カフネ
」のレビュー

カフネ

阿部暁子

読み返してまたジワリと沁みる

2025年12月4日
本作品はネタバレは無しがよろしいと思います。

デジタルではなく紙で読みました。
冒頭、主人公薫子の刺々しさに無性に嫌な気分になり「これは無理か?」と。
それでもしばらくページをめくっているうちにどんどん展開してゆくストーリーに惹きこまれ、1日で読み終えてしまいました。
波のように押し寄せ上書きされてゆく現実と感情に涙しながら読了。
そして冒頭から答え合わせのように再読。
心に残るセリフが何個もあり、忘れないようにノートに記しました。

何を求めて何を手に入れて何を成すのか。
愛情は満ちるものなのか枷なのか。
生まれて生きている事は、自分と向き合うためなのかもしれません。

とりあえずプリンを作ってみた。
そして、味噌卵は作れなかったけどおにぎりも作った。
もう一人の主人公せつなの心情に寄り添ってみたかった。

さすが本屋大賞だわ。
いいねしたユーザ27人
レビューをシェアしよう!