再出発はあるのだろうか?
す、凄い…
ネタバレ
2022年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 長編の闇BLに耐えられるか心配だったけど、全然余裕で最後まで余所見もせずに終わりました!痛々しいし救いがあるのかも分からないのに、この人たちがどうなってしまうのか見届けずにはいられない。登場人物皆が辛くて苦しそうなのに、読み切った後の感情は何故か静かでした。読んでる最中はあんなに気持ちを振り回されてたのに…凄い作品だ(先生が凄いのか)。一般的な幸せが牢獄と感じてしまうように育てられた坊ちゃんが望んだ「檻」は…再会した典彦に見せたあの穏やかな笑顔…交わっていた色んなセリフが皆の最後にどんどん繋がっていく構成力に脱帽。天才か。酷く目も当てられないシーンなのに怖いもの見たさで覗いてしまうのは、私も典彦同様、坊ちゃんの全てを見たいと思ったからなんでしょうか。愛くるしさも、諦めた表情も、歪んだ顔も、求める雌顔も…目が離せないってこの事。全員が自分の行いと向き合う事でやっと道筋が見えてくる、何かを理由に人のせいにしていては何も掴めないよという訴えも感じる。典彦は恐怖だったけど、それでも人の子だと最後は感じてしまいました。読み手で色んな感想が出てきそうな闇BL、読んで損はないかと。
切なすぎて泣けた。。。
2022年3月26日
4巻まではこれでもかと身も心も典彦さんに、蔑まれ、痛めつけられるぼっちゃんだが、お兄ちゃん&飯田&さち子さんによるファインプレーの逆点ホームランか?と思いきや、こうくるかの展開。元々、両思いのぼっちゃんと典彦さんなのに歪みまくった愛の形が切なすぎて泣けてくる。
あれって、ハッピーエンドなのかな~
あれが2人の幸せの形なん? とにかく泣けた。
あと、個人的には飯田のいい人なんだけど煮え切らない態度にイライラ。それに比べてさち子さんの男気のあることったらない。個人的には組み合わせはどうであれ、皆がハッピーエンドの続きのスピンオフが読みたいです。
記憶を消して読みたい。会いたい。
2022年3月25日
一・二巻無料だったので読んだところ、この作品の題名のように私もこの作品の檻に入り、どハマりして、最終巻まで購入して、ぶっ続けで読んでしまいました。いま読み終えたところですが、今までBLを読んで味わったことのない虚無感?空っぽ感?何も考えられない状態が続いています。なんとも言えないこの感じ。ヤバいです。なんなんだ。大好きですが、もう二度と読まないと思います。私に記憶を消せる能力があったら何度も消して、読み直します。語彙力がないので、魅力を伝えられてない気がしますが、全員呼んでください!!!!!
苦しいけど読んでよかった。
ネタバレ
2022年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 5巻、表紙をみただけで胸がいっぱいになりずーっと読めませんでしたがついに読了。典彦、生まれながらのサイコパスとかじゃなかったんですね。罪悪感なく父親を殺めてしまえるような哀しい生い立ちだったとは。ラスト、自ら脚の腱を切りどこへもいかないという育郎を前にしてもなお渇きがいえない、満たされないと苦しむ典彦がなんかもうたまらなく不憫になってしまいました。対する育郎の、すべてを受け入れたような、はたまた手に入れたかのような、穏やかで満足そうな表情が印象的でした。診療所を出てからの2人の運命、生死は読者に委ねられている感じですが、私は典彦は、生きている限り育郎と生きる幸せ以上に、どうしようもない虚無感や寂しさ、苦しみから解放されないような気がしてしまい…ハピエン命の自分がこんなこと書くのは信じられないけれど、今はすべてから解き放たれて安らかにいてほしいなんて考えてしまうのです…。そして次に生まれ変わったらまた2人出会ってただただ幸せな人生を添い遂げてほしいのです…。
求めていたサイコパス
ネタバレ
2022年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最終巻まで読みました。理想のサイコパス攻めで、もう巷に溢れる「なんちゃってサイコパスBL」では満足できなくなってしまいました。サイコパスの醍醐味は変態性や猟奇性ではなく、共感性の欠如と徹底的な執着だと思うのですが、典彦は怖いくらいに見事な塩梅。
