帳と針【電子単行本】
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帳と針【電子単行本】

DAO通信

これも男性だなと思いました。

ネタバレ
2025年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 男性らしさを感じたお話でした(モブの男性達も含めて)読みながら感じた高橋くんと石神先輩のやり取りからは、これが本来の男性の優しさ、思いやりなんじゃ?と。久しぶりに女性が思い描く男性じゃない男性を見た様な作品でした。

何ていうのか、男性から物のように見られたら見れる男性の素というか(先輩の奥様のように)。男性は親や友人など何か守るものを得たら女性が思う男性なのかなと思いますが、この物語はそれまでのお話の様に感じました。なので2人の再会は石神先輩の方からというのも良かったです(彼の性癖や執着の強さを感じました。)
先輩がいなくなるまでの先輩とのやり取りを思い出し、日常の中でそれを重ねて生きている高橋くんと。探偵を雇ってでも高橋くんのその後の人生をずっと調べていた石神先輩は、何を想ってその報告書を読んでいたのかなと思うと、間接キス的な、それ以上の濃厚なプレイを2人の関係性から感じて。2人の再会までの時間がある意味情事描写の様で耽美だなと。

最後は相手の為の幸せじゃなく、自分の為の幸せが相手も満たす…みたいな2人が見れて良かったです。優しい、スパダリ、自分が思い描く理想の相手だから満たされる、そんな打算的じゃない関係性の2人が良かったです。最終話を読みながら、同じ屋根の下でどんな時間を2人は過ごしているのかなと…。そんな描き下ろしもあったらなと思いました。(シーモア特典はイラスト)

分冊(「キリエのために」)の方もまとまるのを楽しみに✨
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