群青色の夜を蹴って
」のレビュー

群青色の夜を蹴って

幸田みう

甘ずっぺぇ…。

2025年11月25日
朝いちでビタミン摂取的なBLでした。
感謝。

不動の青春恋物語のような作品。
揺れ動く恋心、自分ではどうしようもない家庭環境、何もかもが自分の思い通りにならないティーンの心のはけ口は、反抗することと大好きな人と一緒にいること。
そして逃げること。
その先に何が待っているかなんて巻き込まれてから気づくものなんだよね。
そうやって一つ一つにケリを付けて大人になっていくのだ。

先生の穏やかで優しい語り口調にはティーンの危なっかしさと甘酸っぱさを淡雪みたいにふわっと届けてくれる魅力がありますよね。

致すまでに至らず。
それがいい感じ。

今日も元気に一日がんばれそう。

**200ページ**
いいねしたユーザ23人
レビューをシェアしよう!