母の呪縛に囚われ、当主として「立派な男」であろうと願う育郎に「女の快楽」を刷り込み、女を抱けない身体にする(性機能を奪うハリガネムシのメタファーが効いている)。育郎がコンプレックスで苦しむよう仕向けるのに利用したさち子や蘭蔵に育郎が(どんな形であれ)情を向けるようになると、手段を選ばず排除しようとする。育郎の感情が自分に向くように、他人に犯させる。利用するだけ利用した健一も、役に立たないと見限るととんでもないタイミングであっさり○そうとするetc
育郎が自分だけに縋るように色々な人の人生を壊し、人の命を奪っていっただけでなく、その過程で「愛する人」であるはずの育郎が傷つき壊れていくのもおかまいなしという、良心のなさというか、欠落具合がまさにサイコパスでした。それでいて最後にようやく「傷つけたくない」と気付くのも「今更!?」感があっていい。普通じゃないです。

當間家自体の謎もまさしくドロドロと言った感じで、つまりあの三人は異母兄第だったり異父兄弟だったり叔父甥だったり従兄弟だったりする関係なんですね。魔性と獣ばかりの呪われた家だったわけで、最後は育郎自身が男を食い殺す(破滅させる)雌蟷螂になっていたと解釈しています。
見誤ってました、
2023年1月24日
自分の解釈があまりにも情けなくて悔しい。最終巻まで辿り着いていない方はいらっしゃいませんか?どうかどうか最終巻を。これほどまでに妖しく狂おしいお話、そしてそれを表現している素晴らしい画力。最終巻の最終ページ最後の一コマまで、わたし見誤ってました、二人の関係を最後を完全にあまく考えていました、そんなふうに打ちのめされる最終巻でした。
理解共感することは難しくとも、二人を捕らえて逃さない愛の檻はどんなに狂っていてどんなに甘美なのだろうかと羨望してしまう自分もいます。
なんと驚き
2023年7月13日
本編レビューしてなかった!おもしろいですよね!!!仄暗いエロ。執着大好き!カマキリの実物を実は見たことないんですけどおそろしいですね
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どろり
2024年9月26日
どろどろどろどろ、、、こういうの大好きです。
目を迸らせながら一気に読んでしまいました、、
でりこ先生ありがとうございます
いいね
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禍々しいのにちっとも嫌じゃない
2024年8月13日
禍々しいのに、それ故の情念みたいなモノに抗えない作品。読んでる自分まで取り込まれる。蟷螂(蟷螂:カマキリ)の生態は有名ですが、知らなかったら調べてみるとこの漫画の内容がもっと深い意味を持ちます。
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檻から出られない2人
ネタバレ
2023年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に切ない。この家族はどこで間違えてしまったのか?父親がクズすぎるに尽きる。蘭蔵はずっと兄でいようとしていた。彼の健気な姿を見るたびに胸が締め付けられた。彼の中で育郎は赤ん坊の頃のままで、最後の「泣いていない」は結構クるものがありました。
普通の兄弟として育っていたらと想像してしまいます。健一やさち子と幸せに暮らしてほしい…。
育郎は優しい子、死んだ目ばっかりで見ていて辛かった。一度でいいから心から笑って欲しかった…さち子や飯田が本当の意味で幸福にして笑わせて欲しかった。ですが、本当の幸福って何?結局これに至ります。育郎や典彦にとっての幸福ってなんだったのか?心中しようとしているシーンが2人にとって1番穏やかで幸福そうに見えました…。蘭蔵が止めに邪魔が入ったと思いましたが、蘭蔵や飯田に再会しほんの少しですが、一瞬光も見えました。駄目でしたが…(飯田ァ)
典彦は苦手です笑 執着攻めは好きですけど、愛というのはお互いを思いやることです。負の感情ですら自分だけに向けて欲しいとかいう狂った奴でした。性的ぎゃく待ばかりで育郎が可哀想です。ですが…典彦の気持ち分からんでもないです、育郎のあの目や表情が艶っぽくて、虜になりました。可哀想なのがすごく愛おしいと感じますッス、、俺も抱きてぇ〜。
