友だちと、あやまち。
」のレビュー

友だちと、あやまち。

七海リキ

流されるのが正解なこともある

ネタバレ
2026年1月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 友達から恋人へ変化する2人の時間をうまく切り取っていて、いい作品だなぁって思いながら最後まで読みました。

冒頭の一誠のセリフと榛名のモノローグにひきこまれます。
中学生時代のあの「帰りたくない」に閉じ込められた、一誠の見えない涙を感じられる榛名の繊細さがとても素敵です。その感性があるからこその小説家なんだろうな・・一見陽キャに見える榛名のどことなく捉えどころのない雰囲気がすごく好き。

そしてそんな榛名にずっとズブズブな一誠。
大人になってからも窓際の4人で集まって、榛名がまだ1人だとわかる度にホッとしてたんだろうなって想像してしまう。あんなイケメンなスパダリ、男女問わずモテモテだっただろうに榛名だけを一途に好きでいたんだと思うとキュンとします。動悸じゃないです。

お互いにゲイだとわかってからの一誠の行動力が半端なかった。これまでために貯めてたエネルギー放出した感じ。あれをあやまちというなら誤って良かったよ。
長年の一途さの重みはそこいらの身体から始まる関係とは意味が違いますね。一誠よく頑張ったよ〜

この2人にはこれから周りが恥ずかしくなるくらいラブ放出してほしい!一誠のスパダリぶりに骨抜きにされていく榛名見たいな〜と恋人編にも期待しております。
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