典彦は愛し方を知らなかったんでしょう…生い立ちを聞くと不憫だと感じます。そして、この作品のMVPは間違いなく、さち子。彼女は本当に強くて素敵な女性でした。性慾というものとは対照的に描かれていた存在だと思います。育郎は性の対象としてみていませんでしたが、お互いに敬愛が少しずつ育まれていたんじゃないかと思います。もしifストーリーがあるとしたなら育郎とさち子にはぜひ平凡に穏やかに暮らして欲しいと心から願っております。(読者のエゴです)
あと、飯田くん…彼も性の対象として育郎を見てはいたものの育郎を大切にしたいという気持ちがあり理性を貫いた人、運命が噛み合わなかったのか、入り込む勇気がなかったのか惜しかった人。彼とのifストーリーがあるとするならばぜひ、育郎を奪い取って心の温もりを本当の愛を教えてあげて欲しかった。この2人のエンドめっちゃ見たいし、兄弟和解するエンドも見たい!いろんな分岐みたいからゲーム化してくれ!頼む!!!みんな檻から出られたけど2人だけは狂ったままでしたね、メリバ最高?雑
言葉が出ない…
ネタバレ
2024年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何と言うか…読後色々な感情が混ざって上手く言語化出来ません。
試し読みの時点で自分には合わないかな~と思い、今まで手をつけてきませんでしたが、今では何でもっと早く読まなかったんだという気持ちです。
最初から最後まで胸が締め付けられるような内容でした。ハッピーエンド…ではないと思います。
どんな場所でも檻の中に居るような感覚の育郎が、最終的には自ら典彦の檻の中を選んで戻って行きます。そんな日の当たらない道を選んだ育郎とは対照的に、義兄の蘭蔵はずっと聞こえ続けてきた弟の泣き声から解放され、新しい道を歩み始めます。その2人の対比が何とも苦しく、兄弟仲睦まじく心穏やかに暮らせる未来はなかったのだろうかと考えてしまいます。兄弟の幸せな未来を望んでいた自分にとっては最後の結末にとても切なくなりました。
自分の理解力が足りず、作者様の真意を汲み取れていない部分も多いと思うので、紙でも買って何度も何度も繰り返し読んで理解を深めようと思います。
とにかくこの作品を買って良かったと思っています。
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ドン引き‥でも読むのが止まらない
2023年7月1日
執着偏愛の極み。全く共感はできないしドン引きの繰り返し。でも話の続きが気になって止まらなくなる‥これが沼るってやつでしょうね。そういう魅力のある作品です。全体的に暗めで息苦しいなか、無垢なおにいちゃんに癒されました。読後に爽快感は皆無ですが、バッドエンドというわけではなく、私は面白かったです。試し読みで抵抗なければオススメです。
長編映画を見終わった後のよう…
ネタバレ
2024年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ ついに読んでしまった…。一気に読んでしまった。
BL愛読歴浅い私は手当たり次第試し読みしていた時にこちらも読んでみたのですが、ちょっと辛い描写が多く避けていたのですが、今はもっと早く読むべきコミックだと実感してます。昭和世代には懐かしい横溝正史の金田一耕助シリーズの映画のような田舎の旧家の濃すぎるドロドロな血縁関係、主従関係、最後の子どもたちが怖いもの見たさに2人の隠れ家を覗く場面はもうたまりませんでした。辛い場面さえこの話には必然だったんだと思えるほどです。もし以前の私のように躊躇っている方にこそ読んでいただきたい❗️
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超ドロドロです
ネタバレ
2024年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごい世界だと思う時代もすごく ぴったり合ってる 最後どうなるんだろうと思いましたが これはいわゆる メリバ というやつでしょうか
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苦しいしツライけど、好き!!
ネタバレ
2022年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんか、不憫で不憫で、、、。ハッピーエンドなのかなぁ??んー、本人たちはそれで幸せかも知れないけど、世間的には悲劇の継続な気がする。可哀想な様子、汚れて堕ちていく様子に少なからず欲情してしまう私のような人にはお勧め。地方の名家のドロドロ話。ふーん、、、と思ったあなた!!思ってる3倍はドロドロしてるからぜひ読んでほしい。主人公は父親亡き後、若くして主人となり奮闘する育郎とその使用人の典彦。登場人物みんな狂ってるけど愛おしいです。まぁ、この親、この使用人に育てられたらそうなるしかないわってゆう。。。育郎さんが典彦の前で政治家に組み敷かれるところと、典彦に押さえつけられて健一さんにされちゃうところとか、たまらんです。。。私の欲がひんまがってるのか、、、。いや、典彦にも育郎には敵いません。みーんなどっか狂ってます。
共依存
2023年2月10日
まさにこの2人は、カマキリとハリガネムシのような関係性だった。自分で生きているように見えて、寄生された瞬間からすでに操られている。
執着愛に至っては典彦よりすごい作品を知っているが、サイコパスという点で典彦レベルはなかなかいないのでは。歪んだ愛ゆえか、愛が深すぎるゆえか、愛しい人を自分の好みに仕立て上げ、自分以外との生殖機能を奪い、精神をじわじわ壊していき、生かしながらも内臓から生存に必要な要素を貪り食っていく様は鬼気迫るものがある。育郎はもはや生きた屍のようで、生存する唯一の方法は典彦の存在のみという具合になっていて、まさに宿主と寄生虫そのもの。
読者的には普通なら恐ろしくて腹立たしくなるような人物なのだが、持ち合わせた色気のある見た目や、品や教養のある立ち居振る舞いに艶がありなぜか目が離せないのが典彦の魅力で、育郎含め周囲の人が心を奪われるのがわかる。
育郎がただただ不憫でならない場面も多く、さち子や蘭蔵、飯田が救えたらよかったけれど、もう外野がどうこうできる次元ではなくなっていて、共依存の恐ろしさを感じる。
蘭蔵が、ほんと可愛らしいんですよね・・・父親があんなじゃなければ、蘭蔵と育郎はと思うとやるせない。
全ての人物にとって、メリバな結末だったように思う。
物凄かった
ネタバレ
2023年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ いやぁぁ、、なんと言えばいいのか分からないですね。
とにかく色々狂ってましたね。
私の泣きポイントはいつもお兄ちゃんです。
結末はあのまま典彦に会わずにお兄ちゃんと一緒に穏やかに暮らしていって欲しいとずっと心の中で願っていました。でもそういう訳にはいきませんよね。この終わり方は今までのお話を踏まえてとても腑に落ちる終わり方だったと思います。
典彦の闇が深いです。
ネタバレ
2023年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ かわいがりたいけど、なぶりたい。
相反する欲望。どこまでも堕ちてきてほしい。
追い詰めながらも、逃げ道を用意する。
どこまでも、蹂躙しながら、狂った愛をそそぐ。
そして、そんな典彦に囚われる、囚われたい育郎。
典彦の昏く、よどんだ檻を望む。まさに究極です。
色気も、艶めいていて、もうエロいどころではないです。
ただ、別の男に犯されるシーンもあるので、地雷の場合は読まないほうがいいと思われます。
それにしても、兄の蘭蔵や、嫁のさち子さんは、なんとかして育郎を救いたいと思っているのですが、共依存なので、それもかなわず。
歪んだ愛が好きなら、読んで損はないかと思います。

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気分が悪くなるぐらい歪んでいます
ネタバレ
2021年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時代と生育環境を考えれば致し方ない部分もあるのでしょうが、登場人物がほぼ全員歪みに歪んでます。読んでてしんどい。
1番歪んでいるのは育郎かと思いきや、使用人の典彦の闇の深さがすごい。あの闇は生来のものなのか典彦にもそれだけ歪む何かが過去にあったのか。気になります。
そして4巻では育郎を取り巻く環境を掻き回していた典彦の生死、育郎に密かに想いを寄せていた大学の同級生の飯田の登場、さち子さんのおかげもあってか少し情緒と認知能力が改善したようにも見える雷蔵、酷い言葉を浴びせられ離縁を言い渡されたさち子さんの今後の動向、気になることだらけです。
歪みに触れるしんどさはありますが、世界観がしっかりしているのでつい引き込まれて読んでしまいます。続刊が待ち遠しいです。
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作家名: 彩景でりこ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 祥伝社
雑誌: onBLUE / onBLUE comics